2011/08/08 鈴木邦男

これは歴史を動かす脱原発デモだ!

①7.31右から考える脱原発集会&デモ

「デモ」呼び掛け人の針谷大輔氏
「デモ」呼び掛け人の針谷大輔氏

日の丸を先頭に「脱原発デモ」が進む。日本を愛するが故に、「原発はやめろ!」と叫ぶ。〈福島の子供たちを救い出し、麗しき山河を守れ!〉と主張する。これが統一テーマだ。これは歴史的なデモだ。歴史を変えるだろう。日本を変える!

「7.31 右から考える脱原発集会&デモin東京」が行われた。呼びかけ人代表は針谷大輔氏(統一戦線義勇軍議長)だ。実に勇気ある行動だ、と感動した。批判・反対も多かっただろう。

「何故、右翼が脱原発なのだ」「左翼を利することになる」…と。その状況の中で、敢然と、勇気を持って立ち上がった。これは画期的なことだ。

7月31日(日)は朝から小雨が降っていた。「雨じゃ、中止かな」と思った人もいただろう。私だって、そう思った。集会をやっても、大雨になったらデモは出来るのかな、と不安だった。

東電に向け、怒りのデモ
東電に向け、怒りのデモ

傘を差して、当日は会場へ向かった。午後2時、芝公園23号地。ここが集合場所だ。ここで集会をやり、その後、デモに移る予定だ。早く来たせいか、まだ人は少ない。時間が近づくと、どんどん人が来る。マスコミの取材も多い。

だって、そうだろう。関心がある。興味がある。「何で右翼が脱原発なんだ?」「右翼は皆、原発推進ではないのか?」。右翼が「脱原発」を言うだけでも大事件なのに。さらに集会をやり、デモをやるという。どんなことをやるのか。何をやるのか。ぜひ、行って取材しなくては…と思ったのだろう。

「右から考える脱原発」と銘打ちながら、決して右翼ばかりではない。呼び掛け人代表が右翼の人だ。でも賛同人には、いろんな人がいるし、集会にも、一般の人を含め、幅広い人々が来ていた。

ロフトプラスワンの平野悠さん、元大阪高検公安部長の三井環さん。外山恒一氏のグループ、それに、元「戦旗派」の早見慶子さん。などだ。どっちかといえば、「左翼的」な人々もかなり多い。「右から考える」と書かれても、気にしないで出てくれた。これはありがたい。又、日の丸以外は右翼・民族派を表すものはない。これは爽やかだったし、スッキリしてよかった。

シュプレヒコール
シュプレヒコール

「右翼のデモというから、恐い人たちが黒い街宣車を連ねて行進するのかと思いました」と言う人もいた。そんなものはない。これは、よかった。

この集会&デモをやるために、何度も準備会をやったという。この中で、いろんな注意事項が出て、事前に通達された。その2番目に、こんな言葉がある。

〈各団体の幟や旗及び趣旨に相応しくないプラカードや服装・言動はお断りとさせていただきます〉

②混乱も心配されたが、無事に…

スローガン、幟
スローガン、幟

これはいい。脱原発を訴えるのが目的だ。それなのに、「せっかくだから、日教組打倒!も入れよう」「中国は許さんぞ!」「北朝鮮を制裁しろ!」なども入れよう…となったら、肝心の「脱原発」が霞む。日の丸以外に、右翼色は全くない。淋しいと思う人もいるだろう。

しかし、それがよかった。沿道の人々も、初めは「日の丸」と「脱原発」に戸惑っていた。

しかし、右翼・民族派の人々も「脱原発なのか」と思い、心打たれて、拍手していた。

だったら、「右から考える」もいらないだろう。と思うかもしれないが、政府、国会議員、東電、経産省などに対しては、与えた影響力が大きい。今までは「左翼の運動だ」と思っていたのに。いや反対の右翼も立ち上がった。となったら、彼らも焦る。その意味で〈効果〉は大きい。

日の丸を先頭にデモが行く
日の丸を先頭にデモが行く

日の丸以外は右翼色はないと言った。これは、スッキリしていた。たとえば、当日、取材に来ていたマスコミの人もそう言っていた。たとえば、8月15日の靖国神社に比べたらいい。戦闘服だけでなく、軍服を着、突撃ラッパを吹き、サーベルを抜く人もいる。そして集団で行進する。「8月15日、靖国神社」にだけ突如現れる現象だ。普段は、街でこんなシーンを見ることはない。日本中、どこでもない。

ところが、8月15日を取材するマスコミは、〈変わったこと〉を探しているし、この「旧軍人」「軍人らしき人」たちを撮り、世界中に配信する。そうすると、世界中の人々は思う。驚いて叫ぶ。「おう!日本は又、戦争を起こす気か!」と。

そんな〈誤解〉をさせないためにも、「注意事項」を徹底したのだ。それに、デモコースもいい。

集会が終わり、午後3時半からデモ行進だ。3時半に出発し、5時頃、解散地点の水谷橋公園に着く。それまで、2時間のデモだ。東電前を通る。中部電力東京支社の前を通る。経産省前も通る。これだけのコースを、よく許可したものだ。だって、血の気の多い人もいる。「よし、突入しよう!」「座り込みをやろう!」という声も出る。そういう過激な声は通りやすい。

歌う杉浦正士さん(8/2)
歌う杉浦正士さん(8/2)

しかし、心配は無用だった。主催者側が、細心の注意を払って、デモを進める。これは主催者側が特に気を使ったことだろう。

東電、経産省前では針谷氏が、大演説をし、激しく糾弾する。さすがは現役の活動家だ。迫力が違う。

これは針谷氏でなくてはとても出来ない。「原発の安全神話は完全に崩れ去った!」「麗しき山河を守るために、脱原発を!」と叫ぶ。「国の宝である子供の命も未来も考えないではないか!」と糾弾する。

デモの呼び掛け文にはこうも書かれている。

〈戦中の大日本帝国は戦時下の大変な最中でも国の宝である子供たちを疎開させています。我々は先祖から与えられている麗しき山河を守らなければいけない立場にあると思います。それで左翼の運動と言われていた反&脱原発運動を本来やるべき右の側の視点、発想で捉え、脱原発の在り方を考えたく、この運動を立ち上げました〉

③今年の夏は最も暑い。忙しい。

『ヤマトタケル』についてトーク
『ヤマトタケル』についてトーク

これはいい。好評だった。動画でも流されている。このHPでも動画を流す。又、針谷氏のHPを初め、多くのHPでも取り上げられている。さらにはツイッター、フェイスブックでも語られている。

今回は「in東京」のデモだ。これからはさらに、地方に、そして全国でやるのだろう。又、シンポジウムなども開催する予定だという。この勇気ある立ち上がりによって、日本も大きく変わるだろう。

この集会とデモについては私も、「マガジン9」でも書いた。ツイッターでも呟いている。週1回更新のHPより、毎日、呟くツイッターの方がニュースとしては新しい。しかし、HPでは、こうして、じっくりと書ける。各々、長所がある。他に、雑誌の連載や、長い原稿も書いてるし、大変だ。

今年の夏は、今までで一番、忙しい夏だ。原稿や、仕事やデモや、それに、柔道をやったり、肉体的にも精神的にも、かなり、厳しい夏になっている。夜、遅く帰ってきて、でも、朝早く起きて、原稿を書いている。この一週間だけ見ても、ハードだったな、と思う。

7月31日(日)は、集会で演説した。そのあと先頭でデモをした。2時間も歩いただろう。先頭だから、大声も出すし、拳も突き上げる。終わって、ヘトヘトだった。

8月1日(月)夜、柔道に行った。疲れてるんだからやめりゃいいのに、時間を見つけて稽古し、強くなりたいと思う。左膝が悪いのに、この日は、叩きつけられて、右足首を捻挫した。足を引きずりながら帰ってきた。痛くて眠れない。

8月2日(火)は、元「ザ・ニュース・ペーパー」代表の杉浦正士さんと、荻窪でトークライブ。昔、武闘派で暴れていた時の話をする。3日(水)は、文化放送。やはり武闘派時代の話をする。

そして、4日(木)だ。ツイッターでも呟いたが、この日は、もう死ぬかと思った。だって、朝から、4時間半も、ダイビングの特訓を受けたのだ。あまり泳げないし、10年振り位に泳ぐのに、いきなり、5メートルの深いところで、潜水訓練だ。シュノーケルをつけ、ウエットスーツを着、フィン(足ひれ)をつけて、本格的な訓練だ。インストラクターは優秀な人なので、随分勉強になった。この日だけで、かなり潜水できるようになった。

しかし、突然、何のために、ダイビング特訓なんだろう。自分でもよく分からない。分からないまま、肉体の限界までやった。終わったら、歩けない。メシを食う気力もない。このまま、死ぬんじゃないかと思った。

「次は又、メールで連絡します」という。次は、「もりの突き方」を特訓するのか。あるいは水中銃かな。楽しみだが、恐い。

普段使わない筋肉を使うと、柔道や合気道よりも厳しい。本当にヘロヘロだ。こんなに大変だったらやめたのに。本当に、ぶっ倒れるかと思った。もう、これで私も終わりかと思った。30分か1時間、水泳の練習をするだけだと思ったのに。

それに、「秘密の特訓」に誘った人が、イルカ保護運動家と、元新左翼過激派だ。何か、魂胆があるのかもしれない。ある日、突然、「ミッション・インポシブル」が届く。「○○の海のイルカを助けろ!」「囲っている網を切れ!」とか。もう、そんな体力はないよ。私は、武装闘争はもうやめたんだし、私を引き戻すなよ!と叫びたい。

④健康のためにやってるだけですよ、格闘技は

私は柔道をやってるけど、あくまでも、日々の健康のためだ。自分の為だ。エゴイズムでやっているんだ。国家、社会のために、この肉体を使おうと思ってるのではない。それは誤解しないでほしい。

元首相の小渕恵三さんは、私の合気道の先輩だ。 大学時代、よく稽古をつけてもらった。強かった。ポンポンと私は投げ飛ばされていた。

「何で合気道をやろうと思ったんですか」と、私は聞いた。だって、小渕さんは、国会議員になったばかりで、忙しい。とても、合気道の練習をやってる暇はない。でも、週に一遍は必ず練習していた。

小渕さんは言ったんです。「国のためです」と。

エッ?戦争で使うんですか。「いえ、違います。乱闘国会に備えるためです」。

これには驚いた。60年安保の〈乱闘国会〉のイメージがあって、ああなったら、どうするかと考えた。

ウェットスーツを着て(8/4)
ウェットスーツを着て(8/4)

ボクシングや空手では、使ったらすぐ分かる。テレビカメラがあるからだ。柔道で投げても分かる。その点、合気道なら、「やめて下さい!」「待って下さい」とやられるふりをして、関節を取ったり、体さばきをしたり出来る。だから、政治家の武道としては合気道が一番ピッタリなんです。と言っていた。

「又、万が一、私が首相になった時、暴漢に襲われるかもしれない。まあ、首相になることはないでしょうが…」という。

でも、本当に首相になった。その時、2.26事件のように右翼に襲われるかもしれない。

ウーン、そこまで考えていたのか。そういえば、当時、学生だった私は、木の短刀を持って向かった。小渕さんは、「どこからでも突いてきなさい!」と言った。それをさばいて投げ飛ばすのだ。「遠慮してはダメです。思い切って、刺すつもりで向かってきなさい!」と言われ、こっちも本気でぶつかっていった。

しかし、一度もかすらない。さばかれ、吹っ飛ばされた。

潜水の訓練
潜水の訓練

そうか。あの時、自分がいつか首相になった時のことを考えていたのだ。私を右翼テロリストに見立てて…。うーん、先見の明がある人だ。

でも、稽古だけで終わったからよかった。20年後、本当に「首相とテロリスト」で対面したかもしれない。そうならなくてよかった。

かつては、右翼テロリストになろうと思ったこともある私だけに、危なかった。今はもう、そんな覇気もない。危ないことも考えてない。健康のために柔道をやり、健康のためにスキューバダイビングを楽しもうと思っているだけだ。悪利用を考えないでほしい。悪い道に誘わないでほしい…。

【だいありー】
シュノーケルのつけ方から習う
シュノーケルのつけ方から習う
  1. 8月1日(月)、この日発売の「アエラ」(8月8日号)に、〈「生長の家」が山梨県の森の中に本部移転。「出東京」3代目の決断〉という記事が出ました。その中で、村上正邦さんや私のコメントが出てました。
     午前中、原稿。午後、取材。夜、柔道。足を痛めて、やっとの思いでみやま山荘に辿り着いた。過激な夏だ。
  2. 8月2日(火)朝、田原総一朗さんから電話。「見沢知廉の映画、よかったね」と大絶讃してました。「左翼から右翼に移った経過がよくわかった」と。ロフトか映画館でもトークに出てもらいたい。
     昼、図書館に行った。夜7時、荻窪の「小料理HANA」でトークライブ。元「ザ・ニュース・ペーパー」代表の杉浦正士さんと、「ダブル・バースディコンサート」。2人は誕生日が同じらしい。2人は加藤茶と同じ年か。でも、45才下の恋人はいない。でも、一番、過激に闘っているよな。あっ、もっと過激な「同い年」がいたか。アントニオ猪木だ。
     この日、杉浦さんは、いろんな替え歌をうたった。うまい。そして、「ハッピーバースディtoオレ」をうたう。こんなミーイズムの歌があったのか。知らんかった。
     それから、ヤマトタケルの話を2人でする。杉浦さんは、私の『ヤマトタケル』(現代書館)が一番いいと言う。あまり売れなかったし、知られていないのに、そう言ってくれる。ありがたい。
    私も、そんで、この本を書いた時の〈熱き心〉を語りました。右翼というのは、「後ろめたさの連鎖」だという話をした。その〈原型〉になったのがヤマトタケルだ。白鳥になったタケルを、慕う人々が、どこまでも追っかけてゆく。三島由紀夫の自決があり、野村秋介さんの自決があり、新井将敬、見沢知廉の自決があり、三浦重周氏の自決がある。「後ろめたさ」「負い目」の連鎖だ。オレは何をやっているんだ。このままでいいのか。精神を継承しよう。決起に続こう…と思う。
     私は、そんな人たちを、多く見て来た。ある人が、私のことを「自殺サイトの管理人のようだ」と言ってた。ウーン、そんな見方もあるのかな。
     あっ、この日は私の誕生日だったのか。と朝、思いました。いろんなお祝いのメールやツイッターがあった。手紙があったので、封筒を開いたら、オルゴールが出てきて、ハッピーバースディの曲が流れます。凝ってますね。劇団再生の皆様、ありがとうございました。文化放送を聞いてくれてる人からはウチワをもらいました。その他にも、お菓子やメロンやお酒や、文房具、ありがとうございます。この年になって誕生日でもないだろうと思いましたが、ありがたいですね。感謝、感謝です。
体が冷えたので、お湯で温める
体が冷えたので、お湯で温める
  1. 8月3日(水)午前中、原稿。3時から文化放送。今日のテーマは、「冤罪を考える」。東電OL殺害事件で捕まった、ゴビンダさんは冤罪の可能性が高まった。まだまだ冤罪はある。検察は全ての証拠を開示すべきだ。
     さらに「和歌山カレー事件」について詳しく話す。林眞須美さんを支援する会代表に私はなってるが、その経過などを含めて、話す。「編集長は見た!」は「サピオ」の三浦和也編集長。今週の特集は、〈陸海空10万人部隊を率いた指揮官が語る「一人だけではない。全員がヒーローなんです」〉
     さらに、子供たちからの感動的なお礼の手紙が紹介される。涙なしには読めない。一方、被災地に赴いた政治家は、すこぶる評判が悪い。「自分の手柄」を立てようと「おにぎり20個すぐ届けろ」とか、自衛隊や役所に命令している。困ったもんだ。
     Wコロンとの謎かけのあと、「鈴木邦男の太宰治講座」。今日は『トカトントン』。これは名作だ。来週は夏休み特集で、「読書について。三島由紀夫と太宰治」です。
新井紀子さん、私、湯浅誠さん(8/4)
新井紀子さん、私、湯浅誠さん(8/4)
  1. 8月4日(木)、夜は、原稿を書いていて、遅かった。今日は水泳だ。1時間位泳いで、体をリラックスさせるんだろう。と思ったら、「地獄の特訓」4時間半だった。シュノーケル、ゴーグル、足ひれ、ウェットスーツを着て、深いところで、潜水訓練。こんな秘密の訓練をして、何をやらせようとするんだろう。私はもう、非合法活動家ではない。工作員でもない。似たようなことを若い頃、やってたが、もうしない。平和な日本を造りたいだけだ。
     秘密のダイビング特訓で、ヘトヘト。もう、このまま気を失うんじゃないか、死ぬんじゃないかと思った。もう家に帰って寝るしかない。と思ったけど、夜7時から新宿の紀伊国屋サザンシアターで、湯浅誠さんと小熊英二さんの対談がある。『よりみちパン!セ』シリーズが復刊することになり、その記念イベントだ。
    私も、ここでは『失敗の愛国心』を書いてる。お世話になってるので、挨拶に行こうと寄った。すぐ帰るつもりだったが、ついつい聞いてしまった。面白かった。そのうち、私の肉体も「復刊」してきた。さっきは、死ぬかもしれないと思っていたのに、さらには、打ち上げにまで付き合って12時まで皆と飲み、食べた。ヒャー、強靱な肉体ですよ。これじゃ、まだ非合法闘争を出来るかもしれない。いや、いや。もうやめたんだ。誰も誘うな!
     集会のあと、小熊さん、湯浅さんとゆっくり話しました。それに、『よりみちパン!セ』で、『ハッピーになれる算数』と『生き抜くための数学入門』を書いている。新井紀子先生にお会いしました。『よりパン』シリーズはどれも面白いのですが、この2冊は特に素晴らしいです。〈数学〉についての考え方が変わりました。中学生に戻ったつもりで、いろんな質問をしちゃいました。
小熊英二さん、新井紀子さんと
小熊英二さん、新井紀子さんと
  1. 8月5日(金)、あんなに体がバテテたのに…。もう目が覚めないんじゃないかと不安だったのに、6時には目覚めた。体はスッキリしている。私は超人だ。非合法闘争時代の肉体が戻ったのか。すぐ原稿を書く。午後、本の打ち合わせで出る。
  2. 8月6日(土)、昼、出版社の人と打ち合わせ。午後6時、「よど号」グループの田中義三さんのお宅へ。義三さんは亡くなって、いないが、奥さんや子供たちがいて、私の誕生日を祝ってくれた。
     その他、お客さんが3人。ありがたいです。義三さんのことは『新・言論の覚悟』に書いてます。本当に心を許せる親友だったと思います。
  3. 8月7日(日)、この日も私のお誕生日。「生誕100年祭」。阿佐ヶ谷ロフトに11時に行く。1時から開始。豪華なゲストの人たちが来てくれた。皆、ギャラ無しで駆け付けてくれました。
     飛松五男さんなんて姫路からです。申し訳ありません。他に若松孝二さん、北芝健さん、塩見孝也さん、佐川一政さん、筆坂秀世さん、徐裕行さん、金廣志さんなど。このご恩は一生忘れません。司会・進行の白井さん、レーニンさん、赤岩さん、メロンさん、本当にありがとうございました。歌をうたってくれた宮崎さん、ありがとうございました。
     大盛況でした。超満員でした。打ち上げにも、半分以上が行きました。別れ辛くて四次会まで付き合いました。
【写真説明】
「デモ」呼び掛け人の針谷大輔氏

①「7.31 右から考える脱原発集会&デモ」。芝公園で。デモ出発前に挨拶する針谷大輔氏。

東電に向け、怒りのデモ

②東電、中部電力の東京支社、経産省などで、怒りの演説とシュプレヒコール。

シュプレヒコール

③ずっと、シュプレヒコールを叫んでたので声が枯れた。

スローガン、幟

④スローガンの書かれた幟

日の丸を先頭にデモが行く

⑤沿道の人々は、「日の丸」「原発」の関係に戸惑いながらも、納得して拍手してくれました。

歌う杉浦正士さん(8/2)

⑥8月2日(火)午後7時より、荻窪「小料理HANA」で。元「ザ・ニュース・ペーパー」代表の杉浦正士さんが歌う。

『ヤマトタケル』についてトーク

⑦その後、2人でトーク。私の『ヤマトタケル』(現代書館)が一番よかった、と杉浦さん。ありがたいです。この本をテキストに話しました。杉浦さんが手にしてるのが、『ヤマトタケル』です。

『8月6日のこと』(ハモニカブックス)

⑧〜⑩『新・言論の覚悟』など、私の本を3冊、編集してくれた椎野礼仁さんが、このたび、出版社を作りました。ハモニカブックスです。その第一作目が、この『8月6日のこと』(1300円)です。文・中川ひろたか、絵・長谷川憲史で、素晴らしい絵本です。感動します。

ウェットスーツを着て(8/4)

⑪8月4日(木)、東船橋で。生まれて初めてウェットスーツを着ました。

潜水の訓練

⑫初めに深いところまで、潜る訓練。

シュノーケルのつけ方から習う

⑬シュノーケルのつけ方から習いました。

体が冷えたので、お湯で温める

⑭4時間半も特訓を受けたので体が冷え切り、お湯に入りました。

新井紀子さん、私、湯浅誠さん(8/4)

⑮特訓の後は新宿で、「よりみちパン!セ」復刊記念対談があり聞きに行きました。(左から)『ハッピーになれる算数』の新井紀子さん、湯浅誠さんと。

小熊英二さん、新井紀子さんと

⑯小熊英二さん、新井紀子さんと。

【お知らせ】
  1. 7月31日(日)の「右から考える脱原発集会&デモin東京」の動画がupされました。見て下さい。

 

  1. 8月6日(土)、『紙の爆弾』(9月号)、『創』(9月号)発売です。両方とも私の連載が載ってます。
  2. 8月17日(水)午後6時半開場7時開演、一水会フォーラム。講師は猪瀬直樹先生(東京都副知事)。「これからの日本、これからの東京〜エネルギーを考える〜」です。会場はホテルサンルート高田馬場3階会議室。
  3. 9月2日(金)新宿ネイキッドロフト。午後7時。漫画家のバロン吉元さん、植垣康博さん、私のトークです。「柔侠伝と戦後日本の歴史」です。
  4. 9月5日(月)7時。新宿ネイキッドロフト。見沢知廉第7回忌トーク。見沢映画完成の話を大浦信行監督に。他、山平重樹さん、高木尋士さん、私などが出ます。
  5. 9月9日(金)〜11日(日)。劇団再生による、見沢知廉七回忌追悼公演があります。「天皇ごっこ『蒼白の馬上』」です。小田急線千歳船橋駅前の「APOCシアター」です。11日(日)の14時からは特別トークがあります。大浦信行(映画監督)、山平重樹(作家)、高木尋士(劇団再生代表)、鈴木邦男による、「作品としての見沢知廉」です。
  6. 9月19日(月・祝)。「鈴木邦男ゼミin西宮」。午後2時、西宮駅前のCaféインティライミ。ゲストは本山美彦先生(大阪産業大学学長)で、テーマは「戦前の日本の右翼と社会主義」です。本山先生は、『金融権力』(岩波新書)など著書多数です。お問い合わせ、お申し込みは、鹿砦社 鈴木邦男事務局まで。0798-49-5302
  7. 10月29日(土)、見沢知廉の映画が封切りです。大浦信行監督「天皇ごっこ。たった一人の革命」。新宿のk’cinemaで。この日より3週間上映です。
     なお、封切り初日(10月29日(土))に、監督と一緒に私も出演者の1人として舞台挨拶をします。
  8. 先日ツイッターを始めました。このHPの「つぶやき」のページからも見られます。