2013/06/24 鈴木邦男

福島に行った。病院で講演をした。

①患者さんに話をするのかと思ったら…

医療法人生愛会で講演(6/15) 医療法人生愛会で講演(6/15)

生まれて初めてです。病院で講演なんて。きっと患者さんを前にして話すんだろう。

でも、「我々でいいんですか。右翼の話を聞いて熱が出て、かえって病気が悪化した。なんてことになったら大変ですよ」と言った。

「いえ、患者さんではなく、職員と、あとは外から聞きに来る一般の人たちです」と言う。

「それに木村さんにしろ鈴木さんにしろ、一般の『右翼』とは思ってませんし。お二人とも朝生で昔から見て知っていましたし」と言う。

6月15日(土)、福島市の医療法人生愛会グループで講演した。木村三浩氏(一水会代表)と私だ。

主催者の本間理事長と野口理事 主催者の本間理事長と野口理事

行って驚いた。大きな病院だ。病院だけでなく、リハビリセンター。グループホーム。特別老人ホームなどもある。広大な土地に、大きな建物、施設がいくつもある。

看護婦さんなど働いている人だけで150人いる。大病院だ。

そこの理事長の本間達也さんが我々2人を呼んでくれた。

本間さんは若い。まだ40代だ。20代の頃から医療の傍ら、国のこと、政治のことにも関心を持ち、勉強していた。

木村氏や私の出た「朝生」は25年前から見てるという。2人の本も読んでいる。最近は、一水会フォーラムにも、わざわざ福島から聞きに来てくれる。それも職員さんも連れて。

「一度、うちの病院でも話をして下さい」と言う。いいですよ、と言った。

ゲストの鈴木。木村三浩・一水会代表 ゲストの鈴木。木村三浩・一水会代表

それに病院も見てみたい。特に、リハビリをどうやるのか。関心があった。

両者で日程を調整し、6月15日(土)午後1時半からになった。

病院を見学し、あとは市内の会館でやるのだと思っていた。

ところが、「大集会室がありますから」と言う。

本間さんが主催して、一般市民向けの講演会を毎月のようにやっている。そのために、150人ほどが入る集会室を作った。

超満員だった。その時の写真を載せたので見てほしい。

打ち合わせの時に言った。「私がまず前座で20分位喋ります。あとはメインの木村氏に1時間半喋ってもらい、そのあと質疑応答にしましょう」と。

「いや、4人全員が前に出て、シンポジウム形式でやりましょう」と本間さんは言う。

「じゃ、それでやりましょう」となって始まった。

②「私も福島県人です」と言った

150人の人が聞いてくれました 150人の人が聞いてくれました

正面に向かって左2人が主催者側。本間達也理事長と野口尚一理事だ。右側は私と木村三浩氏だ。

正面には日の丸の旗と生愛会の旗。そしてこの日のテーマが貼り出されている。

〈世相を斬る!生愛会グループ教育文化公開シンポジウム〜歴史・教育・国際情勢・経済〜〉

テーマは大きい。広い。主催は医療法人生愛会だ。1時半の開始で、本間、野口さんから挨拶がある。

本間さんは言う。「いつもはお医者さんや病院関係者を講師にお呼びしてますが、今日は、あえて政治活動をしている木村さんと鈴木さんに来てもらいました。一緒に国のこと、歴史、教育のことを考えましょう」と。

従兄弟の廣田豊實先生と 従兄弟の廣田豊實先生と

野口さんは戦後日本の歩みへの疑問を話す。子供の頃、戦争を体験し、米兵の横暴さを目の当たりにしたという。

次にゲストの我々が一言。木村氏は原発のこと、救援で何回も来たことを話す。

私は、「私も実は福島県人なんです」と言った。

生まれたのは福島県郡山市。(父親の仕事の関係で)2、3年単位で東北地方を回る。

郡山の次は福島県の会津若松だ。それから青森県黒石市。秋田県の横手市、秋田市、湯沢市に住んだ。それからは仙台だ。

父親は宮城県塩釜市の出身だが、母親は福島県の会津坂下(ばんげ)だ。

竹村直一さんと(6/13) 竹村直一さんと(6/13)

だから私は福島県人だ。

「それに今日は従兄弟の廣田先生も来てくれてます」と紹介した。会場の前の方に座っていた。

東北大学大学院を出て、長い間、福島高校の社会の先生をしていた。

私もとてもお世話になったし、教えてもらった。

私は、中学3年と高校3年間を仙台で過ごした。その時、廣田先生は、我が家に下宿して、そこから東北大学に通っていた。

母親は会津坂下で、廣田先生もそこの出身だ。

会津坂下では母の実家は「新潟屋」という肥料屋をやっていた。

福島なのになぜ「新潟屋」なのか、ずっと疑問だったが、母の親が、新潟の五泉市から来たのだという。その経緯を書いた書類を、この日、廣田先生は持って来てくれた。

③木村氏が尖閣「実効支配」した時の話を

藤井聡さん、北の湖親方、鈴木 藤井聡さん、北の湖親方、鈴木

木村氏は土方歳三と同じ日野市で育ったことを言い、高校生の時から国のことを考えて運動し、20代前半の時に、日本青年社の先輩たちと尖閣に渡って、1ヶ月もいて、灯台を建てた。

それも2回も行き、長期間「実効支配」している。その時の話をする。

その時、「いざとなって食糧がなくなった時の為に」と山羊を2匹、持って行った。

島には何もないし、山羊には情が移って、食うどころではない。大事にし、可愛がった。

あれから30年、その山羊が増えに増えて、今では400匹以上になるという。

又、あの時(30年以上も前だ)建てた灯台は、今でも立派に機能し、傍を通る船がその灯台のおかげで何度も助けられている。

藤井聡さん、佐竹まさあきさんと 藤井聡さん、佐竹まさあきさんと

その後、尖閣に行って、ちょっと上陸し、すぐに帰って来た人は、何人かいる。

しかし、1ヶ月以上もいて、「実効支配」した人は日本青年社の人たちしかいない。

30年以上前のあの上陸、長期実効支配は、もっともっと語られていい。

そして、灯台は今でも多くの人々の目印になり、助けになっている。木村氏に、その時の話を詳しく聞いた。

「鈴木さんは、どんな経緯で愛国心を持ち、右の運動に入るようになったんですか」と本間さんに聞かれた。

母が「生長の家」という宗教に入っていたからですよ、と答えた。

女優・築波久子さんと 女優・築波久子さんと

私が子供の頃、母親は肺病にかかり、医者から見放された。もうダメだと思い、死ぬしかないと思った時に、「生長の家」の先生に救われた。

それで私も子供の頃から、「生長の家」の神童会(=子供会)や、中学生、高校生の集まりに連れて行かれた。

学校とは違う人々の集まりだったし、楽しかった。

特に、高校になってから、学校では教えない歴史を教わった。

天皇陛下の話が多い。「終戦当時、天皇陛下はマッカーサーに会い、自分の命はどうなってもいいから国民を助けてほしい、とお願いした。私たちは天皇陛下に救われたのです。天皇さまのいる素晴らしい国に生まれたのです。感謝しましょう」と。

高校は、ミッションスクールだったが、左翼的なことを言う先生もかなりいた。

どっちが正しいのか、よく分からないが、「生長の家」の先生の方が優しかった。それで、そっちの方を信じたようだ。

④危篤の「日本」を救おうとした

東郷和彦さんと(6/14) 東郷和彦さんと(6/14)

高校を卒業してからは、早稲田大学に入り、「生長の家学生道場」に入り、そこで静かに宗教的生活に親しみながら、平和に学生生活を送る予定だった。

ところが、「生長の家」の谷口雅春先生は言う。

〈宗教者は本来は、個人の病いや精神を治すものだ。ところが今、日本そのものが病んでいる。重病だ。危篤だ。だから我々宗教者も立ち上がらなくてはならない〉と。

瀕死の病で寝ている〈日本〉を救うのだ。

そう思って立ち上がった。私たちも「医者」だと思った。

加藤紘一さんと 加藤紘一さんと

「大学でストをやってる人間は学外の左翼の指令を受けてやっている。学園紛争を利用して、日本に革命を起こし、中国・ソ連のような国にしようとしてるんだ」と先輩に言われた。

そして、「学内でも左翼と闘え!」と言う。

言われるまま、「スト反対」のビラを撒いたら、全共闘の学生に取り囲まれ、いきなり、殴りつけられた。集団で殴られ、ボコボコにされた。「この右翼め!」と言われた。

「エッ!右翼って何だ?」とその時は思った。

ともかく、その痛い体験から始まって、学内で左翼と闘い、右派学生になっていった。そんな話をした。

そしたら野口理事が、「実は私の母親も生長の家で、とても影響を受けました」と言う。

宮崎学さんと対談中(6/18) 宮崎学さんと対談中(6/18)

隣りにいた本間理事長は、「全く知らなかった。初めて知った」と驚いていた。

口には出さなくても、親や親類に「生長の家」がいる人はかなりいるのだろう。政治家でもいるし、格闘家でもいる。

今は、格闘家というよりもダンスで有名になった須藤元気さん。洋服のAOKIのCMでも有名だが、彼はおばあさんが「生長の家」だ。

そのせいか、格闘技をやってた時、勝つと必ず、「We are all one!」という横幕を掲げていた。

須藤さんとは格闘技雑誌で何度か対談をした。

おばあさんの影響なのか、昔から宗教的・精神的なものは関心があり、随分と本を読んでいる。私も、勧められて、何冊か読んだことがある。

井上清志さんと対談(6/18) 井上清志さんと対談(6/18)

どうも彼は、本当は〈平和〉を訴えたい。それが主目標のようだ。

でも、「朝まで生テレビ」などの番組に出て、いくら喋ったとしても分かってもらえない。グチャグチャ論争が続くだけで、決着しない。

その点、格闘技ならば、ちゃんと「勝負」が着く。

そこで勝ったら、自分の反戦平和の思想も訴えられる。納得してもらえる。という。

では今、ダンスを通じて何を訴えているのか。きっと〈平和〉〈愛〉だろう。又、会った時に聞いてみたいと思う。

⑤私らも、日本も「リハビリ」しなくては…

7/22(月)代官山でトーク 7/22(月)代官山でトーク

6月15日の福島シンポジウムでは、さらに教育の問題、経済の問題、そして憲法改正の問題などについても話し合った。

3時間ほど4人で話し合い、そのあと会場からの質問が出る。

大会議室には150人が入り、超満員だ。それに皆、熱心だ。

そして、質問する。今の政治のこと、個人のやれること、選挙のことなども聞かれた。

我々2人が東京から来て、皆に話した。

それは事実だが、福島の病院の人たち、一般の人たちから我々が教えられたことの方が多い。とても有意義な福島シンポジウムだった。

終わってから、広大な病院を本間理事長が案内してくれる。

リハビリの様子、マシーンなども見せてくれる。グループホームなども。大変な仕事だと思った。頭が下がる。

あるいは私らの「政治運動」「思想運動」も、疲弊した戦後日本をリハビリしようという運動なのかもしれない。

この日は、奥飯坂の温泉旅館に泊めてもらった。豪華だった。申し訳ありませんでした。

生愛会の皆様、本当にお世話になりました。とても素晴らしい体験でした。とても勉強になりました。教えられました。

【だいありー】

有田芳生さん、上祐史浩さん、鈴木(6/17) 有田芳生さん、上祐史浩さん、鈴木(6/17)
  1. 6月17日(月)午前中、原稿。午後2時、新聞の取材。7時、ロフトプラスワンに行く。7時半から、『終わらないオウム』(鹿砦社)発売トークライブ。上祐史浩さん、徐裕行さん、そして私。
     有田芳生さんが駆け付けてくれた。第1部は、上祐さん、有田さん、そして私。この本の話。

よく、徐さんと対談する気になりましたね、と聞く。

上祐さんは気持ちの変化について詳しく語ってくれた。有田さんは仕事があるので、途中で帰る。

休憩をはさんで、第2部は、徐さんに入ってもらい、3人で話す。

この日のロフトは超満員。なかなか聞けない話だ。皆、真剣に聞いている。店長の平野さんも、「これは凄い。面白かった」と言ってた。

徐裕行さん、鈴木、上祐史浩さん 徐裕行さん、鈴木、上祐史浩さん

11時に終わり、そのあとも残って、話をする。本も随分と売れ、3人も必死でサインをしました。

  1. 6月18日(火)午前中、原稿。午後2時、ANAコンチネンタルホテル。宮崎学さんと対談。厖大な戦争漫画を読んで、それについての対談だ。
     読むのも大変で、とても読めないと思ったが、面白くて没頭して読んだ。そして、宮崎さんと3時間、真剣に話し合った。

それから高田馬場。6時半から「ミヤマ」の会議室で、月刊『紙の爆弾』の対談。井上清志さんと。昔、学生運動をしていて、ピース缶爆弾で冤罪逮捕され、長期勾留。長い間かかって裁判をし、無罪になった。そして国賠訴訟をやっている。

ロフトは超満員でした ロフトは超満員でした

又、北朝鮮を訪問したのを機に、「よど号」グループの支援に携わる。冤罪の「ヨーロッパ学生拉致事件」では、国賠請求を推進している。劇的な人生だ。ピース缶爆弾のこと、「よど号」の帰国問題などについて詳しく聞いた。

  1. 6月19日(水)午前中、原稿。午後5時、グランドアーク半蔵門。西村やすとしさん(自民党衆議院議員で、内閣府副大臣だ。なかなか切れるし、実行力がある)のパーティに出る。
     第1部が、「ローソン」代表取締役CEOの新浪剛史さんの講演。
終わって3人で 終わって3人で

第2部がパーティ。西村さんとは久しぶりだった。新浪さんとは初対面で、挨拶した。

「ザ・アール」社長の奥谷禮子さんも来ていた。昔よく一緒にテレビに出ていた。本当に久しぶりだ。「最近は左翼になっちゃったの?」と言われた。「ライフ」代表の清水信次さんとも会った。

そこに、「あら、鈴木さん久しぶり」と声をかけられた。女性だ。アレッ?と考えていたら、「忘れたの?前はよく会ってたのに」と言う。「デーブ・スペクターの家内よ」。あっ、そうか。すみません。ボケッとしてました。

パーティを途中で抜けて、阿佐ヶ谷ロフトへ。選挙、尖閣、立候補をめぐって、今、ドキュメンタリーがドッと公開されている。その関係者を一堂に呼んで、大いに語ろうというイベントだ。

菊地直子Tシャツを着た若者も… 菊地直子Tシャツを着た若者も…
〈映画「ムネオイズム」「尖閣ロック」公開記念イベント=参院選直前、どうなる選挙の争点?ネット選挙、領土問題、憲法改正〉

7時半から始まっていたが、私は30分ほど遅れて参加。11時過ぎまで熱く語りました。出演した人は…。

山内和彦さん(映画『選挙』出演)。金子遊さん(「ムネオイズム」監督)。園田映人さん(「尖閣ロック」監督)。岩井秀世さん(「ムネオイズム」宣伝)。そして私。司会は佐藤嘉一さん。(他)

  1. 6月20日(木)11時半、アークヒルズクラブ。経営塾フォーラムに出る。今月の講師は、「良品計画」の代表取締役社長の金井政明さん。「無印良品」の社長さんだ。その経営理念を熱く語る。とても勉強になりました。
西村やすとしさんと(6/19) 西村やすとしさんと(6/19)

「働く」の意識がどう変わったか。産業革命前は、「labor」だ。牛や馬と同じように働く。それから工業化時代で、「work」になる。さらに情報化時代になって、「play」になる。

そうか、イチローもサッカー選手も過酷だが、主体的なplayだ。全ての仕事がそうなるという。これから国際化を迎えた企業の進む道なども話してくれる。門外漢の私にもとても興味深かったし、理解出来た。

「ライフ」会長の清水信次さんが来ていた。金井さんを紹介してくれた。少し話しました。

それから急いで、河合塾コスモへ。

3時、「現代文要約」。

ローソン代表の新浪剛史さんと ローソン代表の新浪剛史さんと

5時、「読書ゼミ」。今回は『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川oneテーマ21)を読み、皆で話し合いました。保阪正康さん、東郷和彦さん、宮坂聰さんらの章を読み、考えました。終わって、生徒と食事会へ。

  1. 6月21日(金)午前中、原稿。午後2時、取材。6時、「新宿FACE」に行く。
〈矢口壹狼20周年記念特別試合。THIS IS 邪道ワールド!〉
ザ・アール社長の奥谷禮子さんと ザ・アール社長の奥谷禮子さんと

大仁田厚が特別参加。曙、ダンプ松本も。豪華でした。久しぶりにプロレスを見た。

アルファ・ジャパンの荒井さんの招待です。面白かったです。興奮しました。矢口はいい。大仁田もいいですね。

荒井さんに、「場外乱闘があるから気をつけて下さいょ」と言われた。「襲ってきたら闘ってやるよ」と思っていたけど、曙や大仁田が目の前でイスで殴り合いを始めた時は、肝を冷やしました。皆、逃げ回っていました。

  1. 6月22日(土)午前中、原稿。午後2時半、オーディトリウム渋谷。今日から金子遊監督の『ムネオイズム』が上映だ。
ライフの清水信次さん、無印良品の金井政明さんと(6/20) ライフの清水信次さん、無印良品の金井政明さんと(6/20)

昼の会が終わったあとに、監督とトーク。あの超多忙な鈴木宗男さんを追いかけて撮った映画だ。全身全霊、100%の政治家だ。そして、奥さん、子供たち…家族全員で闘っている。そして「鈴木宗男」を作り、育てている。実に感動的な映画だ。撮影時の苦労話。宗男さんが時に見せる個人的な素顔などについても聞いた。

それから、中野ZAROホールへ。7時から、鳥肌実のライブを見る。凄い。過激だ。何が出てくるか分からない。面白かった。終わってから、楽屋に訪ねて、いろいろ話をした。

  1. 6月23日(日)朝早く、投票に行きました。午前10時半から5時。森田征史先生の勉強会。
〈第67回「谷口哲学を学ぶ勉強会」〉

テキストは谷口雅春先生の『維摩経解釈』。私は久しぶりです。とても勉強になりました。

夜は、新宿へ。コニカミノルタプラザで「ニュージーランドテカポ展」を見、そのあと雑誌の対談。

【写真説明】

①6月15日(土)午後1時半より。福島市の医療法人生愛会グループから呼ばれて、シンポジウムに参加しました。木村三浩一水会代表と私です。
〈世相を斬る!生愛会グループ教育文化公開シンポジウム〜歴史・教育・国際情勢・経済〜〉です。

②主催者の生愛会理事長の本間達也さん(左)と、理事の野口尚一さん。

③木村三浩・一水会代表と私。

④病院の大会議室は超満員でした。

⑤私の従兄弟の廣田豊實先生も聞きに来てくれました。福島高校で社会の先生を長くやっていました。久しぶりに会いました。

⑥6月13日(木)午後6時より、ホテルニューオータニ。竹村直一さん(自民党)を励ます会に出ました。

⑦北の湖親方を囲んで。左は、この日、記念講演をした京大教授の藤井聡さんです。「日本強靱化論」を主張し、今、内閣官房参与です。文化放送では2回ほど出てもらい、話をしました。プロレスファンで、馬場が大好きなんです。

⑧藤井聡さん。そして空手家の佐竹まさあきさんと。佐竹さんはK−1にもよく出てました。私は昔から知ってます。
 久しぶりでした。今度、参院選に出るそうです。藤井さんは、「よく試合を見に行ってました」と喜んでました。

⑨「鈴木さん」と、隣りにいた女性に話しかけられました。名刺を見て、ビックリ。妖艶な演技で一世を風靡した女優・筑波久子さんでした。「よく映画を見ました」と言いました。今度又、映画を撮るそうです。楽しみです。

⑩6月14日(金)夜7時から、角川書店本社で、東郷和彦さんと対談しました。Ustreamで放送されました。『内心、「日本は戦争したらいい」と思っているあなたへ』(角川oneテーマ21)の出版記念トークです。
〈激論!日本の外交・国防はいかにあるべきか!?〉
 とても勉強になりました。教えてもらいました。

⑪6月17日(月)午後7時半から、ロフトプラスワン。『終わらないオウム』(鹿砦社)出版記念トークです。有田芳生さん(左)が駆け付けてくれました。中央は上祐史浩さん。

⑫第2部は、徐裕行さんも加わって、さらに熱く語り合いました。

⑬ロフトプラスワンは超満員でした。

⑭終わって3人で。本にサインをしたり、さらに、皆の質問に答えたり。忙しそうでした。お二人は。

⑮参加者の中に、変わったTシャツを着てる人がいました。「お母さん?」「違います。菊地直子です」。オウムの指名手配で、捕まった人です。
 驚きました。ちゃんと買ったんだそうです。2500円で。「会社に着ていってます。嫌がられてます」と言ってました。警察にもよく不審者だと尋問されるらしい。そんな危険を冒してまで、着る価値があるのかね。でも、偉いですね。

⑯衆議院議員・自民党の西村やすとしさんの「特別セミナー」に参加しました。6月19日(水)午後5時からです。ホテルグランドアーク半蔵門です。
 西村さんは21年9月には自民党総裁選に立候補しています。現在50才。内閣府副大臣。久しぶりに会いました。

⑰この日の第1部の「特別セミナー」の講師は、株式会社ローソン代表取締役CEOの新浪剛史さん。「アベノミクス成長戦略のすべて」。勉強になりました。
 終わってからパーティの時に、話をしました。

⑱「ザ・アール」社長の奥谷禮子さんに久しぶりに会いました。「テレビで見たわよ。最近は左翼になっちゃったの?」なんて言われちゃいました。「でも、右の側から憲法改正を批判するのはいいことよ」とも。

⑲ホテルグランドアーク半蔵門の玄関で、加藤紘一さんと会いました。他の集まりで来てました。元気そうでした。日中問題でゆっくり話を聞かせて下さいとお願いしました。今、「日中友好協会会長」です。

⑳6月20日(木)12時20分から。アークヒルズで「経営者フォーラム」に参加しました。以前、ここで私は講演をしたことがあります。
 今回は「無印良品」で知られる株式会社良品計画の代表取締役社長の金井政明さんが講師でした。知らない世界の話なので、とても教えられました。
 「ライフ」の会長清水信次さん(中央)が来てたので、金井さん(右)を紹介してもらい、いろいろ話をしました。

㉑6月18日(火)午後2時からANAコンチネンタルホテルで。宮崎学さんと対談しました。 宮崎さんとの対談は久しぶりです。

㉒そのあと、高田馬場の「ミヤマ」会議室で、井上清志さんと対談しました。『紙の爆弾』の連載企画です。

㉓7月7日(日)西宮で内田樹さんと対談します。「鈴木邦男ゼミ」です。

㉔7月22日(月)代官山の「山羊に聞く?」で7時からトークをします。堀江邦夫さんと「愛・命・力」について。

㉕8月13日(火)は、6時から、札幌時計台ホールで、山口二郎さん(北海道大学教授)とトークします。

【お知らせ】

  1. 6月24日(月)7時半。ネイキッドロフト。高木尋士さんの『フクロウのいる部屋』の出版記念イベントがあります。私も出ます。フクロウも出演します。本も売れてます。「週刊朝日」や「週刊アエラ」などでも取り上げられ、テレビでも紹介されました。面白い本です。感動的な本です。
  2. 6月29日(土) 〈アジアを考える静岡フォーラム(FAS)総会と記念講演会〉
    午後1時開場。静岡市民文化会館第1会議室。ここで講演します。
    総会 13:30〜14:30
    講演会 14:30〜17:00
    〈右翼の立場で考察する=
    東京新大久保コリアタウンにおける在日特権を許さない市民の会嫌韓デモ〉
     なお夜は7時より、スナック「バロン」で講演。植垣康博氏と連合赤軍事件、よど号事件などについて話します。
  3. 6月30日(日)午後3時、「マガ9学校」。場所・新宿カタログハウス本社地下2階セミナーハウス。「参院選前に考える。民主主義と立憲主義」。講師は伊藤真さん(弁護士・伊藤塾塾長)。ゲスト・春香クリスティーンさん(タレント)。飛び入りゲスト・鈴木邦男。
  4. 7月1日(月)12時半。日本外国特派員協会に出ます。「参議院選挙の行方と今後の日本」のテーマで。
     この日発売の「週刊アエラ」に原稿を書いてます。書評です。
  1. 7月7日(日)午後2時、西宮で「鈴木ゼミ」。ゲストは、内田樹さんです。〈溶解する国民国家=グローバリズムと新自由主義経済のその後=〉です。内田さんは神戸女学院大学名誉教授で、『日本辺境論』『街場のメディア論』などのベストセラーがあります。
     参加申し込み、お問い合わせは、鹿砦社へ。0798(49)5302へ。
  2. 7月8日(月)午後7時、一水会フォーラム。ホテルサンルート高田馬場。講師はライフコーポレーション代表取締役会長兼CEOの清水信次先生です。演題は「「滅びゆく日本を救う道」。(初め、小西洋之さんの予定でしたが、選挙のため延期になりました)。
  3. 7月13日(土)名古屋に行きます。愛知サマーセミナーで講演です。「愛知サマーセミナー」は、愛知県にある私立中学・私立高校が集まって行う一大イベントです。13日(土)、14日(日)、15日(月)の3日間行われ、寺脇研さん、尾木ママ、ダンサーのSAMや、タレント、オリンピックの元選手などが出ます。私は、初日の13日(土)に講演です。
  4. 7月14日(日)早大のサークル「早大鵬志会」で講演。「自由について考える」。
  5. 7月19日(金)〜21日(日)秋葉原ACT&Bで劇団再生の読書劇「二十歳の原点」の上演。
     19日(金)は高木尋士さんと私のトークがあります。「『未熟であること』について」です。
  6. 7月20日(土)12時より。和歌山カレー事件の「林眞須美さんを支援する集会」が行われます。大阪・御堂会館(南御堂)です。テーマは、〈「死刑弁護人」のクルーが見た和歌山カレー事件〉です。
    12:00〜13:30 映画上映「死刑弁護人」
    14:00〜14:15 挨拶 鈴木邦男他
    14:15〜15:15 斉藤監督×岩井カメラマン
    15:15〜16:30 弁護団報告
  7. 7月22日(月)代官山「山羊に聞く?」でトークに出ます。午後7時より。保江邦夫氏(ノートルダム清心女子大学教授)と鈴木邦男のトークです。「KUNIOとKUNIO。愛について語る」です。保江邦夫氏は、『人を見たら神様と思え』『愛の宇宙方程式』(共に風雲舎)などの著書があります。後者は、「合気を追い求めて物理学者のたどりついた世界」について書いてます。〈物理と合気道〉についても語る予定です。司会は桃江メロンさんです。
     会場「山羊に聞く?」は東急東横線・代官山駅から徒歩1分。予約は03(6809)0584へ。
  8. 7月24日(水)午後6時半、しもきた空間リバティ。〈ぼくたちの国歌『君が代』について考える〉。入場料1500円(ソフトドリンク付)。
     第1部は、ヘルマン・ゴチェフスキさん(東京大学准教授)の講演。「『君が代』はどうように成立したのか?」。ゴチェフスキさんはドイツ人で、長年、「君が代」の成立について研究を続けている人です。
     第2部は、トークセッション。「ぼくたちと『君が代』」。ヘルマン・ゴチェフスキさん、森達也さん、鈴木邦男です。意欲的な企画です。私も楽しみです。
     お申し込み・お問い合わせは、主催・ユージンプランニングへ。
    tel 03(3239)1906
    fax 03(3239)1907
  9. 8月2日(金)午後6時、西荻窪の小料理「HANA」03(3397)3390で、杉正太郎さんと私の「ダブルバースデー」をやります。2人とも8月2日が誕生日です。この集まりは、一般公開です。
     杉さんは元「ザ・ニュース・ペーパー」の社長です。杉さん、私。それに滝大作さん(元NHKプロデューサー)を迎え、改憲と「天皇問題」についてバトルトークするそうです。誕生日なのに、何故か。
8/13(火)は山口二郎さんと 8/13(火)は山口二郎さんと
  1. 8月3日(土)午後1時、ロフトプラスワン。私の「生誕100年祭」です。
  2. 8月13日(火)午後6時、第3回「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」です。ゲストは山口二郎さん(北海道大学教授)で、「参院選後の政治状況」について語り合います。
  3. 9月6日(金)〜8日(日)秋葉原・ACT&B。劇団再生の読書劇「テロならできるぜ」(原作・見沢知廉)が上演されます。9月7日(土)は、高木尋士さんと私のトーク。「テロと言葉と見沢知廉」を行います。
  4. 9月28日(土)午後4時、大阪のコリア国際学園で記念式典があり、記念対談があります。寺脇研さんと私の対談です。
  5. 11月19日(火)午後6時、第4回「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」です。ゲストは、小磯修二さん(釧路公立大前学長)です。