2015/02/16 鈴木邦男

「前田日明ゼミ」始まる!

「前田日明ゼミin西宮」2/8(日)
「前田日明ゼミin西宮」2/8(日)

①12月で〆切。満員御礼だった

超満員の会場
超満員の会場
私も挨拶 私も挨拶

「前田日明ゼミin西宮」が始まった。

今年1年、前田さんが西宮に行く。2ヶ月に一ぺん、ゼミをやる。これは凄い。

第1回目のゲストに私が呼ばれた。光栄だ。

去年、このゼミのことを発表したら、申し込みが殺到し、12月ですぐに満員になった。凄い。

2月は第1回が私で、第2回は4月11日(土)で、ゲストは孫崎享さん(外交評論家)。第3回は6月7日(日)で、ゲストは田原総一朗さん(ジャーナリスト)が決まっている。

熱く語る前田さん 熱く語る前田さん

これも早く申し込まないと満員〆切になってしまう。

前田さんは格闘家で、格闘イベントを主宰している。又、もの凄い勉強家で、いろんな分野の人たちとも交遊がある。

第4回以降も、アッと驚くゲストが出る予定だ。

2月8日(日)は、主催者の鹿砦社から指定された新幹線に乗る。9時30分東京発の「のぞみ」だ。

本を読みながら、ウトウトしてたら、新横浜から大男が乗ってきた。「あっ、鈴木さん」と言う。前田日明さんだ。「じゃ、あとで」と自分の席に座り、ずっと読書している。

パイプ専用ライターを使って パイプ専用ライターを使って

12時06分、新大阪着。鹿砦社の福本氏が、ホームまで出迎えに来てくれた。

改札を出たところで、ファンにつかまった。タクシー乗り場でもつかまって、サインを求められた。

前田さんはデカイから、どこにいても目立つ。だから、「あっ、前田だ!」と言って、人々が寄ってくる。

でも、その日のファンは違う。たまたま見かけたので声をかけ、サインをしてもらったのではない。だって、ちゃんとしたサイン用の大きな色紙を持っている。

つまり、準備して待ち構えていたのだ。

風見さんたちと 風見さんたちと

ネットなどで、この日、前田さんが西宮で講演することは知っている。2時からだから、多分、昼頃に新大阪に着いて、そこからタクシーだろう。と考えて、張っていたのだ。朝から待っていたという。

「じゃ、西宮ゼミに来たらいいじゃないか」と言おうとして、やめた。もう満員で、申し込みは打ち切っているし。

それからタクシーに乗るが、普通のタクシーでは前田さんが窮屈だろうと思い、ジャンボタクシーをチャーターしている。さすが、気配りの福本氏だ。

30分ほどで、もう西宮に着く。レストランで松岡社長が待っていた。

鈴木。飛松さん。松岡さん。前田さん 鈴木。飛松さん。松岡さん。前田さん

そして、打ち合わせと昼食。

午後1時半、会場に入る。超満員だ。いつものゼミ参加者だけではない。熱い「前田ファン」が多い。

休憩時間に、そんな熱いファンたちが、ドッと寄ってきて、声をかけ、記念撮影をしていた。

前田さんを追っかけ、ずっと写真を撮ってる人。「前田テレカ」を集めている人などだ。自分の写真帳、テレカ帳を見せている。前田さんもビックリしていた。

第2部。懇親会です
第2部。懇親会です
前田さんの写真を集めてるファン
前田さんの写真を集めてるファン
前田さんのテレカを集めているファン
前田さんのテレカを集めているファン

②習字の話。中国の古典の話から…

前田さんの靴と比べてみた
前田さんの靴と比べてみた
「誠」の文字を。書道家の龍一郎さん
「誠」の文字を。書道家の龍一郎さん
ジャンボタクシーに乗って
ジャンボタクシーに乗って
「人間国宝」の志村ふくみさんと 「人間国宝」の志村ふくみさんと

では時間を戻して午後2時だ。定刻ピッタリに始まった。

松岡社長が挨拶。「今、なぜ前田ゼミなのか」を語り、それから、書道パフォーマンス。書道家の龍一郎さんが「誠」の字を書く。

おっ、新選組の「誠」か。と思っていたら、今日のテーマにちなんで書いたようだ。

今日のテーマは「誠の愛国者とは」だ。勇壮な字だ。いい。

それを見て前田さんが、「自分も小学校の時、習字を習ってました。4級です」と言う。「えっ、私もですよ」と言いました。

ふくみさん。娘さん。お孫さんと ふくみさん。娘さん。お孫さんと

秋田県湯沢市にいた時(小学校4年から6年)。「東方書道会」で習っていた。私も4級だ。

じゃ今度、(小年)4級同士で、「書道パフォーマンス」をやりたいですね。

2人で一つの文字を書いてもいい。「憂国」とか。「憂」は前田さんで、「国」はクニ君が書く。

そうだ。偶然だが、新幹線の中で前田さんが熱心に本を読んでるから、何の本かな、と思って見たら、習字の本だった。「楷書、行書、草書」の本だ。

嵐山の竹林で 嵐山の竹林で

「草書っていうと、勝手に崩しているように思うけど、違うんです。崩し方はキチンとした法則があるんです。だから分かるんです」と言う。

そうなのか。知らなかった。元は、皆、キチンと書いていた。そのうち、急いで書くうちに「行書」になった。さらに急いで書くうちに、もっと崩れて「草書」になった。そう思っていた。

でも古い文字は草書が多い。「古文書を読むためには草書を理解するしかない。それで今、勉強してるんです」と言う。凄い。

それに、「元々は草書なんです。そこから行書、楷書になったんです」と前田さん。

これも知らなかった。そうか。版刷り、印刷が出来るように楷書ができたのか。

と、「前田ゼミ」でも話をしました。ゼミの前に私が挨拶した。「読書家・前田日明」の紹介をした。

それから、「今、思っていること」について、前田さんが45分、講演。それから2人の対談になった。

「テント撤去・原発再稼働を許すな!2.7集会」 「テント撤去・原発再稼働を許すな!2.7集会」

4時から、質問コーナー。そして閉会。二次会が同じ会場で始まった。

「読書家・前田日明」のことだが、前田さんは以前、「日経新聞」に読書日記を連載していた。

こんな本も読んでるのか、凄いなーと思って読んでいた。

その中で、好きな作家3人をあげていた。「三島由紀夫と太宰治とシュタイナー」だと言う。

シュタイナーは教育者であり、日本でも各地で「シュタイナー学校」はある。

シュタイナーは、さらに神秘思想家でもある。何冊か読んだが、なかなか分からない。シュタイナーを日本に紹介している高橋巌先生の本も読んだが、難しい。

超満員でした 超満員でした

それなのに、前田さんはどうして?と思った。

シュタイナーを読み、「自分の長年考えていたことが、パッと分かったんです」と前田さんは言う。

さらに高橋巌先生の本を読んで感動。それで、高橋先生が講師をしている横浜の「朝日カルチャーセンター」に聞きに行き、手を挙げて質問したという。

それから親しくなり、いろいろ教えてもらってるという。

実は、前田さんが行ったずっと後だろう。私は横浜の「カルチャーセンター」に講師として呼ばれ、高橋先生と話したことがある。

そうだ。高橋先生もこの西宮ゼミに呼んだらいい。

③「四書五経」が日本人を作った

鎌田慧さん 鎌田慧さん

数年前、前田さんに会ったら、「鈴木さん、『四書五経』を読みましたか?」と聞く。『論語』『大学』…などの儒教の教典だ。

そう言われて、今、必死で読んでいる。

「日本の武士は中国の歴史書、古典を読み、武士の生き方、死に方を考えたんです」と前田さんは言う。

寺子屋や藩校での授業は、皆、中国の古典だ。それを皆大声をあげて、読んでいく。「音読」が中心だった。

山口県の萩には何回か行った。会津若松の藩校や、各地の藩校を回った。日本最古の学校・足利学校にも行った。テキストは皆、中国の古典ばかりだ。

ミサオ・レッドウルフさん ミサオ・レッドウルフさん

今、NHK大河ドラマで松陰の妹をやっている。主人公は美人だが、本当は美しくはなかったらしい。

今、必要があって、吉田松陰関係の本を20冊ほど読んだ。その中に書いてあった。

松陰の妹との結婚を持ちかけられた時、久坂玄瑞は、「醜女だから嫌だ」と断ったという。

でも、「これは尊皇運動のためだから」と周りに説得されて、嫌々、結婚したという。多分、本当の話だろう。

松陰の家では、おじいさん、父親をはじめ、皆、読書家で、本が随分とあった。

河合弘之さんと 河合弘之さんと

そんな環境で生まれ、育ったから、松陰のような人物が生まれた。

又、人との出会いだ。人との出会いを求めて東北、江戸、九州と旅をした。

要は、「本と人」が松陰を作ったのだろう。携帯やネットだけの現代では、もう、こうした偉人は生まれないだろう。

松陰の読書もほとんどが中国の古典だ。それだけ中国は偉大だったのだ。

何故、それだけ、中国が崇められていたのか。又、武士の「生き方・死に方」のテキストになってきたのか。前田さんに、じっくり聞いた。

大口昭彦さんと 大口昭彦さんと

又、今、中国、韓国に対するヘイトスピーチ・デモが全国で行われている。それをどう思うのか。大体、そのデモを見たことがあるのかを聞いた。

「ないです」と言う。そして言う。「もし、そんなのを見たら、日本刀で斬りかかりますね」と、物騒なことを言う。日本刀なんか持たなくても、前田さんがいるだけで〈脅威〉だ。

「それにしても、日本政府は酷いね。囚われた日本人を助けようともしない。見殺しにしたんですからね」と憤慨している。

そうだ。前田さんこそ政治家になったらいいのに。「いや、民主党から選挙に出てくれ、と言われたことがありました」と言う。

「不服従・非暴力」の旗が 「不服従・非暴力」の旗が

そうだ。思い出した。新聞にもデカデカと出ていた。まるで選挙に出ることが決まったかのように。民主党内でも、決まりかけていた。

ところが、ギリギリのところで、ダメになってしまった。残念だった。

又、今もいろんな所からオファーが来てるらしい。何とか出てほしい。

前田さんは、ロシア、オランダはじめ、多くの国に友人がいる。格闘技で親しくなった人のネットワークがある。それを使って、どんどんやってほしい。

新しい防衛戦略、新しい国家観が作れるだろう。

④知的刺激に満ちた2日間だった

神田香織さん 神田香織さん

アントニオ猪木だって、北朝鮮人脈は太いし、信頼されている。

格闘家は、実際、肉体と肉体がぶつかり合い、闘う。その上での〈友情〉だから、本物だ。

空手、柔道、アマレス、剣道をやっていた議員は多い。今もやっている議員も多い。その人たちにも、もっともっと活躍してほしい。格闘家人脈を通じて…。

あれ、これは、他の人とも話をしたな。

そうだ。内田樹さんだ。去年1年かけて対談し、それが本になる。もうすぐ出来るだろう。

打ち上げ会場で 打ち上げ会場で

その時も、この話をした。格闘家は、格闘家の国際的ネットワークを使って、やってほしいと。

ともかく、熱かったな。前田さんの話は。

ヘイトスピーチ、愛国と憂国。なぜ、三島由紀夫と太宰治なのか。などについて熱っぽく語ってくれた。

この日、聞きに来た人たちも、皆、満足し、堪能していた。

私も、前田さんに会うと、いつも叱咤される。勉強しなくては!と思う。

この日は、終わって大阪に出て、そこで泊まる。

29月蝕歌劇団創立30周年。2/6 29月蝕歌劇団創立30周年。2/6

次の日、「人間国宝」の志村ふくみさんと会った。

ふくみさん、洋子さんに、「昨日は前田さんと話をして、シュタイナー、高橋巖先生の話も出ましたよ」と言ったら、とても興味を持っていた。

志村さんもシュタイナーは好きで、高橋先生とも知り合いだ。シュタイナーやゲーテの色彩論を読んで、教えられたことが多いのです、と言う。

それから、日本の「色」の奥深さについて教えてもらった。

又、「人間国宝」とはどういうものなのか。についても教えてもらった。

挨拶する高取英さん 挨拶する高取英さん

年金は出るという。それはあくまでも後輩、あとに続く者を育てるための資金だという。

日本文化を守り、継承するために使われているのだ。どんなに優れていても、1人で完結し、後継者がいない場合は「人間国宝」にならないという。

志村さんは、学校を作って教えているし、後継者を育てている。自宅でも仕事場を持って、染めているし、織っている。その現場を見せてもらった。大変なお仕事だと思った。

又、お話を聞きたい。本も全部読もうと思っている。

2月8日(日)、9日(月)は、とても勉強になり、知的刺激を受けた2日間だった。

【だいありー】

一ノ瀬めぐみさんと 一ノ瀬めぐみさんと
  1. 2月9日(月)前の日は「前田日明ゼミin西宮」に出る。夜遅くまで皆と話し合う。大阪に泊まる。
     この日、京都に行き、「人間国宝」の志村ふくみさんを訪ねる。何度かお会いしてるし、一度、染色や織物の仕事場を見せて頂きたいとお願いしていた。素晴らしい仕事だし、又、大変な仕事だと実感した。
     志村さんは本も沢山書かれているし、文章がとてもいい。その話も聞いた。娘さん、お孫さんも一緒に話をした。とても貴重な時間でした。
大久保鷹さんと 大久保鷹さんと

それから、嵐山に行き、渡月橋、竹林、落柿舎…などを見て、帰りました。

  1. 2月10日(火)午前中、原稿。
     午後、取材。
     5時、高田馬場の「ミヤマ」会議室。塩見孝也さん(元赤軍派議長)と対談。『紙の爆弾』の連載で。
PANTAさんと PANTAさんと
  1. 2月11日(水)午前中、原稿。
     12時、原宿の「南海酒家」。井脇ノブ子さんの誕生パーティ。
     今日で69才。「元気・ヤル気・井脇」だ。しかし、「国の誕生日」(建国記念の日)と同じ誕生日だなんて。凄いですね。
     国会議員や、作家など沢山の人が来てました。私もお祝いの挨拶をしました。次の参院選には出るようです。
  1. 2月12日(木)午前11時。「アエラ」の編集者と打ち合わせ。
三坂知絵子さんと 三坂知絵子さんと

午後から河合塾コスモ。自習室で勉強。

3時、「現代文要約」。

5時、「読書ゼミ」。今日は私が選んだ本を皆で読む。鯖田豊之『肉食の思想=ヨーロッパ精神の再発見』(中公新書92)。

新書の中の古典的名著だ。1966年初版。48年前だ。私は大学生だった。左右にかかわらず、皆、読んでいた。そして、〈ヨーロッパと日本〉を考えた。2008年ですでに57版になっていた。

中森明夫さんと 中森明夫さんと
  1. 2月13日(金)午前中、原稿。
     午後から目黒雅叙園。1月にJR総連の新年会でここに来た時、「百段びな」の予告がしてあった。ずーっと気になっていた。思い切って、見に行った。
     驚いた。素晴らしかった。毎年、この時期にやる。全国から雛人形を借りてきて、展示する。皆豪華だ。日本文化だ。圧倒された。
  2. 2月14日(土)午前中、原稿。
新大久保鷹さん。山崎哲さんと 新大久保鷹さん。山崎哲さんと

午後2時、河合塾コスモ。名古屋でリハビリ中の牧野剛先生が上京し、皆の前で語る。

「牧野先生を激励する会」ではない。牧野先生が、我々、講師陣や生徒たちに熱弁を振るい、叱咤し、激励する会なのだ。牧野先生は元気だ。熱い。

終わって、近くの居酒屋で飲む。

私は途中で失礼して、清瀬に。塩見孝也さん(元赤軍派議長)が4月の市議選に出馬する。その激励会を兼ねて、『革命バカ一代・駐車場日記』(鹿砦社)の出版記念会だ。
 終わって二次会。最終で帰りました。

私も挨拶しました 私も挨拶しました
落柿舎
落柿舎
大河内山荘庭園
大河内山荘庭園
渡月橋で
渡月橋で
春香クリスティーンさんの本 春香クリスティーンさんの本
  1. 2月15日(日)午前中、原稿。
     午後、小金井。それから青梅。昭和のレトロな映画館や記念館を見てきました。

【写真説明】

「前田日明ゼミin西宮」2/8(日)

①2月8日(日)「前田日明ゼミin西宮」。第1回はテーマが「誠の愛国者とは」。ゲストは私です。超満員でした。申し込みが殺到し、12月で満員になって〆切った。凄い人気です。

私も挨拶

②前田さんの講演の前に私が挨拶しました。

熱く語る前田さん

③前田さんが45分講演し、その後、2人で話し合いました。前田さんは熱いです。

超満員の会場

④満員御礼です。さらに当日来た人もいて。でも満員で入れません。中には、「隣の部屋で立って聞くから」と言って、入った人もいました。

パイプ専用ライターを使って

⑤これはパイプ専用のライターだそうです。前田さんにはパイプが似合います。

第2部。懇親会です

⑥2人のトーク、質問コーナーが終わり、第2部の懇親会です。

前田さんの写真を集めてるファン

⑦「前田さんの写真をずっと撮って集めています」という熱心なファンがいました。

前田さんのテレカを集めているファン

⑧「僕は前田さんのテレカを集めています」という人も。「これは珍しい。限定500枚しか作ってないテレカだ。俺も持ってない」と前田さん。「2枚ありますので、1枚あげます」と、あげてました。このあと、2人で写真を撮ってました。「それもテレカにしたら」と私は言いました。

鈴木。飛松さん。松岡さん。前田さん

⑨鈴木、飛松五男さん、鹿砦社の松岡社長。前田日明さん。

風見さんたちと

⑩風見さんたちと一緒に。

「誠」の文字を。書道家の龍一郎さん

⑪書道パフォーマンスの龍一郎さん。「誠」の字を書いてくれました。

前田さんの靴と比べてみた

⑫前田さんの靴があったので比べてみました。29.5cmだそうです。

ジャンボタクシーに乗って

⑬2月8日(日)、昼、新大阪に着きました。前田さんと一緒です。鹿砦社の福本氏が迎えにきてくれて、タクシーで、西宮の会場へ。ジャンボタクシーを用意してました。そうですね。普通のタクシーでは、前田さんは狭いですよね。

「人間国宝」の志村ふくみさんと

⑭この日は大阪に泊まり、翌、2月9日(月)、京都に行き、「人間国宝」の志村ふくみさんのお宅を訪ねました。染色や織物の仕事場を見せてもらいました。とても貴重な体験でした。

ふくみさん。娘さん。お孫さんと

⑮志村ふくみさんの後ろは、娘さんとお孫さんです。皆、ふくみさんの仕事を手伝い、学校の方もやってます。

嵐山の竹林で

⑯そのあと、嵐山を歩きました。竹林で。とても素晴らしかったです。

落柿舎

⑰落柿舎(らくししゃ)です。松尾芭蕉の門人で芭門十哲の1人、向井去来の草庵跡です。芭蕉も庵を訪れ、『嵯峨日記』を著しました。

大河内山荘庭園

⑱大河内山荘庭園です。東映時代劇の黄金時代の俳優・大河内伝次郎の山荘です。「丹下左膳」などで人気がありました。京都は太秦(うずまさ)に撮影所があり、大河内伝次郎は、撮影が終わるといつもこの山荘に帰って、庭造りをしたそうです。

渡月橋で

⑲渡月橋ですね。

「テント撤去・原発再稼働を許すな!2.7集会」

⑳これは2月7日(土)です。
〈テント撤去・原発再稼働を許すな! 2.7集会〉です。司会は神田香織さん。会場の日本教育会館8階は、全国から集まった人たちで立錐の余地もない状況でした。「テント村撤去」と闘い、脱原発を目指す人々が集まりました。

超満員でした

㉑超満員でした。

鎌田慧さん

㉒鎌田慧さんが挨拶しました。

ミサオ・レッドウルフさん

㉓ミサオ・レッドウルフさん(首都圏脱原発連合)の挨拶。

河合弘之さんと

㉔河合弘之さん(テント裁判弁護団長)と。

大口昭彦さんと

㉕弁護士の大口昭彦さんと。早大で同期です。でも大口さんは早大全共闘の議長でした。学生時代は〈敵〉でした。

「不服従・非暴力」の旗が

㉖会場には、こんな旗も。ガンジーの「不服従・非暴力」。

神田香織さん

㉗打ち上げ会で。神田香織さんと。司会、ご苦労さまでした。

打ち上げ会場で

㉘店を借り切っての打ち上げ会です。「初めてだけど、いい店ね」と神田さん。でも壁には神田さんの色紙が。「あっ、前に来てたんだ!」。

29月蝕歌劇団創立30周年。2/6

㉙「月蝕歌劇団」創立30周年パーティです。新宿で。2月6日(金)です。中森明夫さんがいます。萩原朔太郎のお孫さんもいます。

挨拶する高取英さん

㉚「月蝕歌劇団」の代表・高取英さん。

一ノ瀬めぐみさんと

㉛「月蝕」中期の頃の看板女優・一ノ瀬めぐみさんです。20年ほど前から、私はずーっと見ています。寺山作品では、よく主役をやってました。男の学生服を着て、登場します。とても印象に残ってます。

大久保鷹さんと

㉜大久保鷹さんと。

PANTAさんと

㉝PANTAさんと。

三坂知絵子さんと

㉞三坂知絵子さんと。子供を連れて来てました。

中森明夫さんと

㉟中森明夫さんと。

新大久保鷹さん。山崎哲さんと

㊱新大久保鷹さん。山崎哲さんと。大久保鷹さんに憧れて、名前を付けたといいます。190cmあります。山崎哲さんは久しぶりに会いました。
 「確か、山崎さんの講演を僕が聞きに行って、そのあとお酒を飲んだんですよね」と言ったら。「違います。朝生で何回か一緒に出たんです。忘れたんですか」。
 あっ、そうだ。オウムなどの問題で出たんだ。山崎さんは劇作家で、いろんな事件に取材した本を沢山、書いてます。久しぶりにお会いしました。

私も挨拶しました

㊲「月蝕歌劇団」は20年前からずっと見てます。面白いし、ハラハラします。「こうやって創作するのか」と、とても教えられてます。という挨拶をしました。

春香クリスティーンさんの本

㊳春香クリスティーンさんの本です。『ナショナリズムをとことん考えてみたら』(PHP新書)です。とてもいい本です。私との対談も入ってます。

【お知らせ】

2/18。八重洲ブックセンター 2/18。八重洲ブックセンター
  1. 2月18日(水)午後7時。一水会フォーラム。講師は下村満子さん(評論家・元『朝日ジャーナル』編集長)。テーマは「改めて問う、戦後処理の実質」。
  2. 2月18日(水)午後6時半。孫崎享さんと対談です。『いま語らねばならない戦前史の真相』(現代書館)刊行記念トークです。この日は、八重洲ブックセンター本店・8階ギャラリーです。お申し込みは、電話03(3281)8201です。(このトークは前から決まってたんですが、一水会フォーラムと重なってますね。フォーラムには遅れて参加するつもりです)。
  3. 2月19日(木)7時半より、ネイキッドロフト塩見孝也さん(元赤軍派議長)の出版祝いと市議選の出馬を激励する会。椎野礼仁さん、私などが出ます。
  4. 2月21日(土)「大杉栄メモリアル2015=うたと言葉で日本の近現代史を振り返る=」。大杉栄全集(ぱる出版)刊行記念。16時より。新潟県新発田市生涯学習センター・多目的ホール
    第1部 柳本幸子「自由・愛・平和=大杉栄の世界をうたう=」
    第2部 講演。「大杉栄の眼で現代を視る」鈴木邦男
    舞台挨拶 栗原康(東北芸術工科大学講師)
    参加申し込み・問い合わせは、斉藤徹夫へ。電話・FAX 024(22)3372
  5. 3月9日(月)午後7時、一水会フォーラム。ホテルサンルート高田馬場。講師は山田正彦さん(元農水相)。「TPP交渉をとめる闘いを巻きおこそう」。
  6. 3月14日(土)「和歌山カレー事件・噂の真相。東京報告集会」。午後6時、文京区民センター。河合潤、佐藤優、神田香織、鈴木邦男…らが講演、報告。
  7. 3月20日(金)〜22日(日)まで、劇団「再生」。「羅生門」。20日(金)に、お芝居の前に、高木尋士氏(「再生」代表)と鈴木邦男のトークがあります。
「右派の異端者。左派の異端者」 「右派の異端者。左派の異端者」
  1. 4月11日(土)午後1時、日本生物地理学会主催の大シンポジウムが開かれます。立教大学のタッカーホール。「次世代にどのような社会を贈るのか」。今年のテーマは〈対談! 右派の異端者。左派の異端者〉です。
     左派の異端者=森中定治さん(日本生物地理学会会長)と私の対談です。他にゲストとして、田原総一朗さん、宇都宮健児さん、紺野大介さんなどが出ます。このシンポジウムは10年前からやってるそうです。立教大学の千人入るタッカーホールでやってます。
  2. 4月21日(火)札幌時計台シンポジウム。講師は孫崎享さんです。
  3. 6月9日(火)札幌時計台シンポジウム(予定)。
  4. 6月23日(火)、24日(水)。劇団「再生」公演。「二十歳の原点」。秋葉原。23日(火)には高木尋士氏と鈴木のプレトークがあります。
  5. ちょっと先ですが、毎年恒例の「生誕祭」を8月2日(日)に行います。阿佐ヶ谷ロフトで、午後1時から4時まで。今年はどんなゲストが出て、どんな集まりになるのでしょうか。私も楽しみです。