2011/02/14 鈴木邦男

「連合赤軍」weekになりました!

①永田洋子さんが亡くなった!

山平重樹『連合赤軍物語・紅炎』
山平重樹『連合赤軍物語・紅炎』

こんな偶然があるんですね。いや、偶然ではなく、何か呼び合うものがあったのかもしれません。
 2月5日(土)の朝、山平重樹氏の渾身の力作、『連合赤軍物語・紅炎』(徳間文庫)が出版され、全国の書店に並びました。連赤事件から39年目にして出た、連赤本の〈決定打〉です。実に多くの人々に取材し、厖大な資料を読み解き、連赤事件の〈全体像〉を初めて、書き切りました。これは画期的なことです。この本の出版そのものが〈事件〉です。

これで再び、連赤事件が語られ、検証されるでしょう。と思っていたら何と、この本が出た2月5日(土)の夜、連合赤軍事件のリーダー・永田洋子さんが亡くなりました。65才でした。新聞に報じられたのは2月7日(月)の朝刊でした。

でも私は、2月5日(土)の深夜に知りました。正確には2月6日(日)になりますが、深夜1時30分に、電話がありました。こんな夜中に誰だろう、と思って携帯に出たら、植垣康博さん(元連合赤軍兵士)でした。

山平重樹氏(左から2人目)を囲んで
山平重樹氏(左から2人目)を囲んで

いきなり、「永田さんが死んだよ!」と言う。ビックリしました。病気とは聞いてましたし、何度か「危篤だ」と言われたこともありました。でも、票院にも入院してないし、病状が安定してたのかと思ってました。

ところが、「3時間前に亡くなった」と植垣さんは言います。拘置所側は、病院に入れるなどの処置を全くしてなかったそうです。酷い話です。植垣さんは、弁護士から聞いたのか。死亡の3時間後には知り、私に教えてくれました。まだ、マスコミも知らず、ネットにも報じられる前でした。

産経新聞は6日(日)は夕刊がないので、7日(月)の朝刊に報じられてました。

〈連合赤軍事件で殺人罪
 永田洋子死刑囚死亡。65歳〉

そして、こう書かれています。

「アエラ」(2/7号)
「アエラ」(2/7号)
〈一連の連合赤軍事件で殺人や死体遺棄罪などに問われ、死刑が確定していた元連合赤軍幹部の永田洋子死刑囚(65)が5日午後10時6分、多臓器不全のため東京拘置所で死亡した。
 同拘置所などによると、永田死刑囚は昭和59年に脳腫瘍と診断され、手術など医療措置がとられていた。最近は脳萎縮や誤嚥(ごえん)性肺炎の治療中で、意識障害もあり、寝たきりだった〉

つまり、危篤状態で、意識もほとんど無かったという。それなのに拘置所に入れたままだ。八王子医療刑務所に移すとか、(こんな場合は)刑の執行を停止して民間の大病院に移すはずだ。

ところが、そんなことは一切、されてない。「あんな凶悪事件の犯人だから」という感情があったのかもしれない。

勿論、あの連赤事件は許されることではない。しかし、革命運動に身を投じ、連合赤軍をつくり、「革命戦士」を目指して、山に立て籠もり、そこで、総括、粛清を繰り返した。そして13人もの仲間を殺した。逮捕された時は27才。27才までで、「全て」のことをやり尽くしたのか。燃え尽きたのか。山平氏の本の題名のように、「紅炎(プロミネンス)」の一生だったのか。

②残酷な刑罰だ

園子温監督「冷たい熱帯魚」
園子温監督「冷たい熱帯魚」

いや、27才で終わったわけではない。革命闘争は終わったが、それから40年間、長い長い、獄中闘争があった。40年間も拘留されていたのか。凄まじい人生だ。40年間も、閉じ込められ、自己と向き合い、自分を「総括」し続けていたのか。

長い裁判が続き、永田さんは死刑が確定。確定してからも20年になる。2月7日付の産経新聞では、佐々淳行が「刑事政策おかしい」とコメントしていた。佐々は、警察官として、あさま山荘事件を現場指導した人間だ。その後、内閣安全保障室長も務めた。コメントの中味はこうだ。

〈判決が確定して20年近くたつのに刑が執行されない日本の刑事政策はおかしい。凶悪犯ほど早く執行すべきなのに、イデオロギー的な犯罪には手がつけられず、永田洋子死刑囚は手術も受け、税金で生きるようにさせてきた。事件で殉職した警察官のことは全く考えられていない〉

凶悪犯は早く死刑を執行すべきだ、と言う。手術を受けさせ、20年間も生きさせるのは税金の無駄遣いだという。

でも、永田さんは、革命闘争を闘い、極限状態を生きた人間だ。あの時代の〈生き証人〉だ。もっともっと語ってほしかった。あの事件は、日本国民にとって、いわば、「負の財産」だ。もっと公開してほしかった。「さっさと殺してしまえ」では済まない問題だと思う。

西宮ゼミ(2/27)
西宮ゼミ(2/27)

この2日後、2月9日(水)の産経新聞には、江田五月法相の談話が載っていた。佐々淳行の発言とは全く反対だった。

「一人の命。冥福祈る」と見出しで、以下のように言っている。

〈江田五月法相は8日の記者会見で、死亡した永田洋子死刑囚について、「死刑囚であれ一人の命。冥福を祈りたい」とした上で、「病気で亡くなる前になぜ早期に死刑執行しなかったのかとの声があるかもしれないが、そこまで世の中殺伐としてはいないのではないか」と語った〉

殺伐としていく世の中で、これはホッとするコメントだ。江田さんはいわば、政界の〈良心〉だね。私はそう思いますね。

③適度の「距離感」が成功させた!

Paix2の本『SAYいっぱいをありがとう』
Paix2の本『SAYいっぱいをありがとう』

さて、では山平重樹氏の本だ。本の帯には、「事件は最高の書き手を得た」という私の言葉が書かれている。実は、頼まれて、この本の「解説」を書いたのだ。「えっ、俺でいいのかよ」と思ったが、覚悟を決めて書いた。それは読んでもらいたいが、山平氏が「アサヒ芸能」に連載してた時から、「やられた!」と思っていた。私も、いつか連赤事件を書きたいと思っていたからだ。連赤関係の人には多く会ってるし、対談もしている。又、植垣康博さんの『兵士たちの連合赤軍』(彩流社)には、「解説」も書いている。

だから、連赤には、ずっと関心があった。三島由紀夫の死後2年後に起こった事件だ。三島が生きていたら、衝撃を受け、小説にしただろう。私だって、書いてみたいと思った。永田、坂口、植垣…さんと、当事者は何人も本を書いている。しかし、「反省」と「後悔」ばかりだ。植垣さんの本は、赤軍派事件はやたら明るくて、楽しい。しかし、連合赤軍になって山に登ってからは「暗い」。明るさなどは全くない。陰惨な事件の連続だ。

椎根和さんと対談
椎根和さんと対談

それに、当事者では書けないこともある。他人への遠慮もある。その人の運動の中の位置で、見てないこと、書けないことも多い。その点、山平重樹氏は、そんな遠慮はない。なんせ、山平氏は、元、日本学生同盟で運動をやっていた。つまり、元右翼学生だったのだ。

その元右翼学生が、連合赤軍を書く。「何でだ?」と思った人もいただろう。しかし、これが成功した。左翼だと、どっぷり、その中に入ってる人か、あるいは、反対の立場で党派闘争をした人しかいない。又、あの時代を全く知らずに、ただ批判するだけでも、連合赤軍は書けない。

その点、山平氏は、反対の運動をやっていたが、あの時代の空気は分かる。又、左翼と対立しながらも、運動をやる人間へのシンパシーはある。だから、その適度の「距離感」がよかった。私は、そう思う。

④「革命に捧げた青春」を見事に活写

山平重樹『果てなき夢』
山平重樹『果てなき夢』

それに、「解説」は私だ。「書いたのも、解説も右翼かよ!」と驚いた人もいた。いいじゃないか。その方が、かえって距離感をもって、客観的に書けたのだし。

又、山平氏は、野村秋介さんのことを書いている。『ドキュメント・野村秋介』(二十一世紀書院)だ。それに、『見果てぬ夢・ドキュメント新右翼』も書いている。右翼の運動を書いているから、どうしても(右翼と闘った)左翼の運動には触れる。多くの人にも取材した。そして、そのネットワークを持って、今回、「連合赤軍」に立ち向かったのだ。

もちろん、全く新しく取材した人も多い。厖大な資料にも当たっている。『アサヒ芸能』の時も少し読んでいたが、徳間文庫でまとまった本を読むと、その凄さに驚いた。実にリアルだ。あっ、連合赤軍事件って、こんなことだったのか。と全体像が分かった。又、連合赤軍が暴走していく過程が、実に正確に、説得力をもって描かれている。多分、これは、山平氏が、アウトローの生き様、闘い、殺し合いを多く書いてきたからだろう。

本の裏のカバーには、こう書かれている。

対談後に椎根さんと
対談後に椎根さんと
〈「革命」という言葉が日本で現実感があった1960年代後半。全国各地で革命運動に燃えた多くの若者たちがいた。やがてキューバ革命にシンパシーを感じていた「赤軍派」と毛沢東に強く影響を受けた「革命左派」が接近、「連合赤軍」

まさに、「渾身の巨篇」だ。山平氏が今まで書いたものの中で、最高だと、私は思った。単に、あの事件を〈犯罪〉として切り捨てる人も多い。「これがあったので左翼の運動は全て死滅した」と悔しがる人々もいる。しかし、あそこまで突き詰めて革命を考え、革命戦士になろうとした人々はいない。

〈「革命」に捧げた青春!
「あさま山荘」にいたる道のりには、若者たちの壮大な夢があった〉

と本の帯には書かれている。〈革命に捧げた青春〉という立場から、書いている。これがいい。成功している。今までの〈連合赤軍〉ものの中で、一番いい出来だと思う。

(左より)宇賀神さん、鈴木邦男、深笛さん、赤木さん
(左より)宇賀神さん、鈴木邦男、深笛さん、赤木さん

今、これを書いてる時に、ちくま書店から、山平氏のもう1冊の新しい本が送られてきた。『実録ヤクザ映画で学ぶ抗争史』(ちくま文庫)だ。山平氏は随分と書いてるな、と思ったら、「解説」が二十一世紀書院の蜷川正大氏だった。文章もうまいし、ジンと胸を打つ。蜷川さんは野村秋介さんのお弟子さんだ。山平氏の文庫本の「解説」を2人が書いている。これも何かの縁かもしれない。2人共、読んでみて下さい。

そうだ。「先週のHPはよかった」「よく、やったね!」と沢山の人から言われました。「読書対談」だ。でも、私も何もしてません。高木氏が全てやってくれたのです。本当にお世話になりました。分量も多かったし、質的にも素晴らしいものになりました。又、ああした大型企画には挑戦してみたいと思います。

【だいありー】
カナちゃん(中央)、マッド・アマノさん(右)
カナちゃん(中央)、マッド・アマノさん(右)
  1. 2月7日(月)朝から、河合塾コスモに行って、自習室で勉強していた。午後3時から、漢文の授業に出る。テキストは『孔子家語』。勉強になりました。夜、柔道。
  2. 2月8日(火)昼、打ち合わせ。4時、日本出版クラブ。「週刊読書人」で、椎根和さんと対談。椎根さんは『平凡パンチの三島由紀夫』(新潮社)の著者。「平凡パンチ」の三島担当編集者だった。貴重な話を随分と聞いた。又、「三島さんからもらった『楯の会』のレコードだけど、私が持ってるより、鈴木さんが持ってる方がいいでしょう」と言って下さった。ありがとうございました。
     凄いですね。感動しました。この2人の対談ですが、「ぜひ対談を聞かせてほしい」というギャラリーが2人同席した。『遺魂』の編集者・椎野礼仁さん。「週刊金曜日」の白井基夫さん。終わって、「読書人」の編集者を含め、5人で飲みました。
     椎根和(しいね・やまと)さんと、椎野礼仁さんが揃った。「ヤマトとレーニン」だ。「まるで日露戦争ですね」と白井さんは言いました。でも、楽しく、ワイワイとお話をしました。とても貴重な話ばかりで、とても勉強になりました。
娘と
娘と
  1. 2月9日(水)昼まで原稿。午後3時半から5時。文化放送。今日の特集は、「女性の社会進出を考える」。先日、東芝のアメリカ法人子会社に勤める女性が、昇進や給与面で組織的な女性差別が行われているとして、同社を相手どり、何と、1億ドル(日本円で82億円)の損害賠償などを求める訴訟を、ニューヨーク州の連邦地裁に起こした。過去に勤務した8000人を代表しての集団訴訟だ。さて、その影響は。これからどうなるのか。女性の社会進出を真面目に考えました。又、「編集長は見た!」は月刊『ムー』の三上丈晴さん。「天国に昇った少年が天使になって現れた?」「奇怪!鳥や魚が謎の大量死を遂げている!」「宇宙から来た神々の、人類支配計画」など…。面白かったですね。熱く語り合いました。
     終わって、テアトル新宿の6F「リビングBar新宿」に行く。7時から、。マッド・アマノさんが主催して開いた会。「旧アルゼ刑事告訴事件・不起訴を祝う会」。アマノさんの開会宣言。鹿砦社・松岡社長に聞く「対アルゼ抗争史」(聞き手「サイゾー」揖斐憲さん)、など…。大勢の人が集まって、「不起訴」を喜んでました。
     ここに1時間いて、車で高田馬場へ。一水会フォーラムに遅れてゆく。三井環さん(元大阪高検公安部長)が講演。「法務検察の闇を斬る」。テレビで放映されたビデオを上映しながら、自らの不当逮捕と、検察の闇の批判をしました。
     今、全国を回って講演をしている。超多忙なようだ。終わって、居酒屋で打ち上げ。
松岡社長と「サイゾー」編集長
松岡社長と「サイゾー」編集長
  1. 2月10日(木)午前11時、高田馬場の「ミヤマ」で対談。『紙の爆弾』の連載で、『現代用語の基礎知識』の編集長・清水均さんと対談をする。『現代用語の基礎知識』は、1948に創刊。日本が敗戦し、やっと動き始めた時代だ。創刊当時の様子。バブル期の「用語辞典」、三誌併立時代、不況期…と。まさに「戦後の日本」の全てがここにある。「右翼」「左翼」が「用語辞典」から消えて、もう15年だ。そして、今年度、「愛国心の現在」で復活した。私が書いた、その経過なども聞いた。
     終わって、河合塾コスモへ。午後3時。「現代文要約」。午後5時、「基礎教養ゼミ」。今週は私が選んだ本。鈴木伸元の『加害者家族』(幻冬舎新書)。
     7時に、車で弁天町の「つぶつぶカフェ早稲田店」へ。グリーンピース・ジャパンの事務局長が変わった。星川淳さんが5年の任期を終え、今度、佐藤潤一さんが事務局長になった。その就任挨拶パーティに出る。グリーピースらしく、肉はないし、魚もない。野菜だけのパーティだった。おいしかったです。
三井環さんと
三井環さんと
  1. 2月11日(金)お昼、新宿のカタログハウス本社に行く。打ち合わせのあと、午後1時から、第6回「マガ9学校」。6時までの長丁場だった。雪だし、会費は高いし、どうなる事かと思ったが、満員だったし、実にエキサイティングな集会になった。テーマは「平和と軍事のシミュレーション=あなたが決める尖閣問題」。東京外大教授の伊勢崎賢治さん、マエキタミヤコさん、そして私。さらに外大生たちが、いろんなシミュレーションをやり、「もし、こんな事態になったら」というビデオを作り、問題提起する。「架空の状況設定によるワークショップ」。50人が、3つのグループに分かれて、話し合う。そして、「第2の事件発生」「第3の事件発生」と続く。さらに、ネットを中心に草の根で広がる「キャッチコピー」と「世論形成」を体験する。
     驚いた。これは、「未知との遭遇」だ。こんなワークショップがあったのか。そして時々、3人による、講評が入る。実に刺激的だった。5時間がアッという間に過ぎた。終わってから、実行委員のスタッフと共に、近くの中華料理店で打ち上げ。夜遅く帰る。雪がまだ降っていた。
猫。ミヤマ荘(右)の前で
猫。ミヤマ荘(右)の前で
  1. 2月12日(土)昼、打ち合わせ。その後、スポーツ会館で運動する。夜、原稿書き。
  2. 2月13日(日)昼、高尾に行く。木村三浩氏や、八王子一水会の人々と共に、大野健夫氏のお墓参り。大野氏は元生学連(生長の家の学生部)の活動家だった。その後、一水会創設にかかわった。カラッとした性格で、皆に好かれていた。ところが、病で亡くなった。若かったのに何とも残念だ。八王子にお墓を建てたと、息子さんから知らされた。木村氏たちと一緒にお墓参りに行った。
【写真説明】
山平重樹『連合赤軍物語・紅炎』

①山平重樹氏の『連合赤軍物語・紅炎』(徳間文庫)です。とにかく凄い本です。グイグイと引き込まれます。これで初めて、「連合赤軍事件」の背景や全体像が分かりました。ぜひ読んでみて下さい。

山平重樹氏(左から2人目)を囲んで

②左から2人目が山平重樹氏です。野村秋介さんの墓前祭の時です。岐阜の細川嘉彦氏(右)が送ってくれました。

山平重樹『果てなき夢』

③山平重樹氏の『果てなき夢・ドキュメント新右翼』(二十一世紀書院)です。これも力作です。

「アエラ」(2/7号)

④「アエラ」(2月7日号)です。菅沼光弘・須田慎一郎著『日本最後のスパイからの遺言』(扶桑社)の書評をやりました。写真がうまいですね。いかにもスパイらしい人が顔を隠して、本を読んでます。

園子温監督「冷たい熱帯魚」

⑤園子温監督の映画「冷たい熱帯魚」は大ヒット上映中です。これはぜひ見るべきです。

西宮ゼミ(2/27)

⑥2月27日(日)、午後2時より、西宮ゼミです。ゲストはPaix2(ペペ)です。

Paix2の本『SAYいっぱいをありがとう』

⑦Paix2(ペペ)の本、『SAYいっぱいをありがとう』(実業之日本社)です。実にいい本です。感動的な本です。本の帯から…。
「全国の刑務所でコンサートを開く女性デュオ二人が歩いてきた道」
「心に響く歌をあなたに届けたい」

椎根和さんと対談

⑧2月8日(火)4時から、日本出版クラブで椎根和さんと対談しました。椎根さんは、「平凡パンチ」で三島由紀夫の担当編集者だった人です。『平凡パンチの三島由紀夫』(新潮社)などの著書があります。

対談後に椎根さんと

⑨対談が終わって、椎根さんと。椎根さんは私の『遺魂』を持ってます。私は椎根さんからもらった三島由紀夫の「楯の会の歌」と『英霊の声』のレコードを持ってます。

(左より)宇賀神さん、鈴木邦男、深笛さん、赤木さん

⑩鹿砦社・松岡社長の「アルゼ事件」不起訴を祝う会。2月9日(水)7時より、新宿。(左より)宇賀神寿一さん、鈴木、深笛義也さん、赤木智弘さん。

カナちゃん(中央)、マッド・アマノさん(右)

⑪以前、鹿砦社にいた、月刊『プロレス・ファン』編集長だった伊藤雅奈子さん(中央)と。右は、この「不起訴を祝う会」の主催者・マッド・アマノさん。

娘と

⑫娘と。「あっ、鈴木さんと顔がそっくりだ!」「娘に違いない」と椎野さんが言いました。半信半疑でしたが、写真を撮りました。果たしてどうなんでしょうか。

松岡社長と「サイゾー」編集長

⑬鹿砦社代表・松岡利康氏(左)に聞く。「対アルゼ抗争史」。聞き手、「サイゾー」代表・揖斐憲さん(右)。

三井環さんと

⑭三井環さん(元大阪高検公安部長)と。2月9日(水)、一水会フォーラムの講師で来てくれました。

猫。ミヤマ荘(右)の前で

⑮ミヤマ荘(右)の入口で。何と、猫が大胆不敵にも堂々と交尾してました。写メしたら、さすがに恥ずかしいのか、作業を中止し、逃げて行きました。

【お知らせ】
  1. 山平重樹氏は民族派学生運動出身の作家で、右翼、アウトローに関する本を多く出しています。映画化された作品もいくつかあります。今月、2冊、新しい本が出ました。1冊は、『実録ヤクザ映画で学ぶ抗争史』(ちくま文庫)で、何と、二十一世紀書院代表の蜷川正大氏が「解説」を書いてます。
     もう1冊は、このHPで取り上げた『連合赤軍物語・紅炎』(徳間文庫)です。「解説」は私が書きました。なかなか、面白い取り合わせです。
  2. 2月27日(日)午後2時、第4回「鈴木邦男ゼミin西宮」。今回は、「受刑者のアイドル」と呼ばれ、刑務所でPrisonコンサートの活動を最多で繰り広げる女性歌手デュオ「Paix2(ペペ)」が登場します。ManamiさんとMegumiさんです。1時間のライブのあと、鈴木とトークです。
     場所は、西宮駅前のカフェィンティ・ライミ(喫茶店)です。お問い合わせ、お申し込みは、岩井正和まで。080(5702)8405です。
  3. 3月14日(月)午後7時、サンルートホテル高田馬場一水会フォーラム。孫崎亨先生(元外務省国際情報局長)が講師で、今後の日米関係について語ってくれます。