2012/01/30 鈴木邦男

『増補・失敗の愛国心』が出ました!

①漫画、写真、イラストが一杯の楽しい本です

『増補・失敗の愛国心』 『増補・失敗の愛国心』

あれは4年前なんですね。私が、「中学生向け」の本を出したんです。『失敗の愛国心』(理論社)です。

写真、カラーイラスト、漫画が沢山入っていて、とても楽しい本です。「よりみちパン!セ」シリーズの1冊で出しました。

そして今度、『増補・失敗の愛国心』が出ました。増補にあったって、17ページも巻頭に書き足しました。〈「東北製」の誇り〉です。私も東北製です。出版社も変わって、イースト・プレスです。いろいろと事情があって、出版社は変わったようです。

でも、「よりみちパン!セ」シリーズは全て、このイースト・プレスに移り、続々と「復刊」しております。私の本も復刊してくれました。ありがたいです。

「でも4年も経って、東北出身の鈴木さんとしては3.11東日本大震災に触れないわけにはいかないでしょう」と編集者に言われ、大幅に書き足しました。12月の慌ただしい時に、慌ただしく書きました。

そして、1月19日に発売です。嬉しいです。

本の表紙は、私ですね。背景は海です。大きな太陽が昇っています。

亀に乗って街宣してます 亀に乗って街宣してます

あっ、今、気が付いたけど、これは「日の丸」を表しているのかな。私は胸に「S」のマークを付けたセーターを着ています。スーパーマンでしょう。

いや、ただ、鈴木の略かな。裏の表紙は、クニオ少年が亀に乗って、天を駆けています。ETのようです。

亀は普通、海に潜り、竜宮城に案内するはずです。でも、この亀は天上を目指しています。

そして、海には、クジラやイルカもいます。一見したところは、見えませんが、じっと見たら、段々と見えてきます。4年前に出た時もこの表紙です。

これは予言です。後に私が、クジラやイルカの為に闘うというミッションを知っていたんでょうね、亀は。

(4年前の表紙も同じですが)私は呟いています。ツイッターしています。後の「ツイッター・ブーム」を予言しているんです。こんなことを呟いています。

「退学事件」も漫画に… 「退学事件」も漫画に…
〈ぼくが著者の鈴木邦男です。日本のためによかれと思い、40年間〈右翼〉をやってきました〉

このツイートが、下の帯に続きます。凄いです。勝手に連動しています。3Dです。(ちがうか)。

では、どう続いているかです。

「そしてこの本は、ぼくの宝だ!」と続きます。その下は、「編集者の声」ですね。いや、読者の「中学生の声」なのかな。こう書かれています。

〈愛国心にこだわり続けたがゆえの失敗の連続、その全てを赤裸々に語る。そしていま、右翼も左翼も超え、どんなに自分と異質な人間とも、どこまでもとことん話し合う、邦男さん。だから、教えて下さい。いま私たちが愛すべき国、愛すべき故郷は、いったいどこにあるのでしょうか〉

それに答えたのがこの本ですね。特に「増補版」の為に書いた〈「東北製」の誇り〉ですね。小見出しはこんなです。

『Will』3月号 『Will』3月号
  1. 赤裸々な体験と怖い「愛」
  2. 3.11と「愛東北心」
  3. こんな国に愛国心など持てるのか
  4. 「政治家」に頼るな
  5. これからの国防は自然災害と人災対策
  6. おもしろくなくてはいけないのか
  7. トップの正義感と失敗の愛国心

②「東北製の誇り」を書き足しました

障害者スポーツセンターで(1/22) 障害者スポーツセンターで(1/22)

いやー、かなり思い切ったことを言ってますね。そうだ。写真、イラストが多いと言ったけど、忘れちゃいけない。「パラパラ漫画」がついているのだ。ページの左下に。

パラパラとめくると、クニオ少年が動きます。日の丸の鉢巻をして、「S」のマークの付いたシャツで走ります。

パン食い競争に挑戦したり、木登りに挑戦したり、イルカと泳いだり、ドバイの超高層ビルによじ登ったり。そこまではないかな。

でも、挑戦です。ミッションです。時には、月光仮面の格好をして走ります。ヤバイな。昔の非合法闘争のことを表しているのかな。うーん、見抜かれてるな。

それから、スッテン転んでしまうとこもあります。逮捕された時のことでしょうか。でも、元気に立ち上がって、バタバタとホコリを払います。凄いです。

パラパラとめくっているだけで、私の一生が全て、出てきます。

ともかく、こんな楽しくて、エキサイティングな本はありません。本当に嬉しいですね。

だから、「この本は僕の宝だ」と呟いてしまったのです。目次も紹介しましょう。

増補・「東北製」の誇り

「五輪おじさん」山田直稔さんと 「五輪おじさん」山田直稔さんと
はじめに
 
第1章
「愛国心」がきみを追い回す
第2章
「右翼」と「左翼」は、ひとりの人間のなかにいる
第3章
少年は「愛国心」で人を殺した
第4章
「宗教」が認めた暴力
第5章
気がつけば、ぼくは「右翼」
第6章
「お前はつかまりたかったんだね」
第7章
失敗したから、道は開けた!
第8章
でかい「正義」に気をつけろ!
おわりに
 
有田芳生さんと 有田芳生さんと

これは、「失敗学」かもしれませんね。失敗したからこそ、その悔しさをバネにして、頑張れる。

そういうことか、と思うでしょうが、私の場合は、ちょっと違います。全然、バネにしてません。ずっと、クヨクヨしてます。嘆いてます。

何てドジなんだろう。何で俺だけが不幸なんだろうと暗くなります。

ただ、ずっと後になってから、あっ、あの時、失敗し、追放されてよかったな、と思うのです。

そうすると、昔、喧嘩して私を追放した人が神様に見えてくるのです。これは本当です。

たとえば、この本にも書いてますが、私の人生は失敗の連続です。いつも、追い出されています。

高校を退学になり、大学では全共闘にいじめられ。右派学生運動では、必死に頑張って、全国組織のトップに立ったら、1ヶ月後に、「無能」だからと解任・追放され。

「男たちの国防論」で(1/25) 「男たちの国防論」で(1/25)

故郷の仙台で本の配達のバイトをしていて、産経新聞に拾われて上京。でも4年後、クビ。それからも、クビ、連載の打ち切り…と切られまくってます。

「これこそ自分のやりたい仕事だ」と思ってたのに、「無能」だからと切られた時は、本当にショックでした。ずーっと暗く暗く考え込みました。もう死のうかと思いました。

段々、自分の行動がおかしくなるし、言ってることも変なんです。眠れないし、夜中に暴れたりしました。

「あっ、こうして人間は狂っていくのか」と実感しました。

でも、10年以上経ち、「あっ、クビになってよかったな」と思います。

だって、クビにならなかったら、ずっとそこで、しがみついてやっていたでしょう。学生運動を年取ってやってたり。

実際、左翼の人にはいるんですよ。40、50になっても大学に入り直して、運動をしてる人が。

又、そのままいったら、「生長の家」の本部に入ったでしょう。あるいは、産経新聞でずーっとやってたり…と。私は「東北製」だから、よく言えば、東北人の粘りでしょう。悪く言えば、方向転換がきかない。

だから、神様が、「おいおい、もういいだろう。ここは卒業して、次にチャレンジしてみろよ」と言ってくれたんでしょう。

③「失敗」があって、よかったんですよ

寺脇さんの講演会で(1/21) 寺脇さんの講演会で(1/21)

そう考えると、「失敗」はありがたいです。「失敗」があったから転機があるのです。

そうだ。予備校で、「僕は大学に落ちてよかった」と言ってた生徒がいました。

「SPA!」に「夕コペ」を書いてた時です。小林よしのりさんの「ゴー宣」にも漫画で私は出てました。

その「漫画の鈴木先生」に予備校で会えて感動した。そして教えてもらっている。もし大学に受かっていたら、こんなチャンスはなかった。だから僕は大学に落ちてよかった。と言うのです。

凄い予備校生ですよね。私は心の中で号泣しました。俺は未熟だな。「この生徒に教えられた」と思いました。

だから、サラリーマンでクビになったことなど大したことではない。いや、クビになってよかったんです。こんなに広い世界に押し出してもらえた。

10「西宮ゼミ」で(1/22) 10「西宮ゼミ」で(1/22)

世の中には、同じように、会社をクビになったり、転勤させられたりして、悔しい思いをしてる人がいるでしょう。自分の力が正しく評価されないと、嘆いている人もいるでしょう。

でも、それが次のチャンスにつながっているのです。嘘だと思ったら、『失敗の愛国心』を読んで下さい。

そうだ。今年は、連合赤軍40年だ。じゃ、誰かに『失敗の連合赤軍』を書いてもらったらいい。植垣康博さんなんかがいいでしょう。

「中学生向け」に書くとなると、難しいですよ。でも、「死の総括」をくぐり抜けた彼なら大丈夫でしょう。

他にも、オウムで最近出頭した平田信さんなんかにも書いてもらったらいい。もう1年か2年で出てくるでしょうし、『失敗のオウム真理教』ですね。

ともかく、この本は、私の最も好きな本です。今、パラパラと、パラパラ漫画を見ていたら、最後まで見ちゃった。

そして、「著者プロフィール」を見た。うまい。編集者が書いたんでしょうが、実にいいですね。こんな感じです。

「アエラ」(1/30号)
「アエラ」(1/30号)
〈1943年、福島県生まれ。67年早稲田大学政治経済学部卒業、70年同大学院中退。70〜74年産経新聞に在籍。72年に、三島由紀夫の「楯の会」の事件に大きな影響を受けた仲間とともに「一水会」を設立する。99年まで代表をつとめるも、その発言がつねに「一水会代表」としての意味を持つことに危惧を感じ、発言の「個人責任」をとるべく、現在は顧問の位置にある。また、河合塾コスモ、日本ジャーナリスト専門学校で講師をしている。みずからの著作活動についてどのような反応・反響へも言葉でもって応えることを「覚悟」とし、著作のすべてに自宅の住所と電話番号を記しつつ、講演や対談をはじめ、求めがあれば思想や立場をこえて旺盛な発言をつづけている。言論の場が容易に奪われ、その自由がないがしろにされる現代の状況に厳しく警鐘を鳴らしながら、思想書からサブカルチャーまでジャンルを問わず、好奇心の赴くままに本をひもとき、さまざまな価値観と出会うべく広く対談を行う日々〉

④『竹中労』を書く運命でしたね

著者の五味洋治さんと(1/25) 著者の五味洋治さんと(1/25)

このあとは、沢山の著書が紹介されている。今、読み返してみて驚きましたね。素晴らしいプロフィールですね。私だって書けません。ありがたいですね。

普通なら、どこの学校を出て、どこに勤め、著書は…と現実的、表面的な物事を追うが、これは違う。その本人の悩み、苦しみ、孤立感、覚悟などを中心にして書いている。

なかなかないですよ。ありがたいと思いました。

そして、あっ、「竹中労に影響されてるんだな」と思いましたね。

竹中労は言ってます。「人は弱いから群れるのではない。群れるから弱いのだ」と。1人でも闘う覚悟を言ってます。

ということは、このプロフィールが書かれた4年前から、もうすぐに「竹中労」を書こうと思ってたのでしょう。そんな気がします。

編集者の〈予言〉というか、予知能力を感じます。

「よりみちパン!セ」を出しているイースト・プレスは、多分、皆も聞いたことがあると思います。文庫本の漫画を沢山出してます。それも日本と世界の古典文学です。

志茂田景樹さん、新海均さんと(1/23) 志茂田景樹さん、新海均さんと(1/23)

「あっ、そうか」と思い出した人も多いでしょう。私も随分と読んでます。ドストエフスキーや漱石などです。

昔、読んでいて、筋を忘れてしまい、確認するために読んだり。又は、漫画だと、どう描かれるのかな、と思って買ったり。

『資本論』や『君主論』なんかそうですね。それと超長い小説なので、まず漫画で要点をつかんでおき、いつかは挑戦してみようという小説もあります。

『失われた時を求めて』です。これは世界で一番長い小説と言われています。あっ、こういう話かと分かったので、次は小説に挑戦しますよ。

日本で一番長い小説と言われているのは『大菩薩峠』です。私は、これは読みました。かなり苦労して読みました。

その体験談は『鈴木邦男の読書術』(彩流社)に書いてます。〈日本〉を制覇したので、次は〈世界〉ですよ。

というわけで、今週は終わりです。

あららら、ここで終わっちゃいけないんだ。

イースト・プレスは漫画で文学書や思想書を沢山出している。だから、ぜひ「よりみちパン!セ」シリーズも漫画にして下さいよ、と言ったんだ。「それは面白いですね」と編集者は言っていました。

ぜひ、実現してほしいですね。漫画『失敗の愛国心』なんて、いいじゃないですか。

人間も人生も考え方も、全てが漫画的なんだし、ピッタリだと思います。スミダ。

【だいありー】

「暴排条例」反対の記者会見(1/24) 「暴排条例」反対の記者会見(1/24)
  1. 1月23日(月)午前中、原稿。午後1時、「週刊金曜日」で「連合赤軍40年」の対談。植垣康博さん(元連合赤軍兵士)と金廣志さん(元赤軍派)。私が司会。夕方まで、ピッチリやりました。新発見もあり、楽しい話になりました。
     6時半より飯田橋メトロポリタンエドモントホテル。新海均さんの『深沢七郎外伝』(潮出版)の出版を祝う会。新海さんは月刊「宝石」にいた時から、よく取材されたりして親しかった。
     でも、深沢七郎の担当編集者をやってたとは知らなかった。会ってみたかった作家だ。でも、危ないと思って、私には紹介しなかったのか。
     本を読んで深沢七郎のこと、あの事件のことを新海さんに聞いてみたい。志茂田景樹さん、有田芳生さん、海江田万里さん、三上寬さんたちに会いました。
東京新聞(1/25付) 東京新聞(1/25付)
  1. 1月24日(火)午前中、原稿。午後1時より、参議院議員会館地下1階会議室。「暴排条例」反対の記者会見。宮崎学さん、西部邁さん、佐高信さん、辻井喬さん、田原総一朗さん、私が出席。司会は青木理さん。
     各人が反対の弁を語る。そして会場からの質問を受ける。超満員だった。佐藤優さんも聞きに来てたので発言してもらった。
     この日は、他の部屋で大逆事件や共謀罪反対の集会などがあって、随分と人が出ていた。
     又、この日から国会が始まるので、議員にも会った。江田五月さん、姫井由美子さんとか。
     夜は、ホテルニューオータニ。6時半から「恵観大阿闍梨 新年のお祓いと集まり」。ニューオータニの一番大きな部屋で、1000人以上が集まっていた。「五輪おじさん」の山田直稔さんたちと話をする。
     夜、帰ったら、『WiLL』(3月号)が届いていた。もう3月号が出たのか。「著者インタビュー」で私が載っていた。『竹中労』(河出書房新社)の話をした。7ページもある。ありがたいです。
『父・金正日と私』 『父・金正日と私』
  1. 1月25日(水)昼、打ち合わせ。午後3時、文化放送。今日のテーマは、「金正男 独占告白本の裏」。文芸春秋から『父、金正日と私 金正男独占告白』という本を出し、ベストセラーになっている五味洋治さん(東京新聞編集委員)がゲスト。
     五味さんの話を聞いて、金正男の印象が変わった。どうしようもない放蕩息子かと思ったら、何カ国語も話すインテリで、国の将来もしっかり見据えている。忠臣蔵の大石内蔵助のような男ではないかという。
     又、中国でも大事にされており、かつての(カンボジアの)シアヌーク殿下のような大事な扱いをされているようだ。
     又、かなり北朝鮮批判をズバズバ言ってるが、それによって北も「変わってきた」という印象を世界も持つ。北にとってもありがたいのかもしれない。
     ただ、弟の正恩氏には会ったことがないし、これからのことは不安だという。
     ともかく、これだけ長く、正男氏と話し、メールして本にした人は世界でも他にいない。貴重な証言だ。終わったからも、いろいろと教えてもらった。
     「編集長は見た!」は、「月刊宝島」の富樫生編集長。特集は、
〈今そこにあるタブー。業界の潜伏リスクを暴く!2012年 日本のエックスデー〉
〈金日成生誕100周年という節目の日、金正恩、4月15日に軍事挑発か〉
〈政権交代で法務大臣に死刑推進派。平田逮捕でも迫る麻原死刑執行の日〉

このあと、Wコロンの謎かけ。Ust延長戦。来週の打ち合わせをして、タクシーで新宿へ。

7時からロフトプラスワンで、「男たちの国防論」。右から考える脱原発集会&デモについて語り合った。針谷大輔氏の他、長谷川光良氏、ノイエホイエ氏、外山恒一氏、群青氏…など。夜11時過ぎまでやった。

  1. 1月26日(木)昼、対談。3時、河合塾コスモ。「現代文要約」。
     5時、「基礎教養ゼミ」。吉田徹『ポピュリズムを考える=民主主義への再入門』(NHKブックス)を読み、生徒と話し合う。終わって食事会。
     それから急いで、TBSへ。9時から、TBSのCS「ニュースバード」に出る。写真集『日の丸を観る眼』(未来社)を出した石川夏生さんと対談。180人の人に、日の丸をどう思うか、どう扱うか、表現してもらい、写真を撮り続けた。
     大事に掲げる人、無視する人、踏んづける人。いろいろだ。見沢知廉氏も出ている。生前、撮ったのだ。日の丸を肩にかけて、銃で誰かを狙っている。カッコいいですね。
     日の丸とは何か、どう考えたらいいのかなどについて話した。この日が生放送かと思ったら、収録だった。2月13日(月)の午後3時から放映(予定)だという。
  2. 1月27日(金)サンルートで椎野礼仁さんと打ち合わせ。そのあと、新宿で本屋を回る。
     夕方、打ち合わせ。
  3. 1月28日(土)昼、打ち合わせ。夕方、雑誌の対談。
  4. 1月29日(日)午後から、ツイッターデモに行ってみたいと思ったが、他の用事があって行けなかった。
     一日中、対談と取材。

【写真説明】

『増補・失敗の愛国心』

①1月19日(木)、『増補・失敗の愛国心』(イースト・プレス)が発売になりました。イラスト、漫画、写真、パラパラ漫画もあり、実に楽しい本です。1200円です。

亀に乗って街宣してます

②表紙の裏です。「日の丸」を突き切って、亀に乗ったクニオ少年が叫んでます。街宣してます。

「退学事件」も漫画に

③四コマ漫画も沢山入ってます。「赤尾の豆単」の巻。これで退学です。

『Will』3月号

④『Will』3月号、「著者インタビュー」です。『竹中労』について、花田紀凱さんから、インタビューを受けました。

障害者スポーツセンターで(1/22)

⑤1月22日(日)午前9時半に、大阪長居にある障害者スポーツセンターを訪ねました。『障害者とスポーツ』(岩波書店)という感動的な本を書かれた高橋明さんが案内してくれました。この本については、このHPの2010年11月1日号に詳しく書いてますので読んでみて下さい。
 障害者が自由に入れてスポーツが出来る、立派なスポーツセンターです。卓球、バスケットボール、ボーリングなどがやられてます。私も車椅子で体験させてもらいました。隣りが高橋明さんです。本当にお世話になりました。

「五輪おじさん」山田直稔さんと

⑥余りにも有名ですよね。オリンピックはどこにでも行きますし、相撲やテニス、あらゆる大会に出て応援しています。「五輪おじさん」山田直稔さんと。1月24日(火)の「恵観大阿闍梨新年のお祓いと集まり」で会いました。前にも何度か会ってます。

「暴排条例」反対の記者会見(1/24)

⑦1月24日(火)午後1時より、参議院議員会館で。「暴排条例」反対の記者会見に出ました。(左から)宮崎学さん、西部邁さん、辻井喬さん、田原総一朗さん、鈴木、佐高信さん。司会の青木理さん。

東京新聞(1/25付)

⑧記者会見のことが翌日の「東京新聞」に大きく載りました。

寺脇さんの講演会で(1/21)

⑨1月21日(土)午後1時より、大阪の第一高等学院で寺脇研さんの講演会がありました。翌22日(日)は、「西宮ゼミ」なので、1日早く大阪に行って、聞きに行きました。寺脇さん、風見さん、飛松さんと。

10「西宮ゼミ」で(1/22)

⑩翌、1月22日(日)は午前中に障害者スポーツセンターに行き、午後2時から、西宮で「鈴木ゼミ」でした。北村肇さん(「週刊金曜日」発行人)(右)と対談しました。「Paix2(ペペ)」さん(手前)のミニコンサートもありました。

『父・金正日と私』

⑪今、売れに売れている本です。『金正男独占告白 父・金正日と私』(文芸春秋)です。

著者の五味洋治さんと(1/25)

⑫金正男とインタビュー7時間。メール150通を交わして本を作ったのが、東京新聞編集委員の五味洋治さんです。今は取材されまくりで超忙しそうでした。

志茂田景樹さん、新海均さんと(1/23)

⑬1月23日(月)6時半から、新海均さんの『深沢七郎外伝』の出版を祝う会で。右が新海さん。中央が作家の志茂田景樹さん。お二人とも、久しぶりに会い、いろいろお話をしました。

有田芳生さんと

⑭そのパーティで。有田芳生さんと。オウムの話を詳しく聞きました。

「男たちの国防論」で(1/25)

⑮1月25日(水)夜7時より、針谷大輔氏主催の「男たちの国防論」で。長谷川氏、ノイエ氏、外山氏、群青さんなどがいます。活発な集会になりました。

「アエラ」(1/30号)

⑯「アエラ」(1月30日号)。鎌田慧さんの『残夢 大逆事件を生き抜いた坂本清馬の生涯』(金曜日)を書評しました。いい本です。執念で取材して書き上げた本です。気迫を感じます。

【お知らせ】

  1. 1月30日(月)7時、代官山「『山羊に聞く』で羊に聞く」。私の『竹中労』(河出書房新社)をテキストに話をします。「山羊に聞く」は代官山を降りて、すぐです。電話は、03(6809)0584です。
  2. 2月7日(火)午後7時より、一水会フォーラムホテルサンルート高田馬場。講師は伊東寛さん(元陸上自衛隊システム防護隊初代隊長・工学博士)で、演題は「最近のサイバー脅威の動向~主要なサイバー攻撃の分析~」です。
西宮ゼミ クリックでPDFが開きます
  1. 3月4日(日)午後2時、西宮のcaféインティライミで、「鈴木邦男ゼミ」。ゲストは重信メイさん(ジャーナリスト)です。テーマは「これからの世界を語る。アラブ、アメリカ、そして日本」です。
     お問い合わせ、出席申し込みは岩井まで。
    080(5702)8405
  2. 3月10日(土)、11日(日)、「オフィス再生」プロデュースの読書劇。「青春の墓標〜盗まれた革命〜」。千歳船橋駅のAPOCシアターで。10日は午後7時半より。11日は12時より。
     そして、15時よりプレトーク「盗まれた革命」。椎野礼仁さん(編集者)と私のトークです。司会は高木尋士さんです。
  3. 4月24日(火)政治・社会のあり方を問う!「佐高信政治塾」の2012年(第Ⅵ期)が仙台で行われます。
     第1回は、4月24日(火)で、佐高信さんと私の対談です。「右翼と左翼の交差点」です。18時30分より。会場はハーネル仙台です。
     これ以降、月に1回ずつ、行われます。講師は、鴨桃代、照屋寛徳、長谷川公一、朴慶南…さんなどです。