2012/08/06 鈴木邦男

「カレー事件を考える集会」で訴えた!

①再審は近い、カレー事件だ!

「カレー事件を考える集会」で講演する青木理さん(7/28) 「カレー事件を考える集会」で講演する青木理さん(7/28)

7月28日(土)、大阪で、「和歌山カレー事件」を考える集会に行った。

その前に、東京で、映画「死刑弁護人」を見た。東海テレビが作った衝撃のドキュメンタリーだ。

映画は、数多くの死刑事件を引き受け、闘う安田好弘弁護士(64才)を追う。

「オウム真理教事件」麻原彰晃

「和歌山カレー事件」林眞須美

「名古屋女子大生誘拐事件」木村修治

「光市母子殺害事件」元少年

「新宿西口バス放火事件」丸山博文

安田さんは、これら、全ての事件を担当している。「なぜこんな人間を弁護するのか」とも言われる。「悪魔の弁護人」と呼ばれることも。

それでもなお、闘う。

報告する安田弁護士 報告する安田弁護士

この映画の中で、まず初めに、「和歌山カレー事件」について語る。

「普通、冤罪の被害者といえば、無辜の民のイメージがある。でも林眞須美さんは、無辜の民ではない。いわば、“サギ屋さん”です」。

カレー事件で「死刑」確定した林眞須美さんのことを、こう言う。自分の弁護する人を、「サギ屋さん」だと言う。

仲間内で保険を掛け合って、病気になり、保険金を騙し取る。その時、ヒ素を使う。死なない程度に。重症にならない程度に。

体を賭けた、保険金詐欺だ。それをずっとやってきた。何億という金を稼いだ。贅沢三昧の生活をしてきた。

とても、「いい人」ではない。金には、もの凄い執着がある。「だからこそ一銭にもならない殺人などするはずがない」

安田さんはそう言う。この安田さんの言葉には説得力がある。

林健治さん、鈴木、飛松五男さん 林健治さん、鈴木、飛松五男さん

でも一般の人達は、犯罪を犯したことがないから、「詐欺をするような人間だから殺人もするだろう」と思う。

しかし違う。それは犯罪をやったことがない人間だから、そう思うのだ。捕まったことのない人間だから、そう思う。

詐欺で成功し、何億という金を手に入れ、贅沢な生活をしてる人間は、それを失うことを怖れる。一銭にもならない「殺人」などしない。

又、動機はないし、証拠もない。

しかし、マスコミが騒ぎ、「早く捕まえろ」「犯人はこいつしかいない」とばかりにわめき出した。それで、警察も逮捕した。奇妙な話だ。

②「一銭にもならないこと」はやらない

私も挨拶しました 私も挨拶しました

事件が起きたのは14年前だ。1998年7月25日に起きた。(だから、この「和歌山カレー事件を考える集会」も、7月下旬の土曜か日曜にやっている)。

1998年7月25日、和歌山市園部で夏祭りのカレーに何者かが亜ヒ酸を混入。60人以上が死傷。

1週間後の8月2日、警察庁科警研の鑑定により、カレーに亜ヒ酸が混入されていたと判明。

この頃、林眞須美さん、健治さん夫婦と一緒にヒ素を“飲む”などの手口で保険金詐欺を繰り返していた男性たちに対し、警察の事情聴取が始まる。そして新聞でも次々と報道される。

テレビでは、林眞須美さんが自宅を取り囲む記者たちにホースで水をかける映像が繰り返し、流れていた。

私も、あの映像は印象にある。マスコミの余りにしつこい取材に、キレてしまって、たった1回やった。

でも、毎日、毎日流されると、毎日やってるように思う。こんなことをする女だから…。保険金詐欺をして、犯罪に慣れてる女だから…カレーも。と思ってしまう。

国会包囲デモに参加しました(7/29) 国会包囲デモに参加しました(7/29)

それに、「ヒ素を扱ってる人なんていない」と思われたが、和歌山ではけつこういる。「白アリ駆除」として、かなり一般的に使われている。

又、「いい人」ではないが、だからといって、動機も証拠もないのに、「殺人犯」にされてはかなわない。「疑わしきは罰せず」のはずなのに、疑わしきは全て罰しているのが日本の司法だ。

「東電OL事件」のゴビンタさんは釈放され、国に帰った。再審が始まる。

しかし、袴田事件、名張ぶどう酒事件は再審確実と思われながら、そうならなかった。

それだけ、検察、裁判所の「権威」を守りたいのか。

取材されました 取材されました

前に、和歌山市で、「和歌山カレー事件を考える集会」をやった。かなり多くの人たちが来ていた。その時のゲストは、山田悦子さんだった。

「甲山事件」で、殺人犯にされたが、その後、冤罪が晴れて、社会に復帰した。

それで、山田さんは、どうしたら冤罪を晴らせるかを紹介した。冤罪を晴らし、無罪になるためには。

ある弁護士から聞いた、と言ってこう紹介していた。

第1に、「筋」がいいこと。第2に「玉」がいいこと。

甲山事件はそれに当てはまったのだ。全国から多くの支援者が集まったし、「これはおかしい」と誰もが思った。

山田悦子さんという「玉」もよかった。みなに好かれる人だし、どんな時でも、明るく頑張っていた。

他には、弁護士がいいこと。それに、「お金」の問題もある。

③超満員で集会は始まった

水着の女性もデモしてました 水着の女性もデモしてました

なるほどと、その話を聞いて思った。その点、「カレー事件」は、どれも、よくない。「筋」もよくない。

いろんな人に聞いても、「あれはやってるでしょう」と皆、無責任に言う。

「だって、ヒ素を持ってたんでしょう」「それにヒ素を使って保険金詐欺をやってたんだ。他に犯人はいないよ」と言う。

「玉」も悪い。あの、ホースでマスコミに水をかけるシーンばかりが流される。

だから、裁判にしたら、かなり不利だ。でも、やってない。それに、弁護士はいい。

安田弁護士は「映画」の中で言っていた。

「林眞須美さんは、夫婦で詐欺をやって豪華な生活をしていたのですから、一銭の得にもならないことをやるはずがない。この裁判は勝てなければ、弁護士として恥です」。

そうか。「弁護士として恥」か。そこまで断言するのだ。

では、集会の話をしよう。

松浪ケンタさんと(7/25) 松浪ケンタさんと(7/25)

7月28日(土)2時15分開始。場所は大阪の御堂会館だ。

〈和歌山カレー事件から14年。林眞須美さんは、獄中から無実を訴え続けています!〉

ちょっと遅れて始まった。旦那さんの林健治さんが、来るのが遅れたからだ。

体調が悪くて、車椅子で来られた。大きなマスクをしている。「声もあまり出ない」とのことで、短い挨拶だった。

「この暑い日に、これだけ多くの人が集まってくれて、ありがたい。最近、眞須美に面会してきたが、とても元気でした」と言う。

1日も早く、助け出してあげたいと言う。

そのあとは、ゲストの青木理さんの講演。「『絞首刑』その後」だ。青木さんは、2008年、講談社から、『絞首刑』という本を出した。

1時間ほど、カレー事件について、死刑について青木さんが話す。

そのあと、安田弁護士の報告。今、再審請求がどうなっているか。今、再審請求する点について科学的な専門知識が必要なので、若い弁護士を3人、入れて強化しました、という。

その3人の紹介と抱負が語られる。それから、「林眞須美さんを支援する会」代表の私の挨拶。

④元刑事の飛松さんからも貴重な報告が…

藤井聡さんと(7/25) 藤井聡さんと(7/25)

その前に、元刑事の飛松さんが来てますので、ぜひ一言、意見を喋って下さいとお願いした。

飛松さんは当時、兵庫県警の刑事だった。これはおかしい、と初めから思っていた。

マスコミにせっつかれて、警察は林眞須美さんを捕まえた。しかし、ヒ素の発見、当日の祭りの様子なども含め、警察は曖昧にしていることが多い。

自分たちが押収したものも、自分たちに都合のいいものしか出してこない。これは、もう一度、キチンと調べ直す必要がある。

だったら、ぜひ、飛松さんに行ってもらって調べてほしい。

又、この日来ていた林健治さんとも特別対談してもらいたい。かなり、カレー事件の〈謎〉に迫れると思う。

飛松さんのあとは、私が話をした。弁護士さんは、正面から正攻法で、法廷で攻める。

私らは、素人だから、あらゆる手を考えて、この事件へのイメージを変える。

格闘家の安田忠夫さんと(7/27) 格闘家の安田忠夫さんと(7/27)

そして、事件の本質をはっきりと訴えてゆく。それをやるべきだ、と言った。

「たかじん」では、かつて、ざこばさんたちが眞須美さんに面会に行ってたが、それを放送の時、言ってくれた。

「物証もないし、動機もないし、これはおかしい」と言っていた。

「たかじん」の他のゲストも、過半数が、「この判決はおかしい」だった。

又、「週刊SPA!」で、「林眞須美さんは無罪である」という特集をやった。

これから、警察にも話し合いを求めてゆく。

又、いろいろ言われているが、(これは私個人の考えだが)、「真犯人」に訴えるビラを作る。皆から募金して、「眞須美ちゃん基金」を作る。真犯人にあげるのだ。だから名乗り出てくれ、と言う。

あるいは、正しい情報を与えた人には、お金を払う。

もし、どうしても、顔を出し、名前を出すのは困るというのなら、匿名でもいい。匿名でも、「犯人しか知らないこと」があったら、警察だって、眞須美さんを釈放せざるを得ない。

他にも、どうしたら眞須美さんを救出できるかを考えていた。その話は、二次会のお店にまで続いて、安田さん、飛松さん…を加え、必死に考えました。

【だいありー】

「週刊金曜日」創刊900号記念(7/25) 「週刊金曜日」創刊900号記念(7/25)
  1. 7月30日(月)午前中、図書館。夕方、久しぶりに柔道。皆、オリンピックの「審判」の話ばっかりしてました。村田先生に詳しく、国際的な背景を聞きました。
  2. 7月月31日(火)午前中から原稿。夕方4時、テレビの取材。みやま荘で。デモや言論の自由などの話をしました。
  3. 8月1日(水)午前中、原稿。午後3時、文化放送。今日のテーマは、「山口県知事選が原発・オスプレイ問題に与える影響」。
「金曜日」集会第3部 「金曜日」集会第3部

7月29日に開票された山口県知事選で、自民党と公明党が推薦する元国土交通審議官の山本繁太郎氏が、脱原発を掲げた「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏ら3人を破り、初当選した。

山本氏は25万票。飯田氏は18万票。善戦だ。それに山本氏は、上関原発の運転については「凍結」を明言し、オスプレイについて、「搬入は誠に遺憾。安全が確認されない限り飛行しないよう要請すべきだ」と主張。つまり、支援団体の考えを離れて、飯田氏の主張を取り入れて、かろうじて勝ったのだ。

だったら、飯田氏が勝ったようなものだ。これから原発運転で、自民から圧力をかけられ、考えを変えることがあったら、即座にリコールされるだろう。今回の選挙結果から見て、基盤は脆弱だ。長くは続かないだろう。

「緑の党」結成記者会見(7/29) 「緑の党」結成記者会見(7/29)

「編集長は見た!」は「週刊金曜日」の平井康嗣編集長。特集は、

〈菅直人・前首相単独インタビュー。
隠ぺい続く福島原発事故。東電への強制調査も必要〉。

続いての特集は、

〈電磁波の「人体への影響ナシ」は説得力ゼロ。「夢の超特急」見切り発車が許されるカラクリ〉
「緑の党」結成記念大会 「緑の党」結成記念大会

放送が終わって、貞包アナウンサーが、「今晩、グリーン・アクティブとap bankの集まりがありますよ」と言う。えっ?知らなかった。たしかに、中沢新一さん、宮台真司さんたちが出る。

それで、代官山のUNITに行く。もの凄い人だった。1000人近い人じゃないのか。当日券なので、1時間ほど並んでやっと入れた。大ステージでは立ち見。トークと音楽のライブがミックスした反原発集会だった。中沢新一さん、宮台真司さん、高橋源一郎さん、小林武史さんなどがトークをする。

後ろで立っていて見えないので、トークが終わったら、帰ろうと思って、上の別の会場で飲んでたら、そこでも又、トークが始まる。「ちょうどいい。鈴木さんも上がって下さい」と。

山本太郎さんも挨拶 山本太郎さんも挨拶

宮台さん、松田美由紀さん、マエキタミヤコさんたちとトーク。それが何と、12時頃まで。疲れた。タクシーで帰ろうとしたら、マエキタさんの旦那さんが運転する車で送ってくれた。ありがとうございました。

  1. 8月2日(木)午前11時、渋谷のユーロスペース。ブラジル映画「汚れた心」を見る。終戦直後、日本人移民の間で起こった「勝ち組」と「負け組」の争いについて描いている。

「日本が負けるはずがない。勝ったのだ」と主張する勝ち組は、「負け組」を次々と襲い、殺す。イデオロギー戦争だ。まるで連合赤軍事件だな、と思った。植垣さんやレーニンさんにも見てもらわなくっちゃ。実は、寺脇研さんから、「ぜひ見て下さい」と言われ、試写会の案内状が来ていた。しかし、どの日も行けなくて、一般の公開で見た。ぜひ、皆さんも見てみて下さい。

そのあと、渋谷のAISHO MIURA ARTSでやっていた秋山祐徳太子さんの展示を見る。それから、河合塾コスモに行って、自習室で勉強。

中沢新一さんと 中沢新一さんと

夜、7時から、西荻窪のスナック「HANA」。

〈杉正太郎トーク&コンサートライブvol.4〉

杉さんと私が同じ誕生日(8月2日)だというので、去年に続いて、「バースディ・コンサート」。前半、杉さんがギターを弾きながら歌う。それから私の「北朝鮮報告」。

7月に訪朝した椎野レーニンさんも来てくれて、最新北朝鮮レポートを追加してくれました。楽しかったです。

  1. 8月3日(金)午前中、原稿。午後、打ち合わせ。5時、官邸包囲デモに行く。暑い。全く身動きが出来ない。池田香代子さんに会いました。又、坂本龍一さんも来てたので紹介してもらい、いろいろ話しました。
松田美由紀さん(左)、宮台真司さん(右)と(8/1) 松田美由紀さん(左)、宮台真司さん(右)と(8/1)

「これが世界の坂本龍一か」と感動しましたね。そこに飯田哲也さんが現れ、山口県知事選の話をしました。「鈴木さんが応援に来てくれたら勝ったのに。残念です」。「私なんかが行ったら迷惑だと思って遠慮してたんです」「でも、山口は保守王国ですよ。そこに右の鈴木さんが来て、脱原発を言ってくれたら、コロリと変わりますよ」。

そうか。申し訳ないことをした。「すみません」と謝りました。三上治さんや、「原発国民投票の会」の今井一さんなどにも会いました。

  1. 8月4日(土)午後1時から阿佐ヶ谷ロフト。「大生誕祭」です。私の誕生日なんかに、誰も来ないんじゃないかと思ってましたが、沢山の人が来てくれました。去年より多かったです。
杉正太郎さん(右)と(8/2) 杉正太郎さん(右)と(8/2)

ゲストは、森達也さん、斎藤貴男さん、青木理さん。それに、松元ヒロさんも来て、芸を見せてくれました。

第2部は、植垣康博さん、椎野レーニンさんたちの「北朝鮮報告」でした。元連合赤軍兵士の植垣さんが、「よど号」赤軍の人たちと会ったのです。どんな話をしたのか、映像に収められたので、会場に流れました。ピョンヤンの遊園地のジェットコースターにも乗って、絶叫したそうです。この様子も映像で流れました。
 又、元連合赤軍の青砥幹夫さん、赤軍派の金廣志さんも発言してくれました。「連合赤軍」と「よど号」の話になりました。又、山中幸男さん、新崎盛吾さん、赤岩友香さんも来て発言してくれました。

終わって、近くの居酒屋で二次会をやりました。そこに、飛松五男さんも合流してくれました。終わって、三次会へ。楽しかったです。

  1. 8月5日(日)午後2時、ホテルサンルート高田馬場。一水会会員・会友物故同志全国慰霊祭。若くして亡くなった同志の人々の慰霊祭です。その人たちのおかげで一水会もあります。厳粛な慰霊祭が5時まで行われ、一人一人の思い出などを話し合いました。又、終わって、近くで、直会をやりました。

【写真説明】

「カレー事件を考える集会」で講演する青木理さん(7/28)

①7月28日(土)午後2時15分より。 〈和歌山カレー事件から14年。林眞須美さんは、獄中から無実を訴え続けています!!〉  青木理さんの講演。「『絞首刑』(2008年・講談社)その後」

報告する安田弁護士

②報告する安田好弘弁護士。

林健治さん、鈴木、飛松五男さん

③林健治さん、私、飛松五男さん(元兵庫県警刑事)。飛松さんは元刑事の眼から見た「カレー事件」の疑問点を話してくれました。

私も挨拶しました

④私も挨拶しました。

「週刊金曜日」創刊900号記念(7/25)

⑤7月26日(木)夜7時、ロフトプラスワン。
〈「週刊金曜日」創刊900号記念。「言いたいことは山ほどあるノダ」〉
(第1部)「日本の政治はどうなっているノダ」
(左より)鈴木、宇都宮健児さん(前日弁連会長)、平井康嗣さん(司会。「週刊金曜日」編集長)、西川伸一さん(明治大学教授)、佐高信さん。

「金曜日」集会第3部

⑥第3部、「新聞、テレビ、雑誌のホンネとウラ側」。(左から)青木理さん、鈴木、佐野華英さん(編集者)、植田武智さん(科学ジャーナリスト)、北村肇さん(司会・「週刊金曜日」発行人)。

「緑の党」結成記者会見(7/29)

⑦7月29日(日)「緑の党」結成記者会見。ドイツ、インド、韓国などの「緑の党」の人も来ました。

「緑の党」結成記念大会

⑧記者会見のあとは、1時半から、「緑の党」結成記念の「キックオフイベント」。来賓挨拶する中沢新一さん。

山本太郎さんも挨拶

⑨山本太郎さんも挨拶してました。

中沢新一さんと

⑩中沢新一さんと。「月刊『創』ではお世話になりました」「おかげさまで評判がいいよ」と言われました。全て、中沢さんの力です。

国会包囲デモに参加しました(7/29)

⑪「緑の党」の大会のあと、「国会包囲デモ」に行きました。

取材されました

⑫いろんな人たちに取材されました。右はロフトの取材班ですね。

水着の女性もデモしてました

⑬驚きました。水着の女性もデモをしてました。

松浪ケンタさんと(7/25)

⑭松浪ケンタさん(衆議院議員)と。7月19日(木)全生庵で会いました。

藤井聡さんと(7/25)

⑮7月25日(水)文化放送で。ゲストで出演してくれた藤井聡さん(京都大学大学院教授)と。

格闘家の安田忠夫さんと(7/27)

⑯元大相撲からプロレスラー、格闘家になった安田忠夫さんと。7月27日(金)、ネイキッドロフトで。木曽さんちゅうさんとロケット団の三浦さんのイベントのゲストで来てました。192cmです。やはり大きいです。

松田美由紀さん(左)、宮台真司さん(右)と(8/1)

⑰8月1日(水)午後7時半より、代官山UNITで。松田美由紀さん(左)、宮台真司さんとトークしました。

杉正太郎さん(右)と(8/2)

⑱8月2日(木)午後7時30分より、西荻窪の「HANA」で。
〈杉正太郎トーク&コンサートライブvol.4
「鈴木邦男が北朝鮮を語る」〉
 4月に訪朝した時の話をしました。7月に訪朝したレーニンさんの報告もありました。

【お知らせ】

  1. 『東京人』(9月号)が発売中です。特集は「1972年」。この年は勿論、連合赤軍の年です。そして、ニクソン訪中、札幌オリンピック、沖縄返還、テルアビブ空港乱射事件、田中内閣誕生…と。まさに激動の年でした。そして、この年から日本は大きく変わったのです。だから、特集は「1972年。政治の季節から荒井由実へ」。
     いろんな人が書いてます。メインの座談会は〈さよなら連帯。そして愉しき日常が始まった〉です。
     御厨貴さん、泉麻人さん、そして私の座談会です。12ページです。政治、経済、文化、スポーツなど、あらゆる面から〈1972年〉問題を語り合ってます。
  2. 同時代社から『排除社会の現場と暴対法の行方』が発売されました。900円です。
     亀井静香さん、又市征治さん、宮崎学さんの座談会。そして青木理さん、田原総一朗さん、宮台真司さんなどが書いてます。私も書いてます。同時代社の「シリーズ・おかしいぞ!暴力団対策」の第3巻目です。
  3. 8月7日(火)夜7時半。新宿ロフトプラスワン創出版30周年記念のビッグなイベントがあります。
    〈第1部〉 清武問題とジャーナリズム(19時半〜)
    スペシャルゲストに清武英利さん。
    〈第2部〉雑誌ジャーナリズムの現状(20時45分〜)
     司会進行は篠田博之さん(「創」編集長)
    当日のゲストは、清武さんの他に、田原総一朗さん、山口一臣さん(元「週刊朝日」編集長)、北村肇さん(「週刊金曜日」発行人)、矢崎泰久さん(元「話の特集」編集長)、綿井健陽さん、鈴木邦男他です。当日は満員が予想されるので、早めに申し込んだ方がいいでしょう。
  4. 8月8日(水)午後7時、一水会フォーラムホテルサンルート高田馬場3F会議室。講師は小河正義さん(航空評論家)で、「オスプレイは安全か?」。
  5. 8月15日(水)夜7時。阿佐ヶ谷ロフト。戦後67年特別企画。「あの戦争」の総括。田中秀臣さん、古谷経衡さん、久野潤さん、山口祐二郎さん等、多くのパネラーが出ます。私も出ます。
     なお、ロフトプラスワンでも同じように「戦後67年」企画があります。前田日明、戸川昌子、木村三浩氏らが出ます。
  6. 8月16日(木)〜19日(日)千歳船橋・APOCシアターオフィス再生の舞台があります。「正義の人びと=神の裁きと訣別するための残酷劇」です。8月17日(金)には、19時より、高木尋士氏と私のプレトークがあります。
  7. 9月14日(金)一水会結成40周年。「レコンキスタ」創刊400号大会。午後6時半、アルカディア市ヶ谷。お問い合わせ、出席お申し込みは、一水会事務局へ。03(3364)2015
  8. 10月7日(日)14時〜16時。河合由美子監督の「わたしの釜ヶ崎」の上映。その後、監督と私のトークです。大阪十三の第七劇場下の階の「シアターセブンBOX-1」です。
  9. 10月8日(月・祝日)。午後2時。「鈴木ゼミ」。西宮のCafeインティライミ。ゲストは上祐史浩さん(ひかりの輪代表)で、「オウム事件17年目の真実と意味」です。お問い合わせ、お申し込みは、0798-49-5302へ。
  10. 10月20日(土)午後7時、阿佐ヶ谷ロフト。ボンバイエ結成10周年記念。
    「ONE NIGHT ボンバイエ!」。ゲストは山本太郎さん、私、そしてスペシャルゲスト(交渉中)。
     20代・30代の若者が中心になり、平和問題や社会問題について真面目に考える企画です。明るく楽しい集まりで、前に一度、私は呼ばれました。その時のタイトルが面白かったです。「ボンバイエ!生麦・生米・生クニオ」でした。今回も、生クニオで、やります。