2014/11/03 鈴木邦男

「狂気の愛国心」に立ち向かう勇気を!

①「プロレスの効用」についてプチ鹿島さんが

劇団「再生」。「岸上大作全集全一巻」 劇団「再生」。「岸上大作全集全一巻」

上祐史浩さん(ひかりの輪代表)と話してる時だった。10月21日(火)、札幌時計台だ。

「いま、語るべきこと」と題し、上祐さんが講演し、その後、会場の質問を受けながら、2人で話をした。

「こんな本が出たんですが、知ってますか」と上祐さんに見せた。プチ鹿島著『教養としてのプロレス』(双葉新書)だ。

これは面白かったので私は、『週刊アエラ』(10月13日号)で書評した。

「これがアエラのコピーです」と上祐さんに渡した。書評のタイトルは、〈プロレスにあって、オウムにないもの〉だ。

お芝居の前。高木尋士さんとプレトーク お芝居の前。高木尋士さんとプレトーク

ある意味、オウムへの「防止法」になる本だ。又、「危険な宗教」から身を守る方法にもなっている。

事実、プチさんはオウムが盛んだった時、周りの人たちで、どんどん、オウムに入る人がいた。東大、京大など優秀な人から、こぞってオウムに入った。

じゃ、自分はなぜオウムに入らなかったんだろう。自問する。その答がこれだ。

〈それは、プロレスがあったからだ。私は熱心なプロレスファンだった〉
主演の今野太郎さんと 主演の今野太郎さんと

これはありますね。

〈純粋で硬直化している頭には「タメ」がなく、一気に過激に変貌する。純粋と傲慢は紙一重なのである〉

そうですね。「純粋」「正義」で突っ走ると、そうなる。

個人が「純粋」であり、「正義」「信仰」を持つのはいいことだ。

その「いいこと」が多数集まり、集団、団体を作り、この「いいこと」を集団の力で、もっと早く実行し、理想の社会を実現しようとする。

役者さんやスタッフの人たちと 役者さんやスタッフの人たちと

そうなった時、時として、集団は暴走する。

「正義」「愛」「信仰」などのプラスの価値を持った人々が集団化したら、より暴走する。〈十字軍〉になる。

当然のことだし、正義だから、誰も止められない。

むしろ、悪人が集まり、悪の集団を作った時よりも、この善人、正義の人びとの集団の方が強く、狂暴になる。そして誰も止められない。

オウムだってそうだ。左翼運動もそうだ。右翼の運動もそうだった。

映画監督の森達也さんが、こんなことを言っていた。「主語が複数になると、述語が暴走する」。

『思わず聞いてしまいました』 『思わず聞いてしまいました』

〈I〉ならば、普通に出来るのに、「We」になると、「我々…ねばならぬ」になってしまう。暴走する。

その点、プロレスを見ている人は、いろんな角度から、いろんな見方が出来る。ウソと本音。清濁も併せのむ寛容性がある。

だから、オウムにも、連合赤軍にも行かない。

声高に「正義」や「愛」「純粋」を叫ぶ人々の前に出ても、〈果たしてどうだろう〉という〈半信半疑力〉が発揮される。

プロレスファンは、「待てよ」と思うし。又、「違う立場」や「違う考え」を認め、楽しめる。プチさんはそう言う。

そうか、そういう「深い学問」なのだ。

「これだけが正しい。これを信じる人が多くなれば世の中は確実によくなる!」と思った人たちだ。オウムの人たちは。

ブチさんは、この本の中で、プロレスがあったのでオウムに入らなかった、と言っている。

②「タメ」「余裕」が身を助けるのか

上祐史浩さんが出てました 上祐史浩さんが出てました

札幌で上祐さんに話したら、「両方とも言えます」と言う。

「でも、プチ鹿島さんは、『実は自分はアントニオ猪木を信じていた』と言ってましたよ」と言う。

そうか。ロフトプラスワンで2人は話し合ったのか。それで、プチさんは、この本で書いていたのか。

プチさんは、「猪木信者だった。猪木は世界一強い。これは本物だ」と思っていた。「信仰」だ。

ところが、どうも違うのではないかと思う時が来る。

猪木も、「他と同じプロレス」をやっていたのではないか。「裏切られた!」と思う。そう言ったという。

でも、裏切られたからといって、プロレス信者はテロをやらないし、暴力革命にも走らない。そこがオウムと違う。と私は思う。

「その時の2人の対談は何かに載ってるんですか?」と聞いたら、「本になってますよ。その本には鈴木さんも出てますよ」と言う。

私まで出てました 私まで出てました

エッ?そんな! それで、家に帰って探してみた。あった!その本が。本当だった。

私もプチさんと対談していた。それが、この本だ。『思わず聞いちゃいました』(スコラマガジン)だ。2年前に出ている。

〈サブカルチャーの聖地・新宿ロフトプラスワン発!!
人気トークライブを待望&禁断の完全活字化!〉

と表紙に書かれている。

「よくわかんないけど、この人たち…
ヤバい気がする!」
安城学園高校で。10/25(土) 安城学園高校で。10/25(土)

という小向美奈子さん(AV女優)の驚愕のコメントも入っている。

13人のヤバい人たちも登場している。ヤバいゲストを迎える、プチ鹿島、居島一平の両氏が思わず聞いちゃうんだよね。

ヤバい人たちは、登場順にこんな人たちだ。

村西とおる、鈴木邦男、大槻ケンヂ、河野太郎、勝谷誠彦、重村智計、上祐史浩、鳥肌実、吉田豪、宮嶋茂樹、戸塚宏、久田将義、山本太郎。
元気に歌い、踊ってました 元気に歌い、踊ってました

凄いメンバーだ。この人たちを全部呼んだのか。

それに私は2番目だ。じゃ、始まってすぐに出たのかな。

本を見たら、2010年3月10日(水)となっている。それに、〈第1回収録。第1部ゲスト・村西とおる。第2部ゲスト・鈴木邦男〉となっている。

つまり、第1回目に出てるわけだ。ちゃんと写真も出てるから、本当だ。

写真の下にはこんな私の言葉も入っている。

〈右翼・左翼がお笑いを嫌いなんじゃなくて、お笑いを観に行くような余裕のある人は右翼とか左翼にならないの〉

③古舘伊知郎さんに、このことを言いました

メイン講演は菊池桃子さんです メイン講演は菊池桃子さんです

そうですね。それと、プロレスですね。

もっとはっきり言いましょう。お笑いやプロレスを観に行くような心の余裕がある人は、オウムや右翼や左翼には行かないんです。…ということですね。

「でも、お前はプロレス好きのくせに右翼になったじゃないか」と言われるかもしれない。それはそうだ。

でも、どこか、ヤケッパチな運動にならなかったのは「プロレス好き」だったおかげだろう。

又、「お笑い」は右翼運動をやってかなり経ってから聞きに行くようになった。

私も講演しました 私も講演しました

学生の頃は落語なんて聞いたことがなかった。サンケイ新聞に勤めていた時もそうだ。一水会を作って、かなり経ってからだ。ブラックさん、昇太さん、志の輔さんたちと知り合ってからだろう。

そして、落語や漫才を聞いていて、自分のことを対象化出来るようになった。「外から見る」ことが出来るようになった。

俺たちは命をかけてやってると思ってる。でも、外から見たら、案外と、「お笑い」かもしれないな。と、「外部からの眼」で、時々、見れるようになったのだ。

隣の教室では納棺師さんが講演 隣の教室では納棺師さんが講演

つまり、お笑い(落語)とプロレスがあったので、オウムや連合赤軍のように、「人を殺しても…」という極端な所へ走らなかったのだろう。そう思った。

10月26日(日)に立川志の輔さんの落語を聞いて、特にそう思った。

とても感動的な落語だった。ただ笑っているだけではない。これはもう〈芸術〉だ。志の輔さんのような天才の芸術に出会って幸せだと思った。

終わって、楽屋を訪ねたら、そこでバッタリ、古舘伊知郎さんに会った。

ミニチュアの「棺」です ミニチュアの「棺」です

今は、ニュース番組のアナウンサーだが、元々は、プロレスの実況中継をやっていた。

古舘さんの中継でプロレスが好きになった人も多かったと思う。その表現、形容の仕方がユニークだった。

前田日明が出てきた時は、「七色のスープレックスをひっさげて出現しました」。そして何と。「黒髪のロベスピエールと言われています!」。おいおい、と思うような表現だ。

世界史の中の革命家にしています。今、ここで行われているのは、単なるプロレスの試合ではない。と思わせる。

維新軍がいて革命軍がいて、それがぶつかる。まさに、世界史の中の大戦争が行われ、我々はそれを目撃している。そう思わせるのだ。

ジャナ専の卒業生・小野君と ジャナ専の卒業生・小野君と

これは凄い。古舘さんは、それを弁舌だけでやってしまうのだ。だから、夢中になりましたね、私らも。

その時の体験を直接、当人に言いましたよ。

そして、言いました。過激な右翼の運動を長くやりましたが、今まで死なずに、又、人を殺さずにやってこれたのは、「落語とプロレス」があったからですよ、と。志の輔さんと古舘さんのおかげです。と礼を言いました。

④高校で講演をしました!

古舘伊知郎さんと 古舘伊知郎さんと

そうだ。古舘さんに会った前の日は名古屋だった。10月25日(土)だ。実に感動的なイベントだった。

そのレポートは10月29日(水)アップの「マガジン9」にも書いた。

生まれて初めてでした。高校で講演したなんて。感動しましたし、緊張しましたね。

私は高校は仙台のミッションスクールだ。先生には反抗しまくり、問題児だった。でも今は、いい思い出だ。

学園祭のようです 学園祭のようです

「いつか鈴木さんを呼んで話を聞きたいですね」と学校の先生は言ってくれる。「ぜひお願いします」と言ってた。「ようこそ、先輩」になるだろう。

楽しみにしてますが、なかなか実現しない。そのうち、愛知県の高校で実現しちゃった。これも嬉しい。

今年7月に「愛知サマーセミナー」に行った。去年から2回目だ。

愛知県の高校が集まってやる一大イベントだ。なんせ2000の講座があるし、参加者は6万人だ。とても東京では出来ない。奇跡の学生イベントだ。

生徒の作品です 生徒の作品です

今年の7月、そこで講演した時、「今度はぜひ、うちの高校にも来て下さい」と言われた。安城学園高校の先生に。

「いいですよ」と言ったが、「本当かな」「私なんかを呼んで大丈夫かな」と思った。

ところが、実現したのだ。それも、ここの学園祭かと思ったら、もっと大きなイベントだった。いわば、「愛知サマーセミナー」の地区版だ。

〈ふれ愛ときめき西三河フェスティバルin安城〉と銘打っている。凄いですね。「地域別県民文化大祭典2014」と書かれている。

フェラーリに乗り込むところです フェラーリに乗り込むところです

メイン講演は、タレントの菊池桃子さん。その前に前座の講演がいくつかあって、その一つが私だ。…と思っていた。

ところが違う。もっともっと大きなイベントだ。

生徒の歌、ダンスなどがある。「波風劇場」がある。そして講演だって、33もある。生徒の展示、模擬店も多い。又、自衛隊が出張してきて、「南極の氷」を触らせてくれた。(勿論、私も触りました)。

⑤フェラーリに乗ったぞ!

いざ、スタートです いざ、スタートです

さらに、いろんな〈体験コーナー〉がある。

たとえば〈名鉄の本物の運転士さんと「電車でGo!」で対決!〉。

又、〈ちびっこおたのしみ・フェラーリ試乗会!〉

これは凄い、面白い、と思い、私はこれに乗りましたよ。

生徒が何ヶ月もかけて作った模型のフェラーリだ。それに私は乗り込みました。そして、スタートさせました。いやー、興奮しましたね。

そうだ。生徒だけでなく、教職員、それに父母も多い。

父母が積極的に参加して、自分たちで模擬店を出したりしている。

南極の氷を触ってます 南極の氷を触ってます

 イベントの全てが終わってから、6時半から打ち上げがあった。驚いたことに半分以上が父母だ。こんなに献身的な父母はちょっといない。

自分の子供だけでなく、学校全体のこと、地域のことを考えているんだ。偉いですね。

このフェスティバルのチラシを見たら、その辺を強調していた。

〈私学の生徒・父母・教職員と、市民のみなさんとともにつくる。ふれ愛ときめき西三河フェスティバルin安城〉
打ち上げ会です 打ち上げ会です

これが正式の名前だ。これは素晴らしい。自分たちの周り、地域のことを考え、その延長上に、「国を愛する」ということはあるのだ。

いや、こういう地域の繋がりさえはれば、何も敢えて「愛国心」なんて言う必要はないのだ。

〈愛郷心〉だけでいい。それさえあれば、全体として見たら〈愛国心〉になる。

それなのに、家族からは嫌われ、学校からも地域からも嫌われ。いや、オレは国と結びついている「愛国者だ!」と言う人がいる。

お世話になった先生方と お世話になった先生方と

私も昔はそうだった。家族や地域は、分かってくれないが、「国家は分かってくれる」と思うのだ。それで、俺は愛国者だと思うのだ。今じゃ、それは、違うだろう、と思うけど。

安城学園高校では、そんな話をした。そして、生徒からも活発な質問がありました。高校生や父母も聞きに来てくれた。

そして、昔、私がジャナ専で教えた生徒も来てくれた。嬉しかったですね。

お昼の弁当が豪華でした お昼の弁当が豪華でした

と今、これを書いてる時、宅急便が届いた。おっ、本のチラシだ。孫崎享さんと私の『いま語らねばならない戦前史の真相』(現代書館)の宣伝チラシだ。

〈現代書館 最新情報〉と銘打ち、こう書いている。

〈「冷静な愛国心」が「狂気の愛国心」の前で立ちすくむ今、〈戦前〉を再解釈!〉
10/27発売されました 10/27発売されました

これは凄い。挑発的なコピーだ。でも、その通りですよね。

ただの排外主義なのに、「俺は愛国者だ!」と絶叫する人が多い。

又、「愛国者」には、実績も、資格も、試験もない。「俺は愛国者だ!」と言ったら、それで〈愛国者〉になる。おかしいだろう。

でも、そんなことを言ったら反撃がくる。それを恐れて、皆、声を立てない。いかんだろう。

「狂気の愛国心」に対し、「それは違う!」と声を上げたんだ。孫崎さんと私は。

本屋でも売れてるようだ。12月14日(日)には紀伊国屋ホールで出版記念トークをやる。これからが戦いだ。頑張らなくちゃ。

【だいありー】

平原一雄先生の米寿を祝う会 平原一雄先生の米寿を祝う会
  1. 10月27日(月)夕方まで家で原稿。
     午後7時、「平原一雄先生の米寿を祝う会」。ホテルニューオータニ 芙蓉の間。大ホールが満員でした。
     平原先生は財団法人東洋学林理事会。総本山高野山の枢機として多大の尽力をされております。
     私は毎月の「恵観塾」でお会いしてますが、米寿(88才)だとは思いませんでした。とても元気です。挨拶の時も眼鏡なしで読んでます。
     「次は白寿(99才)のお祝いを!」と皆、言ってました。
平原一雄先生と 平原一雄先生と
  1. 10月28日(火)昼の経営塾に行こうと思ったのですが、急な仕事で行けませんでした。
     夕方は、仕事の打ち合わせと取材。
  1. 10月29日(水)午前11時、週刊「アエラ」の編集者と打ち合わせ。
     午後、雑誌の対談。
  2. 10月30日(木)今日は河合塾コスモはお休みでした。それで、茨城県に行きました。
池口恵観さんはお祝いの歌を 池口恵観さんはお祝いの歌を

地元の人たちが茨城の美術館や歴史博物館、文学館を案内してくれました。市から派遣された案内人が案内・説明してくれました。とても勉強になりました。

  1. 10月31日(金)午前中、原稿。
     午後2時、雑誌の対談。
     夜6時、「粕谷一希さんを偲ぶ会」。神田の学士会館で。
     粕谷さんは元『中央公論』の編集長。退任後は、『東京人』を創刊。私は、昔、お宅にお伺いし、長時間、お話をお聞きしました。1961年の『風流夢譚』事件について聞きました。
池口恵観さんと 池口恵観さんと

どうしてあのような危ない小説を載せたのか。十分な議論をし、十分な準備をして、あの小説を載せたのか。

ところが、案外、簡単に決まったようでした。当時は60年安保の直後ですし、左翼的なムードが強かったからか。あるいは右翼に対する見方が甘かったのか。この掲載直後に、右翼のテロが起こりました。そのあたりの話を詳しく聞きました。

歴史的な貴重な証言だったと思います。月刊『論座』に載りました。

石原信雄さんと 石原信雄さんと
  1. 11月1日(土)午前中、原稿。午後1時、日比谷公会堂。
    〈平和運動への弾圧を許さない!
    美世志会とともにJR東労組の強化を目指す11.1大集会〉 に出ました。満員でした。
     途中から抜けて、神田へ。「神保町STROAGE」へ。この日、神保町ではブックフェアが開催され、多くの出版社が出店を開いてます。
     書店には対立や差別を煽る本ばかりが溢れていますが、そんな中で、彩流社、現代書館、金曜日などが集まり、“戦争前夜。本の街で「平和を考える」”というフェアが行われました。
     そこで4時から、佐高信さん、辛淑玉さんと私の3人でトークをしました。
     終わって、6時過ぎに、JRの集会に再び合流しました。
立川志の輔さんと。10/26(日) 立川志の輔さんと。10/26(日)
  1. 11月2日(日)午前中、原稿。12時。新宿中央公園に行く。のりこえねっと…などが協賛する集会とデモに出る。
     「差別のない世界を、子どもたちへ」をスローガンに「差別No!」「ヘイトスピーチ反対」の集会。そしてデモ。
〈東京大行進2014。TOKYO NO HATE—差別のない世界を、子どもたちへ〉。

2時間デモをしました。疲れました。

【写真説明】

安城学園高校で。10/25(土)

①私学の生徒・父母・教職員と、市民のみなさんでともにつくる「あれ愛ときめき 西三河フェスティバルin安城」。
10月25日(土)は安城学園高校の大講堂で歌や踊り、そして「波風劇場」が。

元気に歌い、踊ってました

②みんな元気一杯です。圧倒されました。

メイン講演は菊池桃子さんです

③メイン講演は菊池桃子さんで、「学び続ける喜びを、あなたに」。

私も講演しました

④私も講演しました。テーマは「愛国者の憂鬱」です。

隣の教室では納棺師さんが講演

⑤隣りの教室では納棺師の尾崎圭子さんが講演してました。「おくりびと」です。終わって、いろいろお話を聞きました。

ミニチュアの「棺」です

⑥これはミニチュアの「柩(ひつぎ)」です。お棺です。

ジャナ専の卒業生・小野君と

⑦ジャナ専の教え子の小野君が聞きに来てくれました。「家にチラシが入ってたので…」と。嬉しかったです。知立市でお店をやってるそうです。

学園祭のようです

⑧まるで学園祭のようです。模擬店、イベントを見て回りました。

生徒の作品です

⑨生徒の作品が沢山展示されてます。恐竜の前で。左は岩井さんですね。

フェラーリに乗り込むところです

⑩生徒が作ったフェラーリです。私も乗ってみました。運転免許を更新したから乗れるんです。

いざ、スタートです

⑪時速300キロで走るんですね。凄いです。しかし、よく作りましたよね。生徒も。

南極の氷を触ってます

⑫自衛隊の人も特別参加でした。南極の氷を持って来ました。私も触らせてもらいました。「その氷を入れてウイスキーを飲むと、メチャうまいんですよ」と言ってましたが、高校じゃ出来ません。

打ち上げ会です

⑬午後6時半から、近くの居酒屋で打ち上げ会です。教職員、それに父母の方々で満員でした。右は、挨拶する岩井さんです。

お世話になった先生方と

⑭お世話になった先生方と。山盛さんと桃木さんです。山盛りさんのTシャツには森高千里の絵が。「千里の歌は全曲歌える!」と言ってました。来年はフェスティバルで歌って踊ってほしいですね。

お昼の弁当が豪華でした

⑮お昼のお弁当です。とても大きくて、とても豪華でした。

10/27発売されました

⑯孫崎享さんとの対談本が10月27日(月)発売になりました。『いま語らねばならない戦前史の真相』(現代書館)です。おかげさまで売れてます。

立川志の輔さんと。10/26(日)

⑰10月26日(日)午後2時、赤坂ACTシアター。「志の輔らくご」を聞きました。とてもよかったです。感動しました。第1部「大忠臣蔵」。第2部「中村仲蔵」。
 終わって楽屋を訪ねました。

古舘伊知郎さんと

⑱古舘伊知郎さんと会いました。古舘さんがプロレスの実況をしてた頃からのファンでした。その頃の話をしました。

劇団「再生」。「岸上大作全集全一巻」

⑲10月24日(金)秋葉原アトリエACT&B。劇団「再生」のお芝居を観ました。「岸上大作全集全一巻」。素晴らしかったです。思想劇でした。詩人にして革命家です。寺山修司との交友と葛藤。そして、自死。激動の生涯を描いてます。

お芝居の前。高木尋士さんとプレトーク

⑳お芝居の前に、高木尋士さんとプレトークをしました。革命と詩。恋。自決…などをめぐって話をしました。

主演の今野太郎さんと

㉑岸上大作を演じた今野太郎さんと。顔も似てるし、真に迫ってました。右は斉藤ひよこさん。

役者さんやスタッフの人たちと

㉒高木さんやあべ・あゆみさん。そしてスタッフや、お客さん。高木さんの隣りは設楽秀行さんです。見沢知廉氏の同志でした。
(⑲から㉒は写真家・平早勉さんに撮ってもらいました。ありがとうございました)

『思わず聞いてしまいました』

㉓『思わず聞いてしまいました』(スコラマガジン)。2年前の出版です。ロフトプラスワンの危ない人気トークライブを本にしました。危ない人ばかりが登場してます。

上祐史浩さんが出てました

㉔上祐史浩さんも出てました。プチ鹿島さん、居島一平さんが迫ります。

私まで出てました

㉕忘れてましたが、私も出てたんですね。

平原一雄先生の米寿を祝う会

㉖10月27日(月)午後6時から、ホテルニューオータニ。芙蓉の間。
〈平原一雄先生の米寿を祝う会〉
超満員でした。平原先生は財団法人東洋学林理事長。故郷・鹿児島からも多くの人々が駆け付けました。

平原一雄先生と

㉗平原先生と。とても88才には見えません。「次はこの会場で、白寿(99才)のお祝いをしましょう」と皆に言われてました。

池口恵観さんはお祝いの歌を

㉘池口恵観さんも祝辞を述べました。そして、鹿児島の歌をうたってくれました。

池口恵観さんと

㉙池口恵観さんと。

石原信雄さんと

㉚石原信雄さんと。歴代の内閣を支えた官房副長官です。私は文化放送で2回ほどお会いし、「平成」に決まった舞台裏などについてお話を聞きました。最近では、慰安婦をめぐる日韓の交渉について証言しています。

【お知らせ】

  1. 『映画芸術』(14年秋号)が発売中です。特集「笠原和夫の軌跡」で私も書いてます。映画「2.26」について。
  2. 11月5日(水)午後7時。ネイキッドロフト。衝撃の映画「リーベン・クイズ(日本鬼子)」のDVD発売を記念して、トークがあります。「日中15年戦争。元皇軍兵士の告白」とサブタイトルが付いてます。実に衝撃的な映像です。私は映画パンフレットで、松井監督と対談しています。それも入っています。
     この日のネイキッドロフトでは、映画(ダイジェスト)上映します。その後、松井稔監督、原一男さん(「ゆきゆきて神軍」の監督)。そして私の3人でトークをやります。早めに申し込んだらいいでしょう。
  3. 11月8日(土)西宮の浅野健一ゼミは、ゲストが矢谷暢一郎さんです。私も聞きに行こうと思ってます。
  4. 11月15日(土)午後7時。江東区文化センター。民族革新会議『機関誌』創刊記念。『真姿日本を創成する会』講演会。犬塚博英氏(民族革新会議議長)の基調講演。そしてパネルディスカッションがあります。パネラーは、大原康男氏、藤井厳喜氏、山田恵久氏、犬塚博英氏です。ぜひご参加下さい。
  1. 11月16日(日)森田必勝氏の地元・四日市で映画とトークの集い。午後6時開場・午後6時30分開演。四日市文化会館で、「11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち」(若松孝二監督)の上映。その後、森田治さん(必勝氏のお兄さん)と鈴木邦男のトークがあります。
  2. 11月18日(火)飛松塾。
  3. 11月19日(水)奈良市で講演。(桜井市から変更になりました)。
  4. 11月24日(月)野分祭(三島由紀夫・森田必勝両烈士顕彰祭)。午後2時より。ホテルサンルート高田馬場で。
  5. 11月25日(火)憂国忌。午後6時、星陵会館2階大ホール。
  6. 12月6日(土)盛岡で佐高信さんと講演します。
  7. 12 月14日(日)午後2時、新宿紀伊国屋ホール。『いま語らねばならない 戦前史の真相』の出版記念トークです。孫崎享さん、私、岩上安身さんの3人のトークです。参加料金1500円。11月5日からチケット発売。予約開始。紀伊国屋ホールへ。TEL 03(3354)0141
  8. 1月20日(火)札幌時計台シンポジウム。ゲストは逢坂誠二さんで、「北海道のこれからを考える」。
  9. 2月3日(火)札幌時計台シンポジウム。ゲストは岡田敦さん(写真家)。テーマは「表現とは何か。猥褻とは何か?」。