2011/06/27 鈴木邦男

『新・言論の覚悟』が6月28日発売です!

①雨宮さんと熱く語りました

『新・言論の覚悟』6/28発売です
『新・言論の覚悟』6/28発売です

暑い日だった。頭の中もヒートアップした。ジュンク堂も暑かった。熱い討論が行われた。雨宮処凛さんと。

そしてこの日、私の本が出た。さらに、「週刊金曜日」に私の原稿が載った。

又、この討論中、「よど号の柴田さんが亡くなりましたよ」とiPhoneを見せてくれた人がいた。58才じゃないか。若すぎるよ。6月24日(金)は、そんな日だった。

そうだ。この日の昼は、神田で本の打ち合わせをしていた。難航している。又、ジュンク堂には他の出版社の人が来ていて、「ちゃんと仕事やらなきゃダメですよ」と叱咤された。必死にやってます。

「私も月に30冊は本を読んでます」と雨宮さんが言っていた。驚きましたね。全国を駆け回り、講演に原稿に、寝る間もない忙しさなのに。どうやって時間を作ってるんだろう。

じゃ、2人で読書術の本を作ろう。雨宮人気で本は爆発的に売れるだろう。依存症だな。「ぶら下がる」生き方だな。それと、「ストーカー活用法」を言ってたな。

雨宮さんとジュンク堂でトークした(6/25)
雨宮さんとジュンク堂でトークした(6/25)

雨宮さんにはストーカーは沢山いるけど、デモや集会の時に、仕事を与えて、手伝ってもらってる、という。そんなこと出来るのかな。

この日は、2人の出版記念トークだった。本当は雨宮さん単独の出版記念だったが、私の本も出たので、急遽、加えてもらったのだ。2冊とも創出版だし、『ドキュメント雨宮☆革命』(1500円)だ。

雨宮さんの本は、5月13日に発売され、書評でも随分と取り上げられている。革命的、爆発的に売れている。私の本は、この日、見本が出来上がったばかりだ。トークのために大急ぎで間に合わせたそうだ。6月28日(火)に全国発売だそうだ。現在の私の考えていること、行動してること。その〈全て〉が入っている

〈右翼というより、アナーキスト。鈴木邦男は、いま最も過激で面白い人物だ!〉
『ドキュメント雨宮☆革命』
『ドキュメント雨宮☆革命』

という田原総一朗さんの言葉が本の帯には書かれている。ありがたいです。私なんて、時代に流され、ただ、ボーッとして生きてるだけなのに、こんな言葉を頂いて、恐縮しています。

それに表紙は、私の写真だ。恥ずかしいですよ。私ごときが。

後ろには、私の「戦闘シーン」が載っている。あっ、こんなことがあったな、と思い出す。いろんなとこで闘っている。叫んでいる。殴られている。そんな闘いの日々の記録だ。帯には、私の文章が。

〈今は駅前でも大学でも政治的ビラをあまり見かけない。郵便受けにビラを入れただけで逮捕される時代だ。右翼も左翼も含め「危ない連中」の表現や言論は一切排除した「清潔な日本」なのかもしれない。でも、こっちの方が本当のファシズムじゃないか〉

「本文より」と出ている。私も過激なことを言ってる。挑発している。この本は、私の「集大成」ですね。

②編集がうまいですね。ハッとします

「丸岡修君を送る会」で(6/19)
「丸岡修君を送る会」で(6/19)

この本は、写真もふんだんに入っているし、章分けもうまい。編集をやってくれた「椎野企画」のレーニンさんと高橋さんがうまいのだ。基本的には月刊「創」の私の連載をまとめたものだ。

しかし、古いものから時系列でまとめたのではない。テーマ毎に大胆に分け、編集し直している。又、ロフトでやった過激なトークを再現してるし、巻末には、田原総一朗さんが特別出演してくれて、対談が入っている。〈「天皇伝説」をめぐる右翼との激闘〉も入っている。

凄い。編集をした人は本当に大変だったと思う。ありがとうございました。

大きく分けて4章だ。それだけを紹介しよう。

新・言論の覚悟

  1. 言論の覚悟
  2. 赤軍・よど号・北朝鮮
  3. 映画から読み解く日本
  4. 愛国心・憲法・人権を考える
PANTAさん
PANTAさん

そして、「番外編」の激論や対談が各章に入っている。巻末の田原さんとの対談は、

〈無難を求めるマスコミは本当につまらなくなった〉

田原さんも、いいのかな。こんなことまで言って。と私は心配しました。それだけ、腹を括った発言でした。

椎野企画のお二人にお世話になるのは、これで3回目だ。川本三郎さんとの対談本。『遺魂』、そして今回だ。どれも、「編集がうまいね」と言われている。

私の喋ったこと、書いたことは拙いが、編集のうまさで、読ませるものになっている。プロの編集者をも唸らせる腕だ。自分はこういうふうに覚悟をし、こんな闘いをし、思想もこう進化してきたのか。と、自分でも初めて気がついた。これは新しい「自分発見」だった。こんな体験をしたことは初めてだ。

たとえば、第1章では、「右翼の原罪」から始まり、街宣や、活動、告発、表現と暴力などについて考えている。

挨拶する足立正生さん
挨拶する足立正生さん

第2章は、「よど号」への関心。田中義三さんの死。初めての北朝鮮。そして今年3月、やっと、「よど号」グループに会った。私の中の、「よど号」物語になっている。これで完結ではない。これからも続く。

第3章は、「映画」にこんなに関わってきたのかと気づいた。「太陽」「あんにょん、サヨナラ」「Tokko(特攻)」、「ザ・コーブ」。そして連合赤軍の映画などだ。

表現は全て自由にしたらいい。その上で、それを素材として討論したらいい。

ところが、「こんなものは見せるな!」と言って上映阻止をする。それじゃ、「考える材料」もなくなる。それはマズイだろう。

それに、阻止運動をやられた映画は、皆、凄い問題提起を秘めている。それから逃げてはダメだろうと思う。

③まだ成長期です。進行形です

植垣康博さんと息子さん
植垣康博さんと息子さん

第4章は、さらに進化する私の「現在進行形」だ。40年の活動家生活の中から、悩み、つまずき、そして考えたものだ。ここの部分だけを紹介してみよう。

4.愛国心・憲法・人権を考える

第28回
テロルの考現学
第29回
愛する資格
第30回
改憲無罪
第31回
アムネスティで死刑を語った
第32回
愛国心なんかいらない
第33回
自由のない「自主憲法」よりは
第34回
ニューヨーク・憲法大討論会
第35回
「百人の真犯人を逃しても…」
第36回
憂国者による「反戦平和」
第37回
恨み・憎しみ・そして赦し
植垣さん(中央)、バロン吉元さん(右)(6/18)
植垣さん(中央)、バロン吉元さん(右)(6/18)

ニューヨークでは、ベアラさんたちと討論してきたな。去年の夏の、木村三浩氏が主催した「愛国者インターナショナル」のことも書いている。アムネスティやグリーンピースの話もある。私も、まだまだ発展途上だ。勉強中だ。いいことだ、と思った。

6月24日(金)のジュンク堂では、そこまでの話は出来なかった。私は、雨宮さんの本は全て読んでるし、デビュー作には「解説」を書いている。

今回の本も、付箋をはさんで、読んだ。「よし、このことを話そう」と思っていた。ところが、雨宮さんに見つかってしまった。

「あっ!付箋に文字が書いてある。ナニこれ!『1万円』とか。『AV』とか書いてるよ!」と言っていた。ヤバイな。話をしようと思ってたことをバラされてしもうた。

だから説明しましたよ。雨宮さんはプレカリアートの運動をしている。貧しい人が沢山集まってくる。時には、〈神〉にすがるように電話をしてくる人がいる。ネットカフェにいて、金がなくて、出れないとか…。

文化放送で。「週刊金曜日」平井編集長を囲んで(6/22)
文化放送で。「週刊金曜日」平井編集長を囲んで(6/22)

そんな時、駆け付けて助け出し、1万円を貸してあげた、という。偉いね。そこまでやるのか。だから、そこに付箋をはさんでいた。そんなことがよくあるのだろうか。聞こうと思った。

それに、仕事はどんな事でも断らなかった。でも、断ったのが2つあるらしい。

〈さて、先に、デビュー当時は「仕事は断らない」ことを優先させてきたと書いたが、そんな私でも断った仕事というのがいくつかある。特に記憶に残っているのは「戦時下のイラク・バグダッドでのAV撮影」だ。えーっと、突っ込みどころがありすぎて、どこからどう突っ込んでいいのかわからない…〉

これは面白い。何故、断ったんだよ。今からでも遅くない。ぜひ、やってほしい。日本の男たちは皆、買いますよ。私も買いますよ。

〈もうひとつ記憶に残っているのは「女優として自主映画への出演。役は、北朝鮮の工作員が足しげく通うスナックのママ」…。これも断ったんだけど。ちょっとやってみれば良かったかなと思っている〉

④「よど号」の柴田さんも、亡くなった

漫画「鈴木先生」の原作者・武富健治さんと(6/13)
漫画「鈴木先生」の原作者・武富健治さんと(6/13)

これも、ぜひやってほしいよ。このスナックのママさんは、「よど号」メンバーと結婚した人だ。八尾めぐみさんだ。日本に帰ってきて、ヨーロッパで有本さんたちを拉致したと認め、謝罪し、本を出した。その夫だった「よど号」メンバーは、実は、この日、亡くなったと発表された柴田泰弘さん(58)なのだ。

今、産経新聞6月25日(土)付を見ているが、出ていた。

〈よど号事件最年少 柴田もと受刑者死亡〉

と、1970年の「よど号」ハイジャックに加わって、9人の赤軍派の中では、最も若く、16才だった。「えっ、お前、高校生だったのか?」と、当日、他のメンバーも驚いていたそうだ。

国内潜伏中の63年に逮捕、服役後の平成6年に出所していた。

アレフ広報部長の荒木浩さんと(5/28)
アレフ広報部長の荒木浩さんと(5/28)
〈妻だった女性は、英国留学中に北朝鮮に連れ去られた神戸市出身の有本恵子さん拉致への関与を認める証言をしている〉

そして、この「元妻」を主人公にした映画も出来る。それを雨宮さんが演る、という話だったんだね。ぜひ今からでもやってほしい。ついでに、イラクでのAV撮影も入れて…。私も協力しますよ。

しかし、今年は随分と活動家たちが亡くなっている。「人権110番」の千代丸健二さん。連合赤軍の永田洋子さん。ブントの荒岱介さん。日本赤軍の丸岡修さん。そして「よど号」の柴田泰弘さんだ。多すぎるよ。

それと、この日、『週刊金曜日』(6月24日号)が発売になった。「原発いらない。東電解体」の特集号だ。私も原稿を書いている。1か月かけて書いた。

太田竜さんの本を復刊した森洋さんと(6/15)
太田竜さんの本を復刊した森洋さんと(6/15)
〈“東電丸抱え”と報じられた訪中団。「中国ツアー」に見るマスコミと金〉

だ。この「中国ツアー」に参加した元木昌彦さん(元「週刊現代」編集長)、平野裕さん(元毎日新聞社専務)、そして、ツアー責任者の石原萠記さん(元『自由』発行人)に、約10時間にわって話を聞き、まとめた原稿だ。赤岩記者にはとてもお世話になりました。ありがとうございました。

【だいありー】
青砥幹夫さん(中央)、金廣志さん(右)と(6/11)
青砥幹夫さん(中央)、金廣志さん(右)と(6/11)
  1. 6月20日(月)午前中、原稿。取材。7時、一水会フォーラム。サンルート高田馬場。
     講師、伴英幸先生(原子力資料情報室共同代表)。「原子力発電と新エネルギーを考える」。とてもいいお話でした。私は初対面だと思って名刺を出したら、「去年の5月に会ってます」。青山のウィメンズ・プラザで行われた「第二言論サミット」で一緒に話してたんですね。
  2. 6月21日(火)原稿が遅れてる。夕方、打ち合わせ。
  3. 6月22日(水)3時半から文化放送。今日のテーマは。「学校行事での君が代斉唱。教師は絶対歌うべきか?」。歌いたくない人も無理に起立させ、歌わせる。そんなのはおかしい。嫌々歌われるのなら、「君が代」がかわいそうだ。そんな話をした。
     「編集長は見た!」は、『週刊金曜日』の編集長・平井康嗣さん。
     初登場です。一緒に来た赤岩友香さんも出てもらいました。明後日発売の『週刊金曜日』について話をする。「原発いらない。東電解体」の特集だ。その中で、私も原稿を書いていた。〈「訪中ツアー」に見るマスコミ人と金〉だ。それにしても偶然だ。この日に重なるとは。
     今週の記事は。「総量計も放射線管理手帖もなく。騙されて、福島第一原発で働かされた」。
    「沖縄。普天間移設先・安波(あは)案は絵にかいた餅だ」「東電丸抱えと報じられた『中国ツアー』に見るマスコミ人と金」。編集長と赤岩記者に、お話してもらいました。その後、Wコロンと謎かけ。
     終わって、Ustream用の「お勉強講座」では、「世界の革命」をやりました。そして、私の「三島由紀夫講座」では、『サド公爵夫人』を取り上げました。
伴英幸さん(中央)、木村三浩氏(6/20)
伴英幸さん(中央)、木村三浩氏(6/20)
  1. 6月23日(木)午前中、取材。午後3時、河合塾コスモ。「現代文要約」。午後5時、「基礎教養ゼミ」。今週は私が選んだ本を皆と読む。鳥羽耕史『1950年代=「記録」の時代』(河出ブックス)を読む。生活綴方、サークル詩、ルポルタージュ絵画…。「記録」を生み出す、「闘争」の現場に迫りながら描く、新たな50年代像。知らないことが多く、勉強になりました。
     そのあと、ニューオータニへ。「恵観塾」に出る。
  2. 6月24日(金)午前中、原稿。午後1時、神田で、出版社の人と打ち合わせ。それから古本屋を見て歩く。午後6時、新宿のジュンク堂に行く。6時半から雨宮処凛さんと「出版記念トーク」。「創」の篠田編集長が司会で、原発問題、デモのやり方、日本の将来などについて話す。活発な質問も出た。
     終わって、「創」、椎野企画の人たちと打ち上げ。いい本を作ってもらい、ありがとうございました。お世話になりました。
「週刊金曜日」(6/24号)
「週刊金曜日」(6/24号)
  1. 6月25日(土)昼、打ち合わせ。夜6時、「丸岡修さんを送る会」。キリスト教文化会館で。京都に続き、東京でも行われた。多くの人が来て、別れを惜しんだ。「よど号」の柴田さんの訃報も伝わったし、悲しみも深かった。
  2. 6月26日(日)昼、大久保。「獄中画展」を見る。それから打ち合わせ。…の予定だったが、朝、急遽、大阪に行く。柴田泰弘さんの告別式に出る。生野大阪祭典で。58才だった。若い。僕も随分とお世話になった。残念です。
【写真説明】
『新・言論の覚悟』6/28発売です

①『新・言論の覚悟』(創出版・1500円)です。6月28日(火)発売です。田原総一朗さんとの巻末特別対談も入ってます。過激です。エキサイティングです。

雨宮さんとジュンク堂でトークした(6/25)

②6月25日(土)、6時半より、新宿ジュンク堂で雨宮処凛さんと出版記念トークをやりました。

『ドキュメント雨宮☆革命』

③『ドキュメント 雨宮☆革命』(創出版・1500円)です。楽しい本です。勉強になります。

「丸岡修君を送る会」で(6/19)

④6月19日(日)、京都で「丸岡修君を送る会」があり、参加しました。私も、丸岡さんの思い出について話しました。

PANTAさん

⑤PANTAさんは「7月のムスターファ」「ライラのバラード」などを歌い、丸岡さんに捧げました。

挨拶する足立正生さん

⑥足立正生さん(映画監督)が挨拶しました。ハイジャックで捕まり、獄死した丸岡さんを悼んで、「人質になった乗客は大変だったと思いますが、ハイジャックをする方も大変なんです」と。苦労話をしてました。

植垣康博さんと息子さん

⑦元連合赤軍兵士で獄中27年の植垣康博さん(中央)。右は5才の息子さん。小さな車のオモチャで遊んでました。でもパトカーだけはない。「お父さんと2人でパトカーに乗りたい」と言ってます。「でも、お父さんだけ、乗ったことがあるんだ。ズルイ」と言ってました。植垣さんいわく、「この前なんか、突然、『お父さん、赤軍って何?』と聞かれてビックリした」。

植垣さん(中央)、バロン吉元さん(右)(6/18)

⑧6月18日(土)夜。大河漫画「柔侠伝」作者、バロン吉元さん(右)と植垣康博さん。植垣さんは昔からのファンで、店の名前も「バロン」です。お二人を私が紹介しました。我々3人のトークがネイキッドロフトで9月2日(金)に行われます。ご期待下さい。植垣さんは、手を吊ってます。骨折したのだそうです。

文化放送で。「週刊金曜日」平井編集長を囲んで(6/22)

⑨6月22日(水)文化放送です。「編集長は見た!」は「週刊金曜日」の平井康嗣さん(中央)が出ました。私の横は「金曜日」の赤岩記者です。寺ちゃん、貞包アナウンサー、Wコロンもおります。

漫画「鈴木先生」の原作者・武富健治さんと(6/13)

⑩6月13日(月)ロフトプラスワン。〈「鈴木先生」公開課外授業〉。原作者の武富健治さんと。

アレフ広報部長の荒木浩さんと(5/28)

⑪アレフ広報部長の荒木浩さんと。5月28日(土)。「木曽川・長良川リンチ事件と死刑判決」の集会で。

太田竜さんの本を復刊した森洋さんと(6/15)

⑫太田竜さんの『世界革命・革命児ゲバラ』(面影橋出版・2200円)を出版した森洋さんと対談しました。6月15日(水)。7月5日発売の『紙の爆弾』に出ます。

青砥幹夫さん(中央)、金廣志さん(右)と(6/11)

⑬6月11日(土)、新宿のデモに参加しました。終わって、参加者と飲みました。中央は青砥幹夫さん。元連合赤軍兵士で、20年間獄中にいた人です。右は元赤軍派の金廣志さんです。指名手配になり、15年間逃亡し、時効になって、堂々と社会復帰した人です。今は、学習塾のカリスマ講師です。「文化放送、聞いてますよ」と青砥さん。「すみません、連合赤軍の謎かけをやったりして」。

伴英幸さん(中央)、木村三浩氏(6/20)

⑭6月20日(月)、一水会フォーラムの講師、伴英幸さん(原子力資料情報室共同代表・中央)と。「原子力発電と新エネルギー」の話でした。左は一水会代表・木村三浩氏。

「週刊金曜日」(6/24号)

⑮『週刊金曜日』(6月24日号)。〈「中国ツアー」に見るマスコミ人と金〉を書きました。

【お知らせ】
  1. 今、発売中の『週刊金曜日』(6月24日号)に原稿を書いてます。
    〈“東電丸抱え”と報じられた訪中団
    「中国ツアー」に見るマスコミ人と金〉
    です。
  2. 6月28日(火)『新・言論の覚悟』(創出版・1500円)が全国書店発売です。
  3. 6月28日(火)、大阪市淀川区の「第七芸術劇場」。午後8時40分から、「ベオグラード1999」の上映。その後、10時から40分間、金子遊監督と私のトークがあります。なお、映画「ベオグラード1999」は、6月25日(土)から7月10日(金)まで上映です。
  4. 7月6日(水)午後7時半。阿佐ヶ谷ロフト。私の『新・言論の覚悟』出版記念イベント。ゲストは、森達也、綿井健陽、杉山卓男、大浦信行、雪野健作…さん等です。
    第1部「靖国」「ザ・コーブ」上映中止問題
    第2部 冤罪事件を考える
    第3部 畏友・見沢知廉とその映画
    第4部 連赤、よど号事件
  5. 7月12日(火)、一水会フォーラム。講師・澤田哲生先生(東京工業大学助教)。演題・「原子力発電と新エネルギーを考える 第2弾」です。
  6. 7月17日(日)午後2時、鈴木邦男ゼミin西宮。「甲山事件」の山田悦子さんと話します。
  7. 7月21日(木)午後7時。代官山駅前の「山羊に聞く?」で、桃江メロンさん(作家)と私のトークがあります。見沢知廉氏のこと、民族派運動のこと、三島事件のことなどを話します。
  8. 7月25日(月)「和歌山カレー事件」を考える人々の集い。エル大阪6階大会議室(地下鉄谷町線、京阪天満橋駅下車)。18時20分開場。神田香織さん(講談師)と私の対談。弁護団報告などがあります。神田さんの新作講談「和歌山カレー事件」もあります。参加費800円。
  9. 8月7日(日)昼12時より、阿佐ヶ谷ロフト。「鈴木邦男生誕100年祭」トークイベント(その2)。
  10. 8月26日(金)、「見沢知廉追悼トーク」の予定でしたが、延びました。すみません。9月5日(月)、新宿ネイキッドロフトになりました。
  11. 9月2日(金)新宿ネイキッドロフト。午後7時。バロン吉元さん、植垣康博さん、私のトークです。「柔侠伝と戦後日本の歴史」です。
  12. 9月5日(月)7時。新宿ネイキッドロフト。見沢知廉第7回忌トーク。見沢映画完成の話を大浦信行監督に。他、山平重樹さん、高木尋士さん、私などが出ます。
  13. 9月9日(金)〜11日(日)。劇団再生による、見沢知廉七回忌追悼公演があります。「天皇ごっこ『蒼白の馬上』」です。小田急線千歳船橋駅前の「APOCシアター」です。11日(日)の14時からは特別トークがあります。大浦信行(映画監督)、山平重樹(作家)、高木尋士(劇団再生代表)、鈴木邦男による、「作品としての見沢知廉」です。