2014/06/09 鈴木邦男

キリストの墓に行き、慰霊祭に参列しました!

①「不思議な噂」を聞いて、探しました

第51回キリスト祭 6/1(日) 第51回キリスト祭 6/1(日)

永年の夢がやっと実現した。噂には聞いていた。

しかし、外聞を憚り、ヒソヒソと伝えられる「伝承」であり、決して表には出ないものだと思っていた。

青森の人に会うたびに聞いていた。去年、8月、ねぶたを見に行った時も、皆に聞いた。

でも、知ってる人はいなかった。

「さあ、どうでしょう」「そんな噂もありますが…」「迷信でしょう」「そんな伝奇、怪奇的な目で見られると困りますな」…と言う。「触れてほしくない」という顔をする。

厳粛な慰霊祭です 厳粛な慰霊祭です

その「不思議な噂」とは、「キリストの墓」だ。

キリストは実は、ゴルゴダで磔にされず、日本に来ていた。青森に住み、106才の天寿を全うした。

そして、「キリストの墓」もある。その噂だ。皆も、一度くらいは聞いたことがあるだろう。

さらに、青森には、「ピラミッド」もあるという。

何だ、これはと思った。そんな馬鹿なことがあるか、と思った。だが、「見てみたい」とも思っていた。

だから、青森の人や、青森出身の人に会うたびに聞いていた。でも分からなかった。

子供の額には十字が描かれます 子供の額には十字が描かれます

青森には、一戸(いちのへ)、二戸(にのへ)、三戸(さんのへ)…という地名がある。八戸は有名だ。戸来(へらい)という地名もある。

これは実は、「ヘブライ」だという。又、この辺では、子供が生まれると額に墨で、「十字」を書く。それに、ヘブライ語でしか分からない言葉や踊りがあるという。

面白い。興味がひかれた。何故そんなものがあるのか。誰が発見したのか。青森の人は何故、隠すのか。

もっと知りたい。「キリストの墓」も行ってみたい。そう思っていた。永い間。

獅子舞の奉納 獅子舞の奉納

それがやっ、分かったのだ。「キリストの墓」に行けたのだ。

そして、「キリストの墓」の前では毎年、「慰霊祭」が行われていた。毎年、6月に。

「これはぜひ、行かなくては」と思った。そして、ネットで探し、電話をし、列車を調べ、苦労に苦労を重ねて、辿り着いた。

驚いた。こんなに大々的に、堂々と行われていたのか。知らなかった。

それに、国会議員、県知事、村長、観光協会会長も出席している。村役場の人も総出で手伝っている。これは驚愕の事実だった。

一般参加者や取材陣 一般参加者や取材陣

「キリスト渡来説」を信じる、少人数の人だけで、ひっそりと伝えられてる「伝承」だと思ったのに。

もしかしたら、狂信的なグループかもしれない。その時は闘わなくてはならない。でも山の中で数十人に取り囲まれたら脱出は出来ないな。どうしよう。

でも、この秘儀は見てみたい。えーい、どうとでもなれだ。と覚悟を決めて、〈現地〉へ乗り込んだ。

②「その前に“ピラミッド”に寄りましょう」と

キリスト祭の案内 キリスト祭の案内

しかし、そんな悲壮な覚悟なんて必要ないのだ。安全なのだ。

ネットを見たら、問い合わせ先が「新郷村役場」になっている。まず、そこに聞いた。

さらに、JR東日本が発行している「あおもり紀行」にも、ちゃんと紹介されている。

それで、あっ、大丈夫なんだ、カルトじゃないんだ、と思った。では、「あおもり紀行」だ。

〈キリスト伝説の地
キリストの里伝承館〉
キリストの墓の前で キリストの墓の前で

が出ている。教会のような建物だ。屋根に十字架がある。星のマークがある。こう書かれている。

〈ミステリースポットとして注目を集める「キリストの墓」。古文書や村の暮らしを復元したコーナーで伝説の謎に迫ります。6月にはキリストの慰霊祭も開催〉

ほう、ミステリースポットなのか。

交通は、「JR八戸駅より車約1時間」と書かれている。遠い。バスはないのだろうか。

キリストの墓の解説 キリストの墓の解説

ネットを見ると、「第51回 キリスト祭 開催」と出ている。6月1日(日)、青森県新郷村の「キリストの里公園」で開かれるという。午前10時から慰霊祭だ。

思い切って新郷村役場に電話した。「普通の人でも参加出来るのか」「この伝説を信じている信者しか行けないのか」と。

「そんなことはありません。どなたでも参加出来ます」と言う。

でも場所は遠そうだ。

「以前は八戸駅から送迎バスも出てたのですが、今はありません。お車で来てもらうしかありません」と言う。

東京から行くんですけどと言ったら、「えっ、東京から来るんですか? わざわざ。どうして?」と逆に聞かれてしまった。

新郷村の村長さんと 新郷村の村長さんと

「じゃ、タクシーで1時間くらいです。1万円ほどです」。

それにしよう。高いけど、やっと見つけたチャンスだ。行きますよ。

キリストさまの慰霊祭は午前10時からだという。じゃ、前日から行くしかない。

村役場に聞いたら、八戸駅周辺にはビジネスホテルがいくつもあるというし、紹介してもらって、そこに泊まった。

どうせ前日、5月31日(土)に行くのだから、早めに行って、「寺山修司記念館」に行ってみようと思った。ここも前から行ってみたいと思っていたのだ。

さて、当日だ。6月1日(日)、午前8時。駅前からタクシーに乗った。事情が分からないから、早めに行こうと思った。

こんな道路標識が こんな道路標識が

運転手さんは分かっていた。「あっ、今日は慰霊祭なんですね」と。

秘密にしてる様子はない。むしろ、「村おこし」の積極的イベントという感じなのだろう。

思い切って、「ピラミッド」の話も聞いた。「方向的には同じですが、かなり山の中に入り、さらに歩くしかないんです」と言う。

じゃ、ともかく「キリストの墓」だ。タクシーで40分位で着いた。信号には、こちらが「キリストの墓」。こちらは「ピラミッド」と書かれている。

凄い。世界史的な、スケールの大きな標識だ。

③真面目な、大掛かりな慰霊祭だった

ピラミッドを見に行きました ピラミッドを見に行きました

「まだ時間があるでしょうから、ピラミッドの近くまで行きましょう。料金はここまででいいですから」と言う。申し訳ない。とても親切な運転手さんだ。

どんどん山の中に入り、狭い道をズンズンと進む。「光る石」とか、いろんな標識がある。そして、ピラミッド関係の標識も。

そして、とうとう、あった。ピラミッドの入口が。

だが、ピラミッドへ辿り着く「登り口」はやたらと急だ。

それに大きな看板が。「クマに注意!」「ハチに注意!」。

ゲッ。なんだこれは。クマに注意って、どう注意したらいいんだ。それに、出くわした時、闘うにしても、今日は武器は持ってない。それに時間もない。

じゃ、今度来た時、上まで登ってみよう。まずは「キリストの墓」だ。

近くに行くと、「キリスト祭」の幟が林立している。受付もある。村役場の人たちが総出で、手伝っている。そんな感じだ。

でも、クマが… でも、クマが…

明るい。坂を登ったら、そこが「キリストの里公園」だ。そこに、椅子が並べられ、慰霊祭の準備が出来ていた。見物人も多い。

その先に、立派な「伝承館」。又、右手の小高い丘には「キリストの墓」がある。

土を盛り上げた墳墓の上に十字架が立てられている。2つある。右手はキリストの墓。左手はキリストの身替わりになって磔にされたキリストの弟(イスキリ)の墓だ。

「キリストの墓」には、こんな解説の標識があった。

ナニャドヤラ踊りの奉納 ナニャドヤラ踊りの奉納
〈昭和10年、茨城県の磯原市(現北茨城市)から訪れた竹内巨麿氏により、竹内家の古文書をもとに発見されました。古文書によると、ゴルゴダの丘で磔刑にされたのは弟のイスキリであり、キリスト本人は日本に渡り、ここ新郷で106才の天寿を全うしたというのです。向かって右側がキリストの墓“十来塚”、向かって左側が弟イスキリの墓“十代墓”と言われており、毎年キリスト祭では慰霊祭が行われ、ナニャドヤラの唄と踊りが奉納されます〉

慰霊祭は10時からだ。まだ時間があったので、「キリストの里伝承館」に入った。入館料200円。

キリストの里伝承館 キリストの里伝承館

新郷村の昔からの暮らしも紹介されている。

生まれた子はすぐに、額に墨で十字を書かれる。又、ヘブライ語に近い言葉もある。ビデオも流されている。

「聖書」には20代から10年間のキリストの行動が書かれてない。

実は、キリストは、その時、一度、日本に来て、修行をした。そして戻り、その後、もう一度、日本に来たという。

知らなかった。2回も来てたのか。今度、キチンと勉強してみよう。

④キリストの慰霊祭を神道でやるのは…

伝承館の前で 伝承館の前で

そろそろ、慰霊祭が始まる。

200人ほどが椅子に座っている。それを取り囲むように見学者、そしてマスコミ人が200人以上。合計で500人ほどだ。大規模な慰霊祭だ。

それも神道で慰霊祭を行う。三嶽神社の宮司さんが執り行う。

式次第はこうだった。

第51回 キリスト祭

慰霊祭10:00〜

●開会の言葉
●大祭長挨拶

キリスト祭会場の入口 キリスト祭会場の入口

●来賓祝辞
●祝電披露
●神事(祝詞奏上)
●玉串奉奠
●奉納舞(田中獅子舞保存会)
●第18回短歌ポスト入選歌表彰式<
●奉納舞(新郷村ナニャドヤラ芸能保存会)
●観光協会長 謝辞
●乾杯
●閉会の言葉

細川宮司さんの家で 細川宮司さんの家で

さっきも書いたように、国会議員、県議会議員、県知事、新郷村長などが次々と挨拶する。

ヘエー、よく来られたな、と思った。驚いたことに、前には、イスラエル大使も来たという。

いろんな人の挨拶を聞いていて、これは案外と、素晴らしいことかもしれない、と思った。

キリストの慰霊祭を神道でやる。神主さんが祝詞奏上し、皆で玉串を奉奠する。

「それは変だろう」と批判があるのではないか、と私などは思った。

トルコの研究者と トルコの研究者と

しかし、あとで村長さん、神主さんに話を聞いたが、それはないという。

「東西の文化の融合」だ。「これこそ和の文化だ」と言ってる人もいた。

もっとも、キリストが青森に来て、ここで亡くなった、という事については、「その真偽は別として…」と、皆、バリアーを張りながら挨拶する。

イスラエルの大使だって、「渡来説」の真偽をムキになって確かめたりはしない。

それよりも、日本には、キリストを慕い、慰霊をしようとする人々がこんなにもいる。そのことに感動しているのだろう。

名物「キリストラーメン」 名物「キリストラーメン」

私だって、高校時代はキリスト教に反撥した。出会いは不幸だったが、でも、その後、キリスト教を勉強しようとしたし、私の〈原点〉になっている。

この「キリスト祭」だって、これをキッカケとして、「聖書」を読んだり、キリスト教文学を読むことにも通じる。

キリストを思い、その人生を考え、聖書を読む人も出るだろう。そして、世界の平和について考える。いいことだ、と思う。

⑤東西の対立を超える、「和の文化」になるかも

キリストラーメンを食べる キリストラーメンを食べる

でも、「キリスト祭」の神主をやり、祝詞をあげるなんて。宮司さんに、「神社界から文句言われませんか」と聞いたら、「全くありません」と言う。

「日本は八百万(やおよろず)の神がおられる。キリストを1人、増やしたって文句は言わない」。

うーん、度量が広いんだ。じゃ、キリスト教の方はどうだろう。

これをそのまま信じる人はいないだろう。と言って、「許さん!」「やめろ!」と抗議し、圧力を加える人もいないと言う。それはいいことだ。

神主さんに、あとでゆっくりと話を聞いた。イスラエルにも行って来たという。そこに行って、「キリストの渡来説」が本当だと分かったという。

一水会フォーラム。6/3(火) 一水会フォーラム。6/3(火)

又、青森で「キリスト祭」をやってることを知ってる人が結構いたという。世界の宗教者が集まる会議で聞いたのだという。

じゃ、日本人よりも外国人の方がより多く知ってるのかもしれない。じゃ、日本の全国区じゃない。世界に知られてるのだ。

神道界からもキリスト教会からも抗議は来ていない。大らかでいい。

「むしろ、ネット右翼的な人からの攻撃がある」と言う。日本に「誇り」を持ち、「愛国的」だからこそ、排外的になるのか。不寛容になるのか。

講演する菅原出さん 講演する菅原出さん

「このキリスト祭は、もう全国区のお祭りだ。だから、司馬遼太郎の「菜の花忌」のように大々的にやって、学者、文化人も呼び、シンポジウムをやったらどうですか」と私は村長さんに提案した。

何故青森にこんな伝承が生まれたか。ヘブライと新郷村の共通点。そして、こういう優しい心を通し、そこから世界の平和・共存を考えてみる。

これもいいのではないか。大きな可能性がある。と思った。

今、外国を罵倒し、外敵をわざと作り、そして、「だから国防強化だ!」「改憲だ!」「核を持て!」「世界のどこにでも自衛隊を出せ!」「戦争をやれ!」と勇ましいことを言う風潮の日本の中にあって、青森の新郷村から、新しい「和」の精神に基づいて、じっくりと平和を考える。

これはいいと思う。きっと実現するだろう。と、大きく、世界の平和を考えた旅でした。

【だいありー】

木村三浩氏、菅原出さん、鈴木 木村三浩氏、菅原出さん、鈴木
  1. 6月2日(月)昨日、新幹線の中でメールを受け取った。出版社からだ。
     「原稿依頼のメール、届いてますか」「見ましたよ。これからやりますよ。〆切はいつだっけ? 来週?」「昨日でした」。
     ゲッ、ヤベー。「帰ってすぐやりますから」と慌てた。
     5月31日(土)、6月1日(日)と、強行軍で青森を回っていた。昨夜も最終で帰ってきて、余り寝てない。でも〆切を過ぎた原稿があるので、午前中、必死に書く。
     いけないな。メールやFAXは、ちゃんと読んでおかないと。それでなくても信用がないのに、〆切を破っちゃ、仕事がなくなる。気をつけよう。
二次会で 二次会で

午後から取材。打ち合わせ。

  1. 6月3日(火)午前中、原稿。
     午後、図書館。図書館に返す本も遅れてしまった。謝った。
     午後7時、一水会フォーラム。サンルート高田馬場。講師は菅原出さん(国際政治アナリスト)。演題は、「ウクライナで暗躍する謎の武装組織=正規軍でない戦争代行業の実態を探る=」。
     なかなか聞けない話だ。テレビだけでは、どうしても「アメリカ側の情報」しか入ってこない。ロシア側も含め、多方面からの情報を基に、現在のウクライナ情勢を解説してくれる。
木村三浩氏を囲む会。5/30(金) 木村三浩氏を囲む会。5/30(金)

終わって、近くの居酒屋で打ち上げ。ここでも菅原さんに詳しく話を聞きました。

  1. 6月4日(水)午前中、原稿。
     午後、取材・打ち合わせ。
     夜、試写会。
  2. 6月5日(木)午前11時、「アエラ」の編集者と打ち合わせ。午後から河合塾コスモ。自分の授業が始まるまで自習室で勉強。
     3時、「現代文要約」。
沢山の人が参加しました 沢山の人が参加しました

5時、「読書ゼミ」。『歎異抄』を読む。日本の最高の仏教書を、じっくりと読む。

それと、河合塾の伝説的な講師・権田雅幸さんの本だ。ベストセラー『権田地理B講義の実況中継』(上・下。語学春秋社)。

地理なんて全く分からない私にも面白かったし、深い。地理だけでなく、歴史、人間観、世界観も教えられる。とても勉強になった。

もう1冊は、『権田雅幸 追悼文集=悼む・考える・読む』(1993年1月発行)。

挨拶する小林節先生 挨拶する小林節先生

権田先生は1992年(平4)、1月19日、亡くなった。43才だった。その才能、人徳を偲び、多くの人が追悼文を書いている。斉藤雅久先生も書いている。これだけの追悼集はなかなか出来ない。

権田先生は「ゴルゴ13」も好きで、教科書にもよく出てくる。私も好きだし、ぜひお話を聞きたかった。残念だ。

  1. 6月6日(金)午前11時、護国寺。粕谷一希さんの告別式。
     粕谷さんは元「中央公論」編集長。その後、「東京人」を発行。私は、粕谷さんの自宅に行って取材したことがある。「中央公論」で起きた「風流夢譚」事件について話を聞いた。月刊『論座』で。
参加者の記念撮影 参加者の記念撮影

その時、玄関に「東京人」が沢山積まれていた。あれ、と思ったら、「『東京人』を作ったのが粕谷さんですよ」と一緒に行った編集者に教えられた。『東京人』ではその後2回、書かせてもらった。お世話になった。

告別式では、川本三郎さんや、「東京人」の編集部の人に会い挨拶した。川本さん、芳賀徹さん、加藤丈夫さんの3人が弔辞を読んでいた。

夕方、取材。

  1. 6月7日(土)午前中、原稿。昼、打ち合わせ。あとは家で仕事していた。雨で出られなかった。
鈴木、澤龍さん、展転社代表・藤本氏 鈴木、澤龍さん、展転社代表・藤本氏
  1. 6月8日(日)午前中、原稿。午後2時、阿佐ヶ谷ロフト。面白いイベントがあったので聞きに行く。
〈佐村河内守事件、メディアの検証〜歴史的虚構はいかにつくられ、メディアはそれをどう報じたのか?〉

スペシャルゲストは、新垣隆さん(作曲家)。それにファシリテーターは月刊「創」編集長の篠田博之さん。パネリストは水島宏明さん、青柳雄介さん、塩田芳享さん、神山典士さん。超満員だった。

【写真説明】

第51回キリスト祭 6/1(日)

①6月1日(日)、午前10時。青森県新郷村で行われた「第51回 キリスト祭」に参列しました。
 前の方は、主催する新郷村村長。青森県知事、国会議員、県議会議員、短歌選考者など。さらに後ろにも関係者がおります。又、一般参列者、取材陣などは、この周り。さらに山の上に沢山おります。

厳粛な慰霊祭です

②神主さんが祝詞奏上し、厳粛な慰霊祭です。

獅子舞の奉納

③田中獅子舞保存会による奉納舞です。

一般参加者や取材陣

④式場の上は小高い丘になっており、一般参列者、取材陣はそこから見ています。

キリスト祭の案内

⑤キリスト祭の案内が出てました。

新郷村の村長さんと

⑥この慰霊祭をやっている新郷村村長の須藤良美さんと。終わってから、いろいろとお話を聞きました。

キリストの墓の前で

⑦キリストの墓の前で。

キリストの墓の解説

⑧キリストの墓の解説文が書かれてました。

ナニャドヤラ踊りの奉納

⑨新郷村ナニャドヤラ芸能保存会による奉納舞です。

キリスト祭会場の入口

⑩キリスト祭会場入口です。村を挙げてのお祭りです。

キリストの里伝承館

⑪キリストの墓のある小高い山の一帯は、「キリストの里」と呼ばれています。奥には、「キリストの里伝承館」が建てられてます。JRの観光雑誌に載ってました。

伝承館の前で

⑫伝承館の前で。新郷村では、昔はこんな生活をしてたんですね。

子供の額には十字が描かれます

⑬新郷村では子供が生まれるとすぐに墨で十字を書くのだそうです。額に。又、ヘブライ語と同じ言葉があるといいます。「キリスト渡来」の言い伝えについても詳しく説明されてます。

細川宮司さんの家で

⑭キリスト祭を執り行ってくれたのは、三嶽神社宮司の細川潤八郎さんです。終わってから、10人ほどで、ご自宅に伺い、「キリスト祭」のことを詳しく話してもらいました。

トルコの研究者と

⑮トルコの研究者と一緒に。大阪大学のフルパルスラン・オヌルさんです。カメラを2台、連結して持ってました。1台は動画用だそうです。

こんな道路標識が

⑯信号のところに、こんな道路標識が。「ピラミッド」と「キリストの墓」です。凄いです。

ピラミッドを見に行きました

⑰その標識に従って、ピラミッドを見に行きました。いくつかの遺跡、案内図がありました。急な山道ですが、ここを登るとピラミッドに出会えます。

でも、クマが…

⑱でも、クマが出るんです。「クマよりも、ハチの方が恐いです」と地元の人が…。

名物「キリストラーメン」

⑲新郷名物「キリスト・ラーメン」です。星が乗ってます。六芒星です。ダビデの星です。麩(ふ)で作られてます。これが証拠です。

キリストラーメンを食べる

⑳「冷やしはないんですか?」「キリストを冷やしてはいけません」。それで、熱い「キリスト・ラーメン」を食べました。

一水会フォーラム。6/3(火)

㉑これは、6月3日(水)の一水会フォーラムです。ホテルサンルート高田馬場です。

講演する菅原出さん

㉒菅原出さんが講師でした。

木村三浩氏、菅原出さん、鈴木

㉓菅原さんを中心に。左が木村三浩氏。

二次会で

㉔二次会で、菅原さんに、いろいろ聞きました。

木村三浩氏を囲む会。5/30(金)

㉕5月30日(金)午後6時半。「木村三浩氏を囲む会」。例の猪瀬問題で15回も検察に呼ばれ、自宅・事務所はガサ入れされました。大変でした。この事件の真相を語ってもらい、慰労しようという集まりです。木村氏が真相を語ります。

沢山の人が参加しました

㉖50人以上の人が参加しました。

挨拶する小林節先生

㉗慶應義塾大学教授の小林節さんが挨拶しています。小林先生は木村氏の慶應の卒論の指導教授でした。

参加者の記念撮影

㉘参加者全員で記念撮影。もう帰った人もいて…。でも50人はいます。

鈴木、澤龍さん、展転社代表・藤本氏

㉙中央は澤プロダクションの澤龍さんです。沢山の芸能人を育てています。右は、展転社の藤本社長です。お二人には随分とお世話になりました。

【お知らせ】

  1. 月刊「創」(7月号)発売中です。私はいつもの連載の他に、山口二郎さん(法政大学教授)と対談をしています。〈安倍政権の「壊憲」とその背景の反知性主義〉です。
  2. 6月11日(水)「ヘイトスピーチってなに? レイシズムってどんなこと?」「のりこえシンポ」。午後6時30分より。明治大学リバティタワー1096号室。発言者、石坂啓、寺脇研、八木啓代。司会、辛淑玉。私も行きます。
6/22(日)豊橋市民文化会館で講演 6/22(日)豊橋 市民文化会館で講演
  1. 6月19日(木)午後6時、憲政記念館
    〈全国縦断シンポジウム・第1回(東京)
     これでいいのか日本!〉
    (発言者)森田実、平野貞夫、佐高信、菅原文太
    (司会)南丘喜八郎
  2. 6月21日(土)午後3時より、大阪ジュンク堂書店難波店。『歴史に学ぶな』の出版記念トークイベント。
  3. 6月22日(日)午後2時から、「浜岡原発の危険性を考える会」で講演します。三上湖西市長との対談もあります。会場は豊橋文化会館リハーサル室。
  4. 6月23日(月)秋葉原アトリエACT&B。読書劇「二十歳の原点」(劇団「再生」)の午後7時の回の前に、プレトークをします。高木尋士さんと私です。テーマは〈学生運動を知っていますか?〉。なお演劇は6月23日(月)と24日(火)の2日間あります。
飛松塾in姫路 6/24の飛松塾in姫路(詳細
  1. 6月24日(火)午後2時から。「飛松塾in姫路」。ゲストに上祐史浩さん、鈴木邦男を迎えて、飛松五男さんが熱く語ります。
     参加希望者はお電話を。
    079(297)2096
    又は
    080(5702)8405
  2. 7月15日(火)「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。午後6時。合田一道さん(作家)がゲスト。テーマは、〈「北の墓」を通して見えるもの〉。問い合わせ・申し込みは柏艪舎へ。011(219)1211
  3. 7月19日(土)午後2時。エルおおさか7F 708号室。「和歌山カレー事件を考える人々の集い」。
    〈和歌山カレー事件から16年。林眞須美さんは、獄中から無実を訴え続けています!〉
     「創」編集長が語る和歌山カレー事件。鈴木邦男の挨拶。報告、和歌山カレー事件再審弁護団、などが あります。
  4. 7月19日(土)より、ポレポレ東中野で緊急ロードショー。連日19:00より上映。大浦信行監督の映画「靖国・地霊・天皇」です。これは凄い映画です。
  5. 7月20日(日)午前11時10分から、「愛知サマーセミナー」で講演。サマーセミナーは、7月19日(土)から21日(月)まで大々的に開催されます。
  6. 7月26日(土)午後2時、原宿の千駄ヶ谷区民会館。「ソーシャル21 」主催のトークイベント。「欧州極右の躍進と日本のゆくえ」。パネラーは、五百蔵洋一氏、及川征二氏。そして私も出ます。
  7. 8月2日(土)午後1時、阿佐ヶ谷ロフト。毎年恒例の「生誕祭」です。
  8. 8月6日(水)午後6時半より、池袋の自由学園明日館講堂(豊島区西池袋2の31の3)。「音楽寺子屋」を開催します。テーマは「軍歌・戦時歌謡とその時代」。去年、下北沢で、「君が代」の成立についてのシンポジウムを行いましたが、今年は、〈軍歌〉をテーマに考えます。パネラーは、白井伸幸氏、戸ノ下達也氏、鈴木邦男です。
  9. 9月9日(火)「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。午後6時。ゲスト・高遠菜穂子さん。テーマは「イラクから学ぶ=“対テロ戦争”とは何なのか?」。