2012/01/02 鈴木邦男

「デジタルの時代」だからこそ、「アナログ」で差がつく!

①月30冊ノルマを達成しました

鈴木宗男さんと(12/28) 鈴木宗男さんと(12/28)

明けましておめでとうございます。今年は復興と再生、希望の年になりますように。タツの年です。ドラゴンです。いい年にしたいと思います。

去年は大変な年でした。大震災、原発事故の年でした。激動の年でした。今までの日本。これからの日本を考えさせられました。被災地には3回行きました。仙台の高校の同窓会にも出ました。又、北朝鮮には2回も行きました。3冊の本を出しました。夏は、野生のイルカと泳ぐプロジェクトに参加しました。多くのミッションをこなしました。

本も、毎月30冊のノルマを課してますし、実行しています。その結果は来週にでも発表しましょう。

「劇団再生」の高木尋士さんは、何と、昨年は500冊を超えたそうです。それに、80巻以上ある『世界の名著』を全巻読破したそうです。今年は、それを記念して対談をやりたいと思います。今は、『人類の知的遺産』(講談社)を読み始めたといいます。これもいい全集です。

デジタルの時代だからこそ、「本を読む」というアナログな努力が必要なんですよ。昨年は、我がみやま荘も急激なIT化の年でした。

安田弁護士の事務所です 安田弁護士の事務所です

ブログの他に、ツイッター、フェイスブックを始め、それに伴って、パソコン、スマホも増えたし、地デジ化で、大型ブルーレイテレビが入り、部屋の中は一新しました。コタツにあたって20インチのテレビを見ていたのは昔のことです。

IT化で、機械が並び、まるでサイバー基地ですよ。テレビに内蔵されたビデオで、80時間まで録れるし、凄いです。それに、同時に3番組を録れます。

「あれっ、これ、録画したかな?」と思って、念のために録って、再生すると同じ番組が2つも録画されてる、なんてこともあります。不思議ですね。どうしてこんなことが出来るのでしょう。

又、外に出ていて、「ヤベ、録画を忘れた」と思ったら、スマホで録画できるんです。

さらに、これは優れものですが、人と話していて、「きのう、こんな番組があって、面白かったよ」という話になって、「じゃ、きのうの番組を予約しよう」ということも出来るのです。過去に戻って予約するのです。タイムトカプセルです。

種を明かせば、ビデオの会社が、全番組を録画しておき、そこから我々が選ぶのです。これは〈革命〉ですよね。

青木理さん(左から2人目)、安田弁護士(右) 青木理さん(左から2人目)、安田弁護士(右)

又、普通の人が、「デモをやらにゃ」と思い、つぶやくと、それだけですぐに1千人が「反原発」デモに集まった。ということもあります。私も参加しましたが、「ツイッターデモ」です。

時代は大きく変わりました。まるで、エジプト革命のようです。

今、日本で、携帯やパソコンを持ってない人はいません。だから、〈知識〉や〈情報〉は、全国民同一にあります。均等です。少なくとも、そこにアクセスできます。

そして、先生と生徒の差がなくなります。評論家と読者との距離もなくなります。厖大な世界の知識・情報を誰でも瞬時に得られるのです。

大学のレポート事情も激変しました。皆、パソコンを使ってコピペして書くのです。コピーアンドペーストですよ。ネットの情報を切り貼りしてレポートを書くのです。

私も専門学校で教えていた時、発見しました。「おっ!これは凄いレポートだ。資料や数字も詳しいし」と思ったら、全て同じレポートが次々とある。何のことはない。パソコンで得た情報だったのです。

②やはり最後は、「人間と人間」です

アレフの荒木浩さんと アレフの荒木浩さんと

だから、「レポートなどはやめよう」という大学も増えました。たとえば、コピペを発見するソフトも開発されています。

又、もっといいのは、1対1で面接するのです。何を聞くかは、その時に決めます。そうすると、パソコンや携帯に頼れないから、その人間そのものが問われます。

寺脇研さんが「西宮ゼミ」の時、言ってました。子供のうちから知識や情報を詰め込むやり方はいけない、こんなものは大人になってからでも得られる。

又、子供でもパソコン、携帯を通し、先生なみの情報を得ている。つまり、そんなものは誰でも手に入れられます。平等にアクセスできます。

しかし、人間の感性だけは子供のうちでないと育てられない。他人に対する思いやりや、イザという時の判断力などです。大人になって、知識・情報は有り余るほどあるのに、人間としての常識、感性のない人は多くいます。失言を繰り返して辞めていった大臣もそうです。

阿佐ヶ谷ロフトで(12/23) 阿佐ヶ谷ロフトで(12/23)

つまり、デジタルの時代だからこそ、アナログが必要なのです。私の好きな増田さんの本を最近、再読しました。そのことを再び確信しました。

増田剛己『思考・発想にパソコンを使うな=「知」の手書きノートづくり=』(幻冬舎新書)です。とてもいい本です。皆さんも読んでみて下さい。

〈「デジタル」の時代だからこそ、「アナログ」で差がつく〉

と言います。これは名言ですね。竹中労の「人間は弱いから群れるのではない。群れるから弱いのだ」と同じように、素晴らしいキャッチフレーズですね。デジタルでは皆、〈平等〉です。アクセスする時間が何秒か違うだけです。「差」はないのです。

もし、人間に差がつくとしたら、それは「アナログ」だといいます。つまり、どれだけ本を読み、考え、あるいは活動し、体験し…と。そうしたアナログな行為によって、その人間の「発言」に差が付き、人々は注目するのです。

増田は、ノートパソコンに全て、入れてしまってはダメだといいます。小さな手書きのノートを持ち歩き、電車の中でもどこでも、思いついたら、わざわざ手書きでメモする。それらのメモをまとめて、原稿を書く時は、パソコンでいいでしょうが。ともかく、手を使ってメモをすることが大事だといいます。

同じくロフトで 同じくロフトで

いい論文を書くためだけではありません。実は、手書きをすると脳が活性化するのです。パソコンのキーを打つ時は、脳は全く働かないのです。慣れれば慣れるほど、指は事務的にキーを叩きます。だからこそ、増田は言ってます。

〈先月、あるテレビで携帯電話のメールを打つ際の脳の動きというのをやっていた。なんと驚くべきことに、携帯電話でキーを叩くとき、脳はまったく使われてないそうである。これに対して、手書きの場合は脳を使う。文字を書こうとするとき、蓄積された膨大なデータから書きたい文字の形を検索する高度な処理が、脳内で一瞬にして行われているという〉

これは驚きですね。「手書き」の方が、脳は活性化され、「独創的」なものをつくるのです。パソコンをいくら駆使しても、「分類」し、「整理」することは出来ても、新しいものは生まれません。「唯一、アナログな行為」によって生まれるのです。

③談志さんの本に感動した!

特別席の徐さん、レーニンさん、ツルシさん 特別席の徐さん、レーニンさん、ツルシさん

12月21日(水)、談志さんのお別れ会に行きました。そこで、談志さんのCDや、娘さん・松岡弓子さんの本をもらいました。その本の中に、凄いなーと思ったことがいくつかありました。これは、デジタルでは生まれないと思いました。

談志さんの発想、面白さですよ。高田文夫さんが前に言ってました。落語を何百も憶えている人がある。驚くべき記憶力で、完璧に憶えている。頭はいい。「でも面白くない」。

一方、あまり、持ちネタはない。記憶力も悪い。時々忘れる。トチる。でも、「やたらと面白い」。芸人として、どっちが伸びるかだ。デジタル時代だからこそ、アナログで勝負が決まる、ということだ。

ちょっと話が外れた。娘さんの本だ。

松岡弓子『ザッツ・ア・プレンティー=父・立川談志との258日』(亜紀書房)だ。看病の様子が日記風に書かれている。何を食べたか、誰が見舞いに来たか、何を話したか、何を苦しがっていたか、などだ。それを、亡くなって、たった3週間で本にした。奇跡的だ。こんな記述がある。

「父は肌がきれいだ。こんなときでもスベスベしている。髪の毛は禿げなかったし、自慢の陰毛も黒いままだし」
「三島人形」とあゆみさん 「三島人形」とあゆみさん

「自慢の陰毛」か。娘に自慢して、いつも見せてたんだろう。不思議な父子だ。病室では、陰毛だけ見るわけにはいかないから、中の大根、いや牛蒡も見て、つまんでいたんだろう。体も拭くんだし。うーん、よく分からん。それよりも、次の言葉だ。

〈ちょうど去年の10月に週刊誌でお医者様との対談があり、父は「ふとした病で死にたいね。生まれ変わったら、ヘビでもカラスでも味の素でもいい。葬式はしないで、骨は海にまいてくれ〉

そして、次だ。アッと思いましたね。

〈「死後の世界はあると思う。きっと、いいからみんな戻ってこない、云々…」と言っていた。今読み返してみると父らしくて納得できる。父は落語家、立川談志。私は談志の娘なのだ。どんなときだって、シャレがわからなきゃダメだよ、パパ!〉

そうか。あの世は、いいとこだから、皆、戻ってこないんだ。これは一大発見でしたね。名言ですよ。人生訓ですよ。

徐さん、ツルシさん 徐さん、ツルシさん

こういうシュールな人生訓だけを集めて、教科書にしたらいい。情操教育になる。この言葉なんて、エッ?と思い、オーと思い、そんな馬鹿なと思い、でもそうかもしれんぞ、そうだったらいいな、と、いろいろ考えさせられる。いい言葉だよ。

そうだ、思い出した。内田百閒の言葉に、「酒やタバコは体に悪い」というのがある。みんな、やめたらいい。その「根拠」としてこう言う。

「子供を見てみろ。酒やタバコをやらないから、皆、長生きだ!」

凄いね。一瞬、真理かな、と思わせる。こういう目の付け所がいいよね。これは、いくら「知識」や「情報」を集めても出てこないものだ。デジタルの中からは発見できんよ。アナログの中で発見される〈独創性〉ですよ。異端ですよ。

④義理や美風が大切か。命が大切か

二次会ですね 二次会ですね

ということで、今年もがんばって行きましょう。サイバー基地の中でも、「情報ダイエット」して、パソコンに向かう時間は極力抑えようと思っています。

電車の中でも、あえて、メールはしません。電車の中では必ず本を読むことにしています。「断捨離」も実行しています。

知り合いから送ってもらった本ですが、出久根達郎の『日本人の美風』(新潮新書)を読んでました。

〈美徳、清貧、義理がたさ、陰徳、思いやり…この国には不朽の礎(いしずえ)がある。時代を超えて胸を打つ「日本人論」〉

と本の帯には書かれています。私の知らない人もいますし、知らなかった事実もあった。

〈大津波から村を救った異能の実業家、分度を守り復興を成し遂げた二宮尊徳、著名な学者を唸らせた無名の人の志、貧 しくても守り通した義理から生まれる人の縁、災厄のときこそ人心を慰める皇后の読書歴――日本人の美点を体現した人びとの凄みを、歴史の襞の中から見つけ 出す秘話七篇〉
二次会が終わって 二次会が終わって

その中で、「義理がたい――樋口一葉の優しき清貧」の中に、こんなことが書かれていた。

〈長生きの秘訣は、義理を欠くことだ。
と言ったのは誰だったか。風邪で休んでいる最中に知り合いの訃報が届く。無理して、弔問に出かける。案じていた通り、こじらせてしまい、運が悪ければ義理で命を落とす破目になる。義理がたい人は短命だ、ということになる。いい人ほど早死に、と俗間言われるけれど、いい人は義理の人の意味かも知れない〉

すみません!と私は謝ってしまいました。これは私のことだ。義理を欠いてるから、今まで生きてこれたんだ。申し訳ありません。

去年だって、3冊の本を書くために、義理の欠きっぱなしだ。いろんな集まりには行けなかった。手紙には返事を出さなかった。本やお菓子を送ってもらっても礼状を書かなかった。

佐川一政さんと 佐川一政さんと

「そのうち、仕事が一段落したら、まとめて書こう」と思っているうちに1年が経ってしまった。本当にすみません。

これは、左右の運動にも言えるかもしれませんね。「デモに行って暴れよう!」「ハイジャックに行こう」「テロをやりに行こう」とお誘いに、義理がたく付き合っていたら、すぐに獄中だ。短命だ。

私は、義理を欠いたから、生き残っている。悪い人なんですよ私は。義理を欠き、「日本人の美風」に反する人間です。反日的人間です。そうか、「反日的人間」というタイトルもいいな、次の本は。と、義理を欠いた発想をしてしまいました。

すみません。そんなわけで、今年も、さらに義理を欠く1年になるでしょうが、よろしくお願いします。

【だいありー】

「ゼロワン」vol.2の集まりで 「ゼロワン」vol.2の集まりで
  1. 12月26日(月)午前中、原稿。前日はネイキッドロフトだった。少し疲れた。寒気がするので、早めに寝た。といっても1時頃だが。5時に起きて、原稿を書く。仕事が遅いので、なかなか出来ない。
     午後から図書館で調べもの。それから、打ち合わせ。
  2. 12月27日(火)午前10時、東中野の骨法整体。左膝が痛いし、さらに右膝まで痛め、歩くのも大変だ。年内に見てもらおうと予約して、行った。
     あんなに痛かったのにスーッと痛みが取れていく。柔道で、投げつけられて、それが痛みの原因かと思ったが、それだけではない。下を向いて原稿ばかり書いてるから、手、腕、首、背中が固くなり、それが膝にまで影響するという。
     「それに歩き方も悪いです」と、教えてもらった。40分、治療してもらって、治った。凄いです。ありがとうございました。
     午後は原稿を書き、夜は柔道に。おかげで柔道も出来ました。講道館は今日、稽古納めでした。よかったです。
ネイキッドロフトです ネイキッドロフトです
  1. 12月28日(水)午前中、原稿。午後3時、文化放送。今日のテーマは「民主党とマニフェスト。そして自分たちを考える!」。
     民主党が政権を取った09年の衆院選で打ち出した「マニフェスト」が腰砕けの状態になった。八ッ場ダムの建設継続が決定。「子ども手当」は廃止。そして高速無料化は打ち切られた。
     しかし、東日本大震災、原発事故という「国難」に当たって、マニフェストにこだわることはない。「すみません。ミニフェストは守れません!」と国民に謝るしかない。それで選挙で国民に信を問う。
     その前に消費税増税はおかしい。このゴリ押しは、民主の自滅につながる。離党者への格好の「口実」「大義名分」を与えることになる。
     「編集長は見た!」は「サピオ」の三浦和也編集長。特集はキム・ジョンイルの亡霊は踊り続ける」。〈核兵器を起動させる「安全装置解除コード」は「先軍政治派」の手に落ちた!〉
     終わって、赤坂の安田好弘弁護士の事務所へ。死刑反対の運動をしている「フォーラム」の忘年会だ。もの凄い人だった。青木理さん、森達也さん、菊田幸一さん、アレフの荒木浩さんなどに会う。ビンゴでは、豆の缶詰が当たった。豆好きが分かったらしい。ビンゴ君に。
     そこに鈴木宗男さんが来た。「オー!」と歓声が上がる。「前科1犯の鈴木宗男です。今年はお世話になりました。来年も闘います!」と言って、嵐のように来て、帰った。超忙しいのによく来てくれた。「今日、息子に子どもが生まれました!孫です。私がいないと皆、平和で、子どもが生まれたようです」と報告してました。
「宮崎みのりカラオケ教室」で 「宮崎みのりカラオケ教室」で
  1. 12月29日(木)今日の朝刊を見たら、民主は離党者が続々と出ている。鈴木宗男さん、松木けんこうさんがキーマンだ。宗男さんは「真民主党」をつくるというし。他にも民主党から「みんなの党」に行く人もいるだろうし。
     橋下徹さんが国政を変えようと、選挙に「維新の会」から出てたら、民主は呑み込まれる。野田「増税」内閣はやっていけない。皆、そういう不安を持ち、浮き足だっているようだ。
     原稿の〆切があって、まだ書いてる。午後、取材と打ち合わせ。午後5時、一水会事務局へ。久しぶりだ。大掃除が終わり、今年の反省会。そして来年への計画を語る。来年は「一水会40周年」だ。それに、「レコンキスタ」400号を迎える。木村代表以下、若い活動家、編集者が頑張っているからだ。
     6時半に中座して、新宿のネイキッドロフトへ。Wコロンの木曽さんちゅうさんとロケット団の三浦昌朗さんの「月刊浅草新聞=学べるニュース」。私はゲストで出る。文化放送の「夕やけ寺ちゃん活動中」で、水曜日、Wコロンと一緒に出ている。
     しかし、この日の木曽さんは、テンションが上がり、やたら張り切っている。面白かった。「右翼のことを聞きたい」と言うが、本人の話の方が、ずっと右翼的だ。顔も体も戦闘的だし、右翼的だ。
     「ロケット団」というのも、本当は「ロケット弾」だろう。新左翼過激派がよく使っていた。命名者はきっと新左翼だ。だったらいっそ、「青空右翼・青空左翼」にして、思想漫才をやったらいいのに。と言ったら受けた。楽しかったです。
     それにしても、2人はよく勉強している。そして、面白い。7時半始まりなのに、5時に来て、2人で「ネタ合わせ」「打ち合わせ」をしたという。凄いですね。こんなに真剣な人は他にいません。
     それに、「寺ちゃん」で一緒に出ている貞包みゆきアナウンサーも聞きに来てくれました。ありがとうございました。
  2. 12月30日(金)、年内〆切があって、まだ原稿を書いてる。午後まで必死に書いていた。夕方5時の新幹線で静岡へ。7時から、スナック「バロン」で忘年会。そのゲストで呼ばれたのだ。
     「バロン」の店長は植垣康博さん(元連合赤軍兵士)。でも、店は普通のお客さんで一杯だ。来年は「連合赤軍事件から40年」だ。その節目の年に、いろんな特集や企画もやられるだろう。「連赤の意味」「真実は何か」を植垣さんと話した。そして最終の新幹線で帰った。
  3. 12月31日(土)原稿を書いたり、年賀状を書いたり、本や書類の整理をしたり。夜は、近くの神社に行きました。
  4. 1月1日(土)2012年の正月です。明けましておめでとうございます。

【写真説明】

鈴木宗男さんと(12/28)

①安田好弘弁護士の事務所で「死刑反対・フォーラム」の忘年会がありました。12月25日(水)です。何と、鈴木宗男さんが駆け付けてくれました。皆が「あっー!」と歓声を上げました。酒を届け、一度、挨拶をし、嵐のように去っていきました。

安田弁護士の事務所です

②宗男さんは、「今日、孫が生まれたんです」と皆に報告してました。これからの政局のキーマンになってます。

青木理さん(左から2人目)、安田弁護士(右)

③青木理さん(私の左隣り)、安田好弘弁護士(右)です。2011年は死刑の執行が1件もありませんでした。これはいいことだと皆、喜んでました。

アレフの荒木浩さんと

④アレフの広報部長の荒木浩さんと。『紙の爆弾』で対談をやりましょうよ、と言ってるんですが。

阿佐ヶ谷ロフトで(12/23)

⑤阿佐ヶ谷ロフトで。12月23日(金)。私は「言論の自由」についての討論会かと思ったら、司会の白井さん(左)が、「鈴木邦男と4人の女性」とタイトルを変えてました。それぞれ仕事上でお世話になっている方々です。
 「週刊金曜日」の赤岩さん、「劇団再生」のあべさん、監獄人権センターの塩田さんです。でも3人ですね。あとは女装癖の白井さんか。右は特別ゲストの佐川一政さん。

同じくロフトで

⑥同じくロフトですね。第2部は、佐川さんにかわって、「三島人形」制作者の石塚公昭さんに出てもらいました。

特別席の徐さん、レーニンさん、ツルシさん

⑦右の特別席には、左から、徐裕行さん、ツルシ・カズヒコさん(元「SPA!」編集長)、編集者の椎野礼仁さん。

「三島人形」とあゆみさん

⑧石塚さんの作った三島人形を前にあべ・あゆみさんと。

徐さん、ツルシさん

⑨徐裕行さん、ツルシ・カズヒコさん。

二次会ですね

⑩二次会ですね。阿佐ヶ谷の白木屋です。

二次会が終わって

⑪二次会が終わって、記念撮影。

佐川一政さんと

⑫佐川一政さんと。今年は、私の「生誕祭」にも来てくれました。

「ゼロワン」vol.2の集まりで

⑬「ゼロワン」vol.2出版記念イベントで。サンタの格好をした早見さんもいます。12月25日(月)、ネイキッドロフトです。

ネイキッドロフトです

⑭若者たちが沢山集まり、熱く語りました。

「宮崎みのりカラオケ教室」で

⑮宮崎みのり「カラオケ教室」です。プロの歌唱法を教えてもらいました。

【お知らせ】

  1. 1月3日(火)の深夜、正確には4日(木)の午前1時から、テレビ東京で「田原総一朗の遺書2012」が放送されます。これが第1回で、以後毎月やる予定でしたが、とりあえずこの1回で完結編だそうです。だから、ぜひ見て下さい。
     田原さんが昔撮った作品の中から2つを放送し、ゲストが現時点での「解説」を語ります。他の作品は「告知」の形で作品紹介をするそうです。
     3日に放送するのは「連合赤軍:ゲスト植垣康博」。「藤圭子:ゲスト原一男」です。「告知」で紹介されるのは以下です。「学生右翼」「全共闘」「田中角栄」「べ平連・小田実」「永山則夫と三上寛」…などです。その1つひとつも、ぜひ完全版で見たいですね。
  2. 1月17日(火)午後7時より、一水会フォーラム。講師は中野剛志先生(京都大学大学院准教授)。講演テーマは「TPP亡国論」。場所はホテルサンルート高田馬場です。
  3. 1月22日(日)午後2時、西宮で「鈴木ゼミ」。ゲストは北村肇さん(「週刊金曜日」発行人)です。テーマは「原発事故の責任と脱原発への道」です。
     なおこの日は、Paix2(ペペ)さんも特別に出てくれます。ミニコンサート付きです。
     問い合わせ、申し込みは岩井正和へ。080(5702)8405です。
  4. 1月30日(月)7時、代官山「『山羊に聞く』で羊に聞く」。私の『竹中労』(河出書房新社)をテキストに話をします。