2011/11/14 鈴木邦男

11月17日、『愛国と憂国と売国』が出ます!

①「書き下ろし」と「連載」が合体して…

『愛国と憂国と売国』(集英社新書) 『愛国と憂国と売国』(集英社新書)

11月17日(木)、発売です。全国の書店に並びます。『愛国と憂国と売国』(集英社新書)です。刺激的なタイトルです。

〈未曾有の国難にある祖国について考えた。今、われわれは何と闘うべきなのか?〉

と本の帯には書かれています。

今年の3.11東日本大震災の直後、この日本について、日本人について考え、書いたものです。それが全体の2割ほどです。それに、「マガジン9」で書いたものを入れ、さらに全体的に書き直しました。

だから、ほとんど「書き下ろし」です。「マガジン9」をずっと読んでいた人も、全く新しい本だと思うでしょう。それは、編集者の腕が素晴らしいからです。こんな編集の技があったのかと驚きました。

フリー編集者の鈴木耕さん、集英社新書の編集者の方、そして校正の方、本当にお世話になりました。「プロの技」「匠の技」を見せてもらいました。私自身が一番勉強になりました。

ウェブマガジン「マガジン9」に「鈴木邦男の愛国問答」を連載スタートさせたのは2008年6月です。2週間に一度、原稿用紙にすると400字で8枚ほどを書いてます。それだけでも厖大な量です。憲法や防衛や、北朝鮮や、あるいは、映画のこと、読書のこと、イルカのこと…と、テーマは多岐にわたります。

「東京新聞」11/7付
「東京新聞」11/7付

と言うより、その時々に関心のあることを思いつくままに書いてきました。現代版「徒然草」かもしれません。それほど志は高くないのですが、つれづれなるままに書きました。

大きくは、国のことから、世界のこと、宇宙のことを考えたこともあるし、自分のことを極私的に考えたこともあります。「鈴木邦男の愛国問答」というタイトルからは外れることも多かったのです。「マガジン9」の塚田さんも困ったことが多かったと思います。

4年間、連載する中で、当たり外れもあったと思います。外れの方多かったかも知れません。申し訳ありません。

でも、当たりもあり、「これは面白い」「変わった発想だ」「刺激的だ」と思った回もあったようです。それだけを取り出して編集したら面白い本になる。と「マガジン9」の塚田さんと集英社新書の編集者は思ったんですね。これはありがたいし、嬉しかったです。

②編集のうまさに感動しました

高麗ホテルで。若林盛亮さんと 高麗ホテルで。若林盛亮さんと

だったら、あとの作業は簡単じゃないか、と思うかも知れません。実は、私もそう思いました。ところが、これからが大変でした。私よりも編集者が大変です。

80回以上、800枚以上の原稿を、一旦、バラバラにし、テーマ別にまとめ直したのです。第1回と第4回と第8回を合わせて第1章にしよう、いったものではない。

たとえば第1回分をさらに5つに分解し、それを他の回の分解したものと合わせ、〈1つのテーマ〉ごとにまとめる。私自身も分割され、再生されたような感じです。気の遠くなるような作業です。

これが始まったのが2年ほど前です。分割、統合、再生…追加。これはもう「新しい原稿」を書く作業と同じです。いや、それ以上に大変です。そして、全てが終わり、やっと出すことになった寸前です。

東日本大震災が起き、「とてもそのままでは出せない」「発売を大幅に延ばそう。内容も全面的に書き直してほしい」ということになりました。

「はじめに」を破棄し、急遽、長い長い「序章」を書きました。「あとがき」も新しく書きました。他の内容も書き直しました。

小西隆裕さんと 小西隆裕さんと

これだけ苦労したのは初めてです。私が苦労したのではなく、編集の方々や、校正の人です。

ともかく、編集・校正の最高のスタッフに恵まれ、そのプロの技を見せてもらいました。これは自分にとっては、大きな体験でした。

表紙の裏には、この本の内容がこう紹介されています。

〈山紫水明、天壌無窮の祖国が、原発事故によって穢された。この未曾有の国難に、われわれが闘うべき、本当の敵は誰か——?被災地を救った天皇陛下のお言葉と自衛隊のこと、脱原発デモと街宣車、故郷・東北への想い、右翼人の目覚め、憲法改正問題、左右両派の傑人との親交。三島由紀夫が問い続けるもの…など、かつて行動派、今は理論的右翼として半世紀近くにわたって日本を見つめてきた筆者が、日本に伝えたい思いのすべてを綴る〉

③こんな目次ですよ

展望レストランから以内を見る
展望レストランから以内を見る

本の内容を、うまく伝えてますね。ここに〈全て〉があります。でも一応、「目次」を紹介しましょう。

序章 第一章 右翼人の憲法論
第二章 右翼人の作られ方
第三章 右翼人の生活と意見
第四章 私が出会った素晴らしい人々
第五章 右翼人と左翼人
第六章 右翼人にとっての三島由紀夫
田原総一朗さん(中央)、大浦監督(右)と 田原総一朗さん(中央)、大浦監督(右)と

「右翼人」がよく出てきますね。そういえば、タイトルを決める時、前の案として、「日々是愛国」、「余は如何にして右翼となりしか」というのがありました。この方がズバリかもしれませんが、ちょっと恥ずかしいです。

他に、タイトル案として、「岬の思想」「猫型人間宣言」というのもありました。それも面白かったですね。80回の連載のうち、「岬の思想」と「猫型人間」の話を書いた回がありました。1回限りで。

それをメインに置いて、80回の中から、関連ありそうなところをピックアップして、まとめるんでしょう。これも面白かったですね。

今度は、これ単独で書き下ろしで書いてもいいですね。「岬」の名前には、それぞれ〈物語〉があり、〈思想〉がある。「猫」は、犬と違い従順ではない。

でも、その自由でアナーキーな思想こそが国を救うのだ、と思います。「海は右翼で、山は左翼だ」と言った人もいますし、そうした民俗学的見地から、思想や運動を分析するのも面白いでしょう。

あっ、いかんな。これからの「展望」になってしまった。今回の10冊目の新書を紹介しなくっちゃ。

あっ、今、言ったけど、新書はこの本でちょうど10冊目です。記念すべき新書です。11月10日(木)に、新書のお祝いで、皆で集まった時、「これが10冊目だよ」と言ったら、「じゃ、皆で、あとの9冊を当てよう!」という話になりました。全部当たったら、私は賞品を出さにゃいかんと思っていた。ところが幸か不幸か、残り、9冊を全部当てた人はいない。

④デビュー作も新書なんですよ

大浦監督(左)、植垣康博さん(右) 大浦監督(左)、植垣康博さん(右)

私のデビュー作は実は新書だ。1975年10月15日発売の『腹腹時計と〈狼〉』(三一新書)だ。これが、本を書いた初めてだ。産経新聞をクビになった翌年だ。

それから36年か。その間に10冊の新書だ。単行本と合わせると、80冊くらいで。その全部は私も言えないし、持ってもいない。でも新書10冊はキチンと持っている。

皆さんは、後期というか最近の新書は知っている。たとえば、『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)。これは2009年12月だ。2年前だ。

その前は、2009年6月の『愛国と米国』(平凡社新書)だ。その前は、川本さんとの対談。そして『愛国者は信用できるか』…となる。

そのさらに前になると、ほとんど知ってる人がいない。特に受験本や、浅野さんとの対談になると。えーい、発行順から、書いてみよう。自分の〈記録〉にもなるし。古い順から書く。

大浦監督を囲んだ打ち上げで 大浦監督を囲んだ打ち上げで
①『腹腹時計と〈狼〉』(三一新書)1975年10月
②『受験は不惜身命で勝て』(ゴマブックス)1995年1月
③『激論世紀末ニッポン』(浅野健一さんとの対談 三一新書)1995年11月
④『公安警察の手口』(ちくま新書)2004年10月
⑤『天皇家の掟』(佐藤由樹氏との共著 祥伝社新書)2005年8月
⑥『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)2006年5月
⑦『本と映画と「70年」を語ろう』(川本三郎さんとの対談 朝日新書)2008年5月
⑧『愛国と米国』(平凡社新書)2009年6月
⑨『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)2009年12月
⑩『愛国と憂国と売国』(集英社新書)2011年11月
布川事件の杉山卓男さんと 布川事件の杉山卓男さんと

②と③は余り知名度がないようだ。でも私にとってはどれも愛着がある。三一新書が2冊、ちくま新書が2冊だ。それに共著は3冊だ。こうして整理してみると、いろんなことが分かる。

①と②の間は何と、20年ある。新書からは全く、声がかからなかったんだ。単行本にしても売れてなかったんだろう。『腹腹』から20年経ってからきた仕事が「受験本」なのか。

そして浅野さんとの対談。

この3冊が「私の新書前期」かな。これから、9年経ち、ちくま新書で『公安警察の手口』を出した。これは又、大きなチャンスだった。

その次の『天皇家の掟』は知らない人もいるが、⑥〜⑩は皆、知っているんだろう。『公安警察』から、新書がコンスタントに出るようになる。仕事が順調にいったようだ。

⑤新書のタイトルは「愛国」が多いですね

(左から)有田芳生さん、鈴木、田城郁さん、木村三浩さん (左から)有田芳生さん、鈴木、田城郁さん、木村三浩さん

今、気が付いたけど、タイトルに「愛国」が付いているのが4冊あった。

その4冊とも「愛国」は〈結論〉だった。しかし今回は、「愛国」から始まり、憂国と売国に行く。もしかしたら、これは私の〈進み方〉〈進む方向〉を暗示しているのかもしれない。

このままでいいのか!と叫ぶ「憂国」は、時として、破壊的な方向へと向かう。時として、「反日」「売国」と相互乗り入れするかもしれない。その辺の緊張関係を示しているタイトルでもある、と私は思う。

単に、愛国者と、憂国者と売国奴とを並べて論じ、評価・糾弾した本ではない。

だって、第四章「私が出会った素晴らしい人々」は、右よりも左の人の方が多い。「反日、売国」と呼ばれても、本当はこっちの人の方が「愛国」かもしれない。「愛国マジック」だ。

原和美さん、飛松五男さん、鈴木(神戸で) 原和美さん、飛松五男さん、鈴木(神戸で)

それは、第五章の「右翼人と左翼人」にも言える。案外と、表裏一体だったり、コインの裏表だったりする。「左翼的愛国人」「左翼的憂国人」だって、勿論いる。逆なことも言える。

第二章 右翼人の作られ方

第三章 右翼人の生活と意見は、ほとんど、「余は如何にして右翼となりしか」だね。私の生活史だし、思想史だ。「日々是右翼」だった。

ただし、第一章は、かなり奇抜だ。単なる右翼人ではないな、この人は。だって、小見出しを見ると、こんなのがある。

会場からも活発な質問が 会場からも活発な質問が
「十七条憲法に復帰せよ」
「護憲派右翼の登場」
「純粋護憲派は最大の天皇制支持勢力」
「憲法1条〜8条の削除方法」
「口語訳という改憲の仕方」

…と、ある。危ない。もう、これじゃ右翼じゃない。と言われるだろう。あるいは里見岸雄を真似てるのかもしれない。あるいは〈現状〉に苛立っているのかもしれない。それで、挑発しているのだろう。

だから、危ない本だ。愛国・憂国の本であるふりをして、実は…。まぁ、それは読んでからにしてほしい。そして、皆で、著者に抗議をしましょう。11月19日(土)は、「マガ9学校」で、セミナーもあるし。そこに行って文句を言いましょう。

【だいありー】

美女に囲まれて。飛松さんと鈴木 美女に囲まれて。飛松さんと鈴木
  1. 11月7日(月)午前中、原稿。午後、取材。7時、ネイキッドロフト。「男たちの国防論」vol.21。「国防を考える我々が、なぜ脱原発に走るのか!?」。「右から考える脱原発集会&デモ」の呼びかけ人・針谷大輔氏(統一戦線義勇軍議長)。それに、ゲストはnoiehoieさん、そして私。満員でした。
     Ustreamでも流され、「見たよ。よかったね」といろんな人から言われました。かなり突っ込んだ話になりました。今まで、「右から考える脱原発集会&デモ」には全部出てたのに、10/23(日)だけは、北朝鮮へ行っていて、出れませんでした。すみませんと謝りました。この日のデモも盛り上がり、マスコミへの抗議も果敢に行ったそうです。当日の写真をもらったので、載せておきました。
  2. 11月8日(火)原稿の〆切で夕方まで、ずっと閉じこもって書く。進まない。夜、雑誌の座談会。
10/23の「右から考える脱原発集会&デモ」 10/23の「右から考える脱原発集会&デモ」
  1. 11月9日(水)午前中、図書館。午後3時、文化放送。「今日のテーマ」は、「野田総理、明日参加表明か? どうなるTPP」。
     今日のゲストは、ルナ・オーガニック・インスティテュート主宰の安田美絵さん。安田さんは「食の安全」からもTPP反対の立場。日本と違ってアメリカは遺伝子組み換えの表示義務はない。TPPに加盟したら、「表示制度をなくせ」と圧力をかけられる。豆腐も納豆も遺伝子組み換えのものかどうか分からないまま食べさせられる。又、農産物以外でも、食の安全、医療、労働問題においても、日本の危機だ。〈国益〉の点からも大いに疑問だという。安田さんの発言を受けて、熱く語り合いました。
     「編集長は見た!」は「ムー」の三上丈晴編集長。特集は「超常ニュース最前線」で。
    パキスタンにミクロ・エイリアンが出現!
    東日本大震災にタイムスリップ現象の謎。
     これは興味深かった。学者や警察官などが、「時間の遅れ波紋」(ディラトリーリップル)を経験。その具体例が報告されている。
     そして、Wコロンの謎かけ。さらに「UST延長戦」は、北朝鮮問題。拉致問題。横田めぐみさんの生存情報。さらにはめぐみさんの娘さんのヘギョンさんの結婚。そうした情報について詳しく話をしました。
マスコミの報道姿勢を徹底批判した マスコミの報道姿勢を徹底批判した
  1. 11月10日(木)12時、神田の集英社。私の『愛国と憂国と売国』(集英社新書・700円)の見本誌をもらう。11月17日(木)、発売だ。やっと出来た。苦労した。2年以上かかった。東日本大震災があったので、急遽書き直したり、書き足したり。全面的に変えた。そして、やっと出来た。嬉しいです。久しぶりの新書です。
     午後3時、河合塾コスモ。現代文要約。5時、基礎教養ゼミ。蓮池透さんの『私が愛した東京電力=福島第一原発の保守管理者として=』(かもがわ出版)を読み、原発のことを生徒と語り合う。終わって生徒と食事会。それから、高田馬場の居酒屋「土風炉」へ。新刊発売を祝って、レーニンさんや高木さんたちが祝ってくれた。ありがたいです。
  2. 11月11日(金)午前中、原稿。午後2時、デニーズで新聞社の取材。夜、原稿の打ち合わせ。
     夜、野田首相が記者会見し、「TPP交渉参加」を表明。国論が二分し、国会議員でも、反対・慎重論の方が多いのに。大丈夫か。
  3. 11月12日(土)午前中、図書館。午後1時、青山スパイラルホール。松岡正剛さんの連塾。「本を聴きたい」。唐十郎、町田宗鳳、高橋睦郎、華恵、水原紫苑、観世銕之丞さんを迎えて、本について話を聞く。午後8時まで。
     「耳の文学・声の言葉。各界の異能者たちの生涯一度の本読パフォーマンス」。そのあと、打ち上げパーティが午後8時から10時。まさに「知の競演」でした。勉強になりました。松岡正剛さんにも、本の読み方について、いろいろと教えてもらいました。
  4. 11月13日(日)次の対談のため、大量に本を読んでます。それから、地方へ取材。ミッション。

【写真説明】

『愛国と憂国と売国』(集英社新書)

①11月17日(木)発売の、『愛国と憂国と売国』(集英社新書・700円)です。

「東京新聞」11/7付

②「東京新聞」11月7日(月)付朝刊です。横田めぐみさん、ヘギョンさんの「情報や接触 次々と」。大々的に出ています。 私のコメントも出てました。

高麗ホテルで。若林盛亮さんと

③10月に訪朝した時です。高麗ホテルの47階・展望レストランで、ピョンヤン市内を一望しながら、語り合いました。「よど号」グループの若林盛亮さんと。

小西隆裕さんと

④同じく、小西隆裕さんと。

展望レストランから以内を見る

⑤展望レストランから市内を見下ろしています。

田原総一朗さん(中央)、大浦監督(右)と

⑥10月30日(日)、映画「天皇ごっこ=見沢知廉・たった一人の革命=」の監督トークのゲストで田原総一朗さんが来てくれました。私も聞きに行きました。北朝鮮の報告もしました。田原さん(中央)。右は大浦信行監督。

大浦監督(左)、植垣康博さん(右)

⑦11月3日(木)のゲストは植垣康博さん(元連合赤軍兵士)でした。聞きに行ったら、私も壇上に上げられました。(左から)大浦監督、鈴木、植垣さん。

大浦監督を囲んだ打ち上げで

⑧終わって、打ち上げ。大浦監督を囲んで。その右はあべあゆみさん(劇団再生)。 平早勉さんが撮ってくれました。

布川事件の杉山卓男さんと

⑨布川事件の杉山卓男さんと。杉山さんは、千葉刑務所で見沢知廉氏と一緒だったそうで、貴重な話が聞けました。11月1日(火)午後1時から4時。滝野川会館大ホール。えん罪JR浦和電車区事件を支援する集会で。「弾圧から9年。最高裁に口頭弁論を聞かせ、美世志会の逆転無罪を実現する11.1集会」。

(左から)有田芳生さん、鈴木、田城郁さん、木村三浩さん

⑩11月4日(金)、夜、新宿で。左から有田芳生さん。鈴木、田城郁さん、木村三浩さん。

原和美さん、飛松五男さん、鈴木(神戸で)

⑪11月6日(日)午後2時より、神戸市勤労会館で。「vs原和美トークライブ=護憲派の原和美、今度は神戸の地で保守派論客と激突」。憲法、防衛、自衛隊、東日本大震災…について大いに語り合いました。(左から)原和美さん、飛松五男さん、鈴木。

会場からも活発な質問が

⑫会場からも活発な質問が飛びました。

美女に囲まれて。飛松さんと鈴木

⑬飛松五男さんと私。美女に囲まれています。

10/23の「右から考える脱原発集会&デモ」

⑭10月23日(日)の「右から考える脱原発集会&デモ」。多くの人が参加したそうです。私は行けませんでした。すみません。

マスコミの報道姿勢を徹底批判した

⑮同じく、デモです。マスコミ批判も徹底的にやりました。

【お知らせ】

  1. 11月16日(水)3時半から文化放送。この日は、超ビッグなスターがゲストで出るようです。USTも見て下さい。
  2. 11月17日(木)私の「愛国と憂国と売国」(集英社新書)が、この日、発売になります。
     月刊「創」(12月号)。月刊「紙の爆弾」(12月号)が発売中です。両方とも連載を書いてます。『創』は「三島事件の呪縛」。『紙の爆弾』は、飛松五男(元刑事)、植垣康博(元連合赤軍)、そして私の過激な座談会です。
     又、森村泰昌さんの対談集『なにものかへのレクイエム』(岩波書店)、絶賛発売中です。私も出ています。
  3. 11月18日(金)、映画「天皇ごっこ」最終日です。K’s cinemaで。午後6時からの上映の後、今までのゲストが揃ってのトークがあります。私も出ます。
  4. 11月19日(土)、「マガジン9」主催の特別セミナー。「マガ9学校。第13回」です。
     実は私の本の出版記念セミナーです。中学生アイドルの藤波心ちゃん、それに鈴木耕さん(フリーライター)と私で。この本について語ります。
     場所は新宿のカタログハウス本社地下2階セミナーホールです。(渋谷区代々木12-2)。会費1500円です。午後2時から5時です。ぜひ、いらして下さい。
     鈴木耕さんは私の本の編集をやってくれた超有能なライターです。
     参加申し込みは、「マガジン9」にネットで、あるいは、FAXは03(5363)1708です。
  5. 11月20日(日)午後7時より、ネイキッドロフト。アッと驚く奇抜なイベントです。「東日本学生運動復興構想会議」。何と、現役の学生たちが学生運動の再生・復興を期して、語り合います。東大、早稲田、慶応、首都大、明大、東洋などの学生が結集するそうです。元活動家の老人たちが、「昔はよかった」と回顧するのではない。現役の学生による活動提起だ。
     これはぜひ聞きに行かなくちゃ。と思っていたら、「ゲストで出て下さい」と言われた。勿論、行きますよ。楽しみだ。満員になるだろうから、皆さんも早く行った方がいいでしょう。
  6. 11月24日(木)午後6時半、ホテルサンルート高田馬場3階会議室。三島由紀夫・森田必勝追悼「野分祭」。第1部・追悼祭。第2部・記念講演・東谷暁先生(ジャーナリスト)の「憂国の経済学」です。どなたでも参加できますので、どうぞいらして下さい。
  7. 11月25日(金)若松孝二監督の衝撃の映画「11.25自決の日=三島由紀夫と若者たち=」が出来上がり、この日、8時よりテアトル新宿で特別試写会。終わって、森達也さんと私のトークイベントがあります。
鈴木邦男ゼミin西宮 鈴木邦男ゼミin西宮
(クリックでPDFファイルが拡大します)
  1. 11月27日(日)2時、「鈴木邦男ゼミin西宮」。ゲストは寺脇研さんです。教育問題や映画の話をします。私も楽しみです。
     お問い合わせ、お申し込みは、鹿砦社 鈴木邦男事務局まで。0798-49-5302
  2. 11月28日(月)7時、代官山「山羊に聞く?」。「山羊に聞く?で羊に聞く」(第2回)。この日は、佐高信さんとの対談本『左翼・右翼がわかる!』(金曜日)をテキストに私が話します。桃江メロンさんに又、突っ込まれます。
  3. 12月10日(土)神戸。午前中、映画館で大浦信行監督の「天皇ごっこ」の上映(10時半より)。その後、雨宮処凛さんと私のトーク。
     さらに場所を移して午後2時から「コミスタこうべ」2階セミナー室で2人のトークがあります。
雨宮処凛×鈴木邦男 左右を超えて反原発・脱貧困 雨宮処凛×鈴木邦男 左右を超えて反原発・脱貧困
(クリックでPDFファイルが拡大します)
  1. 12月11日(日)昼、大阪十三の第7劇場。「天皇ごっこ」上映の後、大浦監督とトークをします。
  2. 12月13日(火)午後6時より、神保町・東京堂書店。鎌田慧さんとトークします。大逆事件をテーマにした鎌田さんの新刊『残夢 大逆事件を生き抜いた坂本清馬の一生』(金曜日)の出版記念トークです。
  3. 12月19日(月)夜7時より、ロフトプラスワン。月刊「創」プレゼンツの年末トークがあります。豪華ゲストが出演します。附録で私も出ます。
  4. 12月23日(金)午後1時より阿佐ヶ谷ロフト。「日本の将来」と「言論の自由」を真面目に考える大集会をやります。私も出ます。大物ゲストが大勢参加してくれます。
  5. 12月29日(木)午後7時、ネイキッドロフト。Wコロンの木曽さんちゅうさんとロケット団の三浦昌朗さんの「月刊浅草新聞=学べるニュース」に出ます。