2011/08/22 鈴木邦男

クニョの華麗な冒険
=野性のイルカと泳いできた!利島で=

①「オーシャンズ11」のメンバーで…

イルカの群れを探しています イルカの群れを探しています

そうか。秘密の「ミッション」とはこれだったのか。と、島に着いて初めて分かりました。

そういえば、「鈴木邦男を野性のイルカと泳がせる会」というのが出来た。そんな話を、どっかで聞いた。イルカ保護運動家や元全共闘の人たちが作ったようだ。そのプロジェクトだったのか。

8月10日(水)、夜、竹下通りに行った。ちょっと違った。竹芝桟橋に行った。浜松町の文化放送から徒歩8分位だ。この日は放送だが、秘密のミッションだから口外は出来ない。

放送が終わり、高田馬場で邦典君の歓迎会に出て、一旦家に帰り、準備をして、再び浜松町へ。竹芝に、10時20分集合。11時に出航する船に乗る。明日の朝、島に着くそうだ。

メンバーは、いろんな技術を持った人たちだ。イルカ解放の運動家、潜水、水中カメラのプロなどだ。過激な新左翼活動家だった人もいる。まるで、「オーシャンズ11」みたいだな、と思った。

映画「ザ・コーブ」にも、こういったスペシャリスト集団が出ていたな。「俺たちはオーシャンズ11みたいなもんだ」と豪語していた。「オーシャンズ11」も映画で、凄腕のプロ集団が集まって、銀行やカジノの大金を強奪するんだ。

イルカを見つけて、飛び込みました イルカを見つけて、飛び込みました

だったら、こっちも、もつとプロ集団を入れて、補強したらいい。竹芝から乗船したメンバーは6人だ。「オーシャンズ11」には足りない。

じゃ、8月7日(日)の生誕祭や7月6日(水)の出版記念会に来てくれた人から、その道のプロを選抜したらいい。

「銀行強盗」のプロの植垣康博さん(連合赤軍)。猟銃奪取のプロの雪野建作さん(連合赤軍)。パリ人肉事件の佐川一政さん。オウムの村井最高幹部を刺殺した徐裕行さん。指名手配されながら15年、逃げ切り、時効になった金廣志さん(赤軍派)。かつては犯罪者を追う立場だった元刑事の北芝健さん、飛松五男さん。…凄い人たちがいる。

この7人を加えると、「オーシャンズ13」になるな。最強のメンバーだ。それで大金奪取だ!

でも、今回の「ミッション」は違う。大金奪取ではない。(でも昔、そんな「ミッション」にも参加したような気がする。きっと妄想でしょう。こだまです)

すぐ傍をイルカが泳いでます すぐ傍をイルカが泳いでます

今回のメンバーは、映画「ザ・コーブ」の攻防戦の渦中で知り合った人たちだ。

リーダーは坂野正人さん。イルカ研究家、写真家だ。「ザ・コーブ」のリック・オバリーさんとも親しく、私も紹介してもらった。ゼロホールやロフトなど、何度も激論集会で一緒になった。「サークリット」という集まりを持っている。野性のイルカを観察し、保護する運動のようだ。そして、「サークリット」で一緒にやっている桜井さんと、もう2人の女性。さらに、元戦旗派の活動家で、今は編集プロダクションをやっている椎野礼仁さんだ。

②20メートルしか泳げないのに…

全部で10頭位いました 全部で10頭位いました

坂野さんも、元活動家なのだろう。他の女性たちは若いから、学生運動出身ではない。坂野さんには、イルカ関係の集会に今までも誘われて、貴重なビデオを見せてもらった。「ザ・コーブ」よりも、もっと残酷なイルカ漁の写真もあった。

又、世界では野性のイルカを観る「イルカ・ウォッチング」が各地である。さらに、イルカに触り、一緒に泳ぐこともやっている。イルカと触れることで精神的な病を癒す。ということも行われている。

坂野さんに誘われて、前に、静岡県の富戸に行った。イルカ・ウォッチングをしたが、残念ながら、イルカは現れてくれなかった。

「じゃ、イルカがいつもいる島まで行きましょう。一緒に泳げますよ」と言う。いいですね、と言ったけど、本気とは思わなかった。そして今回のミッションになった。

海に潜るんですからと、8月4日(木)には船橋のトレーニングセンターで、「死の特訓」を受けた。大体、私はプールでしか泳いだことがない。足のつく所で、安全圏にいて泳いでいるだけだ。横に20メートル。これが限度だ。縦だったら、50メートル位あるから、無理だ。

潜水訓練中です 水訓練中です

それなのに、いきなり、ウェットスーツを着て、シュノーケル、フィン、ゴーグルをつけて、潜水訓練だ。大変でしたよ。6時間、死の特訓でした。

そして、8月10日の本番だ。でも、どこに行くのか分からない。本当にイルカと泳ぐのか。別の「ミッション」があるのではないか。島に着いたら、ウルルン島とか、竹島だったりして…。

「じゃ、潜って島まで行き、上陸しましょう」なんて言われたら、数年は帰ってこられない。向こうの軍人と闘いになったら、殺されるかもしれない。でも、元全共闘の人たちだから、そんなことはないか。じゃ、「イルカを囲っている網を切ってきて下さい」とか、「プールに幽閉されているイルカを解放して下さい」なんて「ミッション」かもしれない。

ウーン、どっちにしろ、大変だ。でも乗りかかった船だ(本当に船に乗っている)、やるしかないだろう。

「オーシャンズ11」のメンバーです 「オーシャンズ11」のメンバーです

そうだ。私は船に弱いんだ。すぐに酔う。ところが、「これを飲めば大丈夫です」とメンバーから不思議な薬をもらう。

ともかく、すぐ寝よう。そして、ぐっすりと寝た。船酔いはない。生まれて初めてだ。今までは必ず、酔っていたのに。船酔いはキツイ。警察に捕まって、船の上で取り調べられたら、すぐに自供する。吐いてしまう。船酔いで吐いて、自供して吐いて…。「吐く」の二乗だ。

でも今回は、全く吐かなかった。不思議な薬のおかげだ。てすがはプロの集団。知られない強力な薬を持っているんだ。

③イルカに出会った!凄い!成功だ!

波が荒くて揺れました 波が荒くて揺れました

翌朝、6時半。島に着いた。島の名が見える。アッ、利尻島だ。ギャ、北海道の最北端じゃないか。こっから北方領土に泳いで渡るのかな。

「何言ってんですか。利島ですよ」とレーニンさん。「りとう」かと思ったら、「としま」と読むらしい。「離島」と思われるのが嫌で、読み方を変えたんだろう、きっと。

地図を見ると、伊豆七島のうちの一つだ。有名な大島のすぐ先だ。

大島は三原山とか、「あんこ椿は恋の花」で有名な島だ。「でも、本当は、椿は利島でとれるんです」と坂野さん。日本の椿の生産高の90%以上がこの利島でとれる。

そういえば、島中、椿畑だ。椿を収穫し、油にしたり、いろんな使い途がある。工場もある。漁業と椿の島だ。利島は、人口は310人。でも、東京都だ。東京都利島村だ。

レーニンさん、私、坂野さん レーニンさん、私、坂野さん

さて、この日は、民宿に落ち着いて、すぐ、海へ。午前中は、潜水の特訓だ。

海だと勝手が違う。プールでやったようにはいかない。海草で、足の下はヌルヌルするし。足ひれの使い方もよく分からない。体のバランスも悪い。

焦って体勢を整えようとして、失敗。ヤバイと思い、近くの岩場に行って、しがみついたら、そこは、貝がビッチリ。それを必死でつかんだら、両手は血だらけ。

「もう止めましょうか」「病院に行きましょうか」と言うが、こんなことで、「ミッション」を中断できない。ペタペタとバンドエイドを貼って、急場しのぎ。

昼は一旦、民宿に戻り、昼食。午後は、船をチャーターして、沖に出る。「イルカを見つけたら、飛び込んで下さい」と船長。

でも、イルカはいない。海が荒れていて波が高い。船は木の葉のように揺れる。立っていられない。必死で、船縁にしがみついた。

10年ぶりに運転しました 10年ぶりに運転しました

利島を何周かし、又、ずーっと沖に出るが、イルカはいない。富戸の時と同じか。又もや、イルカに嫌われちゃったな、と思った。

この日は、島巡りをする。ヘリポートや椿の林、神社を見る。それから民宿に。帰って、晩ごはん。もの凄く豪華だった。アワビやら、伊勢エビやら…。写真を撮った。

そして早めに寝る。民宿にはクーラーはない。窓を開けっ放して寝る。

さて、3日目だ。8月12日(金)だ。今日は昼の船で帰る。午前中、又、船で沖に出る。イルカはいない。島を一周する。もうダメか。もう一周する。

「オーッ、いたぞ!」と船長。僕らじゃ、とても見つけられない。遠く沖の方に、イルカの背びれが見えた。と言うが、私には見えない。いくら目を懲らしても見えない。

10年ぶりにボーリングしました 10年ぶりにボーリングしました

イルカの傍まで行き、「すぐ、飛び込んで下さい!」。と船長。皆、次々と飛び込む。恐かったけど、覚悟を決めて飛び込む。

うわー、きれいだ。私だけ、潜水技術が未熟なので、なかなか付いて行けない。皆は、「見えた!」「よかった!」と感動してるが、私は見つけられなかった。イルカは又、離れていった。

そんで、一度、船に上がり、待機。又もやイルカを追う。

もうダメだろうと思ってた時に、「いた!すぐ飛び込んで!」という船長の声。あわてて飛び込む。

私なんて、プールで20メートルしか泳げないのに、よくやったもんだ。何分も何十分も波の荒い海で泳ぎ、潜っている。死の特訓のおかげだ。急成長だ。

海はきれいだ。どこまでも透明だ。いろんな魚が泳いでいる。ずーっと下には海底で、きれいな石がある。きれいな魚がいる。

民宿の豪華な夕食です 民宿の豪華な夕食です

海を泳いでいるというより、何やら、ビルの屋上から地上を見てるようだ。じゃ、私は空を飛んでいるのか。恐いなーと思っていた。

その時だ。坂野さんが、手で合図する。向こうです、と指さす。

アッと思った。イルカだ。でっかい。本物のイルカが悠々と泳いでいる。親子連れもいる。5、6頭いるのだろうか、人間なんか全く恐れない。

海中では彼らの方が主導権がある。だから安心しきって泳いでいる。私のすぐ下を泳いでいる。いやー、凄い。感動だ。

④さて、次の「ミッション」は何でしょう

前田日明さんを囲んで(8/15) 前田日明さんを囲んで(8/15)

利島に行く前は、「イルカと出会ったら、触ってみたい」「イルカに乗ってみたい」なんて思ったが、目の前にしたら、とんでもないと思った。

こっちの泳ぎの技術が未熟だし、これ以上、潜って近寄れない。「イルカに乗った少年」にはなれなかった。

「サークリット」の桜井さんから、「使い捨て水中カメラ」をもらったけど、とても使えなかった。自分が泳ぐのが精一杯だった。

それを察したのだろう。桜井さんが、本格的な水中カメラで撮ってくれた。今週、紹介したのは、そのおかげです。ありがとうございました。

海の中をイルカと一緒に、ずっと泳いでいた。きっと1時間も泳いだのだろう。と思ったが、10分位だったようだ。波も荒いし、「船に上がって下さい」と言われ、上がる。ホッとした。これでやっと「ミッション」を果たせた。

日本に帰れる、と思ったら、船は大揺れ。そして、急に気持ちが悪くなり、船縁にしがみついて、ゲーゲーと吐いた。きっと、緊張感から解放され、ホッとしたのだろう。あとは、ずっと、ぶっ倒れていました。

「おしどり」のお二人と(8/16) 「おしどり」のお二人と(8/16)

しかし、本当にいい体験をさせてもらった。海の沖まで行って野性のイルカと泳ぐなんて。本当に貴重な体験だ。

よくテレビでは、プールの中のイルカとか、海に囲いをして、そこで飼われているイルカと泳ぐという番組がある。しかし、あれとは違う。あくまで、野性のイルカだ。「こんな体験をした人は日本で千人もいないでしょう」と言ったら、「もう少し、いると思いますよ」と坂野さん。じゃ、2千人か。

ともかく、貴重な体験をした。任務を果たした。秘密のミッションを遂行した。この夏、一番の冒険でした。坂野さん、桜井さん、「サークリット」の皆さん、レーニンさん、お世話になりました。ありがとうございました。では、次のミッションまで…。

【だいありー】

「生誕100年祭」で(8/7) 「生誕100年祭」で(8/7)
  1. 8月15日(月)、原稿の〆切があって、夕方まで必死で書いていた。夜7時、ロフトプラスワン。高須基仁さんのイベントに行く。前田日明さんが出るというので見に行ったら、第2部で壇上に上げられた。敗戦と平和。そして憲法について。又、今回の原発事故について熱く語る。
     前田日明、グレート・サスケ、滑川裕二(日本青年社顧問)、平井康嗣(週刊金曜日)、木村三浩、福原進(映画監督)、元木昌彦さん…たちだ。遅くまで話し合った。
  2. 8月16日(火)、図書館。夕方5時、高田馬場の喫茶店「ミヤマ」の会議室。『紙の爆弾』の対談で、今話題のお笑い芸人「おしどり」に会う。東京電力の説明会、株主総会に行き、取材し、発言し、その様子を発信している。「マガジン9」でも連載している。
     又、「創」主催の原発を考えるイベントにも出ていた。7月19日(火)だ。一番人気があったし、会場が沸いた。そのお二人を呼んで話を聞く。
     我々だけじゃ勿体ないと、いろいろ声をかけたら10人以上のギャラリーが集まった。何故、これほど熱く原発問題に取り組んでいるのか。何故お笑い芸人になったのか。など2時間話を聞く。楽しかった。とても真面目に考え、よく勉強していて、びっくりした。
     この後、居酒屋「土風炉」に移って、夜の11時まで飲み、かつ話し、かつ、食べました。しかし、人気絶頂のお二人を6時間も独占してしまい、本当に申し訳ありませんでした。とても楽しかったです。
機関銃で撃ちまくってます 機関銃で撃ちまくってます
  1. 8月17日(水)昼、取材。3時、文化放送。今日のテーマは「夏の読書。三島由紀夫と太宰治」。じっくりと話をしました。
     今週の「編集長は見た」は「週刊新潮」の馬宮守人・編集部デスク。「初めまして」と言ったら、「前にデニーズで会いました」。そうか。山口文憲さんの取材で、学生運動について聞かれたんだ。「私も仙台です」という。仙台一高、東北大学だという。仙台の秀才コースだ。私は二高に落ち、ミッションスクールに行き、東京の私大だ。同じ仙台でも差がつくな。
     「週刊新潮」は、凄い内容だ。
    〈内縁夫をスキルス性胃がんで亡くしたM田久子、嵐の日々〉
    〈大方針に大連立と大増税!「野田総理」「蓮舫官房長官」を拒む「小沢・鳩山」にみこしがない!〉
    〈刑事告訴された阪神・K本知憲選手のカネ!カネ!カネ!〉
     それぞれ、凄い内容だった。このあと、Wコロンの謎かけ。来週の打ち合わせがあり。
     このあと、急いで高田馬場へ。今日は一水会フォーラムで、講師が猪瀬直樹さん(作家、東京都副知事)だ。忙しいのによく来て下さったと思う。「これからの日本、これからの東京=エネルギー問題を考える」。
     いい話でした。お忙しい中、二次会にも付き合ってくれました。最近出た、猪瀬さんの『言葉の力』(中公新書ラクレ)はとてもよかった。その話をしました。「右翼、左翼の文章は、単なるアジテーションだ」と書いてました。私も、昔、そう言われました。何とか直そうと必死で頑張りましたが、今でも、そのクセはあるのかもしれません。
猪瀬直樹さんと(8/17) 猪瀬直樹さんと(8/17)
  1. 8月18日(木)、原稿が遅れているので、今日は、河合塾コスモに行って、自習室で朝から晩まで原稿を書いていた。時々、出て、生徒たちと話した。皆、勉強している生徒ばかりだから、こっちも刺激になる。
  2. 8月19日(金)今日発売の『週刊金曜日』に私の本『新・言論の覚悟』の書評が載ってました。赤岩友香さんが書いてくれました。ありがたいです。
     午後1時、映画関係者と打ち合わせ。そのあと、取材。原稿があるが、書ききれない。それなのに、イルカと泳ぐ旅に行ったりするからだ。どんどん遅れてる。
  3. 8月20日(土)午前中、図書館。午後、対談。
  4. 8月21日(日)、午後12時半、中野ZEROホール。問題の映画「南京!南京!」の試写会。私は、事前にDVDで見せてもらい、パンフレットにコメントを載せた。
     こんなに重厚な映画とは思わなかった。日本兵の苦悩も描かれているし、中国側の葛藤も描かれている。又、知らないことが随分とあった。「これはいくら何でも嘘だろう」と思うことがあったが、聞いてみると、本当のことらしい。
     本も紹介された。読んでみよう。今まで、「南京」と聞くだけで、皆、触れないできたところがあり、タブーにしていた。キチンと見、勉強しなくてはと思った。そのいい教材になる映画だと思う。大画面で見る映画は又、迫力があった。陸川監督にも紹介してもらい、話をした。
     監督は映画のあと少し話し、成田へ。この日、北京に帰る。忙しいのだ。「人民日報」はじめ、いくつかの新聞に取材された。  終わって、知り合いの人たちと食事した。

【写真説明】

イルカの群れを探しています

①イルカのTシャツを着て、イルカの群れを探しています。波が荒れていて、イルカはいません。帰る日の午前に、やっと発見しました!

イルカを見つけて、飛び込みました

②「それ、飛び込め!」という声で、潜りました。イルカを見つけた瞬間ですね。「ヤッタ!」のサインです。

すぐ傍をイルカが泳いでます

③うわー、いた!大きかった。悠々と泳いでいます。親子連れもいます。

全部で10頭位いました

④私が見たのは、5、6頭ですが、他のメンバーが、他で5頭ほど見たといいます。全部で10頭位いたのでしょう。凄い体験です。今年の夏の最大の冒険です。絵日記に書かなくっちゃ。

潜水訓練中です

⑤船で利島に着いた日の朝、潜水訓練をしています。(左から)鈴木、坂野さん、レーニンさん。

「オーシャンズ11」のメンバーです

⑥これが、今回の「ミッション」のメンバーです。「オーシャンズ11」です。

波が荒くて揺れました

⑦左はレーニンさん。ゲバラのTシャツを着ています。活動家らしく、覆面です。

レーニンさん、私、坂野さん

⑧レーニンさん、私、坂野さんです。

10年ぶりに運転しました

⑨10年ぶりに運転しました。えーと、右はアクセルだよな。真ん中がクラッチで、左がブレーキかな。「違う、違う。真ん中がブレーキですよ」とレーニンさん。あれっ、変わったのかな。ともかく、スタートさせよう。でも、すぐに交替されました。

10年ぶりにボーリングしました

⑩10年ぶりにボーリングをしました。利島は人口は310人ですが、勤労福祉会館にはボーリング場、卓球場などがあります。ボーリングは300円。素晴らしい建物です。立派な小・中学校があり、生徒は15人。立派な保育所があり、園児は10人。いいところです。
 水泳も、運転も、ボーリングも皆、10年ぶりです。あれっ、20年ぶりかな。

民宿の豪華な夕食です

⑪民宿で食べた夕食も豪華でした。アワビ、伊勢エビなど…。食べる前に、記念撮影しました。

前田日明さんを囲んで(8/15)

⑫8月15日(月)、ロフトプラスワンでトークイベントがありました。前田日明、グレート・サスケ、木村三浩氏らが出ていました。聞きに行ったら、上げられ、最後は「インター」を歌わされました。

「おしどり」のお二人と(8/16)

⑬人気お笑い芸人「おしどり」の2人と。ハリガネで羽を作ってくれました。私はそれを着けてます。

「生誕100年祭」で(8/7)

⑭8月7日(日)、阿佐ヶ谷ロフト。私の「生誕100年祭」の時です。司会の白井さんが、「女性だけを集めて撮りましょう」。それを見ていた平野悠さんが、「おっ、鈴木の喜び組か!」。でも、佐川一政さんも割り込んでますね(右端)。

機関銃で撃ちまくってます

⑮佐川一政さんから誕生日プレゼントとして機関銃をもらいました。本当に音が出るし、光も出ます。つい面白くて、女の子たちを撃ちまくりました。向こうには必死で逃げる女医さんもいます。

猪瀬直樹さんと(8/17)

⑯8月17日(水)、一水会フォーラムで猪瀬直樹さん(作家・東京都副知事)が講演してくれました。

【お知らせ】

  1. 8月22日(月)。今日発売の「アエラ」に原稿を書きました。石川知裕『悪党=小沢一郎に仕えて=』(朝日新聞出版)の書評です。なかなかいい本です。考えさせられる本です。
     同じく、8月22日(月)午後3時から、TBS報道CS放送ニュースバード内「ニュースの視点」に出る予定です。針谷大輔氏も出ます。午後9時から再放送です。原発問題です。
  2. 9月2日(金)新宿ネイキッドロフト。午後7時。漫画家のバロン吉元さん、植垣康博さん、私のトークです。「柔侠伝と戦後昭和史を語る」です。
  3. 9月5日(月)7時。新宿ネイキッドロフト。見沢知廉第7回忌トーク。見沢映画完成の話を大浦信行監督に。他、山平重樹さん、高木尋士さん、私などが出ます。
  4. 9月9日(金)〜11日(日)。劇団再生による、見沢知廉七回忌追悼公演があります。「天皇ごっこ『蒼白の馬上』」です。小田急線千歳船橋駅前の「APOCシアター」です。11日(日)の14時からは特別トークがあります。大浦信行(映画監督)、山平重樹(作家)、高木尋士(劇団再生代表)、鈴木邦男による、「作品としての見沢知廉」です。
  5. 9月13日(火)一水会フォーラム。午後7時より。ホテルサンルート高田馬場。講師は小林節先生(慶應義塾大学教授)です。テーマは、「我が国の行き詰まりはやはり我が国の憲法に問題がある」。
  6. 9月15日(木)、緊急シンポジウム「原発とメディア・第2弾!」6時45分開会、文京シビックホール。入場料1000円。
    〈第1部〉いまメディアは何が問われているか。
    上杉隆(ジャーナリスト)、森達也(作家)、高田昌幸(ジャーナリスト・元北海道新聞記者)、司会:篠田博之(月刊『創』編集長)
    〈第2部〉原発と市民運動
    雨宮処凛(作家)、鎌仲ひとみ(監督)、鈴木邦男
「鈴木ゼミin西宮」(9/19です) 「鈴木ゼミin西宮」(9/19です)
  1. 9月19日(月・祝)。「鈴木邦男ゼミin西宮」。午後2時、西宮駅前のCaféインティライミ。ゲストは本山美彦先生(大阪産業大学学長)で、テーマは「戦前の日本の右翼と社会主義」です。本山先生は、『金融権力』(岩波新書)など著書多数です。お問い合わせ、お申し込みは、鹿砦社 鈴木邦男事務局まで。0798-49-5302
  2. 9月26日(月)午後7時、「山羊に聞く?で羊に聞く」。代官山のライブレストラン「山羊に聞く?」で、羊年の私に聞くイベントです。第1回は、私の『新・言論の覚悟』をテキストに〈言論と暴力〉について話します。2ヶ月に1回ずつ、私の本をテキストに、「自著を語る」「自分史を語る」イベントです。さて、どうなるのでしょうか。期待と不安で胸が一杯です。
  3. 10月29日(土)、見沢知廉の映画が封切りです。大浦信行監督「天皇ごっこ。たった一人の革命」。新宿のk’cinemaで。この日より3週間上映です。
     なお、封切り初日(10月29日(土))に、監督と一緒に私も出演者の1人として舞台挨拶をします。