2012/03/05 鈴木邦男

連合赤軍から40年。闘いは、これからだ!

①「追悼」ではなく、「学ぶ会」にしろと…

「連合赤軍事件殉難者追悼の会」超満員の会場(2/25) 「連合赤軍事件殉難者追悼の会」超満員の会場(2/25)

「連合赤軍の年」ですね、今年は。あの事件から、ちょうど40年です。

今年、2月5日(日)の「朝日新聞」には私の原稿「連合赤軍化する現代日本」が載りました。又、2月17日発売の「週刊金曜日」では、連合赤軍特集でした。元連合赤軍兵士の植垣康博さんと、元赤軍派の金廣志さんが対談し、私が司会をしました。

さらに2月25日(土)は、「連合赤軍事件殉難者追悼の会」が開かれました。6時から、飯田橋の東京しごとセンターです。超満員でした。当時の関係者、支援者が挨拶しました。

又、DVD「田原総一朗の遺言」(全7巻)が発売され、その1巻は「連合赤軍と永田洋子」です。それも連赤40年を意識したのでしょう。

山本直樹さんの『レッド』(講談社コミックプラス)6巻も発売されました。連合赤軍もいよいよ佳境に入ります。しかし、まだ〈査問〉〈総括〉には行きません。まだ何年も連載は続くようです。

『レッド』の山本直樹氏(漫画家) 『レッド』の山本直樹氏(漫画家)

その山本直樹さんも、「追悼の会」に来て、挨拶してました。

さらに、『アフター・ザ・レッド=連合赤軍兵士たちの40年=』(角川書店)を書いた朝山実さんも来て挨拶していました。又、『あさま山荘銃撃戦の深層』を書いた大泉康雄さんも来て、挨拶してました。

これからも、連合赤軍関係の本はどんどん出るでしょう。

テレビでもNHKは、あの事件をアーカイブスでやってました。又、民放でも、「あさま山荘40年」を特集する企画もあるようです。

5月13日(日)には、再び、連合赤軍の関係者が結集し、シンポジウムをするそうです。「お前もパネラーで出ろ」と言われてます。

いいんでしょうか、私なんかが話をして。「追悼の会」でも、1人だけ、私は「部外者」として挨拶させられました。

「“追悼の会”なんかやめて、“連合赤軍に学ぶ会”にしろ!」と言いました。

又、「殺された人々の悔しさに答える気があるのなら、彼らがやりたくても出来なかった、“都市ゲリラ”をやれ!」なんて言ってました。

私も挨拶しました 私も挨拶しました

「部外者」だと思ってかなり無責任なことを言ってます。

こんな私を呼んで、5月のシンポジウムは大丈夫でしょうか。それに、2.25の集会も、かなり揉めてましたよ。

終わってから近くの飲み屋に行ったのですが、「赤軍派の人は集まれ!」と言って記念撮影。又「革命左派は集まれ!」と言って、別に記念撮影。40年経っても、セクト的です。

それよりも、中国人に買われてしまった「あさま山荘」を買い戻さなくてはならない。私らのものじゃないから、「買い戻す」というのも変ですが、我々の手で(何か私も連合赤軍

の一員になっちゃった)、買い戻すべきです。そのアピールをしました。

しかし、うまく行くのでしょうか。

②「殉難者」の解釈をめぐって紛糾

元赤軍派議長の塩見孝也氏 元赤軍派議長の塩見孝也氏

2.25の「連合赤軍事件殉難者追悼の会」ですが、この集会の時から、各人の発言が割れてました。

元赤軍派議長の塩見孝也さんは、「森恒夫、永田洋子も殉難者に入れるのはおかしい。別にやるべきだ」と言います。「A級戦犯は靖国神社に合祀するべきではない」というのと同じ理屈かもしれません。

元連合赤軍兵士の植垣康博さんは、「我々殺した側が、殺された人々を追悼するというのも変な感じがする」と言ってました。

「それに、あの時、殺された警察官2人、それに民間人1人もいた。あの人たちはどうなのか」と言う人もいました。

でも、まさか「権力側の人と一緒に追悼の会は出来ないだろうし…」と、困惑してました。

そんな悩みを抱えながらの「追悼する会」です。だったら、「殉難者追悼」なんてやめてしまったらいい。

連合赤軍事件に参加した人々は皆、革命の夢や理想を持って山に登ったのだ。真剣に、ひたすらに革命の夢を求めたのだ。

愛知県知事の大村秀章さんと 愛知県知事の大村秀章さんと

だから、「連合赤軍に学ぶ会」にしたらいいと言う人がいました。あっ、私か。

追悼」するのなら、警察官も皆、含めて追悼したらいい。向こうの関係者は誰も出て来ないだろうが、でも、やったらいい。

あるいは、「勝手に祀るな!」と抗議が来るかもしれないな。

そんなことを考えていたら、2月29日(水)の「産経新聞」にこんな記事が出ていた。

〈「あさま山荘」40年
殉職警官ら慰霊祭
 昭和47年の連合赤軍による「あさま山荘事件」で、警察が強行突破し人質を無事救出してから40年となる28日、銃撃され殉職した警察官2人の慰霊祭が長野県軽井沢町の現場近くにある「治安の礎」前で開かれた。
 2人の妻子や、警察関係者ら約40人が出席。全員で黙祷した後、藤巻進軽井沢町長が「尊い犠牲が払われたことは忘れられません」と追悼の言葉を述べ、参列者が献花した〉

③やはり「連合赤軍化する日本」ですよ

平仲信朗さん(中央)、ザ・グレートサスケさん(右) 平仲信朗さん(中央)、ザ・グレートサスケさん(右)

じゃ、次の「50年」の時は合同でやったらいい。現場で。でも、「治安の礎」の前じゃ、マズイかな。

だったら、写真を撮る時だけ、「革命の礎」も並べて置かせてもらったらいい。

50年経ったら、「右も左」もないし、「権力と反権力」もなくなっているだろう。みんな、仲よく、だ。

でも、40年目の現在は、まだまだ〈左右〉〈権力と反権力〉の敵対構図はある。

〈左右〉はなくなっても、日本人皆が、排他的になり、他人の揚げ足を取り、自己の過ちを認めず傲慢になり…と、連合赤軍の悪い〈遺伝子〉ばかりを引き継いでいる。

「連合赤軍化する現代日本」だと、誰かが言う通りだ。あっ、私が言ったのか。

「きっとそれを読んだんだよ。亀井さんは」と知り合いの記者からメールが来ました。

何のことかと思ったら、亀井さんが野田政権を「連合赤軍だ!」と批判したんですね。

伊勢崎賢治さん、蓮池透さん「マガ9学校」 伊勢崎賢治さん、蓮池透さん「マガ9学校」

政権自ら、連合赤軍かよ。じゃ、日本全体も連合赤軍だ。

3月1日(木)付の「産経新聞」によると。

〈亀井氏、消費税増税は「連合赤軍」。国民新党の亀井静香代表は29日の党議員総会で、野田政権の消費税増税方針を連合赤軍になぞらえ、「彼らは間違った考えに取りつかれ、突っ走ってしまった。政治が同じように間違った方向に突っ込んではならない」と強調した〉

ウーン、2月5日の「朝日新聞」を読んでくれたのかもしれませんね。野田首相始め、日本全体が連合赤軍ですね。凄い話ですね。

そうだ。「田原総一朗の遺言」の中の、「連合赤軍と永田洋子」では、「私も永田洋子だ」と言う女性が出てました。ウーマンリブの運動をしている女性です。

永田さんのように、悩み、苦しんだ、ということでしょう。この日本を憂い、革命を求める気持ちは同じなのでしょうか。

伊勢崎さん、蓮池さん、鈴木 伊勢崎さん、蓮池さん、鈴木

そのDVDを見ていて、「あっ、私も森恒夫だ」と思いました。森恒夫は、一度は、運動の現場から逃走します。それを、塩見さんの命令で、追いかけ、引き戻します。

それが「負い目」になって、森は、リーダーとして暴走します。自らの失敗の過去を取り戻すかのように。

しかし、彼だけが特殊なのではありません。左右の運動をやったことのある人なら、皆、そんな「負い目」を持っているでしょう。

私も、先月の月刊「創」に書きました。私は一度、学生運動の現場から追放されました。

今から考えたら、「それがどうした」と思います。「もっと広い世界で闘えばいいじゃないか」と思います。

でも、その時は考えられなかったんです。「民族派学生運動」の世界だけが全てだと思いました。ここを追われたら、もう自分の生きる道がないと思いました。

その悔しさがあって、その後の私の〈運動〉があったのだと思います。

又、自分が追放された体験から、「絶対に他人を追放することはしない」「除名はしない」と誓い合いました。一水会をつくった時に。

④あの「教訓」は生かされなかった!

元革命左派の雪野建作氏 元革命左派の雪野建作氏

又、2.25の時、元「革命左派」の雪野建作さんは、連合赤軍事件で、「仲間殺しには徹底的に懲りたはずなのに、その後、さらにひどい内ゲバ殺人が続いた」と言います。

中核派、革マル派、革労協などの内ゲバで、100人近くが亡くなりました。連合赤軍の事件は全く〈教訓〉にならなかったのでしょうか。

この点も、これから考えるべきだと思います。あるいは、極めて「日本人的」な思考と運動家の意識があったのかもしれません。

雪野さんが言ってましたが、「この亡くなった100人近くの人はその名前も顔も声も記録もほとんど分からない」と言います。名前が新聞に出ても、その人となりは分かりません。これも、ひどい話です。

でも、連合赤軍事件は、全て、名前が分かり、写真も出てるし、事件全体については本も100冊以上が出ている。映画には3回もなっている。テレビに、小説に、演劇にもなっている。

伊勢崎賢治さん、蓮池透さん「マガ9学校」 伊勢崎賢治さん、蓮池透さん「マガ9学校」

他の「内ゲバ」や「殺人事件」と違うのか。多分決定的に違うものがあるのでしょう。

革命前夜には、こうした事件は、沢山あったのかもしれません。ロシア革命前夜、中国革命前夜…と。

日本だって明治維新前夜までは水戸藩、薩摩藩、長州藩で、血で血を洗う、内部闘争があり、多くの人が死んでます。

でも、維新は成功したし、中国、ロシア革命も成功した。だから、「悲しいことだが、革命の貴い犠牲者だ」と、温かく、悼まれているのです。連合赤軍も、それに連なる人々かもしれません。

「だから、50年経ったら、連合赤軍は、新撰組になり、NHK大河ドラマになる!」と言っている人もいます。

私たちが子供の頃は、新撰組はただの「悪」の代表でした。

ところが1960年頃から、司馬遼太郎などが新撰組を取り上げて書き、人気が出たのです。

単なる〈悪〉ではなくそこに生きる「男らしさ」「武士道」として、天皇への思い…と、その誠の生き方が見直されてきたのです。そしてNHKの大河ドラマにまでなったのです。

「マガ9学校」出席者と 「マガ9学校」出席者と

連合赤軍も、今まではただの〈悪〉でした。しかし、そこの中に、理想も夢も、愛もあった。〈全て〉があった。そう語る人が増えてきました。

ですから、50年といわず、20年でNHK大河ドラマになるでしょう。実際、民放では「連続ドラマ」としてやる予定がありました。

これから更に多くの連合赤軍関連本が出るでしょう。連合赤軍を「追悼」し、「学ぶ」集会も行われるでしょう。

私も、連合赤軍関連本の100冊を全て読破したいと思います。そして、学びたいと思います。

【だいありー】

加藤嘉一さんと(2/28) 加藤嘉一さんと(2/28)
  1. 2月27日(月)12時、民族革新会議会長・山口申先生の奥さんが亡くなられて、葬儀に行きました。東西線の木場です。
     多くの人たちが集まっていました。終わって、木村氏たちと共に高田馬場で食事をしました。そのあと、仕事の打ち合わせ。
  2. 2月28日(火)午前中、原稿。午後、取材。午後7時、ロフトプラスワン。「中国で最も有名な日本人」加藤嘉一さんが出るというので、聞きに行きました。
     中国のテレビ、ネットではもの凄い人気です。日本でも「爆笑問題」の番組などに出てました。加藤さんの本は、何冊か読んでます。『中国人は本当に日本人が嫌いなのか』『われ日本海の橋とならん』『いま中国人は何を考えているのか』などです。
     27才ですが、中国語を勉強し、向こうでは、中国語で、ズバズバと話す。凄い若者だと思った。ぜひ会ってみたいと思ったのです。
ロフトは超満員でした ロフトは超満員でした

行ったら、満員。「予約の人だけで一杯です。当日券はありません」と貼り紙が。でも、知り合いの人に頼んで、無理に入れてもらった。

加藤さんは、日中間の問題を、明解に解明し、新たな視点で考える。凄い。

休憩時間に話をした。どっかで対談をやりたい。文化放送にも出てもらいたいと思ったが、もう2日後には中国に帰るという。今回も、ロンドンで講演し、2日後に日本に来て、26日に東京マラソンに出場し、完走したという。凄いバイタリティだ。

河村市長の「南京事件はなかった」発言について聞いた。又、北朝鮮問題についても。ぜひ、この27才の青年を外相にしたらいい。あるいは中国大使にしたらいい。と思いましたね。

松木けんこうさんと(2/22) 松木けんこうさんと(2/22)
  1. 2月29日(水)、朝起きたら、雪だった。驚いた。
     午前中、原稿。
     午後3時、文化放送。今日のテーマは「南京事件」。河村名古屋市長が、「南京事件はなかった」と言って中国の怒りを買い、中国の大変な仕返しを受けている。それについて話をした。
     私は、前日は、加藤嘉一さんと、その話をしてきた。又、1週間前には松木けんこうさんのパーティで、当の河村たかし市長と会った。そんな話をした。
     石原都知事は河村発言に賛成。しかし、大阪の橋下徹知事は、こう言っている。
    「首長は歴史家ではない。歴史的事実について発言するなら、政治的な思いだけでなく、いろいろな歴史研究家の発言を踏まえないといけない」  なかなか、説得力があると思った。
     加藤さんは、「あの発言で、何か生まれたか。政治家は、現在を見据え、未来の友好を語るべきだ。過去の懸案事項については、双方から学者を迎えて、研究する場をつくったらいい」。「闘わずして勝つ、孫子の兵法に学ぶべきだ」と言う。27とは思えない。私は感動しましたね。
娘さんからプレゼント 娘さんからプレゼント

次のコーナー「編集長は見た!」は『クーリエ・ジャポン』の冨倉由樹夫編集長。特集は、〈世界を回す“もうひとつの経済”『闇ビジネス』を知っていますか〉。

まずは、「爆弾でも何でも運ぶぜ。世界を飛び回る『究極の運び屋』たち」。救援物資を運ぶだけでなく、その帰りには武器や、麻薬を運んだりする。善悪を超えた「運び屋」だ。

次は、「貧困を食い物にする「臓器ビジネス」。「お前の腎臓の値段は300ドル」。インドの闇のビジネスが詳しくレポートされている。

このあと、Wコロンの謎かけ。そしてUst延長戦。来週の打ち合わせ。

来週は又もや、ビッグな文化人がゲストで登場するという。

名古屋市長の河村たかしさんと 名古屋市長の河村たかしさんと
  1. 3月1日(木)午前中、仕事の打ち合わせ。午後から河合塾コスモ。授業は今日から休み。
     でも、この日は、世界史、現社合同イベント「10年後の日本の国家ビジョンを考える座談会」。先生たちが壇上で、討論する。それを私は、生徒と共に4時間、聞いた。
     いやー、勉強になりましたね。原発、TPPだけでなく、憲法、自衛隊をどうする。この国の経済はどうする…と具体的な提案をする。面白かったし、勉強になりました。
     生徒だけじゃなく、オープンにして、もっと多くの人たちに聞かせたらいいのに。あるいは、ロフトでやるとか。ユーストで流すとか。
塩見孝也さんと対談 塩見孝也さんと対談
  1. 3月2日(金)図書館。夕方、取材。夜は、久しぶりに柔道に行った。
  2. 3月3日(土)午前中、原稿。午後、対談。吉岡英介さんの『日本新生=さらば核発電』(ドニエプル出版)を頂きました。とてもいい本です。「右からデモ」のことも出てました。とても詳しいし、教えられます。
  3. 3月4日(日)午前8時半、東京駅発の新幹線で新大阪へ。11時に岩井さんたちと合流。2時から、西宮で「鈴木ゼミ」。ゲストは重信メイさん(国際ジャーナリスト)だ。超満員だった。
     重信房子さんの娘さんで、日本に来てからは予備校の講師をやり、その後、国際ジャーナリストとしてテレビなどで大活躍している。「これからの世界を語る。〜アラブ、アメリカ、そして日本」。初めて聞く話が多く、勉強になりました。
貞包アナウンサーも読んでます! 貞包アナウンサーも読んでます!

又、私は重信房子さんだけでなく、房子さんのお父さん(メイさんのお爺さん)の重信末夫さんにも会っています。戦前の右翼で、血盟団事件の関係者でもあり、私が産経新聞を辞めた直後に、「やまと新聞」で取材し、会った。この時の話をしました。

そのあとは、二次会。最終の新幹線で帰りました。

この日は、宇都宮で「右から考える脱原発集会&デモ」だったんですね。行けなくて済みませんでした。

【写真説明】

「連合赤軍事件殉難者追悼の会」超満員の会場(2/25)

①2月25日(土)午後6時より、東京しごとセンター。「連合赤軍事件殉難者追悼の会」。超満員でした。マスコミの人も沢山来てました。

元赤軍派議長の塩見孝也氏

②挨拶する塩見孝也さん(元赤軍派議長)。元赤軍派からは植垣康博さん、金廣志さんなども挨拶しました。

元革命左派の雪野建作氏

③挨拶する雪野建作さん(元革命左派)。真岡の猟銃店を襲い、銃を奪取。その時のことは『紙の爆弾』で詳しく聞いてます。

『レッド』の山本直樹氏(漫画家)

④連合赤軍事件についての漫画『レッド』の著者・山本直樹さん。

私も挨拶しました

⑤部外者の私も挨拶させられました。

松木けんこうさんと(2/22)

⑥2月22日(水)松木けんこうさんのパーティがありました。「グランドヒル市ヶ谷」です。

名古屋市長の河村たかしさんと

⑦河村たかしさん(名古屋市長)と。前は大阪のテレビでよく会ってました。久しぶりです。

愛知県知事の大村秀章さんと

⑧大村秀章さん(愛知県知事)と。初対面でした。

平仲信朗さん(中央)、ザ・グレートサスケさん(右)

⑨ボクシング元世界チャンピオンの平仲信朗さん(中央)。右は、ザ・グレートサスケさん。

娘さんからプレゼント

⑩この日は松木けんこうさんの誕生日なんです。「ハッピーバースディ」の歌をうたい、ケーキのローソクを消し。そして、娘さんから、誕生日プレゼントが贈られました。大きなジグソーパズルです。今、人気の「one peace」でしょうか。頑張って下さい。

伊勢崎賢治さん、蓮池透さん「マガ9学校」

⑪2月25日(土)午後2時、カタログハウス本社。「マガ9学校」。伊勢崎賢治さんと蓮池透さんの対談です。聞きに行きました。

伊勢崎さん、蓮池さん、鈴木

⑫伊勢崎賢治さん、鈴木、蓮池透さん。

「マガ9学校」出席者と

⑬伊勢崎さんの教え子(東京外大生)。それに、この日、出席した高校生たちと…。

塩見孝也さんと対談

⑭2月23日(木)午前11時。塩見孝也さん(元赤軍派議長)と対談。『紙の爆弾』の対談です。「連合赤軍事件の責任」について聞きました。

加藤嘉一さんと(2/28)

⑮2月28日(火)午後7時、ロフトプラスワン。「中国で最も有名な日本人」加藤嘉一さん(27才)の話を聞きに行きました。感動的な話でした。

ロフトは超満員でした

⑯ロフトは超満員でした。学生が多かったです。それに中国語を学んでる学生も多く、中国語で質問してる学生もいました。

貞包アナウンサーも読んでます!

⑰衝撃的な本です。飯山一郎さんの『横田めぐみさんと金正恩』(三五館)です。やっと本屋で見つけ、一気に読みました。凄い本です。文化放送の人たちにも、皆、薦めてます。貞包アナウンサーも読んでいます。

【お知らせ】

  1. 『生きた思想を求めて』(鹿砦社)が発売されました。3月4日(日)の「鈴木ゼミ」でもらいました。今までの「鈴木ゼミ」をまとめたものです。とても素晴らしい本に出来上がってます。飛松五男さん、水谷洋一さん、浅野健一さん、ペペさん、野田正彰さん、山田悦子さんと話してます。
     でも単なる「対談集」ではありません。多くの分野で命をかけて闘ってきた、記録と、メッセージが出ています。その上での、対論。そして、質問に答えて…などがあります。
  2. 月刊「創」(4月号)は3月6日(火)発売です。小林よしのりさんと私の対談が載っております。「脱原発と皇室」です。
     実は、小林さんと初めて会ったのが「創」でした。小林さんは「SPA!」で「ゴー宣」を連載していて、過激なシーンがあり、掲載を断られたことがありました。それについて、19年前に「創」で対談したのです。
     それが〈交差点〉になり、その後、小林さんはどんどん右傾化。私はどんどん左傾化。その過程も含めて、これまでの思想界の変遷について語り合いました。
  3. プチ鹿島、居島一平著の『思わず聞いてしまいました!!』(スコラマガジン)が出ました。ロフトでやった、過激な、危ないトークをまとめたものです。村西とおる、大槻ケンヂ、上祐史浩、鳥肌実、山本太郎…など、危ない人たちが出ています。
     何と、その中に私も入ってました。「よくわかんないけど、この人たち…ヤバい気がする!!」というAV女優、小向美奈子の「驚愕の帯」も入ってます。
  4. 3月6日(火)午後7時、ロフトプラスワン。震災からのこの1年を振り返って。平野悠さんを中心に多くのゲストを迎えて、徹底的に語り合います。私も出ます。
  5. 3月10日(土)、11日(日)、「オフィス再生」プロデュースの読書劇。「青春の墓標〜盗まれた革命〜」。千歳船橋駅のAPOCシアターで。10日は午後7時半より。11日は12時より。
     そして、15時よりプレトーク「盗まれた革命」。椎野礼仁さん(編集者)と私のトークです。司会は高木尋士さんです。
  6. 3月18日(日)午後2時、京都。「キャンパスプラザ京都」2階第1会議室。
    厳罰化社会は何を生み出したのか、寛容な社会を考える
     講演は安田好弘弁護士「厳罰化社会に抗して」
     辻恵衆議院議員「検察官適格制度の問題点」
     ゲストスピーチ、高山文彦(作家)「丸岡修を語る」
     などです。参加費は1,000円。
  7. 4月24日(火)政治・社会のあり方を問う!「佐高信政治塾」の2012年(第Ⅵ期)が仙台で行われます。
     第1回は、4月24日(火)で、佐高信さんと私の対談です。「右翼と左翼の交差点」です。18時30分より。会場はハーネル仙台です。
     これ以降、月に1回ずつ、行われます。講師は、鴨桃代、照屋寛徳、長谷川公一、朴慶南…さんなどです。
  8. 4月25日(水)午後7時、池袋ジュンク堂。宮台真司さんと私のトークがあります。
  9. 5月13日(日)連合赤軍40年を考える集い。目黒区民会館。シンポジウムで、私も出ます。
  10. 6月20日(水)池袋ジュンク堂。7時半より、佐高信さんとトーク。3月からいろんな人を招いて、トーク「佐高信書店」が始まります。6月は私です。