2011/06/20 鈴木邦男

「Tokyo裁判」の被告になったっけ!

①東京駅でバッタリ会いました

デーブ・スペクターさんと(6/4)
デーブ・スペクターさんと(6/4)

いかにも怪しい。「怪しい人を見かけたら、すぐに110番を」という貼り紙を思い出した。携帯を取りだしてかけようとした。でも、こんな事で密告し、あとで復讐されるのも怖い。「お前の方が怪しい」と警察に捕まるかもしれない。だから密告も民間逮捕も諦めた。よし、自分で確かめてやる。

6月4日(土)、午前11時。東京駅新幹線ホームでの出来事だ。午後2時半から名古屋で「裁判員裁判と死刑制度」の集会があり、それに出ようとした。村上満宏弁護士の話も聞きたいし。

村上弁護士は、「木曽川・長良川連続リンチ殺人事件」「光市母子殺人事件」「名張ブドウ酒殺人事件」などの大きな事件の弁護をしている。東海テレビで作ったドキュメントにも出ている。闘う、人権派弁護士だ。話をじっくり聞いてみたい。いろいろ質問してみたい。そう思って新幹線に乗ろうとした。その時だった。

いかにも怪しい男が歩いている。派手な背広を着ている。いやでも目立つ。きっと高いんだろう。AOKIやLIFEとは違う。靴も派手だ。

「週刊文春」で対談した
「週刊文春」で対談した

そして、さらに変なのは、大きな黒い野球帽を被っている。それも、帽子のツバを口のところまでグイと落としている。完全に顔を隠している。6億円強奪事件の犯人か。新左翼の逃亡犯か。オウムか。赤報隊か。グリ森事件の犯人か。

顔を隠している。怪しい男だ。近づいて、下から見ようとしたら、顔を逸らす。ますます怪しい。あるいは芸能人か。

何度か接近を試みるが、うまくゆかない。後ろに回ったら、野球帽の下から金髪がのぞいている。アッと思った。きっと彼だろう。近寄って、いきなり帽子のツバに手をかけた。グイと引き上げた!

「何をするんですか!」と金髪男は叫んだ。そして。「あっ、鈴木さん!10年ぶりですね」

ヘエー、凄いね。襲われた瞬間に、相手が分かり、「10年ぶり」と口に出す。頭がいいんですよ。デーブ・スペクターさんは。

しかし、「10年ぶり」と言ってたな。どこで会ったんだろう。仕事かな。何かのパーティかな。分からん。おかしい。やっぱり、怪しい男だ。

僕が一番印象に残ってるのは、10年よりももうちょっと前だ。デーブさんと対談した。それが一番、印象に残っている。「あの対談は凄かったですね」と東京駅で言った。「週刊文春」で「デーブ・スペクターのTokyo裁判」という連載を持っていた。面白かったし、過激だった。

本人も言う。「そうです。あの対談は一番凄かった。あれを超えるものは出ませんね」。他の人が言うと嫌味に聞こえるが、デーブさんならいいや。本当にそうなんだ。

『右であれ左であれ』(エスエル出版会)
『右であれ左であれ』(エスエル出版会)

僕が出たのは、『週刊文春』(1991年8月8日号)だ。今から20年前か。その時、もう120回だった。私の前には、赤尾敏さん、野村秋介さん、塩見孝也さんも出ていた。皆、面白かった。

デーブさんは、ギャグと毒舌には定評がある。出る方も、よほどの覚悟がないと出れない。東京裁判の被告になるんだ。今は、タレントによる「お友達対談」ばっかりだ。連載も人間もどんどん劣化している。退歩している。

だって、「これだけは嫌だ」と恐れをなして断った人が百人以上いた。「誰ですか?」と聞いたら、教えてくれた。本当の「東京裁判」の被告だった人もいる。デーブさんの裁判の方が怖いのか。

②超過激な連載対談でしたな

6月1日のデモで
6月1日のデモで

塩見孝也さんの回は今でも覚えている。塩見さんは、元赤軍派議長で、20年も獄中にいた人だ。出てきたばかりの時、いきなり対談だ。まだリハビリも出来てないし、デーブ相手に討論なんか無理だ。そう言って忠告する側近もいなかったんだろうか。

いや、「日本のレーニン」だ。どんな奴も論破できると思ってたのだろう。

でも、「リング」が違う。今までボクシングをやって、チャンピオンになった。それが、「何でもあり」のリングに上がる。勝てると思ったら、全く通用しない。ボコボコにやられた。そんな感じだった。ガラパゴス型の「革命家」が、デーブの毒舌とギャグに翻弄され、遊ばれていた。完全にオモチャにされていた。

塩見さんは、1970年の「よど号」ハイジャックの最高責任者だと思われた(その直前に捕まったが)。

小熊英二さんと
小熊英二さんと

それで、デーブは、「よど号」の話を聞く。何で北朝鮮に行ったのかと。あんな面白くもない国に何で憧れたのか、と。塩見さんは言う。「いや、本当はキューバに行きたかったんだ」と。給油や、いろんな事情で、北朝鮮に行った。それを聞いて、デーブさんは言う。

「ほう、キューバ(急場)しのぎで、北朝鮮ですか」。

それ以来、「キューバしのぎのよど号」という言葉が日本中で流行(はや)った。子供たちだって手鞠歌にして歌った(そこまではないか)。

さて、私だな。何の話をしてたんだっけ。何の罪で「東京裁判」されたんだろう。幸い、私の対談集に入っている。読んでみた。面白い。私だって、塩見さん同様に、オモチャにされている。でも、今読んでも笑ってしまう。

その対談集だが、『右であれ左であれ』(エスエル出版会)だ。1600円。1999年9月に出ている。本の帯には、こう書かれている。

鶴見済さん、池田香代子さんと
鶴見済さん、池田香代子さんと
〈時代を“挑発”する!!
右翼・左翼、保守・革新、硬派・軟派の呪縛を越えて、新たな思想像を模索する。闘う対談集〉

対談した相手がいい。週刊誌、月刊誌、新聞などで対談した人達だ。よく、これだけの人達と対談したもんだと思う。それに、私も必死で闘っている。

目次を見て驚いた。こんな凄い人々と、こんな凄い対談をしてたのか。勿体ないから、目次だけでも紹介しよう。エスエル出版会(鹿砦社)には、まだ在庫はあるし、アマゾンでも買える。買ってみて、つまらなかったと思ったら、私がお金を返してあげる。倍返しでもいい。それだけ、凄い対談だ。

私はとても対等に話は出来なかったが。相手は思想界・言論界のリーダーばかりだし、感動し、感心しながら、私は聞いていた。

③『右であれ左であれ』も凄かったよ

絓(すが)秀実さんと
絓(すが)秀実さんと

では目次だ。紹介したい。

第1章
国際化のなかで愛国心を考えたい(桂文珍)
第2章
全共闘vs民族派、20年目の大討論(小阪修平・富岡幸一郎)
第3章
1970年11月25日、あの日がわれわれの分岐点だった。(猪瀬直樹)
第4章
“処刑”したクレッソン人形は東急ハンズで1万円(デーブ・スペクター)
第5章
“一人五票制”の導入で政治は変わる=政治改革は国民の意識の変革から=(岩國哲人)
第6章
美人はかくも遠きもの=それでも僕たちは美人が好きだ=(井上章一)
第7章
垣間見えた戦後日本の暗い系譜=保守政治は「ウラ」を利用し、そしてつけ込まれた(佐木隆三・松本健一)
第8章
日本の不可触部分の全て(大前研一)
第9章
この病理の時代=業界の論理の行く末=(関曠野)
第10章
右翼・左翼同時改造計画(塩見孝也・テリー伊藤)
第11章
「連合赤軍事件」27年ぶりの出獄=戦慄の事件の真相がいま赤裸々に語られた!(植垣康博)
第12章
自由に話せない雰囲気は恐い(松崎明)
(補1)
重信房子はなぜアラブへ=元右翼の父が語る女闘士の素顔(重信末夫)
(補2)
過激派の“教祖”滝田修=潜行のもう一つのナゾ(青木哲)

④「クレッソン斬首事件」のこれが真相だ

女子高生(?)と
女子高生(?)と

もう皆、忘れてると思うけど、20年前、フランスの女性首相クレッソンは日本叩きの発言を次々とやっていた。「日本人はいくら殺してもどんどん出てくるアリだ」とか、「黄色いチビ」だとか…。人種差別的なことまで言っていた。

日本の経済、貿易が好調で、フランスは危機感を持っていた。その裏返しの悲鳴だったんだろう。

ただ、当時は、そこまで寛容に思えない。「この発言は許せない」と一水会の若者たちは、フランス大使館に向け、デモをやり、近くの公園で「クレッソン人形」の首を日本刀で斬った。凄いパフォーマンスだ。それが週刊誌などにデカデカと載った。その事件で私が呼ばれて、「東京裁判」だ。

ところが私は地方にいて、全く知らなかった。私は一水会の代表だったが行動は全て若者に任せてあった。週刊誌を見て、「ヒャー!こんなことをやってるのか」と驚いた。

でも「責任」は私にある。絞首刑でも何でもしてくれ。といった感じだった。

「反原発」犬。ステッカーを背負っていた
「反原発」犬。ステッカーを背負っていた

デーブさんは言う。クレッソンの言ってることは当たっていることもあると。“日本人はアリのごとく働き、小さなアパートに住み、通勤に2時間もかけ、物価は外国より高い”これなんか、その通りじゃないか。

私は「ウーン」と沈黙してました。今なら、「本当に、その通りだね、ありがとう。日本のマズイ点を正すために共闘しましょう」と、そのくらいは言えるのに。デーブさんはこうも言う。

「日本企業に道徳観がないという発言も、まさに野村の証券スキャンダルを見れば、もう一目瞭然でしょう。アメリカとの貿易にしても、どうすれば侵略できるだろうかという感じで非常に攻撃的なことはみな、知ってる。だからよく漬かった漬物みたいなクレッソンさんが言ってるからマズいんだけど、冷静に聞いていると日本は結構ホメられてるんですよ」

ウーン、そうなのか。当時は、そんなに広い心を持てなかった。一水会の若者たちも、東急ハンズで人形を1万円で買ってきて、クレッソンの写真を顔に貼り付けて、「斬首」したんだ。

「報道犬」Tシャツを着た吉岡逸夫さんと(6/6)
「報道犬」Tシャツを着た吉岡逸夫さんと(6/6)

それに、あれだけ言われながら、日本ではまだフランスびいきがあった。そう言ったら、

「ほんとにそうだよね。だから小さい頃からフランスベッドで寝てたりするんでしょう(笑)」

そういえば、フランスベッドで寝て、フランスパンを食べて、フランス映画を見て。政・財界でも世界的な集まりの時の食事はフランス料理のフルコースだし…。

そうだ。このクレッソンさんは、今はどうしているんだろう。生きていたら会ってみたいですね。又、この時、ルペンさんたちの国民戦線は、どう思ったんだろう。それも聞いてみたい。

⑤再び、「Tokyo裁判」を!

「鯨ベーコン」も売っていた
「鯨ベーコン」も売っていた

又、クレッソン首相は日本への暴言の吐き放題だ。でも、その上には大統領がいる。彼はどう思っていたんだろう。注意しなかったのか。「もっとやれ!」と思っていたのか。デーブさんがすかさず、

「もう、見ってらんないんじゃないですか」

ヒャー、うまいね。当時の大統領はミッテランだったんですよ。

他には、私が産経に勤めていた頃の話。クビになった時の話。さらに、右翼のテロや左翼の爆弾闘争の話もしましたね。

〈言論の場〉がないと思っているから、左右の暴力やテロは起きる。マスコミにもどんどん出して、〈場〉を与えたらいい。そしたら暴力もテロもなくなります。と私は持論を展開した。それに対し、デーブさん。

「言わせた方がいいということだよね。でもテロを起こすほど意見を公表する窓口がないというのは、過激派グループの思い込みだと思う。毎週テレビで『爆笑中核派アワー』なんて番組をやればいいのにね」

松島利行さん、桃江メロンさんと(6/3)
松島利行さん、桃江メロンさんと(6/3)

凄いね。これが「結論」だ。『週刊文春』も、よくこんな危ない対談をやったもんだ。

それに、付け加えておくけど、デーブさんは三島由紀夫が好きなんだ。小説を沢山読んでいる。アメリカにいた時、日本から送ってもらった『少年マガジン』で日本語の勉強をした。又、日本人会に出入りして、高校生の時に、「三島由紀夫の思想と行動について」という論文を書いた。あとでその論文は見せてもらった。立派な論文だ。「ひょっとして、三島由紀夫の生まれかわりじゃないか」と思ったという。「金髪の三島」だ。じゃ、今度は、その点について、じっくりと話してみたいですね。

【だいありー】
Wコロンの看板が…
Wコロンの看板が…
  1. 6月13日(月)、昼、取材。夕方、柔道。夜、ロフトプラスワン。「あっ、鈴木先生!」と声をかけられました。「鈴木先生」(TV東京で絶賛放映中)の原作者、武富健治さんに。
     「凄い人気ですね。毎週見てますよ」と私も言いました。今日のロフトは「『鈴木先生』公開課外授業」です。原作者の武富さんの他、大西祥平、宮本大人、山鹿プロデューサーが出てました。「鈴木先生」ファンの鈴木としては、ぜひ行かなくてはと思ったんですよ。武富さんとは以前、阿佐ヶ谷ロフトで一緒にトークしました。原作漫画も全部読んでます。あの時は、確か「よりみちパンセ」の企画でやったんですね。去年かな。その前かな?
  2. 6月14日(火)ずっと徹夜で原稿を書いていた。昼、打ち合わせ。6時から新国立劇場。井上ひさしさん原作の芝居「雨」を見ました。市川亀治郎、永作博美が主演。原作は読んでるし、舞台も見てるはずだが、とても新鮮でした。
     井上さんにはとてもお世話になりました。もっともっと教えてもらいたかったのに残念です。
ホリエモンの送別会(5/23)
ホリエモンの送別会(5/23)
  1. 6月15日(水)3時半、文化放送。今日のテーマは、「震災で真実は伝わったのか?メディア報道の是非を問う!」。月刊「創」の特集を参考にしながら、話し合いました。
     「編集長は見た!」は「SAPIO」の三浦和也編集長。「世界動乱を牛耳る『戦争ビジネス』の黒幕たち」。「ロシア美女をはべらせながら商談は始まった…。潜入!これが『死の商人』たちの武器交渉現場だ」。怖い話だ。
     他には、「汚染水、がれき、廃炉…。脱原発ビジネスにうごめく事故処理請負人たち」。全く知らなかった。こんなビジネスもあったのか。他に、「被害総額36億円の劇場型犯罪!イラク・ディナールほか蔓延する外資詐欺の魔の手」…。
     終わって、急いで高田馬場へ。7時から、『紙の爆弾』「HP」「レコンキスタ」などの合同取材。太田龍『世界革命・革命児ゲバラ』(面影橋出版・2200円)を発行した森洋さんに話を聞く。
     太田さんの死後2年。太田さんの初期の代表作を今、復刻した。その思いを聞く。又、何故鈴木に「解説」を書かせたのか。そして、太田さんの思想の「進化」についても聞いた。
     途中から早見慶子さんも駆け付け、話に加わってくれた。9時から、場所を土風炉に移して、さらに森さん、早見さんを中心に太田さんの話を聞く。
  2. 6月16日(木)『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)が増刷になった。第6刷だ。ありがたい。昼、打ち合わせ。午後3時、河合塾コスモ。「現代文要約」。5時、「基礎教養ゼミ」。今週は牧野先生が選んだ本を読む。河田恵昭の『津波災害』(岩波新書)と吉村昭の古典的名作『三陸海岸大津波』。いい本でした。  終わってすぐ赤坂溜池へ。参議院議員の田城郁さんと政策秘書の菅原秀氏、それに、木村三浩氏(一水会代表)、私で、会う。ミニ勉強会を兼ねた食事会。菅原氏は実は、仙台の東北学院榴ヶ岡校の6年後輩だ。故郷の話や政治の話、愛国心の話などをする。
丸岡修君を送る会
丸岡修君を送る会
  1. 6月17日(金)昼、雑誌の取材。夜、柔道。
  2. 6月18日(土)、図書館。夜6時、帝国ホテル。「柔侠伝」の漫画家・バロン吉元さん、連合赤軍元兵士の植垣康博さん、ロフトプラスワンの加藤梅造さんたちと。7月10日(日)夜、ネイキッドロフトでトークをやるが、その打ち合わせを兼ねて会った。
    (すみません。7月10日は延期になり、9月2日(金)になりました。同じ場所です)。
     植垣さんは大の「柔侠伝」ファンで、自分の店に「バロン」とつけたほどだ。感動の対面でした。楽しくお酒を飲みました。
  3. 6月19日(日)午前中、仕事の打ち合わせ。昼の新幹線で京都へ。東京駅のホームでキョロキョロと見廻したが、デーブさんはいなかった。いつも会うわけじゃないよね。京都駅で岩井、吉本氏に会う。
     そして6時から、京都教育文化センターへ。「丸岡修君を送る会」。大勢の人が集まった。「涙ではなく祭を!オリオンの二人と共に」と書かれていた。でも残念で残念で、悔しくて涙が出た。「判決なき死刑」だと言っていた。酷い話だ。各地から来た同志の追悼挨拶があり、PANTAさんが特別出演していた。
     最終の新幹線で帰ってきた。
【写真説明】
デーブ・スペクターさんと(6/4)

①6月4日(土)の朝でした。東京駅でバッタリとデーブ・スペクターさんと会いました。そばにいた知らない人に頼んで、シャッターを押してもらいました。懐かしかったです。

「週刊文春」で対談した

②20年前、デーブさんと『週刊文春』で対談しました。これが、単行本に収録されています。

『右であれ左であれ』(エスエル出版会)

③その単行本です。『右であれ左であれ』(エスエル出版会)です。

6月1日のデモで

④6月11日(土)、午後2時、新宿からデモは出発。「反原発」のデモです。5時間も歩きました。疲れました。「我らずーっと日大全共闘」の旗を持った人がいました。元日大生でしょう。でも、「顔を出すとマズイ」と横を向いてしまいました。
 右は元慶応の左翼学生の椎野礼仁さん。なお、「日本のレーニン」と言われた塩見孝也さんも、この日、デモに参加してたそうです。余りに人が多くて、見つけられませんでした。

小熊英二さんと

⑤小熊英二さんに会いました。小田実さんが亡くなった時、「追悼デモ」をした。この時以来です。今は、慶応大学の教授なんですね。

鶴見済さん、池田香代子さんと

⑥『完全自殺マニュアル』の鶴見済さんと会いました。右は池田香代子さん。

絓(すが)秀実さんと

⑦絓(すが)秀実さんと久しぶりに会いました。元ジャナ専(日本ジャーナリスト専門学校)の先生でした。今は関西の大学で教えています。

女子高生(?)と

⑧女子高生だと思ったが、どうも違うみたいです。でも、可愛らしくポーズを取ってました。

「反原発」犬。ステッカーを背負っていた

⑨「反原発」のステッカーを付けてました。犬もデモ行進です。「権力の犬」に吠えてました。

「報道犬」Tシャツを着た吉岡逸夫さんと(6/6)

⑩6月6日(月)、阿佐ヶ谷ロフトのトークで、吉岡逸夫さんは愛犬の写真をプリントしたTシャツを着てました。「報道犬」という名前です。可愛いですね。

「鯨ベーコン」も売っていた

⑪何とも悪趣味ですね。6月6日(月)の「ザ・コーブ」の集会では、「鯨ベーコン」が400円で売ってました。ふざけてる。暴れてやろうかと思いましたが、必死に自制しました。

松島利行さん、桃江メロンさんと(6/3)

⑫6月3日(金)、代官山の「山羊に聞く?」で。松島利行さんと桃江メロンさん(作家)と。桃江メロンさんと私は、7月21日(木)に同じ場所でトークします。

Wコロンの看板が…

⑬東中野にパチンコしに行ったら、Wコロンの看板がありました。「がんばろう日本! 震災復興キャンペーン」。私もパチンコして、復興に協力しました。

ホリエモンの送別会(5/23)

⑭5月23日(月)、ロフトプラスワン。ホリエモンのトークライブで。「放送禁止5人男」と言われました。左から、吉田豪さん、上杉隆さん、鈴木、ホリエモン、北野誠さん。

丸岡修君を送る会

⑮6月19日(日)午後6時より、京都教育文化センターで「丸岡修君を送る会」が行われました。

鈴木邦男ゼミin西宮のチラシです

⑯鈴木邦男ゼミin西宮「冤罪と私たちの社会〜甲山事件から37年、今、冤罪を語る〜

【お知らせ】
  1. 6月20日(月)一水会フォーラム。午後7時。ホテルサンルート高田馬場。講師、伴英幸先生(原子力資料情報室共同代表)。演題「原子力発電と新エネルギーを考える」。
  2. 6月24日(金)、夜、ジュンク堂新宿店で雨宮処凛さんのトーク&サイン会があります。『ドキュメント 雨宮革命』(創出版)の発売記念です。そこに私も附録で出ます。創出版から、『続・言論の覚悟』が出ますので…。
  3. 6月28日(火)、大阪市淀川区の「第七芸術劇場」。午後8時40分から、「ベオグラード1999」の上映。その後、10時から40分間、金子遊監督と私のトークがあります。なお、映画「ベオグラード1999」は、6月25日(土)から7月10日(金)まで上映です。
  4. 7月6日(水)午後7時半。阿佐ヶ谷ロフト。「創」プレゼンツで。私の『新・言論の覚悟』出版記念トークです。
  5. 7月10日(日)7時、新宿ネイキッドロフト。大河漫画「柔侠伝」で有名なバロン吉元さん。元連合赤軍兵士の植垣康博さん。そして私で、〈連合赤軍を考える〉バトルトークです。…の予定でしたが、変更になりました。9月2日(金)の7時から、ネイキッドロフトです。すみません。
     「柔侠伝」は親子三代の柔道家の物語で、その中に戦争、砂川闘争、安保闘争などがからみ、政治、暴力、左翼、右翼が出てきます。70年代、左右を超え、 多くの人々の圧倒的支持を得た映画です。植垣さんも、夢中になって読んだといいますし、静岡のスナック「バロン」の名前は、バロン吉元さんにちなんで付け てます。連合赤軍と漫画と革命について語ります。お楽しみに。
鈴木邦男ゼミin西宮のチラシです
鈴木邦男ゼミin西宮のチラシです
  1. 7月17日(日)午後2時、鈴木邦男ゼミin西宮。「甲山事件」の山田悦子さんと話します。
  2. 7月21日(木)午後7時。代官山駅前の「山羊に聞く?」で、桃江メロンさん(作家)と私のトークがあります。見沢知廉氏のこと、民族派運動のこと、三島事件のことなどを話します。
  3. 7月25日(月)「和歌山カレー事件」を考える人々の集い。エル大阪6階大会議室(地下鉄谷町線、京阪天満橋駅下車)。18時20分開場。神田香織さん(講談師)と私の対談。弁護団報告などがあります。神田さんの新作講談「和歌山カレー事件」もあります。参加費800円。
  4. 8月7日(日)昼12時より、阿佐ヶ谷ロフト。「鈴木邦男生誕100年祭」トークイベント(その2)。
  5. 8月26日(金)新宿ネイキッドロフト。午後7時。見沢知廉の映画完成記念トークです。大浦監督、高木尋士氏他です。私も出ます。
  6. 9月2日(金)新宿ネイキッドロフト。午後7時。バロン吉元さん、植垣康博さん、私のトークです。「柔侠伝と戦後日本の歴史」です。
  7. 9月9日(金)〜11日(日)。劇団再生による、見沢知廉七回忌追悼公演があります。「天皇ごっこ『蒼白の馬上』」です。小田急線千歳船橋駅前の「APOCシアター」です。11日(日)の14時からは特別トークがあります。大浦信行(映画監督)、山平重樹(作家)、高木尋士(劇団再生代表)、鈴木邦男による、「作品としての見沢知廉」です。