2014/02/17 鈴木邦男

直島で思い出した。格闘技に熱中し、ピストル、銃の訓練をしていた日々を…。

①「25年前に取材した人」と会った!

笠原良二氏と。直島で 笠原良二氏と。直島で

今年の1月18日(月)、岡山に行った。「一水会岡山支部結成三十周年記念講演会」が行われたからだ。

一水会代表の木村三浩氏と顧問の私が記念講演をした。

会場に入り切れないほどの人が集まった。「猪瀬問題」で木村氏のコメントを取ろうと押しかけたマスコミも多く来て、会場の外で待機していた。

次の日、19日(日)、私は直島に行った。かつては民族派の大先輩・三宅先生が町長をやっていた。

その時、福武書店と共同で島の改革を進めた。それで、直島はじめ、瀬戸内海の島々が、「アートの島」に生まれ変わった。

岡山大学2年生の時の笠原氏 岡山大学2年生の時の笠原氏

その変貌した島を見ようと、行ったのだ。三宅町長はすでに亡くなっているが、同志の菊田さん(80代半ば)は元気でいる。

菊田さんに新生直島を案内してもらった。それは、直後のHPに書いたので覚えているだろう。

当日、船に乗る前に菊田さんから電話があった。「鈴木さんに会いたいという人が、一緒に船に乗りますから、よろしく」と言う。

船が出航し、直島に向かう。ボーッと海を見てたら、営業社員風の人が近づいてきた。

あっ、この人がそうだな、と思った。「久しぶりです」と言って名刺を寄越す。

私は初対面だ。名刺には、「福武書店」と書かれている。直島などの「島アート化」計画は、福武(ベネッセ)が主導してやっている。その関係で、直島に行くのだろう。

本物の銃を撃ってます 本物の銃を撃ってます

でも、「久しぶり」と言ったな。こっちの方言では、歓迎の言葉として、「久しぶり」と言うのかな。

と思っていたら、1冊の本を見せる。『格闘プロレスの探究』と書かれている。

あっ、私の本だ。懐かしい。確か、25年ほど前に出した本だ。

その人は、本をパラパラとめくり、215頁を開いて、見せてくれる。

〈第6章・ファンの立場にたったプロレス・マスコミを!
=OWA(岡山大学プロレス研究会)大いに語る〉
サンボを習いにロシアへ サンボを習いにロシアへ

そして、その福武の営業マンが言う。

「これが僕です。25年前に鈴木さんに取材されたんです。いい記念になりました」。

えっ! そうだったのか。驚いた。そう言えば、似ている。OWAの会長の笠原良二氏(法学部2年)が、この人か。

これは、これは。25年ぶりの再会か。「じゃ、写真を撮ろう」と、船の中で撮った。自分の載った頁を開いて、笠原氏。そして私。うしろは、穏やかな瀬戸内海。

②私が「格闘技評論家」だった頃だ。

サンボの特訓中です サンボの特訓中です

懐かしい本だ。笠原氏から借りて、パラパラと頁を繰る。奥付を見る。1989年1月20日発行になっている。エスエル出版会(鹿砦社)発行だ。

この頃は、プロレスや格闘技の本を随分と書いていた。岡山プロレス研だけでなく、多くの格闘家に会い、取材している。タイやロシアにも格闘技の研修ツアーに行っている。体を賭けて、書いている。

大体にして、奥付の【編集者略歴】も、他の「鈴木本」とは、かなり違う。

〈鈴木邦男 早稲田大学政経大学院中退。産経新聞社勤務などを経て、現在、格闘技評論家として活躍。自ら、骨法、サンボ、柔道などを実践し、新たな格闘技論構築に努めている。そのためには、国内・海外問わず、どこにでも飛んでいく行動派。著書に『過激プロレスの崩壊』『プロレス・シュート・格闘技』『UWF革命』(いずれもエスエル出版会)のプロレス・格闘技関連書のほか、社会問題書など多数。プロレス評論雑誌『プロレス・ファン』(エスエル出版会)顧問〉
この本に載ってます この本に載ってます

全く違いますよね。一水会、新右翼…なんて一切出てない。「社会問題書など」の著書がある。という所だけだね、この人の正体を暗示してるのは。

でも嘘ではない。贋の経歴ではない。本の取材も執筆も全て私がやっている。ゴースト・ライターもいない。「格闘技評論家」として本を何冊か書いてるし、他の格闘技雑誌でも書いたり、格闘家と対談したりしている。

月刊『ゴング』では、長い間、コラムを連載していたな。「誰がために鐘(ゴング)は鳴る」だ。

プロレス・格闘技だけでなく、そこを通して見た日本、世界についても書いている。

これも、まとめてみたいな。

OWA(岡山大学プロレス研究会)について、もう少し補足する。

出光豊さんと。2/7(金)福岡 出光豊さんと。2/7(金)福岡

今でも各大学に、「プロレス研究会」はあるが、当時はかなり盛んだった。

プロレス、格闘技が盛況だったから、自然と、ファンも増えるし、プロレス研究会も増える。

大学のプロレス研には、大きく分けて、二つの流れがある。「実技系」と「理論系」だ。

「実技系」は、自分たちも学内にリングを組み、プロレスをやっている。飛んだり跳ねたりをやる。テレビでもよく紹介されていた。

「京都大学プロレス研究会」はそれで、私は、そこにも呼ばれて講演した。今も現役のプロレスラーの藤波辰爾さんと二人で講演したこともある。

一方、「理論派」は、実技はやらないで、もっぱら研究し、会報を出して論評する。

岡山大学プロレス研究会は、こっちだ。『ロープ・ブレイク』という質の高い理論機関誌を出している。

彼らと知り合い、大学に行って、私が取材したのだ。どんな活躍をしてるのか。今のプロレスをどう見るのか。不満があるとすれば、どこか。プロレスから社会をどう見るのか。などについて聞いた。

この日、出席してくれたのは、8人だ。写真には会長の笠原良二氏だけが出ている。

③格闘技研修のため、ロシア、タイに行った

玉川徹さんと講演しました 玉川徹さんと講演しました

今、この本をザッと見たら、話の中心は「プロレス・マスコミ」だ。

「東スポ」「週刊プロレス」「週刊ゴング」「週刊ファイト」を初め、日刊誌、週刊誌が出ていたし、月刊誌も出ている。一般のスポーツ新聞にも載っている。

「プレレス・マスコミ」抜きにはプロレスを語れない。そこから、プロレスそのものについて話は進む。ちょっと小見出しを見てみよう。

●ウソのない報道を!
●プロレスの源流は一つではない
●プロレスはもっと批判されるべし!
終わって、食事会で 終わって、食事会で

などだ。この座談会は、この本『格闘プロレスの探究』の最後に載っている。

このあとは、「あとがき」だが、こんなタイトルだ。

〈プロレス・ルネサンスと宗教革命
=あとがきにかえて=〉

何やら格調が高そうな文章だ。そうだ。せっかくだから、この本の構成も紹介しよう。目次からだ。

格闘プロレスの探究

出光さん、大塚さんと 出光さん、大塚さんと
第1章
王者UWFは批判を恐れてはならない
=『UWF革命』その後=
第2章
サブミッションは格闘技を変える
=麻生秀孝氏(サブミッションアーツ代表師範)に聞く=
第3章
「女子プロ最強」の次の目標は打倒ムエタイ
=神取しのぶ選手に聞く=
第4章
ソ連・サンボ研修記
=本場で体験したサブミッション・テクニック=
第5章
タイ・ムエタイ研修ツアー記
=打撃格闘技と組み打ち格闘技の違いと接点=
第6章
ファンの立場に立ったプロレス・マスコミを
=OWA(岡山大学プロレス研究会)大いに語る=
あとがきにかえて
プロレス・ルネサンスと宗教革命
日本古武道演武大会で。2/9(日) 日本古武道演武大会で。2/9(日)

プロレス評論だけではない。〈実践〉もやっている。ロシアに行って、サンボを習っている。それも5回ほど行った。

デカいロシアの選手を相手に毎日、ハードなトレーニングをし、闘った。

又、タイには2度行って、ムエタイのジムで教えてもらった。ムエタイの試合もかなり見た。

又、その後、国会議員になった神取しのぶさんにもインタビューしている。

私はまだ柔道を始める前だ。神取さんの話を聞いて、「やはり、組み打ち格闘技の原点は柔道だ。講道館に行かなくては」と思ったようだ。

甲冑での演武 甲冑での演武

又、骨法の堀辺先生を知り、多くのことを教わった。

ある意味では、この本が、私の「格闘人生」の原点になっているのかもしれない。

民族派運動をし、街頭で闘うのも、言論活動をするのも、皆、〈格闘技〉だ。生きていくこと自体が、〈格闘技〉だ。

だったら、今も、「格闘家」だし、格闘人生の探究だ。

この本の中で、〈ロシアのサンボ体験記〉も面白いが、タイでの「ムエタイ」体験ツアーだ。

トランクスにグローブをつけて、ジムで指導してもらった。打撃、防御、首相撲のやり方を教えてもらった。だから、〈第5章〉は、そんな写真が出ている。

大東流合気柔術 大東流合気柔術

又、ドン・中矢・ニールセンとタイで会ったので彼の話も聞いた。ニールセンは日本に来て、数々の格闘家と闘っている。

又、格闘技以外にもタイ滞在中に感じたことを書いている。「知性・凶暴・そして求道のタイ国民」という見出しもある。

でも、この第5章の扉の写真は、ムエタイではない。なんと、私が銃を撃っている写真だ。上半身裸で、銃を撃っている。

これは、プーケット島に行った時、そこにあるシューティング・センター(射撃場)で撮ったのだ。本物の銃だ。本物の弾だ。

バンコック市内にもあるが、タイでは、合法的に銃を撃てる場所がある。本物の銃やピストルを撃たせてくれる。

銃の持ち方、狙いの定め方、引き金の引き方…など、基礎の基礎から教えてくれる。

砲術。弾込めをしています 砲術。弾込めをしています

私は何百発と撃った。タイのムエタイ・ツアーでは2回、タイに行ったが、そのあと、「よど号」の田中義三さんの裁判支援で、タイに5回行った。

そのたびに一人だけ抜け出して、せっせと、シューティング・センターに通った。計7回のタイだ。

そして1回で何百発と撃っている。金も随分とつぎ込んで、銃の腕を磨いた。

ピストルは反動があるから、なかなか当たらない。

腋をしめて両手で固定するが、それでも撃った時の反動で手が上がる。

何百、何千発と撃ったが、うまくならない。

撃った瞬間です 撃った瞬間です

それに、リボルバーだから、撃った瞬間、薬莢が飛ぶ。裸の胸に飛び跳ねてくる。アチチ、アチチと叫びながら撃っていた。離れていては、なかなか当たらない。

戦前の血盟団事件の時は、小沼正さんは井上日召からピストルを与えられた。

しかし、少しでも離れたらピストルは当たらない。だから、「相手の体にピストルを付けて、撃て!」と言われた。それを実行した。そして成功した。

ところが銃の方は、そんなに反動がない。肩や腕で固定したら、当たる。

私も、すぐに腕が上達した。的をどんどん遠くしてもらい、撃った。

小野派一刀流の平田富峰さんと 小野派一刀流の平田富峰さんと

又、動く的を相手にして撃った。百発百中だった。

指導員に言われた。「オオ!クニオ。君はスナイパー(狙撃手)になれるよ!」と。

悪い気はしない。気分はまさに「ゴルゴ13」だ。「仕事を紹介するよ」と言われたが、断った。

日本に帰って来た時も、ゲームセンターによく行った。そこで銃の練習をした。

「全く違うだろう」と思われるだろうが、そんなことはない。実戦の訓練になった。撃った時の反動がないから、ゲームセンターで練習したら、本物の銃でも当たるようになる。

嘘だと思ったら、やってみたらいい。実際に肩にあてて狙わなくても、たとえば腰だめでも撃てるようになった。

④警察官より私の方が撃ってるよ

講演する蓮池透さん 講演する蓮池透さん

前に、『ゴルゴ学』という本で、「ゴルゴ13」の作者のさいとうたかをさんと対談した。銃の話ばっかりした。

又、いろんな右翼の事件があると、「鈴木じゃないか」と疑われ、やたらと、ガサ入れ、別件逮捕をされた。「銃の腕」があるからだろう。

しかし、しばらく銃も撃ってない。腕もなまっている。又、タイに行かなくっちゃ。

そうだ。今年の1月21日(火)、札幌で原田宏二さんと話をした。札幌時計台シンポジウムだ。

原田さんは元北海道警察釧路方面本部長だ。ピストルの使い方について、マニアックな質問をした。

2/11(火)名古屋教会です 2/11(火)名古屋教会です

僕はタイで何百発、何千発とピストルを撃った。しかし、さっぱりうまくならない。

もし逃げる犯人に向けて「足を撃て」と言われても、きっと当たらない。威嚇で撃ったのに、心臓に当たって殺してしまったりするだろう。ピストルは怖いという話をした。

「足を狙うなんて、とても出来ません」と原田さんは言う。

警察官は1年に何時間か、訓練を受ける。何百発撃つという規則がある。

でも原田さんは忙しくて、訓練に行けない。「1年間で10発も撃ってないでしょう」と言う。

私も挨拶しました 私も挨拶しました

「だったら、僕の方が原田さんより撃ってますよ」とタイの話をした。

「そうでしょうね」と原田さん。

じゃ、撃ち合いになったら負けないな。いや、ピストルは当たらないから、銃を持たせてもらわなくては…。

お巡りさんは、イザという時のために、ピストルを持っている。

でも、持っているのは、かえって怖いのだ。いつ、使っていいのか分からない。

又、「あいつは武器を持っているから」と過激派に狙われたりする。

岩本さん、鈴木、柳沢さん、蓮池さん、飛松さんと 岩本さん、鈴木、柳沢さん、蓮池さん、飛松さんと

連合赤軍事件の直前にもあった。左翼過激派が、交番を襲い、ピストルを奪おうとした。

ところが、奥から出てきた警察官に撃たれて死亡した。

そんなことがあるから、持ってることでかえって不安だし、怖い。

又、交番の中で、ピストルがあると、つい遊んでしまう。

西部劇映画の真似をして、指でクルクル回して遊んだり、あるいは、いかに早く抜くか、「早撃ち」の真似をしてみる。そして、暴発。

そんな例がよくあるし、酷い時は、傍にいた警察官に当たったりする。

新聞によると、こういう時は、「拳銃の掃除をしていた時、暴発した」と書かれている。

ピストルの機能上の不具合のように書かれるが、ピストルのせいではない。扱う人間の不具合なのだ。

だから、イギリスの警察官のように、ピストルを持たない。そういう選択肢もあっていい。

銃を持って立て籠もった犯人を取り抑えに行く時は、専門の狙撃班を連れて行けばいいんだし。警察官一人一人が日常的にピストルを持つ必要はない。警察官だって皆、そう思っているだろう。

私が、国家公安委員長に選ばれたら、そう進言しよう。

【だいありー】

終わって懇親会で 終わって懇親会で
  1. 2月10日(月)午前中、原稿。
     午後、外国記者からの取材。
     夜、柔道。今日、『連合赤軍は新選組だ!』(彩流社)が書店発売された。
  2. 2月11日(火)東京駅発9時の新幹線で名古屋へ。
     11時、岩井氏、飛松五男さんらと合流。
     午後2時、日本キリスト教団名古屋教会へ行く。「第48回。名古屋キリスト者集会」。
お雛様の前で お雛様の前で

講師は蓮池透さん(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会・元事務局長、副代表)。演題は「拉致問題をどう考える—解決の枠組みを探る」。

感動的な話でした。この教会では毎年、2月11日にいろんな人を呼んで講演会をやっている。去年は私が呼ばれた。

今年は、講師が蓮池さんなので、ぜひ聞きたいと思って、「聴衆」として来た。活発な質問も出た。

終わってからも、場所を移して、話し合った。夜遅くの新幹線で帰った。

一水会で講演する三上治さん 一水会で講演する三上治さん
  1. 2月12日(水)午前中、原稿。午後、東中野図書館。
     午後7時、如水会館。一水会フォーラム。三上治さん(評論家)が講師。「日米関係と自立。ナショナリズムについて」。自らの運動体験を踏まえ、アメリカとどう闘うか。今後の闘いの展望を語る
     三上さんは、学生運動のリーダーだった。そのせいか、話はちょっと難解。私も何回か雑誌で対談してるが、大変だった。
     「別冊宝島」のシリーズの、『保守・反動思想家に学ぶ本』では、三上さんと対談している。20年ほど前だ。あの時は、全く話に付いて行けなかった。三島事件について話したはずだ。
     一水会フォーラムのあと、近くの居酒屋で打ち上げ。
2/12(水)如水会館で 2/12(水)如水会館で
  1. 2月13日(木)11時、打ち合わせ。
     午後、河合塾コスモ。自習室で勉強。
     そのあと、午後3時、現代文要約。
     5時、「読書ゼミ」。橋爪大三郎、大澤真幸、宮台真司の鼎談本『おどろきの中国』(講談社現代新書)を読んで、生徒と話し合う。なかなか内容の濃い本だった。新しい発見もあり、勉強になった。
  1. 2月14日(金)午前中、原稿。午後、週刊誌の取材。夜、柔道。
二次会。「ライオン」で 二次会。「ライオン」で
  1. 2月15日(土)午前中、原稿。午後1時から水道橋の東京学院1階会議室。「第25回 国賠ネットワーク交流集会=公権力の闇・特定秘密保護法と国賠裁判」。
     清水雅彦さん(日本体育大学准教授)が講演。「情報公開と特定秘密保護法」。
     そのあと、各国賠裁判報告。私も報告しました。満員でした。終わって、場所を移して、交流会。
     それから、タクシーで新宿のロフトプラスワンへ。菅直人さんの『原発ゼロの決意』出版記念トークライブ。菅さん、三上元さん(湖西市長)に会う。
     終わって、菅さんたちと飲みました。
  1. 2月16日(日)午後1時、飯田橋の東京しごとセンターへ行く。
    〈日韓つながり直しキャンペーン2015。スタート集会〉

     韓国実行委員会の挨拶。韓国の大学の先生。そして、日本の弁護士、活動家からの報告。
     さらに、「従軍慰安婦」。強制連行、靖国神社、ヘイトスピーチなどの問題についても討論が行われました。いろいろな問題について話し合い、最後に「行動提起」。

【写真説明】

講演する蓮池透さん

①講演する蓮池透さん。「拉致問題をどう考える〜解決の枠組みを探る」。「今こそ、左右の垣根を超えた対話を」。「被害者意識の増殖に抗して」と訴えていました。

2/11(火)名古屋教会です

②2月11日(火)午後2時から、名古屋教会で行われました。教会ですから、この講演の前に、牧師さんの説教や賛美歌もありました。私は蓮池さんに会いに、名古屋まで行ったのです。

私も挨拶しました

③去年の2月11日は、私がこの教会で講演しました。それで、挨拶をさせられました。

岩本さん、鈴木、柳沢さん、蓮池さん、飛松さんと

④岩本牧師さん、鈴木、柳沢さん、蓮池透さん、飛松五男さんと。

終わって懇親会で

⑤終わって、近くの沖縄料理店での懇親会です。

お雛様の前で

⑥名古屋駅に、立派なお雛様が飾ってありました。

笠原良二氏と。直島で

⑦直島に向かう船の中です。1月19日(日)です。
 前日、「一水会岡山支部結成30周年大会」があり、そこに出席し、翌日、直島に行ったのです。そしたら、福武書店の人に声をかけられました。「実は私、25年前に、鈴木さんにインタビューされたんです」と。その本を見せてます。

岡山大学2年生の時の笠原氏

⑧岡山大学プロレス研究会の人たちに私が取材したんですね。笠原良二氏は、この時、岡山大学法学部2年です。

この本に載ってます

⑨これが、その本です。『格闘プロレスの探究』(エスエル出版会)です。1989年1月20日発行です。

本物の銃を撃ってます

⑩タイで、本物の銃を撃ってます。この本に載ってました。

サンボを習いにロシアへ

⑪ロシアの格闘技・サンボを習いに、ハバロフスクに何度も行きました。やたらと強い選手ばかりでした。

サンボの特訓中です

⑫サンボの特訓中です。コーチに教えてもらってます。

出光豊さんと。2/7(金)福岡

⑬これは現在です。2月7日(金)、福岡。出光豊さんの主宰する勉強会に呼ばれて講演しました。
 「あの出光石油の出光佐三さんと関係あるのかな」と思ったら、出光佐三さんの甥っ子さんでした。百田尚樹が出光佐三さんのことを書いてます。『海賊とよばれた男』。「読みました」と言いました。
 出光豊さんは今、新出光の相談役です。もう一人、有名な人の甥っ子さんがいたな。と思い出しました。大杉栄の甥っ子で、大杉豊さんです。あっ、この人も豊さんだ。有名人の甥は皆、「豊さん」なのか。

玉川徹さんと講演しました

⑭テレ朝・「ニュースバード」に出ている玉川徹さんと二人で話をしました。「愛国心と愛国運動について」。 玉川さんは宮城県大河原出身です。同じ宮城県人です。

終わって、食事会で

⑮終わって、食事会です。

出光さん、大塚さんと

⑯この勉強会の主宰者の出光豊さん。コーディネーターの大塚聖さんと。

日本古武道演武大会で。2/9(日)

⑰2月9日(日)午前10時半から、日本武道館に行きました。「日本古武道演武大会」を見ました。迫力がありました。剣道、薙刀、柔術、杖道…などがありました。

甲冑での演武

⑱甲冑(かっちゅう)での斬り合いです。

大東流合気柔術

⑲大東流合気柔術です。4人に組みつかれたのを一瞬にして振りほどきます。

砲術。弾込めをしています

⑳砲術です。鉄砲です。まず弾込めをしてます。

撃った瞬間です

㉑撃った瞬間、凄い音が。そして白い煙で会場は覆われました。

小野派一刀流の平田富峰さんと

㉒小野派一刀流の演武をした平田富峰さんを控え室に訪ねました。
 実は平田さんは、元警視庁の捜査一課長なんです。今は温和でニコニコしてますが、現職の時は怖かったようです。

一水会で講演する三上治さん

㉓元学生運動のリーダーだった三上治さん(評論家)が、一水会フォーラムで講演してくれました。

2/12(水)如水会館で

㉔2月12日(水)午後7時から、如水会館です。

二次会。「ライオン」で

㉕二次会です。「ライオン」で。三上さんが話してます。

【お知らせ】

これが坂本さんとの話題の対談本『愛国者の憂鬱』(金曜日)です 愛国者の憂鬱』(金曜日)
  1. 坂本龍一さんとの対談『愛国者の憂鬱』(金曜日)が発売1週間で重版になりました。こんなことは初めてです。坂本さんの力です。「金曜日」の皆さまの努力のおかげです。
  2. 『連合赤軍は新選組だ!』(彩流社)も話題を呼んでます。今までとは全く変わった連赤論になってます。又、事件関係者にも随分と取材し、貴重な「証言集」、資料にもなってます。
  3. 月刊『創』(3月号)発売中です。私は連載で、「三島由紀夫生誕89年」を書いてます。
『連合赤軍は新選組だ!』(彩流社) 連合赤軍は新選組だ!』(彩流社)
  1. 月刊『紙の爆弾』(3月号)です。連載「ニッポン越境問答」で、映画監督の高橋玄さんと対談しています。現在の裁判官のあり様、司法の問題を扱った映画「ゼウスの法廷」は話題になってます。前作の「ポチの告白」では警察を、今回は司法の現場を鋭く糾弾しております。その動機と反響について聞きました。
  2. 2月19日(水)「久能靖が語る激動の昭和シリーズ・第二弾」
    あさま山荘事件の真実。ゲストは植垣康博さん(元連合赤軍兵士)。久能さんは元日本テレビキャスター。場所は、アート・カフェ・フレンズ(恵比寿駅2分)。17:30開場。19:00開演。入場料3500円(1ドリンク付)。
     ご予約・お問い合わせは、「アート・カフェ・フレンズ」03(6382)9050
  3. 2月26日(水)午後10時から、「のりこえねっと」に出ます。安田浩一さんと。
  4. 3月4日(火)「没後30年 唐牛健太郎を問う」講演会および懇親会。午後2時より憲政記念館で。唐牛さんは60年安保闘争時の「輝ける全学連委員長」でした。晩年は私もお世話になりました。一水会でも講演してもらいました。だから、私も、この集まりの「呼びかけ人」になってます。2時からの堤堯さん(作家)と長部日出雄さん(作家)の講演は無料。5時からの懇親会は会費6千円。申込みは篠原さんへ。FAX03(5684)3738。
  5. 3月7日(金)神保町・東京堂書店。『愛国者の憂鬱』の出版記念トーク。金曜日の北村社長と私のトークです。午後6時半開場。7時開演。
  6. 3月8日(土)午後2時、西宮。去年で私の「西宮ゼミ」は終わり、今年から「浅野健一ゼミ」が始まりました。この日は、松本サリン事件・冤罪被害者の河野義行さんがゲストで来ます。私も聞きに行こうと思ってます。午後2時から、場所はいつものcafeインティライミです。
  7. 3月14日(金)午後7時、如水会館ホテルサンルート高田馬場。一水会フォーラム。講師は中島岳志さん(政治学者、歴史学者)小林節先生。演題は「血盟団事件-昭和維新テロから現代は何を学ぶべきか安倍政権がもくろむ集団的自衛権」です。
  8. 3月15日(土)新宿のK’cinema。話題の映画「怒れ!憤れ!=ステファン・エセルの遺言」の2回目上映後。16:10からトークに出ます。
  9. 3月18日(火)午後6時。「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」です。ゲストは石川明人さん(北海道大学助教)で、「戦争、宗教、そして人間」です。又、5月20日(火)は伊東秀子さん(弁護士)です。テーマは「冤罪と秘密保護法」です。又、7月は合田一道さん(作家)。9月は高遠菜穂子さんの予定です。