2012/07/23 鈴木邦男

17万人デモに出た!

①「10万人デモ」に17万人が集まった!

17万人が集まりました 17万人が集まりました

歴史的な大集会でしたね。歴史的な大デモでした。7月16日(月)、代々木公園の「さようなら原発・10万人集会」です。

それにしても暑かった。猛暑だ。今年1番の暑さだった。でも、人はどんどん集まってくる。人、人、人の波だ。

「10万人集会」と呼びかけたが、何と、主催者の思惑を超えて、17万人が集まった。

凄い! 次の日の「警察発表」は何人というのだろうか。「又、1万人とでも言うんじゃないのか」と参加者は噂し合っていた。

翌日の新聞を見たら、「警察発表7万5千人」と出ていた。10万人近いことを渋々認めていたのだ。

当日はヘリコプターが6、7台、飛んでいた。集会の全体、デモの全体を撮っていた写真も新聞に出た。

それを丹念に数えたら、大体の数は出る。いくら警察が、デモの人数を少なく発表しようと思っても、「1万人」などと捏造は出来なかったのだ。

デモは3コースに分かれて出発
デモは3コースに分かれて出発

何なら、第三者の機関を作ったらいいのに。主催者や警察とは全く別の、中立的な機関だ。たとえば視聴率を調べる機関のようなものだ。あるいは新聞の発行部数を調べる「ABC調査」のようなものだ。

頑張って歩きました 頑張って歩きました

出来たらマスコミが金を出し合って作るか。いや、興信所がやるか。広告会社か。

でも、莫大な金がかかる。ヘリコプターをチャーターし、あらゆる角度から写真を撮り、デモの全体を撮る。それを拡大し、カウントする。ウーン、難しいかな。でも、そのうち、衛星を使った調査機関が出来るかもしれない。

この日の「17万人」は、野田政権へもかなり大きな「打撃」になるはずだ。「日刊ゲンダイ」(7月18日号。17日発売)では、「野田怯える10万人集会」と出ていた。

これは言える。ピッタリの表現だ。16日の「熱い集会」を報じ、こう言う。

〈“警視庁調べ”でも、これまでとはケタ違いの「7万5000人」という数字を出さざるを得ない規模に膨れ上がった〉
ゲバラの旗もありました ゲバラの旗もありました

この大集団がデモに移るのだが、17万人だから3つに分けてデモをする。

〈デモ行進も大規模、13時半からは、原宿、渋谷、新宿と3コースに別れて行進し、相変わらずの警察官や警察車両による厳しい分断作戦のなか、参加者らが楽器を鳴らし「再稼働反対」「原発いらない」「いますぐ廃炉」などとシュプレヒコールを上げ続けた。
この光景を見ても、まだ愚鈍首相は無視するつもりか〉

最後の1行が凄いね。「愚鈍首相」と厳しく言い切っている。

②大江健三郎さん、坂本龍一さんらが演説

「さようなら原発10万人集会」で挨拶する大江健三郎さん(7/16) 「さようなら原発10万人集会」で挨拶する大江健三郎さん(7/16)

この日のデモは3コースだが、その前の集会も、第1ステージ(サッカー場)、第2ステージ(野外音楽堂)、第3案内カー、第4案内カーと、4つの「集会」が行われていた。

第1ステージでは坂本龍一さん、大江健三郎さんらが発言し、そのあと、広瀬隆さんたちが発言する。

11時半から始まり、「日刊ゲンダイ」が書くように、午後1時半にデモは出発した。

しかし集会は、「4会場」とも、まだ続いている。プログラムによると、どこも、集会が終わるのは「4時過ぎ」になっている。

じゃ、この集会に出たら、デモに行けない。どっちかを選択するのだろう、と思った。

「第3案内カー」では、藤波心ちゃんとかなるちゃんのライブがある。午後2時半からだ。デモは出たあとにやるのか。ともかく、見よう、と思って見た。3時過ぎだ。

でも、驚いた。まだデモは続々と出で行く。つまり、1時半にデモの先頭は代々木公園を出発しても、最後の方が出るのは4時頃なのだ。それだけ時間がかかる。

水着でデモした女性もいました 水着でデモした女性もいました

それを見越して主催者は、4時まで集会、ライブを入れていたのだ。

私らがデモに入ったのは、3時過ぎ。でも、後ろにはまだまだ続く。

さらに、驚いたことに、デモをしていた我々の手に、新聞を配っている人がいる。もらったら、「赤旗」の号外だった。

何と、今やっていた集会の写真が出ていた。赤旗がチャーターしたヘリコプターから写した写真が一面に大きく出ている。4面には集会やデモに集まった人々の写真も。

これには驚いた。共産党本部は代々木だから、近いとはいえ、1時間もしないうちに、新聞を作って、デモの人々に配っているんだ。

もらった人たちも、皆、驚いていた。

それに、この日は、共産党だけでなく、社民党も、民主党の一部も、又、労働組合も、いろんな人々が来ている。それらの幟も林立していた。

「赤旗」の他に、「解放」を配っている人もいた。「革マル派」の機関紙だ。又、他の新左翼セクトもあった。

昔なら考えられない。日共も反日共も一緒に新聞を配っているのだ。このことで喧嘩にもならない。いいことだ。

集会の話に戻す。第1ステージでは、昼から、小室等さんらのオープニングライブ。そして、呼びかけ人挨拶がある。神田香織さんが司会で、7人の呼びかけ人が次々と発言する。

「日本の司法を正す会」(7/12) 「日本の司法を正す会」(7/12)

坂本龍一、鎌田慧、内橋克人、大江健三郎、落合恵子、澤地久枝、瀬戸内寂聴さんだ。このサッカー場だけで、15万人ほどの人が、地べたに座り込んで、聞いている。

私も、ここに入って、聞いた。もの凄い暑さだ。でも誰も帰らない。

壇上の7人だって、何時間も、ずっと座っている。ほとんどが70才以上の人だ。

瀬戸内さんなんて、90才だ。「皆に止められたけど、この集会だけは冥土の土産として見なくては、と思って来ました」と言っていた。悲壮な覚悟だ。

又、第2ステージでは、午前11時から、集会が開始されていた。

古今亭菊千代さんの司会で、「制服向上委員会」のライブ。さらには、雨宮処凛、池田香代子、香山リカさんらのトークもある。

③私たちは「音」ではない。抗議の「声」だ!

かな子ちゃん、松元ヒロさん、藤波心ちゃんと
かなるちゃん、松元ヒロさん、藤波心ちゃんと

そして、第3案内カーでは、先に言ったように、藤波心ちゃん、かなるちゃんのライブがあるし、津田大介、松田美由紀、天木直人さんらのトークもあり、趙博さんのライブもある。

第4案内カーでは、原発現地からの報告、海外から来た人々の挨拶などがある。4つの会場で、同時並行で、ライブ、トーク、挨拶が行われたのだ。

村上正邦さんと 村上正邦さんと

知り合いの人も多いし、各会場に皆、行ってみたかったが、無理だ。

第1ステージを主に見て、あとは第3案内カーの藤波心ちゃん、かなるちゃんの歌を聞いて、あとは、デモに参加した。

1つにまとめてやったらいいのだろうが、人が多すぎて出来ないのだ。何とも贅沢な集会だった。

メイン会場では、ノーベル賞作家の大江健三郎さんが、こう発言していた。

〈原発事故がなお続く中で、大飯原発を再稼働させた政府に私らは今、侮辱されていると感じる。政府のもくろみを打ち倒さなければならない〉

坂本龍一さん、澤地久枝さんらも、首相を批判し、脱原発を強く訴えた。落合恵子さんは、首相の発言、民主党の政策に対し、こう痛烈に批判した。

〈コンクリートから人へと言った人たちも、命より原発を選んだ〉
〈私たちの声は大きな「音」ではないのです。声を音というのは民主主義ではありません〉
丸山和也さんと 丸山和也さんと

何でも、野田首相は、官邸デモを「大きな音だね」と茶化したそうだが、それに対する批判だ。

これで思い出したことがある。60年安保の時、何十万人ものデモ隊に連日、取り囲まれながら岸首相は、「これだけが国民の声ではない」と言った。

「声なき声が自分を支持している」と言い、さらに、「後楽園球場では、満員の人々が野球を楽しんでいる」と見当違いなことを言った。

デモへ行かないで、野球を見てる人も多いから、自分への批判は「一部の声だ」と言いたいのだろう。

これには、野球ファンも頭に来た。そして、岸首相は自分の発言で墓穴を掘った。

野田首相も、「大きな音だね」と〈冷静ぶって〉言ったつもりだろうが、墓穴を掘る。「愚鈍首相」なんて言われるのだし。

朝10時に集合し、集会に出て、デモに出て、終わったのは午後7時だ。9時間も集会・デモをやってたんだ。仕事よりも疲れた。

でも、今まで何百回とデモに出たが、1番ビッグなデモだった。なんせ、17万人だし。「60年安保の時の反安保デモを思い出すなー」と言ってた人もいた。年配者が多いのだ。

山口敏夫さんと 山口敏夫さんと

この調子だと、毎週金曜日の官邸デモもさらに盛り上がるだろう。

他にも、いろんなデモが計画されている。政府としても無視出来なくなるだろう。

原発で選挙をやるのが無理なら、国民投票をやったらいい。なし崩しに続々と原発を再稼働されてはたまらない。

テレビの討論番組を見ていたら、「原発ゼロ」か、「25%か」「50%か」という3つの選択肢で討論をしていた。初めから、そんな選択肢を出すこと自体がおかしい。

「ここで視聴者の意見を聞いてみましょう」と、アンケートをまとめると、70%以上が「原発ゼロ」なのだ。その圧倒的な「声」を無視して、3つの選択肢を作ること自体がおかしい。

そうだ。デモで歩いている間に、いろんな人たちに会ったな。雨宮処凛さん、元気いいぞうさん、趙博さん、松元ヒロさん。

④昔のデモとは変わった。いいことだ

『実話時報』(8月号)
『実話時報』(8月号)

デモでは各悌団毎にハンドマイクを持った人がいて、シュプレヒコールの先導をする。

「原発やめろ!」「原発いらない!」。

さらに、「福島を返せ!」「海を返せ!」「畑を返せ!」と叫ぶ。

私も大声を上げて叫びましたよ。そしたら、隣を歩いていた人が、「彼女を返せ!」と叫んだ。

な、なんなんだ、これは。話を聞いてみると、最近、彼女を他の男に奪われたらしい。

だったら、その男の所へ抗議に行けよ。と思ったが、「でも、原発にも反対なんです」と言う。

逃げられた彼女とは結婚し、子供を産んでもらおうと真剣に考えていた。その男が、「畑を返せ!」と叫ぶと、何か、別の意味のように聞こえる。ナマナマしい。

「原発反対!」「再稼働反対!」

40年の運動について語りました
40年の運動について語りました

と皆がシュプレヒコールをする。別の男が叫んでいた。

「再婚、反対!」

なんだ、これは。結婚していた奥さんが離婚して、それだけでも許せないのに、他の男と再婚するという。

原発も反対だが、嫁の再婚も反対だ!と言う。自分の個人的恨みをぶつけるな、と言う人もいるが、私はいいと思いますよ。原発にも反対してるんだし。自分の問題として、自らの存在をかけて、原発に反対するんだよ。いいことだ。

昔と違って、機動隊と乱闘になったりすることはない。これはいい。

「こんなテレテレしたデモでいいのか。もっと戦うデモを!」と叫ぶ人もいるが、いいじゃないか。平和なデモで。

テレビのレポーターに私もインタビューされた。

「昔は、もっと激しいデモだったんじゃないですか」

「激しかったですよ。デモに行く時はいつも“逮捕覚悟”でしたから。それと比べると大変な違いです。でも今の方がいいですよ」

「そうですね。子供連れの人も沢山いるし。ともかく、原発反対の意志表示をしなくては、という感じですね」

板坂剛さん、深笛義也さんと 板坂剛さん、深笛義也さんと

「そうか。私も子供を連れてくればよかった」

「そうですよ。次はぜひ、そうして下さい」

「そうします」

で、終わりました。

疲れたけど、充実した1日だった。日焼けして、両腕がヒリヒリする。

しかし、国民の大多数は脱原発なのに、政府は「原発再稼働」だ。「反対の声は声として聞いておきます。しかし、日本のエネルギーは原発なしではやっていけない。それは〈政治主導〉で決めないと」…と、思っているのだろう。誤った「政治主導」だ。そして、これこそが愚鈍政策だ。

愚民とされた我々には、もう、デモしかないのか。他に手段はないのか。…と、考え込んだ1日だった。

【だいありー】

鹿砦社40周年パーティで(7/12) 鹿砦社40周年パーティで(7/12)
  1. 7月16日(月)代々木公園に行きました。「さようなら原発 10万人集会」です。昼からですが、早く行かないと入れないと思い、10時に行きました。炎天下で、ずっと集会を開いてました。
     それから、いろんな別の集会や、ブースなどを見て、デモに出ました。帽子はかぶってたんですが、両腕は出しっ放しなので、真っ赤になりました。とにかく疲れました。でも、充実した1日でした。
  2. 7月17日(火)午前中、原稿。午後4時、憲政記念会館に行く。国民新党「新綱領」発表会。下地幹郎さん、浜田和幸さんと知り合いだし。木村三浩一水会代表らと一緒に行きました。「日本再起動」「教育立国」を目指す、力強いものでした。
     6時から、懇親会。野田首相が来て、激励の挨拶をしてました。6時半に途中で抜けて、高田馬場へ。
     午後7時、ホテルサンルート高田馬場で一水会フォーラム。高野孟さん(ジャーナリスト)が講師で、「日本農耕文明に回帰せよ=社稷と祭政を考える」です。憂国の大演説だした。驚きました。学生時代は日共系の学生運動をやってたのに。いや、その時から国を愛し、憂えていたのでしょう。
     秋田から伊藤邦典氏も聞きに来てました。元「楯の会」会員で一水会創設メンバーです。
「Paix」(ペペ)のお二人、松岡社長と 「Paix」(ペペ)のお二人、松岡社長と
  1. 7月18日(水)午前中、図書館。午後3時、文化放送。「ニュース。本音と建前」は、「国民の声はどうすれば届くのか」。7月16日(月)の10万人集会は、何と17万人も集まった。官邸デモも毎週多くの人が集まっている。

しかし、政府は、その「声」を全く聞こうとしない。デモのことを聞かれても、「大きな音だね」と言っていた。でも、無視出来ない状況に来てるのではないか。「アラブの春」に似ていると言う人もいる。

又、将来のエネルギー政策をめぐる意見聴取会では、たとえば仙台市では、東北電力の社員が発言者に選ばれたり。名古屋では、中部電力の社員が入っていたり。細野大臣は「全くアトランダムな抽選をしているが」と言ってるが、内容が全くおかしい。稚拙なやり方が暴露されている。そして、「国民の声」は聞こうとしない。これをどうしたらいいのか。じっくりと考えました。

娘です 娘です

「編集長は見た!」は「サイゾー」の岩崎貴久編集長。8月号は特集が「五輪毒本」。「読む本」ではなく、「毒の本」になってる。たとえば…

〈オリンピック銅メダリスト・山口香が語る選手起用法を誤った日本柔道界の“罪”〉
〈オリンピックの申し子・橋本聖子。
生理も止まった執念の12年史〉

どれも興味深い話だった。

終わって、Wコロンの謎かけ。そして、Ust延長戦。

娘の友達のカナ子ちゃんです 娘の友達のカナ子ちゃんです
  1. 7月19日(木)午前11時、谷中の全生庵に行く。全生庵開基山岡鉄舟さんの毎歳忌法要に出席する。そのあと、無刀流七代目・井崎武廣先生による無刀流組太刀奉納が行われた。
     そして会食。ご住職さんの平井正修さんと久しぶりに会いました。又、衆議院議員の松浪ケンタさんも来てたので、話をしました。
     それから、河合塾コスモ。そして、6時、虎ノ門で木村三浩氏らと会う。国会議員や外国の方々との勉強会。とても教えられました。
  2. 7月20日(金)午前中、原稿。午後、上野で打ち合わせ。夜も仕事で、「官邸デモ」に行けなかった。すみません。
  3. 7月21日(土)午前中、原稿。午後、打ち合わせ。夜、雑誌の座談会。
中川編集長と恵比寿で(7/12) 中川編集長と恵比寿で(7/12)
  1. 7月22日(日)午前8時東京駅発の新幹線で新大阪へ。大阪で岩井さんらと合流し西宮へ。
     午後2時、西宮のCaféインティライミで「鈴木ゼミ」。ゲストは池田香代子さん(翻訳家・作家)。『世界がもし100人のムラだったら』、『ソフィーの世界』などの著作で有名です。この日のテーマは、〈現代日本の“夜と霧”=反原発・反核兵器と世界の子どもたち。100人の村、あなたもここに生きてます〉
     池田さんとは脱原発デモでよく会っている。この日、会ったら、「脱原発の話をしましょう」。それから、最近思ってることを話し合いましょう」と池田さん。それで、原発や、市民運動のこと。消費税などの話。政局の話などをしました。会場からも活発な質問が出て、終了後、二次会会場でも熱い議論が交わされました。
     「鈴木ゼミ」は前回の田原さん、今回の池田さんと、ビッグなゲストが続き、超満員です。そして、10月は、又もや、アッと驚くビッグなゲストが来ます。元オウム真理教最高幹部で、現「ひかりの輪」代表の上祐史浩さんです。私も、じっくりと話を聞いてみたいと思います。お楽しみに。

【写真説明】

「さようなら原発10万人集会」で挨拶する大江健三郎さん(7/16)

①7月16日(月)の「さようなら原発10万人集会」です。代々木公園です。挨拶する大江健三郎さんです。

17万人が集まりました

②メイン会場のサッカー場です。炎天下、ぎっちりと人、人、人です。暑かったです。

デモは3コースに分かれて出発

③凄い人でした。デモは3つのコースに分かれて、出発しました。私は原宿・外苑コースに行きました。

頑張って歩きました

④暑かったです。頑張って歩きました。

かな子ちゃん、松元ヒロさん、藤波心ちゃんと

⑤かなるちゃん(小6のアイドルです)、松元ヒロさん、藤波心ちゃん(高1のアイドルです。15才です)と。

ゲバラの旗もありました

⑥デモには、ゲバラの旗も。でかい旗です。持つのも大変です。「叛旗兵未だ狼煙は上がらず」と書かれてました。
 他にも、「日大全共闘」や、各地の労働組合の旗も。又、革マル派の「解放」、共産党の「赤旗」、民主主義的社会主義運動の「週刊MDS」を配っている人もいました。いいですね、自由で、アナーキーで。

水着でデモした女性もいました

⑦これも自由でいいですね。水着でデモをしてる人がいました。偉いです。けなげです。

「日本の司法を正す会」(7/12)

⑧7月12日(木)の〈「日本の司法を正す会」5周年記念講演・シンポジウムと懇親会〉です。ホテルニューオータニです。これは、シンポジウムの写真です。四文字熟語の「理信学邁」の4名です。青木理、佐高信、宮崎学、西部邁さんです。

村上正邦さんと

⑨主催者の村上正邦さんです。

丸山和也さんと

⑩丸山和也さんです。弁護士で国会議員です。久しぶりに会いました。

山口敏夫さんと

⑪この人も久しぶりに会いました。元労働大臣の山口敏夫さんです。前はよく会ってました。じっくり話を聞きたいと思います。

『実話時報』(8月号)

⑫『実話時報』(8月号)です。蜷川正大氏と対談しました。右の写真は、高田馬場のホテルサンルートの入口ですね。

40年の運動について語りました

⑬一水会を創って40年。その話をしました。「1970年は、毎日新聞に勤めてたんですか?」と、読んだ人に言われました。そう書いてあったそうです。あれっ?産経新聞に勤めてたと思ったけど。
 でも、『実話時報』が間違えるわけはない。ヤクザの記事が多いから、名前や団体名を間違えたら大変だ。もの凄く気を使う。慎重だし、正確だ。だから、『実話時報』が間違うはずはない。産経にいたと思ったけど、これは私の記憶違いだ。本当は、毎日新聞に勤めていたんですね。

鹿砦社40周年パーティで(7/12)

⑭7月12日(木)。「司法を正す会」を中座して、鹿砦社40周年パーティに行きました。(左から)マッド・アマノさん、浅野健一さん、私、松岡社長。

「Paix」(ペペ)のお二人、松岡社長と

⑮「Paix」(ペペ)のお二人。実は、このパーティの前に、ペペのコンサートがあったのです。聞きたかったのに、残念です。後ろは松岡社長です。

娘です

⑯娘です。「やっぱり似てますね。眼のとこなんか、そっくりです」と言われてます。今度、デモに連れて行きましょう。

娘の友達のカナ子ちゃんです

⑰娘の友達のカナ子ちゃんです。モデルさんのようにポーズを決めてますね。でも、ライターさんです。

板坂剛さん、深笛義也さんと

⑱板坂剛さんと深笛義也さん。2人とも鹿砦社から本を出してます。板坂さんと私は、三島事件、浅沼刺殺事件、風流夢譚事件などについて対談し、本を出しています。

中川編集長と恵比寿で(7/12)

⑲中川編集長と恵比寿で(7/12)

【お知らせ】

  1. 「北海道新聞」の7月12日(木)付に、5段の囲み記事が出てます。「ポスト原発社会」のシリーズで、この日は私で、〈保守・右翼に広がる「脱原発」〉〈国土と命の危機許せぬ〉と喋っています。
     又、『北方ジャーナル』(8月号)にも出てます。「創刊40周年記念特集号」で、多くの人が寄稿してます。猪瀬直樹、岩上安身、上杉隆、小谷野敦さんと共に、私も書いてます。「北海道こそ、最終革命のクニだ!」と。
  2. 7月26日(木)夜7時、ロフトプラスワン。「週刊金曜日」が創刊900号を迎えました。それを記念するトークイベントです。ビッグな言論人が集合します。ビッグじゃないが、私も行きます。
  3. 7月28日(土)午後2時、大阪御堂会館。「和歌山カレー事件を考える集会」。青木理さんが講演。私は、林眞須美さんを支援する会代表になってますので、勿論、行きます。
  4. 8月2日(木)6:00から。西荻窪のスナック「HANA」。
    〈杉正太郎トーク&コンサートライブvol.4
    =鈴木邦男が北朝鮮を語る=〉
     杉さんのコンサート。私の話。そして2人の対談です。8月2日は、杉、鈴木、2人の誕生日が同じなので、この企画が実現しました。
  5. 8月3日(金)から5日(日)。あの「笑の内閣」の公演があります。あの「ツレがウヨになりまして」で大評判になった劇団です。今度は東京でやります。「非実在少女のるてちゃん」です。こまばアゴラ劇場です。面白いです。ぜひ、見て下さい。
  6. 8月4日(土)午後1時、阿佐ヶ谷ロフト。「大生誕祭」をやるそうです。私の。
     森達也さん、斎藤貴男さんなどが出ます。又、7月に訪朝した植垣康博さん、椎野礼仁さんたちの貴重な訪朝ビデオも上映します。
  7. 8月7日(火)午後7時。ロフトプラスワン。月刊「創」トークライブ。創出版30周年記念トークです。
    第1部 写真展中止事件と言論
    第2部 雑誌ジャーナリズムは今
    出演は、綿井健陽さん(ジャーナリスト)、鈴木邦男他。
  8. 8月8日(水)午後7時、一水会フォーラムホテルサンルート高田馬場3F会議室。小河正義さん(航空評論家)が講師で、「オスプレイ配備問題について」。
  9. 8月15日(水)夜7時。阿佐ヶ谷ロフト。「あの戦争」の総括。多くのパネラーが出ます。私も出ます。
  10. 8月16日(木)〜19日(日)千歳船橋・APOCシアターオフィス再生の舞台があります。「正義の人びと=神の裁きと訣別するための残酷劇」です。8月17日(金)には、19時より、高木尋士氏と私のプレトークがあります。
  11. 10月8日(月・祝日)。午後2時。「鈴木ゼミ」。西宮のCafeインティライミ。ゲストは上祐史浩さん(ひかりの輪代表)で、「オウム事件17年目の真実と意味」です。お問い合わせ、お申し込みは、0798-49-5302へ。