2013/06/17 鈴木邦男

札幌で語った。革命と維新について。

①中島岳志さんを迎えて「革命と維新」

中島岳志さんと。5/11(火) 中島岳志さんと。5/11(火)

「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」は今回で2回目だ。

6月11日(火)午後6時より行われた。150人定員の札幌時計台2階ホールは超満員だった。

〈「日本の分」について〉と題したこのシンポジウム。今回のテーマは「愛国・革命・アジア」だ。

北海道大学准教授の中島岳志さんをゲストに迎えて行われた。

中島さんは今、血盟団事件についての本を書いている。

今、何故、血盟団なのか。ほぼ書き上がり、8月には出版される。

又、右翼テロリスト・朝日平吾のことを書いた著書もある。『朝日平吾の鬱屈』(筑摩書房)だ。

でも中島さんは決して「右翼」ではない。「保守」を自任している。

札幌時計台ホールは超満員 札幌時計台ホールは超満員

又、「週刊金曜日」の編集委員でもある。だから、リベラルな保守だ。

その中島さんが右翼テロリストや血盟団に今、注目し、研究し、書くのは何故か。その辺から話を聞いた。

以前、「マガジン9」でも中島さんと対談したことがある。その時も聞いたが、家庭環境で「保守」になったわけではない。

家では「赤旗」を取ってたし、お父さんは共産党だったらしい。と言う。それで、「岳志」という名前を父親は付けた。

その話を紹介したら、中島さんが「訂正」した。「いや、ただ山登りが好きだったんですよ、父親は」と。

第1部は中島岳志さんの講演 第1部は中島岳志さんの講演

「いや、それでいいんです。だって、山が好きな人は左翼になり、海が好きな人は右翼になるんです」と私は解説した。

日本共産党の山村工作隊。赤軍派の大菩薩峠の「福ちゃん荘」事件。連合赤軍事件。…等々、左翼は山に登り、山の中に拠点を作り、山の中から革命に打って出ようとする。毛沢東もゲバラも金日成もそうだ。

それに比べ、右翼は海が好きだ。海の好きな人が右翼になるといってもいい。

昔、60年安保の時、革命前夜と言われ、恐怖した右翼は、「一人一殺」の訓練をした。海岸に藁人形を置き、それに突撃して殺す練習だ。

第2部は2人の対談 第2部は2人の対談

当時の記録映像や写真なども残っている。ネットや『一億人の昭和』などで見たらいい。

一水会は、さすがに刺殺訓練はしないが、海辺で瞑想したり、相撲大会をやった。海辺で瞑想なんて、まるで『海辺のカフカ』だ。

血盟団事件の拠点は茨城県大洗だ。海岸だ。そこにある護国堂に井上日召がいて、日召の話を聞こうと地元の青年たちが集まる。

自分たちの仕事の悩み、人生のことを語り、日本の行く末をみなで語り合う。

その中で、「これではダメだ」と思い詰める。この世の中を変えるためには、大衆運動も、選挙もダメだ。腐敗堕落した国家の奸賊共を取り除くしかないと思い詰める。

「一人一殺」だ。一人が一人のターゲットを狙って殺す。それによって「一殺多生」になる。一人を殺すことによって、大勢を救う。いわば宗教的情熱だ。でも殺人だ。

②血盟団の小沼正さんの思い出

学生道場の後輩が来てくれた 学生道場の後輩が来てくれた

『日本暗殺秘録』という映画があった。血盟団、5.15事件、2.26事件が中心に描かれている。

血盟団の井上日召は片岡千恵蔵だ。小沼正は千葉真一だ。

一人一殺を決意した小沼は大洗の海岸で座禅する。これしかないと覚悟を決める。真っ暗な海に向かって叫ぶ。

これこそ右翼テロリストの典型だし理想だと思った。やはり、「右翼は海」だ。そして「左翼は山」なのだ。

左翼が山に憧れ、山を志向するのは何故か。「理論の高さ」に憧憬し、〈高さ〉を目指し、競合するからだろう。

では右翼は?海の広さ、深さに憧れる。理論の高さではなく、人間の度量の広さ、深さに憧れるのだ。右翼結社は、皆、そうしたメンタリティで結びついている。

講演後のサイン会 講演後のサイン会

今、血盟団の小沼正の名前を出したが、実は、私はこの小沼正に会っている。

小沼正だけでなく、5.15事件、2.26事件などに参加した人々を訪ね歩いて、話を聞き、本にまとめている。今から36年前に出した本だ。『証言・昭和維新運動』(仮面社)だ。

6月11日の「時計台シンポジウム」の時も、この本を持っていって、中島さんと話をした。

私は考え、書いたのは40年近く前だが、中島さんは今、血盟団を読み、研究している。だから正確だし、今の時点での問題点を話してくれた。

③今、なぜ血盟団なのか

打ち上げで。山本社長と 打ち上げで。山本社長と

そうだ。5月末に『終わらないオウム』(鹿砦社)を出した。

元オウム真理教幹部の上祐史浩さん。18年前に元オウム幹部の村井秀夫さんを刺殺した徐裕行さん。そして私が話し合って、まとめた本だ。

18年前の事件直後、「村井、青山、上祐。3人のうち誰でもよかった」と徐さんは言っていた。

でも、「本当は、一番目立った上祐さんを殺したかった」と告白している。

その第1のターゲットだった上祐さんとテロリスト徐さんの対談だ。

小沢支援集会で挨拶する。6/7(金) 小沢支援集会で挨拶する。6/7(金)

その時の話を聞きながら、40年前にまとめた『証言・昭和維新運動』のことを思い出していた。危険な情熱も再び甦ってきた。

その話を「時計台シンポ」でもした。「そうでしょうね」と中島さん。

中島さんは『終わらないオウム』も『証言・昭和維新運動』も、両方とも読んでいる。

そして、「実は、川崎長光さんに去年、会って、取材したんですよ」と言う。

驚いた。血盟団の仲間だ。北一輝の側近・西田税が自分たちの運動を邪魔していると思い、西田を殺しに行った人だ。40年前に話を聞いた。

もう遠い歴史上の事件だと思っていたのに。中島さんは去年、会ったという。

小沢一郎さんと 小沢一郎さんと

「川崎さんが存命だとは知らなかったです」と言ったら、「去年会った時は99才でした。その直後に亡くなりました」と言う。

そうだったのか。私も会いに行けばよかった。

川崎長光は「5.15事件」のところで聞いた。川崎によると、5.15事件も「血盟団と一緒」だと言っていた。中島さんは、その辺を解説してくれた。

井上日召のもとに集まった若者たちには3つのグループがあったと。

第1は、近所の青年たちだ。農業や教員をやったりしている地元の青年だ。小沼正、菱沼五郎などだ。

もう1つは東大生のグループ。四元義隆などだ。このグループから誘われて重信末夫さん(重信房子さんのお父さんだ)も入っている。

東祥三さんと 東祥三さんと

第3のグループが海軍の青年将校たちだ。

血盟団事件は、「一人一殺」で政財界のトップ20人を狙った。この20人を殺したら、「君側の奸」は取り除かれ、「一君万民」の天皇の理想の統治がなされるはずだ。そう信じて、テロに向かった。

小沼、菱沼はテロに成功するが、その段階で一網打尽になる。

しかし、逮捕を免れた海軍将校グループが決起して起こしたのが5.15事件だ。

だから、血盟団事件と5.15事件はワンセットなのだ。

④中島さんの「白熱教室」でした

キラー・カーンと。6/8(土) キラー・カーンと。6/8(土)

「時計台シンポ」では、はじめ、中島さんと私の2人に30分ずつ喋ってもらい、そのあと2人の対談のはずだった。

でも、私にしたら、中島さんの話を聞きたい。だから、はじめに中島さんに1時間話してもらい、そのあと2人の対談にしてもらった。

中島さんは、きちんとレジメを作って、全員にコピーを配付する。凄い。さすがは大学の先生だ。

そのレジメの大きな見出しだけを紹介してみよう。

「愛国・革命・アジア」

  1. 「明治維新」はなぜ「明治革命」ではないのか
  2. 自由民権運動からなせ玄洋社が誕生したのか?
  3. 「煩悶青年」の誕生
     「煩悶」とユートピア幻想
     「一君万民」イデオロギーと共産主義・社会主義の融合
     農本主義とコミューン
     なぜ右翼はルソーが好きなのか
     「透明な共同体」幻想(=一般意志)
  4. 北一輝、大川周明による「昭和維新」の時代へ
  5. 昭和維新 テロ・クーデターの論理
歌うキラー・カーン 歌うキラー・カーン

これに基づいて、さらに詳しく話をする。

4のテロ・クーデターのとこには、イラストも描かれている。

天皇は太陽で、国民は大地だ。本来なら太陽の光が、サンサンと大地に降り注いでいる。これが日本の理想の社会だ。

ところが、今、雲によって、太陽の光が遮られている。その遮っている雲が「君側の奸」だ。

それを取り除けば、太陽は再び国民の上に降り注ぐ。その雲を取り除く運動が昭和維新のテロであり、クーデターだったのだ。…と力説する。

中島さん本人がそう信じているわけではなく、「右翼の論理」を解説し、説明しているのだ。

ただ、もの凄く熱の入った解説だ。ハイテンションだ。

ネイキッドロフトで ネイキッドロフトで

だから、なぜか、「血盟団」の井上日召が乗り移って、我々「右翼青年、中年」たちに訴え、檄を飛ばしているように聞こえる。

そのくらい、「白熱教室」だったということですよ。

この日、参加した150人の人々も皆、感動しておりました。

10分の休憩をはさんで対談。気分は完全に戦前の「昭和維新運動」に入っていました。

血盟団の小沼正、2.26事件の末松太平などに会った時の話を交えながら、「革命と維新」について語り合いました。

⑤学生道場の歴史も書くか

上野の国立科学博物館で。6/9(日) 上野の国立科学博物館で。6/9(日)

熱い質問も沢山ありました。又、本のサインも随分としました。

そのあと、スタッフの皆さんと打ち上げに行きました。

柏艪舎の皆さま、お世話になりました。司会をやってくれた中尾則幸さん、ありがとうございました。

それに、昔、学生道場にいた後輩も来てくれた

乃木坂に、「生長の家学生道場」があった。そこに私はいた。

毎朝4時50分に起きて、お祈り。国旗掲揚…と。「生長の家」の勉強をし、そして、左翼学生運動と闘う拠点でもあった。懐かしい。

そこにいた藤原俊二君が来てくれた。私が、4年の時、彼は1年だったという。3才後輩なんだ。

特別展「グレート・ジャニー。人類の旅」 特別展「グレート・ジャニー。人類の旅」

「いやー、厳しい修行生活でした」と言っていた。何かあると、「お前たちはたるんでる!」と言って向かいの乃木神社の玉砂利の上で正座してお祈りさせられたという。それが大変でした、という。

そして、「このままでは、左翼革命が起こる。命を懸けて日本を守れ!」と言われたらしい。私ら4年生が言ってたのだろう。

私は4年生の時、学生道場の自治会委員長で、かなり厳しくしたようだ。

でも、「鈴木先輩は優しかったです」と藤原君は言う。「川嶋さんが怖かった」と言う。

そうか、副委員長の川嶋君が私の代わりに、厳しいことをやってくれたんだ。申し訳ない。

早大の政経を卒業して、私は大学院に行った。都合7年位、早大にいた。

「生長の家学生道場」にも、6年ほどいた。2年間は委員長をやった。

これも「グレート・ジャニー」 これも「グレート・ジャニー」

学生道場生を連れて紛争校に行き、左翼学生と闘った。随分と怪我もした。私のせいだ。

又、中国の文化大革命の影響を受けて、「この道場でも整風運動を起こさなくては!」と言って、やる気のない人間を叩き出したり、「闘う姿勢」を固めた。

司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んで、新撰組のような鉄壁の集団にしなくては、とも思った。メチャクチャなことをやったんだよな。

そうか、「学生道場血風録」をまとめなくちゃな。

【だいありー】

植草一秀さん。6/10(月) 植草一秀さん。6/10(月)
  1. 6月10日(月)午前中、原稿。午後2時、雑誌の対談。7時、一水会フォーラム。ホテルサンルート高田馬場。講師は植草一秀さん。「日本政治の危機=安倍政権がもたらす七つの災厄=」。
     かなり厚いレジメを作ってきて、会場に配る。とても詳細なレポートだし、とても勉強になりました。終わって、近くの居酒屋で打ち上げ。
  2. 6月11日(火)朝9時に家を出る。羽田発11時の飛行機で、札幌へ。
     2時からグランドホテルで柏艪舎の山本さん、可知さんと打ち合わせ。
木村三浩氏、植草一秀さん、鈴木、橋本久美さん 木村三浩氏、植草一秀さん、鈴木、橋本久美さん

3時に北海道文化放送のスタッフが迎えに来る。

テレビ局で取材。かと思ったら、「今日は天気がいいので、大通公園で撮影しましょう」。ポカポカと暖かい大通公園で取材を受けました。

それから、柏艪舎に行って、6時から、開始。第2回「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。

まず、中島岳志さんが「愛国・革命・アジア」について1時間講演。そのあと2人で対談。札幌時計台大ホールは超満員でした。

終わって、近くの居酒屋で打ち上げ。この日は、札幌に泊まりました。

「笑の内閣」の高間響さんと 「笑の内閣」の高間響さんと
  1. 6月12日(水)昼、千歳発の飛行機で帰京。2時15分、羽田着。一度家に帰って、6時に永田町の星陵会館へ。劇団「笑の内閣」が「65歳からの風営法」を上演。
     見に行ったら、国会議員がかなり来てました。国会議員の方々に見てもらい、「風営法」の改正について考えようという意図がある。なかなかよかった。

芝居が終わってトークが始まった。「笑の内閣」代表の高間響さんが司会。パネラーは、斉藤貴弘さん(弁護士)、福山哲郎さん(民主党)、福島みずほさん(社民党)、泉健太さん(民主党)。風営法について語り合いました。

芝居の後、議員たちとトーク。6/12(水) 芝居の後、議員たちとトーク。6/12(水)

この日は他にも共産党の穀田恵三さん他、何人かが来てました。これだけの議員を動かしてるんだから、たいしたもんだ。

そのあと、劇団の人と打ち上げに。居酒屋で時間を待ってる時、何気なく隣のヤマダ電機に入ったら、同じくiPadを探している人がいる。帽子を深く被り、明らかに変装している。

「誰かな?」と下から見上げたら、辻元清美さんでした。「あ、鈴木さん。バレてもうたわ」。そんで記念に写メしました。

  1. 6月13日(木)午前11時、安田浩一さん(ジャーナリスト)と会う。そしたら、「笑の内閣」の高間響さんもいる。
福島みずほさんと 福島みずほさんと

「あれっ?久しぶり」「昨晩、会ったばかりですよ」。昨晩は、ネットカフェで寝て、10時に安田さんと会っていたらしい。

午後、河合塾コスモ。3時、「現代文要約」。

5時、読書ゼミ。内田樹の『昭和のエートス』(文春文庫)を皆で読み、話し合う。

6時半、いつもは生徒と食事会に行くのだが、この日は用事があって、車でホテルニューオータニへ。「竹村直一君を励ます会」に出る。

竹村さんは衆議院議員だ。時々会っている。この日の記念講演は、京大教授の藤井聡さんだ。「日本強靱化論」を書いた人で、安倍内閣のメインの政策に取り入れられている。

今は「内閣官房参与」だ。文化放送では2度、会っている。

福山哲郎さんと 福山哲郎さんと

あの時、私は予言した。「これはきっと安倍政権で取り入れられる。そして、大臣かあるいは官房参与で呼ばれる。藤井さんはプロレス好きだし、挑戦されたら全て受ける。だからやるだろうと」。

本人に会ったので、「どうです。私の予言が当たったでしょう」と言ったら、「まさに、その通りでしたね」と言っていた。

そこに、「あっ、鈴木さん」と声をかけられた。K−1に出ていた空手家の佐竹まさあきさんだ。久しぶりだ。デカイ。

「今度選挙に出るそうですね」と言ったら、「今度の参院選です」と言う。それで、藤井さんに紹介しました。「佐竹さんの試合、よく見に行ってましたよ」と言っていた。その他、いろんな人たちに会いました。

辻元清美さんと 辻元清美さんと
  1. 6月14日(金)午前中、原稿。午後、打ち合わせ。
     午後7時、角川書店に行く。東郷和彦さん(外交評論家)と対談。Ustreamで配信された、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川oneテーマ21)の出版記念トークです。とても勉強になりました。教えられました。
  1. 6月15日(土)朝の新幹線で福島へ。午後1時半、医療法人生愛会4階大ホール。
〈世相を斬る!生愛会グループ教育文化公開シンポジウム〜歴史、教育、国際情勢、経済〜〉。

木村三浩氏(一水会代表)と私、それに生愛会理事長の本間達也さん、理事の野口尚一さんの4人で話す。病院のお医者さん、職員さん、そして一般の人々、130人が聞きに来てくれました。質疑応答もあり、熱気の籠もった講演会でした。

終わって打ち上げ。この日は福島に泊まりました。素晴らしい宿でした。本当にお世話になりました。

  1. 6月16日(日)木村氏は用事があるので朝、帰る。私は本間さんたちの案内で、福島・会津観光。感動的でした。特に、大内宿はよかったですね。
     夕方、郡山から帰る。

【写真説明】

中島岳志さんと。5/11(火)

①中島岳志さんと。6月11日(火)。「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」です。

札幌時計台ホールは超満員

②会場の札幌時計台ホールは超満員でした。

第1部は中島岳志さんの講演

③「愛国・革命・アジア」と題し、第1部では中島岳志さんが熱い講演。

第2部は2人の対談

④そのあと、10分の休憩の後、2人で対談。

学生道場の後輩が来てくれた

⑤学生時代、私は「生長の家学生道場」におりました。その時の後輩・藤原俊二君が聞きに来てくれました。45年ぶりです。懐かしかったです。学生時代の話をしました。

講演後のサイン会

⑥講演会のあと、サイン会をしました。随分、サインしました。

打ち上げで。山本社長と

⑦打ち上げで。右は講演会主催の柏艪舎代表・山本光伸氏。お世話になりました。

小沢支援集会で挨拶する。6/7(金)

⑧6月7日(金)「小沢一郎議員を支援する会。三周年記念の集い」で挨拶しました。中央大学駿河台記念会館内のレストラン「プリオール」で。

小沢一郎さんと

⑨小沢一郎さんと。

東祥三さんと

⑩東祥三さんと。

植草一秀さん。6/10(月)

⑪6月10日(金)一水会フォーラム。植草一秀さん。「日本政治の危機=安倍政権がもたらす七つの災厄=」。

木村三浩氏、植草一秀さん、鈴木、橋本久美さん

⑫(左から)木村三浩氏(一水会代表)、植草一秀さん。鈴木、橋本久美さん。

キラー・カーンと。6/8(土)

⑬6月8日(土)昼、ネイキッドロフト。元プロレスラーのキラー・カーンさんが出てるので、会いに行きました。

歌うキラー・カーン

⑭歌がうまいんですね。プロとして吹き込みもやってます。

ネイキッドロフトで

⑮キラー・カーンさんの歌を聞いてたら、ネイキッドロフトの店員に声をかけられました。「久しぶり」と。そうか。子供の時に会ってるか。漫画家・石坂啓さんの息子さんです。すっかり大きくなって、ここでバイトしてたんですね。

上野の国立科学博物館で。6/9(日)

⑯6月9日(日)上野の国立科学博物館に行きました。入口には、巨大なクジラのモニュメントが…。

特別展「グレート・ジャニー。人類の旅」

⑰関野吉晴さん(探検家・医師・武蔵野美大教授)が監修している特別展「グレート・ジャニー。人類の旅」を見ました。 関野さんには会えませんでした。残念。

これも「グレート・ジャニー」

⑱最終の日だったので、随分、混んでました。とてもよかったです。勉強になりました。

「笑の内閣」の高間響さんと

⑲6月12日(水)午後6時から、永田町の星陵会館。「笑の内閣」の公演「65歳からの風営法」。代表の高間響氏と。

芝居の後、議員たちとトーク。6/12(水)

⑳上演後、国会議員や弁護士たちを舞台に上げて、「風営法」について討論。(左から)司会の高間響さん。弁護士の斉藤貴弘さん、福山哲郎さん(民主党)、福島みずほさん(社民党)、泉健太さん(民主党)。

福島みずほさんと

㉑福島みずほさんと。

福山哲郎さんと

㉒福山哲郎さんと。福山さんは民主党。「ぜひ永田町で演って、国会議員に見せたらいい!」と言ってくれたのが福山さんだそうです。

辻元清美さんと

㉓芝居が終わって、高間さんたちと打ち上げに行きました。その時、iPadを買おうと、ヤマダ電機に入ったら、帽子を目深に被り、いかにも「変装」のような人がいました。
 「怪しい」人です。傍で下から覗いたら、何と辻元清美さんでした。

【お知らせ】

  1. 6月17日(月)午後7時半、ロフトプラスワン。『終わらないオウム』出版記念トークイベントです。上祐史浩さん、徐裕行さん、それに私も出ます。これは画期的なイベントです。他にも有田芳生さんなど豪華ゲストが予定されてます。
  2. 6月19日(水)7時半。阿佐ヶ谷ロフト映画『ムネオイズム』『尖閣ロック』公開記念イベント。〈参院選直前、どうなる選挙の争点?ネット選挙、領土問題、憲法改正…〉。出演。山内和彦(『選挙』主演)、金子遊(『ムネオイズム』監督)、園田映人(『尖閣ロック』監督)ほか。私も出ます。
  3. 6月22日(土)この日より、金子遊監督の映画「ムネオイズム」上映。この初日に、監督と私のトークがあります。午後2時半より。オーディトリアム渋谷で。
  4. 6月24日(月)7時。ネイキッドロフト。高木尋士さんの『フクロウのいる部屋』の出版記念イベントがあります。私も出ます。フクロウも出演します。
  5. 6月29日(土) 〈アジアを考える静岡フォーラム(FAS)総会と記念講演会〉
    午後1時開場。静岡市民文化会館第1会議室。ここで講演します。
    総会 13:30〜14:30
    講演会 14:30〜17:00
    〈右翼の立場で考察する=
    東京新大久保コリアタウンにおける在日特権を許さない市民の会嫌韓デモ〉
     なお夜は7時より、スナック「バロン」で講演。植垣康博氏と連合赤軍事件、よど号事件などについて話します。
  6. 6月30日(日)午後3時、「マガ9学校」。場所・新宿カタログハウス本社地下2階セミナーハウス。「参院選前に考える。民主主義と立憲主義」。講師は伊藤真さん(弁護士・伊藤塾塾長)。ゲスト・春香クリスティーンさん(タレント)。飛び入りゲスト・鈴木邦男。
  7. 7月1日(月)12時半。日本外国特派員協会に出ます。「参議院選挙の行方と今後の日本」のテーマで。
  1. 7月7日(日)午後2時、西宮で「鈴木ゼミ」。ゲストは、内田樹さんです。〈溶解する国民国家=グローバリズムと新自由主義経済のその後=〉です。内田さんは神戸女学院大学名誉教授で、『日本辺境論』『街場のメディア論』などのベストセラーがあります。
     参加申し込み、お問い合わせは、鹿砦社へ。0798(49)5302へ。
  2. 7月8日(月)午後7時、一水会フォーラム。ホテルサンルート高田馬場。講師はライフコーポレーション代表取締役会長兼CEOの清水信次先生です。演題は「「滅びゆく日本を救う道」。
  3. 7月13日(土)名古屋に行きます。愛知サマーセミナーで講演です。「愛知サマーセミナー」は、愛知県にある私立中学・私立高校が集まって行う一大イベントです。13日(土)、14日(日)、15日(月)の3日間行われ、寺脇研さん、尾木ママ、ダンサーのSAMや、タレント、オリンピックの元選手などが出ます。私は、初日の13日(土)に講演です。
  4. 7月14日(日)早大のサークル「早大鵬志会」で講演。「自由について考える」。
  5. 7月19日(金)〜21日(日)秋葉原ACT&Bで劇団再生の読書劇「二十歳の原点」の上演。
     19日(金)は高木尋士さんと私のトークがあります。「『未熟であること』について」です。
  6. 7月20日(土)12時より。和歌山カレー事件の「林眞須美さんを支援する集会」が行われます。大阪・御堂会館(南御堂)です。テーマは、〈「死刑弁護人」のクルーが見た和歌山カレー事件〉です。
    12:00〜13:30 映画上映「死刑弁護人」
    14:00〜14:15 挨拶 鈴木邦男他
    14:15〜15:15 斉藤監督×岩井カメラマン
    15:15〜16:30 弁護団報告
  7. 7月22日(月)代官山「山羊に聞く?」でトークに出ます。保江邦夫氏(ノートルダム清心女子大学教授)と鈴木邦男のトークです。「KUNIOとKUNIO。愛について語る」です。保江邦夫氏は、『人を見たら神様と思え』『愛の宇宙方程式』(共に風雲舎)などの著書があります。後者は、「合気を追い求めて物理学者のたどりついた世界」について書いてます。〈物理と合気道〉についても語る予定です。司会は桃江メロンさんです。
  8. 7月24日(水)午後6時半、しもきた空間リバティ。〈ぼくたちの国歌『君が代』について考える〉。入場料1500円(ソフトドリンク付)。
     第1部は、ヘルマン・ゴチェフスキさん(東京大学准教授)の講演。「『君が代』はどうように成立したのか?」。ゴチェフスキさんはドイツ人で、長年、「君が代」の成立について研究を続けている人です。
     第2部は、トークセッション。「ぼくたちと『君が代』」。ヘルマン・ゴチェフスキさん、森達也さん、鈴木邦男です。意欲的な企画です。私も楽しみです。
     お申し込み・お問い合わせは、主催・ユージンプランニングへ。
    tel 03(3239)1906
    fax 03(3239)1907
  9. 8月2日(金)午後6時、西荻窪の小料理「HANA」03(3397)3390で、杉正太郎さんと私の「ダブルバースデー」をやります。2人とも8月2日が誕生日です。この集まりは、一般公開です。
     杉さんは元「ザ・ニュース・ペーパー」の社長です。杉さん、私。それに滝大作さん(元NHKプロデューサー)を迎え、改憲と「天皇問題」についてバトルトークするそうです。誕生日なのに、何故か。
  10. 8月3日(土)午後1時、ロフトプラスワン。私の「生誕100年祭」です。
  11. 8月13日(火)午後6時、第3回「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」です。ゲストは山口二郎さん(北海道大学教授)で、「参院選後の政治状況」について語り合います。
  12. 9月6日(金)〜8日(日)秋葉原・ACT&B。劇団再生の読書劇「テロならできるぜ」(原作・見沢知廉)が上演されます。9月7日(土)は、高木尋士さんと私のトーク。「テロと言葉と見沢知廉」を行います。
  13. 9月28日(土)午後4時、大阪のコリア国際学園で記念式典があり、記念対談があります。寺脇研さんと私の対談です。
  14. 11月19日(火)午後6時、第4回「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」です。ゲストは、小磯修二さん(釧路公立大前学長)です。