2013/08/12 鈴木邦男

100歳の誕生日。友達100人、出来ました!

①今年はロフトプラスワンで、三部構成で。

「生誕100年祭」第1部です(8/3土) 「生誕100年祭」第1部です(8/3土)

「鈴木邦男生誕100年祭」。大盛況でした。皆さまのおかげです。ありがとうございました。

8月3日(土)、午後1時から、ロフトプラスワンで行われました。

全国から多くの人たちが駆けつけてくれました。豪華なゲストです。

そして大川興業の大川総裁や、漫画「鈴木先生」の作者・武富健治さんなど、突然の飛び入りゲストまでありました。ロフトは大いに沸きました。

今年で4回目の「生誕祭」です。去年までは阿佐ヶ谷ロフトでしたが、今年は、より広い会場のロフトプラスワンに昇格です。

(左から)白井、鈴木、山口、中川、篠田、有田氏です (左から)白井、鈴木、山口、中川、篠田、有田氏です

でも果たして人が集まるかな、と不安でしたが、超満員・大盛況でした。

準備、進行をやってくれた白井基夫さん、椎野レーニンさん、お疲れさまでした。ありがとさんでした。

当日の「宣言文」は以下です。新婚早々の白井さんが書いてくれました。

〈「この年になって、誕生会なんて恥ずかしいことができるか!」と怒り気味でもある鈴木氏を、あえてヨイショし、茶化し、いじめ、楽しい土曜日の午後をすごそう! 鈴木氏のイベントならではのゲストが大集合。静岡や神戸などからも!
特派員協会での報告をする有田氏 特派員協会での報告をする有田氏
今回はなんと、緊縛師・有末剛さんまで登場! いったい、鈴木氏と何を語るというのか? 「布川事件」の冤罪被害者・獄中29年の杉山卓男さんは、獄中で交流のあった、あるいは、獄中で見た「あの有名人」たちについて語ってくれるのか?
 飛松五男さんは、林眞須美被告の「無罪」を、どう説明するのか? 北芝健さんは、いまの警察・公安の動きをどう見ているのか? 有田芳生さんは、参院選をどう総括するのか? 篠田博之さんは、どんなところに「メディアの凋落」を読むのか? この時代のメディアのタブーとは? 若き活動家・山口祐二郎は、本人が言うように、本当にカッコイイのか? いま、何を主張したいのか?
私が武富さん(左)を紹介しています 私が武富さん(左)を紹介しています
 「あの芸能人」との関係を告白したホスト時代をどう総括するのか?〉

この堂々の「宣言文」に続いて、事前に、「進行・出演者予定」がメールで来ました。

ほう、こんな人たちが来てくれるのか。ありがたい、楽しみだ、と私は思っていました。

今年は、白井さんの新婚記念もあって(ないか)、全体を3部に分けたそうです。では、その〈予定表〉です。

②「思想の河」「肉体の河」「行動の河」ですね

休憩時間に武富健治さんと 休憩時間に武富健治さんと
○第1部 13:00—13:50
〈鈴木邦男の精神に訊く!…世相・メディア・差別・芸能〉
有田芳生、篠田博之、山口祐二郎、森達也、筆坂秀世、中川志大、御手洗志帆。
○第2部 14:00—14:50
〈鈴木邦男の素肌に訊く!…緊縛・家族・カネ〉
あべあゆみ、有末剛、高木尋士、永澤直子
○第3部 15:00—15:50
〈鈴木邦男の背骨に訊く!…革命・宗教・冤罪・警察・刑務所〉
飛松五男、徐裕行、塩見孝也、植垣康博、金廣志、杉山卓男、北芝健。
有末剛さんを中心に第2部です 有末剛さんを中心に第2部です

エッ、この人たちが皆、来るの?と私は驚きました。

白井、レーニン両氏がアポを取ってくれました。

その中で、用事があって来れなかったのは森さんと筆坂さんだけで、あとの人は全員、来てくれました。

さらに、飛び入りゲストもあって…。

3部に分けたのも面白いですね。「精神」「素肌」「背骨」か。

白井さんによると、「思想の河」「肉体の河」「行動の河」だそうです。まるで三島由紀夫のようですね。

私も、昔は「硬派な活動家」だったのに、今は堕落した、とよく言われます。

学生時代は、毎日のように左翼と殴り合いをしていたのに、今は、そんな「敵」と仲良くして遊んでいる。

右は劇団再生の、あべさん、高木さん 右は劇団再生の、あべさん、高木さん

産経新聞に勤めてた時は、防衛庁に殴り込んで、クビになった。

その時は、「自衛隊の基地祭でストリップを呼ぶとは何事か!国軍の自覚はないのか!」と言って殴り込み、逮捕された。そして産経はクビだ。

硬派だったんだ。「熱血硬派クニオ君」と言われていた。(その後、同じ名前のゲームも出来た)。

それなのに今は、ただの軟弱な人間だ。「昔に戻れ!」「クニオを取り戻せ!」と言う声もあるが、無理だろう。

昔の運動仲間からは、「転向した!」「反日になった!」と罵倒されている。「ウーン、そうなったのかな?」と自分でも思うことがある。

入れ墨を披露してくれた人も 入れ墨を披露してくれた人も

ところが、「生長の家学生道場」の後輩・布清信(ぬの・きよのぶ)君は、「いや、鈴木さんこそが生長の家の信仰を持ち、正しい愛国心を持ってるんです」と言う。

「そんなことないよ」と言ったら、「鈴木さんの生き方が“万教帰一”です」と言う。

万教帰一というのは、全ての教え・信仰は、違って見えても、目標とするものは同じ。ということだ。

富士登山の道もいろいろあるが、頂上では同じだ。一緒になる。

宗教も、本当の宗教ならば、目的は同じだ。人々の幸せ、平和、自由…と。それを目指している。

右翼も左翼も市民運動、宗教運動も、その善さを認めて話し合おうとする。その姿勢は「万教帰一」ですよ、と布氏は言う。

エッ、そんな大それたことを考えてないよ、と思ったが、これは嬉しかった。

「高校生の時から、“万教帰一”は習っていたでしょう。頭の中に、それがあったんでしょう」とも言う。

そうだったのか。全く気が付かなかった。そういえば、「生高連」の歌にもあったような気がする。友人に頼んで、歌詞をメールで送ってもらった。

③「人類愛」のない「愛国心」ではダメだ!

第3部。白井、鈴木、塩見、金、植垣氏 第3部。白井、鈴木、塩見、金、植垣氏

「生高連」とは、生長の家の高校生の組織だ。正確には、「生長の家高校生連盟」という。

「生長の家高校生連盟の歌」は、谷口雅春先生作詞で、7番まである。7番に、「万教帰一」が出てくる。

〈7.こころあかるく 身を清く
悦びを宣べ 世を照らし
光輪卍字 十字架の
万教帰一の 旗のもと
平和の真理を 宣べんかな
平和の真理を 宣べんかな〉
徐さん(左)、北芝さん(右)も加わって… 徐さん(左)、北芝さん(右)も加わって…

当時、生高連に入って、この歌はよく歌っていた。

しかし、高邁な理想だ。とても、完全には理解して歌っていたとは思えない。

それに1番が凄い。神話の日本建国から始まっている。難しい。

〈1.日出ずるくに たぐいなき
六合を兼ね 連邦の
みやこをひらき 八紘は
兄弟なりと 宣言し
神武建国 三千年〉
大川総裁も飛び入り参加! 大川総裁も飛び入り参加!

他のところにも、愛国的な歌詞が多い。

たとえば

「民族の使命、実現に 邁進せんと集まれる 聖愛の使徒 高校生」。
「正をやしない 皇国に 身を捧げんと ちかいたる 愛国の使徒 高校生」。

そうか。こういう歌を高校生の時に、私は歌っていたんだ。だから、「愛国高校生」になったのかもしれない。

しかし、生長の家は決して、自国さえよければいいという、排外主義ではない。

最後に、お礼の挨拶 最後に、お礼の挨拶

この歌の3番を見て、ハッとした。無意識のうちに、これが頭の中に入っていた。

だから、排外主義にはならなかったし、万教帰一を体得出来たのかもしれない、と思った。

〈3.正大の気を 神に享け
大和の理想 国に享け
愛国の情 父に享け
人類愛を 母に享け
光明思想を 師にまなび〉

そうか。これだ!と思いましたね。

ケーキの火を吹き消しています ケーキの火を吹き消しています

これこそが真理だ。「愛国」だけではダメなんだ。「人類愛」を持たなくては。

それがないと、「愛国」故の、喧嘩、戦争ばかりになる。他国批判ばかりして、それが「愛国者」だと思う今の下らない状況と同じだ。「人類愛」がないとダメだ。

それと「光明思想」だ。心の持ち方だ。明るくものごとを考える力だ。

愛国、人類愛、光明思想…この三位一体だ。

勿論、高校生の時は、よく分からなかった。しかし、歌詞だけは頭の中に残っていた。

そして、その後の私の人生を導いてくれたのだろう。そんな気がする。

④元過激派、元刑事、国会議員、緊縛師…が入り乱れて

これが、そのケーキです これが、そのケーキです

あっ、いけない。「生誕100周年」の報告をしていたんだ。

でも、(四捨五入して)100歳まで生きて来れたのも、この「三位一体」思想のおかげだろう。それを発見したんですよ。

「生誕祭」の第1部は、午後1時に始まり、初めは、司会の白井氏、私、そして、有田芳生さん、山口祐二郎氏が登壇。ヘイトスピーチ・デモに反対する運動をやってきた。その話をした。

7月9日に、日本外国人特派員協会に有田さんと呼ばれ、その話をした。「人類愛なき愛国心」の弊害を訴えた。その時の映像も映し出される。

そのあと、「創」の篠田編集長、「紙の爆弾」の中川志大編集長が登壇。私の「言論」活動について紹介してくれた。

二次会も、大変な人でした 二次会も、大変な人でした

客席を見てたら、「あっ、武富さんがいる!」と気付いて、上がってもらった。

漫画「鈴木先生」の原作者で、テレビ、映画などで大ヒットした。とても面白いし、考えさせられる漫画だ。

最近、池上彰編『先生!』(岩波新書)に、2人とも原稿を書いている。その話からした。

今度、「鈴木先生」だけをテーマにして、何人かに書いてもらったらいい。

あるいは、いろんな分野の「鈴木先生」を探して、武富さんが、〈番外編〉を書くとか。ぜひお願いしたい。

生誕祭の第1部ではさらに、全員で、教育の話、出版の話、デモなどの表現の話をした。

飛松五男さん、徐裕行さんと 飛松五男さん、徐裕行さんと

休憩を挟んで、2時から第2部。

緊縛師の有末剛さんとスタッフの女性が登場。

女性を縛ったり、吊したり…。SMショーのようなものだと思ってましたら、実は、有末さん、とてもインテリなんです。思想家です。

英文で書いた本をはじめ、何冊もの本を書いてます。

「縄」は、稲作文化と共にある。神社の「注連縄(しめなわ)」から始まって、日本の文化だといいます。

注連縄のあとは、この縄を戒めに使った。つまり縄を使って、罪人を縛った。

外国ですと、手錠のように、鉄の器具を使う。ところが日本は縄だ。

そして、罪人への戒めだけでなく、何と、男女の〈愛〉〈快楽〉の道具にもした。そこに緊縛の奥深いところがある。といいます。

あべあゆみさん、植垣康博さんと あべあゆみさん、植垣康博さんと

女性の美しさを引き出すために、縄を使っているのだといいます。

ここに劇団再生のあべあゆみさんが登場。かつて、有末さんに縛ってもらった体験がある。そのことを話してくれます。

そして、「再生」代表の高木尋士氏も登場。そして…。

本当は、ここで有末さんにあべさんを縛ってもらおうと思ったのですが、時間がなくて、それは断念しました。

そして10分の休憩を挟んで第3部に。

第3部は連合赤軍の人たちがまず登場。

植垣康博さん、金廣志さん、そして元赤軍派議長の塩見孝也さん。40年前の〈連合赤軍事件〉をめぐって、いまだに激論を続けております。

そこへ、(18年前にオウムの村井さんを刺殺した)徐裕行さんが登場。会場が緊張します。

さらに、元公安の北芝健さんが登場。又、元刑事の飛松五男さん、冤罪被害者の杉山卓男さんも登場。元犯罪者、元刑事が入り乱れての乱戦です。

これは、二次会の時ですね これは、二次会の時ですね

そして、突然、大川豊さん(大川興業)が登場。全く予測してなかったので、ビックリしました。

2003年、一緒にイラクに行ったこともあるし、なかなか勇気のある人です。行動の人です。ありがたいです。

そして、バースデイケーキが運ばれ、皆で歌をうたい、そして、私が吹き消しました。ロフトは満員で、100人ほどの人が集まってくれました。皆、楽しんでくれたと思います。

このあと、二次会に行ったのですが、この半数近くが参加。さらに、三次会まで行きました。楽しく盛り上がった「生誕祭」になりました。ありがとうございました。

【だいありー】

その次の日5日(日)は、青森のねぶたを見ました その次の日5日(日)は、青森のねぶたを見ました
  1. 8月5日(月)東京発午前8時56分の新幹線で新青森に。青森で市民運動をやってる人からメールがあって、「ねぶたの桟敷席が取れたので、見に来ませんか」。「行きます!」と即決しました。
     あの雄壮、豪快なねぶたを一度見てみたかった。というより、「もう一度」見たかった。
     私は、2、3才の頃、青森県黒石市に住んでいた。その頃、ねぶたを見たような気がする。本当に見たのか、あるいは、映像で見て、幻想の「記憶」が作られたのか、確かめたかったし。
     12時24分、新青森着。迎えの人たちと食事をして、まずは県立美術館へ。「あの有名な犬を見たい」と私が希望したので。
凄い迫力でした 凄い迫力でした

「あおもり犬」というオブジェだ。10メートルもある巨大な犬だ。感動しました。それから美術展。シャガールの巨大な絵。そして青森の海岸の絵などが展示されている。

そこから歩いて、三内丸山へ。あの有名な縄文遺跡があるところだ。広大な場所だ。

元々は、スタジアムを造るつもりで工事してたら、縄文土器が出てきたので、急に、保存・展示されることになった。あの有名な、やぐらもある。縄文の家を建てる「体験コース」もある。

それから、青森駅の近くへ。ねぶたの出発地点に行く。倉庫から引き出され、いざ出陣!の準備だ。大きい。迫力がある。

昼は三内丸山に行きました 昼は三内丸山に行きました

そこから会場へ。道路でも見れるのだが、いい場所は椅子やゴザの桟敷席になっている。なかなか取れないらしい。ありがたい。

午後7時から開始。凄かったですね。圧倒されました。感動しました。

途中、小雨が降ってきましたが、たとえズブ濡れになっても見ようと思いました。2才頃、やはり私は見たのでしょう。

でも、あの頃は、ただただ「怖かった!」という印象しかない。今は、余裕をもって、感動して、見ていられる。いい体験をしました。

見終わって、9時に、地元の人が、レストランを予約してくれたので、移動する。地元で、市民運動をしている10人ほどの人々と会食。仕事を持ちながら、風力、ソーラーなどの自家発電の運動や、ライターなどをしてる人たちだ。

いきなり、憲法やら防衛問題など、ハードな激論になる。おかげて、すっかり酔いました。リュックにソーラー板を付けてる人がいた。自転車で通勤する時に、これで充電するという。携帯の充電などはこれで大丈夫だという。

翌7日(火)は「太宰列車」に乗って… 翌7日(火)は「太宰列車」に乗って…

11時40分、青森駅から弘前へ。ねぶたで、全国から観光客が押し寄せ、青森市内はホテルが取れない。弘前のホテルがやっと取れたので、そこまで行く。宿に着いて、すぐに寝ました。

  1. 8月6日(火)地元の市民運動家の人たちは皆、仕事がある。それで私1人で、斜陽館に行く。行き方を紙に書いてもらって、行く。
     弘前から、五能線でまず、五所川原に行く。五能線は日本海の海岸をずーっと通って秋田の方に行く。じゃ、海岸まで行こうかと思ったが、本数が余りないのでそれは断念。
     五所川原は「立ちねぶた」が有名だ。五所川原から津軽鉄道に乗り換え、金木へ。この電車は、「太宰列車」と書かれている。車内も、太宰一色だ。いいねー。
「斜陽館」に行きました 「斜陽館」に行きました

金木で降りて、歩く。斜陽館を目指す。途中、太宰が疎開した家があって、そこも見る。「ここが太宰が原稿を書いた部屋です」と言われ、そこに座って、私も原稿を書いてみた。太宰の文章が乗り移ったようだ。

そして、いよいよ、斜陽館へ。太宰の生家だ。デカイ。300人の小作人がいたという。「まるで殿様のようでした」と案内人。見学者は多い。でも、「太宰治全集」を読破した人は余りいないだろう。私は読んだ。さらに文庫本も、もう一度、読んだ。

「これが、太宰が着ていたマントです」。私も着てみた。大きい。何と太宰は、176センチもあったんだ。当時は巨人だったろう。小柄なやさ男かと思っていたのに。

翌、4日(日)は「動く恐竜」を見ました! 翌、4日(日)は「動く恐竜」を見ました!

私は、1人で見てるから、行きずりの人に写真を頼む。大変だ。ちょうど、見学の人が途絶えて、誰もいない。人が来るのを待つ。マントを着てるので暑い。

一度案内してもらい、又、1人でもう一度、見ました。「斜陽館」で、ゆっくりして、太宰を体験しました。貴重な時間でした。

それから、金木駅、五所川原、弘前、そして新青森へ。随分と乗り換え、乗り換えして、夜6時40分発の新幹線で東京へ。日比谷でやってる御手洗さん主宰の映画祭に行きたかったけど、行けなかった。夜の新幹線しか取れなかったので、申し訳ない。

しかし、5日(月)、6日(火)の2日間で随分と鉄道に乗った。15時間も乗った。それに、三内丸山、美術館、金木…と、歩きに歩いた。携帯の中の万歩計を見たら、6万歩も歩いていた。

恐竜が闘ってました 恐竜が闘ってました

夜、10時、東京着。たまってた仕事をこなして、朝方、やっと寝る。

  1. 8月7日(水)午前中、原稿。午後、取材。夕方5時から講道館で、村田直樹先生主宰の「武道懇談会」。
     そして7時から、「串八珍」で打ち上げ。今日は、ゲストが女子チャンピオンだった福見友子選手。福見選手は、谷亮子を2度も破った選手だ。強い。
     最近、ロシアに行って、柔道の指導をしてきたというので、その話を聞く。
さいたまスーパーアリーナで さいたまスーパーアリーナで
  1. 8月8日(木)午前、高田馬場で打ち合わせ。午後、河合塾コスモ。自習室で勉強。青森のおみやげをフェローにあげる。「生まれて墨(すみ)ませんべい」だ。太宰の「生まれてすみません」とかけた、おセンベイだ。皆、おいしそうに食べていました。
     夜、雑誌の対談。
  2. 8月9日(金)午前中、原稿。午後、新宿。取材。
     一旦、家に帰る。4時20分、テレビ局の車が迎えに来る。5時からテレビ朝日のモーニングバードに出る。録画です。
     夜、雑誌の対談。
福見友子選手(中央)。右は村田直樹先生(8段)(8/7) 福見友子選手(中央)。右は村田直樹先生(8段)(8/7)
  1. 8月10日(土)月刊『文芸春秋』発売。特集「安倍長期政権への12人の公開質問状」に私も原稿を書いた。
     午後、図書館。夕方、柔道。
  2. 8月11日(日)午前中、原稿。2時から、雑誌の座談会。

【写真説明】

「生誕100年祭」第1部です(8/3土)

①8月3日(土)午後1時より。ロフトプラスワンで、「鈴木邦男生誕100年祭」が行われました。ロフトは満員でした。スライドでは、「今年の鈴木」の映像が。これは7月9日の外国人特派員協会に出た時です。
 これは第1部のスタートで、左から(司会の)白井基夫氏、鈴木、山口祐二郎氏、有田芳生氏。

(左から)白井、鈴木、山口、中川、篠田、有田氏です

②月刊「紙の爆弾」編集長の中川志大氏。月刊「創」編集長の篠田博之氏も途中から、加わりました。

特派員協会での報告をする有田氏

③有田さんは多忙な中、駆け付けてくれました。ヘイトスピーチ反対集会のことを報告して、中座されました。

私が武富さん(左)を紹介しています

④会場に武富健治さんがいたので、上がってもらいました。漫画「鈴木先生」の原作者です。テレビ、映画も大ヒットしました。

休憩時間に武富健治さんと

⑤休憩時間に、武富さんと写真を撮りました。

有末剛さんを中心に第2部です

⑥2時からの第2部です。緊縛師の有末剛さん(右から2人目)を中心に進みました。司会(左)は椎野礼仁さんです。

右は劇団再生の、あべさん、高木さん

⑦右は、「再生」のあべあゆみさん。高木尋士さんです。

入れ墨を披露してくれた人も

⑧(誰か分かりませんが)飛び入りで、入れ墨を披露してくれた、勇気ある女性も…。
 司会の椎野さんは、「せっかくだから、ブラジャーも外してもらえますか」。その女性は、素直に従ってました。

第3部。白井、鈴木、塩見、金、植垣氏

⑨第3部。白井基夫さん、鈴木、塩見孝也さん、金廣志さん、植垣康博さんです。

徐さん(左)、北芝さん(右)も加わって…

⑩徐裕行さん(左)、北芝健さん(右)も参加しました。凄い組み合わせです。

大川総裁も飛び入り参加!

⑪サプライズです。大川豊さん(大川興業総裁)も飛び入り参加してくれました。

最後に、お礼の挨拶

⑫午後4時、最後に、「100歳」の私がお礼の挨拶をしました。

ケーキの火を吹き消しています

⑬ハッピーバースデー…の歌をバックに、ケーキの灯を吹き消しました。

これが、そのケーキです

⑭これがそのケーキです。あとで皆で、おいしく頂きました。

二次会も、大変な人でした

⑮二次会も、こんなに人がいます。半分以上の人が参加しました。

飛松五男さん、徐裕行さんと

⑯姫路からわざわざ来てくれた元刑事の飛松五男さん。『終わらないオウム』に出てくれた徐裕行さん。

あべあゆみさん、植垣康博さんと

⑰あべあゆみさん。静岡から来てくれた植垣康博さん(元連合赤軍)。

これは、二次会の時ですね

⑱さらに、三次会に行きました。その解散の時です。さらに又、四次会のカラオケに行く人もいました。元気ですね。

翌、4日(日)は「動く恐竜」を見ました!

⑲生誕祭の翌日、8月4日(日)はさいたまスーパーアリーナに行きました。20m〜30mの巨大な恐竜が動き回ります。コンピューターで。凄い迫力です。
 そうか、前日は、「生きたシーラカンス」と言われた塩見孝也さんに会ったんだ。2日続けて、古代の絶滅種に会った。

恐竜が闘ってました

⑳名前がよく分からないけど、ステゴザウルスとか、フタゴザウルスとか。たくさんの恐竜がでて、闘っていました。怖かったです。

さいたまスーパーアリーナで

㉑さいたまスーパーアリーナです。「ウォーキング・ウィズ・ダイナソー」です。

その次の日5日(日)は、青森のねぶたを見ました

㉒8月3日(土)は生誕祭。4日(日)は恐竜を見、そして、5日(月)は、朝の新幹線で青森に行きました。巨大なねぶたを見ました。

凄い迫力でした

㉓圧倒されました。凄い迫力です。

昼は三内丸山に行きました

㉔「ねぶた」は夜7時から。その前は、三内丸山の縄文遺跡を見ました。

翌7日(火)は「太宰列車」に乗って…

㉕さらに、翌、6日(火)は、金木に行きました。太宰治の生家「斜陽館」を訪ねたのです。金木に行く列車は、「太宰列車」になってました。

「斜陽館」に行きました

㉖これが太宰の生家「斜陽館」です。もの凄く広い家です。

福見友子選手(中央)。右は村田直樹先生(8段)(8/7)

㉗6日(火)の夜、帰京し、7日(水)の夜は、村田直樹先生(8段)主宰の「武道懇談会」に出ました。
 そのあと、飲み会です。右が村田先生、中央がゲストの福見友子選手です。

【お知らせ】

  1. 『文芸春秋』(9月号)が発売中です。特集が、「安倍長期政権への12人の公開質問状」です。私も書いております。
  2. 月刊「創」(9・10月号)発売中です。「和歌山毒カレー鑑定論争」「原発マフィアとメディア」の特集。私は連載で「負ける強さ」を書きました。
     月刊「紙の爆弾」(9月号)も発売中です。特集が〈安倍自民、改憲案が壊す「自由・人権・平和」〉。私は連載で、高英起さん(デイリーNK東京支局長)と、北朝鮮問題で対談しています。
  3. 8月12日(月)一水会フォーラム。午後7時、ホテルサンルート高田馬場。講師は稲村公望氏(中央大学大学院公共政策研究科客員教授)で、演題は「自立自尊の日本を創ろう!」です。
  4. 8月13日(火)午後6時、第3回「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」です。ゲストは山口二郎さん(北海道大学教授)で、「参院選後の政治状況」について語り合います。
  5. 8月15日(木)夜、ニコ生で終戦記念の「ネット演説会」」があります。私も出ます。その後、ロフトの高須さんの終戦記念イベントに出ます。後半になると思いますが。
  6. 8月21日(水)午後7時、「大地を守る会」で講演します。
  7. 9月2日(月)午後7時半。阿佐ヶ谷ロフト。7時半より、月刊「創」トークライブ。〈長谷川豊が語るテレビ界の裏側=フジテレビ退社の真相〉。私も聞きに行こうと思います。
  8. 9月6日(金)〜8日(日)秋葉原・ACT&B。劇団再生の読書劇「テロならできるぜ」(原作・見沢知廉)が上演されます。9月7日(土)は、高木尋士さんと私のトーク。「テロと言葉と見沢知廉」を行います。
  9. 9月9日(月)午後7時。一水会フォーラム。講師・宮崎学氏(作家)。神田・如水会館。(ホテルサンルート高田馬場は改修のため、会場が変わります)。
  10. 9月28日(土)午後4時、大阪のコリア国際学園で記念式典があり、記念対談があります。寺脇研さんと私の対談です。
  11. 11月19日(火)午後6時、第4回「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」です。ゲストは、小磯修二さん(釧路公立大前学長)です。