2015/02/23 鈴木邦男

ほら、言った通りになってきた

①「18歳から選挙権」。来年夏には実現だ

勝谷誠彦さん、榎木アナと。2/17サンテレビ 勝谷誠彦さん、榎木アナと。2/17サンテレビ

未来が見えるのかもしれない。

「お前はその場の思いつきだけでものを言っている」「いいかげんな妄想、ハッタリを言ってる」「オオカミ少年だ」…などと言われることが多いが、違う。

先が見えるのだ。未来が見えるのだ。

「連合赤軍化する日本」とか、「天敵がなくなり、生態系が崩れた」(左翼が死滅し、ネトウヨが増殖した)と言ってきた。その通りになった。

久しぶりに会いました 久しぶりに会いました

「政治は漫画化・幼稚化する」「選挙権は18歳からになる」と言ってきた。

「まさか」「そこまではしないだろう」と多くの人に言われたが、政府は本当にやるようだ。又、憲法改正もやるようだ。

2月18日(水)の「産経新聞」1面トップにはこう書かれている。

〈18歳から選挙権成立へ。
来夏参院選にも適用〉
本番前のメークです 本番前のメークです

やっぱり、そうだったじゃないか。急展開だ。それも来年夏に一挙にやるという。

1週間ほど前には、「来年夏の参院選後には憲法改正を」と出ていた。一連の動きだ。

保守票はどんどん増えている。若者も、保守化している。18歳以上に選挙権を与えたら、どっと保守票が増える。

そう睨んでいるのだ。その通りになるだろう。しかし、やり方が露骨だな。

甲子園球場で 甲子園球場で

ヨーロッパなどでは「18歳以上」が多かった。でも日本では、そんな「世界の流れ」にずっと抵抗していた。

それは、「若者は革新」だと思われていたからだ。

実際、若者を主役とした左翼の学生運動、労働運動が強かった。「こんな時に、18歳以上に選挙権を与えたら、皆、社会党、共産党に票が行く」と思ったのだ。

そんな危機感があって、自民党は絶対に認められないと、抵抗してきた。

でも、その左翼はなくなった。死滅した。

鹿砦社で 鹿砦社で

天敵はなくなり、ネトウヨという新種がはびこり、世の中は、どんどん保守化し、右傾化していった。

大学でも学生運動はないし、立て看を出しただけで警察を呼ばれ、逮捕される。

又、これに対し、学生からの叛乱もない。文句を言う学生がいない。月に1冊も本を読まない大学生が全体の4割だという。

これじゃ、もう「学生」じゃない。「若者」でもない。

本は読まないくせに、「ネットで情報を得ている」などとほざく。そんなのは情報じゃないよ。企業の宣伝だよ。

松岡社長と 松岡社長と

電車に乗ったら、ずらりと皆、携帯を持って、どうでもいい「情報」を見ている。ゲームをしている。

そんなことより本を読めよ!ものを考えろよ!と言いたい。

では、2月18日付の「産経新聞」に戻る。「選挙権引き下げ」には、前段階があった。

〈選挙権年齢の引き下げは、昨年6月に改正国民投票法が成立・施行されたことを受けた措置。憲法改正の是非を決める国民投票の投票年齢は国民投票法施行から4年後に「18歳以上」へ自動的に引き下げられることが決定している〉

②「小選挙区制」の時も同じだった

私の本が沢山ありました 私の本が沢山ありました

憲法改正なんて、ずっと先のことだと思っていた。

いや、出来はしないが、まあ、「政府の決意」として「宣言」だけはしてるのだろう、と思われていた。

だから、あの時の「国民投票」の年齢なんて、皆、真面目に考えなかったのだ。

「いつかは…」「仮にだよ、やるとして…」という話だ。漠然とした「将来」の話だった。

「まあ、いつか将来、そんなことが論議されたら、そりゃ、18歳以上でもいいだろう」…となったのだ。全く、議論になることもなく決まった。

孫崎享さんと書店トーク。2/18(水) 孫崎享さんと書店トーク。2/18(水)

でも、この「既成事実」は大きい。

じゃ、普通の選挙の時も、「18歳にしないとおかしいよね」という声も出た。

いや、自分たちが出させたのだ。

自民党にとっては、おいしい話だ。60年代、70年代の頃の「18歳以上」は危ないし、反体制、反自民だ。

でも今は、この層は「保守層」だ。これでグッと自分たちの票も増える。

快楽亭ブラックさんと 快楽亭ブラックさんと

こうなると、「憲法改正の国民投票」だって、あるいは「18歳選挙権」を認めさせるための大掛かりな「伏線」「仕掛け」だったのかもしれない。

いやいや、両方とも考えたのだろう。自民のうまさが光る。

優秀な広告代理店か、プランナーがいるのだろう。

そうだ。2月18日の産経新聞には、この提案は「与野党」が提出、と書かれていた。

若者の票は全部、自民がもらえる。そういう目算だ。

打ち上げ会で 打ち上げ会で

でも、そんな目論見に賛成する野党がいるのか。

だって、「自民独り勝ち」をさらに増大させるだけではないのか。と思っていたら、愚かにも、これに賛同し、「あわよくば、我が党もおこぼれを」と願う〈野党〉がいたのだ。こう書かれている。

〈自民、民主、公明、維新などの与野党は17日、選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる公選法改正案を来週にも衆院に再提出する方針を固めた。今国会で成立する見通しだ〉
下村満子さんと 下村満子さんと

与野党一致で急に決まり、そして、「今国会で成立する」と断言する。

でも分からないのが野党だ。公明は連立を組んでるから分かる。まあ維新も自民に近いから分かる。でも、民主までもか!と再度、「政権交替」を目指すのではないのか。

それなのに…と思う。「若者に選挙権を」「これが民主主義だ」「欧米でもこれが当たり前だ」と言われると反対出来ないのだろうか。なんとも情けない。

18歳以上の若者層は、トッと自民に投票するよ。自民の「独り勝ち」がさらにさらに進むだけだ。野党は皆、甘いよ。

③婦人参政権は、なぜ認められたか

荒舩清十郎さんのお孫さんと 荒舩清十郎さんのお孫さんと

きっと小選挙区制を導入した時も、こんな感じだったんだろうな。

反対党が強力になって、いい意味の二大政党制になる。そして、何かあったら、スムーズに政権交替が出来る…と。そんな建前だけで、皆、(野党も)賛成したのだ。

その結果、どうだ。〈二大政党〉なんか生まれない。単独政党の自民党だけになったではないか。

終戦直後、婦人参政権が認められた。戦中・戦前、女性にはなかった。投票することも立候補することも出来なかった。

ところが、戦後に認められた。民主化だ。

井脇ノブ子さんと。2/11 井脇ノブ子さんと。2/11

でもこの時、保守派が諸手を挙げて賛成したのだ。

なぜだと思いますか。民主化だとか、婦人の解放だなどといっても、そんなものは、ほんの一部だ。

婦人は皆、保守的で、主人の言うことを聞く。だから、一家のうちの主人の票がもう1票増えることだ。そう思って、賛成した。

婦人をなめている。馬鹿にしている。

でも、実際にはその通りになったのだ。「主人に言われるままに」、あるいは「主人に聞いて」投票した。保守票の倍層だ。

終戦直後は「婦人参政権」。そして、戦後70年の今は、「18歳以上の若者」への参政権だ。

愛知和男さんと 愛知和男さんと

「民主主義」「人権」「政治参加」という美しい言葉に乗って、物事の本質を見誤ってはならない。

今、新聞を整理していたら、「産経新聞」(2月8日)の1面に、こんな記事が出ていた。

〈改憲項目 国会で年内選定
原案、来年通常国会に=
自民「行程案」判明〉
孔健さん(孔子75代目)と 孔健さん(孔子75代目)と

なるほどと思った。改憲の時は、前文、1条、2条と変えていくわけではない。論争になるようなところは後回しだ。いきなり「9条」では、議論が進まない。

だから自民は、「9条」などハードなところは後回しだ。「やりやすい点」から改正する。

それで既成事実を作れば、又、どんどん改憲もやれるようになる。

自民党としては、連立を組む公明党を引き止めなくてはダメだ。そして、公明党もその時点ではピンと来ない。

「うん、これは必要だ」「それに環境権」などだ。公明党も、同じ自由を主張し、国会の自由権を主張している。

井脇さんの著書 井脇さんの著書

つまり、「環境権」を入れても、「これならば入れていい」と思うだろう。

それに、もう一つ「緊急事態条項」だ。状勢が急に変わり、全く連絡が取れない時、どうするのか。

そんな、「もしも」の時、どうするか。だから、その2つだけでも入れたらいい。そう思い、提起する。

〈自民党の憲法改正推進本部が議論の俎上に載せようとしている改正項目は、環境保全の大切さなどを規定する「環境権」や大規模災害時を想定した「緊急事態条項」の新設だ〉

④まずは、「環境権」から…

牧野剛先生を囲む会。2/14(土) 牧野剛先生を囲む会。2/14(土)

なるほど、うまい。本当は「前文」「1条」「9条」を変えたい。でもこれは難しい。

だから、誰でも賛成出来るような事(だから本当は憲法に書く必要もないような事)を、まず変えるんだ。「この位は当然だ」「うん、ちょっと付け加えるだけだ」と思わせる。

そして、憲法をいじることに対するタブー感をなくす。それに、これは公明も賛成しやすい。

〈環境権は「加憲」を掲げる公明党がいち早く主張してきたテーマで、野党にも忌避感はない。緊急事態条項は、昨年11月の衆院憲法審査会で共産党を除く7党が必要性に言及しており、「理解が得られやすい」とにらむ。このほか健全財政を目指すための財政規律条項の新設なども候補だ〉
二次会 二次会

うん、うまい。野党として、「必要だ」と思うものを、「憲法」の中に入れちゃう。それで、どんどん改憲作業を進めるのだ。そして、前文、1条、9条…となる。その時には、改憲への「抵抗感」はもうなくなっている。〈強い国家〉を目指して、「いいね、いいね」と合唱するのだ。

これらは権力者が、「力ずく」でやるのではない。軍隊を使って弾圧しているのでもない。マスコミ、国民の〈支持〉を得て、やっているのだ。

自衛隊は海外に出せ、やれることを狭めるな…と言う。「軍隊」として出来ることは全てやらせようとしている。自衛隊の中からさえ、不安の声が上がっている。

そんな政権は、でも、支持率が上がっている。

卒業生と 卒業生と

「戦争をやってでも島を取り戻せ」「外国になめられるな」と強がりを言い、絶叫する人に、「そうだ」「そうだ」と言う。情けない国民だ。

そんなことを含めて、西宮で前田日明さんに聞いた。

又、2月18日(水)は、書店トークで孫崎さんに聞いた。

さらに、「強い国家」を欲しがる症候群(シンドローム)について、内田樹さんに聞いた。

内田さんと対談した本は3月中旬には出るだろう。出たら、又、いろんなところでトークをやりたい。そして、1年間話し合った、「その後」の状況について聞きたい。又、そこをどう打開するのか、についても聞いてみたい。

【だいありー】

塩見孝也さん出版記念パーティ 塩見孝也さん出版記念パーティ
  1. 2月16日(月)午前中、原稿。
     午後、取材。
     早く帰って、家で仕事。全てが遅れてるので、焦ってやる。
  2. 2月17日(火)あまり寝てない。眠い。
     午前9時30分、東京発の新幹線で新神戸へ。12月22分着。鹿砦社の福本氏が迎えに来てくれた。
私も挨拶 私も挨拶

それからサンテレビへ。1時半から、本番。「カツヤマサヒコshow」に出る。

勝谷さんと、日本の右傾化、ネトウヨ、ヘイトスピーチ…などについて話す。放映は3月21日(土)の予定。夜11時から。

終わってから、甲子園球場を見る。初めてだ。感動です。

それから、鹿砦社へ行く。ここからは『がんばれ!新左翼』を初め、多くの本を出している。お世話になっている。松岡社長とも会う。

そして帰京。

カメラマンの福田文昭さんと カメラマンの福田文昭さんと
  1. 2月18日(水)朝8時に家を出る。草加市に行く。谷塚葬儀所。徐裕行さんのお父さんの葬儀。
     そのあと、一旦家に帰って、6時、八重洲ブックセンター。孫崎享さんとの共著『いま語らねばならない戦前史の真相』(現代書館)刊行記念トーク。6時半から8時まで。
     満員だった。申込者が多く、かなり前に〆切った。「イスラム国」の問題を初め、孫崎さんが熱く語る。質問も随分と出た。
     驚いたことに快楽亭ブラックさん(落語家)も来ていた。盛り上がったトークだった。
二次会で 二次会で

そのあと、サイン会があり、打ち上げ。そこにちょっと出て、タクシーで高田馬場へ。

今日は、一水会フォーラムが行われている。下村満子さんが講師だ。テーマは「改めて問う、戦後処理の実質」。講演は聞けなかったが、二次会に合流。お話をしました。

  1. 2月19日(木)午前11時、出版社の人と打ち合わせ。
     それから河合塾コスモへ。自習室で勉強。
     3時、「現代文要約」。
再び、塩見同志激励会。2/19 再び、塩見同志激励会。2/19

5時、「読書ゼミ」。今週は斉藤先生の選んだ本を読む。吉田満の『戦艦大和ノ最期』(講談社文芸文庫)。

これは名著中の名著だ。何回か読んだ。この日、テープの朗読を聞きながら、読む。このテープもいい。私も初め図書館でテープを借りてきて聞き、感動した。それで本も読んだ。

終わってから急いで、ネイキッドロフトへ。「塩見孝也の出版を祝い、清瀬市市議選出馬を激励する会」に出る。平野さん、レーニンさん、森てるおさんが来て、応援。私も「応援」。

第2部は森輝雄さん(右)も参加して 第2部は森てるおさん(右)も参加して
  1. 2月20日(金)午前11時半、ホテルオークラ。経営塾に出る。
     今日のゲストは、近畿大学のクロマグロ養殖に成功した研究者のホットな報告。これはぜひ聞きたいと沢山の人が詰めかけた。

講師は宮下盛さん(近畿大学水産研究所所長)で、テーマは〈クロマグロの完全養殖達成と新たなる挑戦〉。思わず引き込まれて聞いてしまった。

終わってから宮下さんにいろいろ質問した。宮下さんは1943年生まれ。同じ年だ。その人が、この革命的な仕事に成功したのだ。そのせいもあり、近大の人気は急激に上がり、今年の入試の出願者は日本一になった。凄い。

彼女は、両親が全共闘 彼女は、両親が全共闘

それから、他の仕事があり、6時半から、「松木けんこうさん新年会・誕生日会」。でも、それ以上に、衆院選で勝って、国会に戻ってきた。それを祝う声が大きかった。

私も、そのつもりで行ったのだ。本当によかった。「こういう男は日本の国会には絶対に必要です」と皆、言っていた。本当によかった。

  1. 2月21日(土)午前11時、東京発新幹線で新潟へ。それから乗り換えて新発田へ。
ロボットと会話しました ロボットと会話しました

〈大杉栄メモリアル2015=うたと言葉で日本の近現代史を振り返る=〉。大杉栄全集(ぱる出版)刊行記念。16時より。新潟県新発田市生涯学習センター。

第1部。柳本幸子「自由・愛・平和=大杉栄の世界をうたう=」

第2部。講演。「大杉栄の眼で現代を視る」(鈴木邦男)。

舞台挨拶 栗原康(東北芸術工科大学講師)

大盛況でした。終わって、打ち上げ。泊まりました。

  1. 2月22日(日)新発田市内を回る。田宮高麿さんのお墓参り。蕗谷虹児記念会に行く。それから五泉市へ。
     さらに新潟に行って、社民党の福島みずほさんの講演会に行く。
     夜、帰京。
「産経新聞」(1/5)
「産経新聞」(1/5)
その犬を見に行きました
その犬を見に行きました
昭和レトロの町・青梅で
昭和レトロの町・青梅で
レトロな映画看板が
レトロな映画看板が
赤塚不二男会館で
赤塚不二夫会館で
「シェー!」もいます
「シェー!」もいます
電話ボックスも、古いです
電話ボックスも、古いです

【写真説明】

勝谷誠彦さん、榎木アナと。2/17サンテレビ

①2月17日(火)、神戸のサンテレビに出ました。「カツヤマサヒコshow」です。今の愛国、右傾化、ネット右翼、ヘイトスピーチ、集団的自衛権…などについて熱く語り合いました。(左から)榎木麻衣さん(アナウンサー)。勝谷誠彦さん。

久しぶりに会いました

②久しぶりに会いました。前は、「たかじん」「ムーブ」などでよく会ってました。この日は収録で、放映は3月21日(土)の夜11時の予定です。

本番前のメークです

③本番前にメークです。こんな時、写真は撮れないのですが、この日は、鹿砦社の福本氏が一緒に来てくれて、いろいろ撮ってくれました。

甲子園球場で

④サンテレビが終わって、「じゃ、鹿砦社に行こう」と私が提案。いつもお世話になりながら、一度も行ってないし。「甲子園球場のすぐ隣です」と言うので、球場も見ました。高校野球やプロ野球のやってる時は、もの凄い人ですが、冬は、ひっとりとしてます。「この季節は、安い料金で、草野球にも貸してくれるそうですよ」と福本氏。
 「じゃ、やろうよ」と私。会費を取って、球場を借りる。1人1万か2万出せば、借りられるようだ。「オラは甲子園で投げたんだ!」と孫に自慢出来る。ぜひ、やろう。

鹿砦社で

⑤それから鹿砦社に行きました。看板も、カッコいいですね。

松岡社長と

⑥社長の松岡さんと。昔、前の事務所の時に来たことがありました。小さな部屋でしたが、今は大きいです。急成長しました。

私の本が沢山ありました

⑦私の本も沢山並べられてました。

孫崎享さんと書店トーク。2/18(水)

⑧2月18日(水)、18時30分。八重洲ブックセンターです。孫崎享さんとの共著『いま語らねばならない戦前史の真相』(現代書館)の刊行記念トークです。テーマは「70年目の積極的平和論」。満員でした。

快楽亭ブラックさんと

⑨客席を見て、ビックリしました。落語家の快楽亭ブラックさんが来てました。懐かしいです。「うまい店を見つけたので、来週でも行きましょう」と誘われました。いいですね。

打ち上げ会で

⑩孫崎さん、そして現代書館の人たちと。打ち上げ会です。

下村満子さんと

⑪打ち上げを中座して、車で高田馬場へ。一水会フォーラムは終わっていて、二次会でしたが、そこに参加しました。下村満子さん(評論家・元「朝日ジャーナル」編集長)とお会いしました。講演会も満員だったそうです。

荒舩清十郎さんのお孫さんと

⑫あの政界の暴れん坊・荒舩清十郎さんのお孫さんが来てました。荒舩丈一さんです。政治家かと思ったら違いました。荒舩医院の理事長でした。埼玉県秩父郡横瀬町だそうです。あっ、先週、「大氷柱(つらら)を見に行きました!」と言いました。

井脇ノブ子さんと。2/11

⑬2月11日(水)井脇ノブ子さんの誕生日パーティです。原宿の南国酒家で。でも、国家の誕生日(建国記念の日)と同じ誕生日なんて、凄いですね。やっぱ、国会に出て闘うしかないですよ。元衆議院議員で、次の参院選を狙ってるようです。頑張ってほしいです。井脇さんは私より2歳下。民族派学生運動では一緒に闘いました。

愛知和男さんと

⑭宮城県出身の愛知和男さん(衆議院議員)と。私は仙台ですから、高校の時、よく、お父さんの選挙ポスターを見てました。愛知揆一さんです。「政治は愛と知で!」と書かれてました。うまいなーと感心してました。

孔健さん(孔子75代目)と

⑮孔子75代目の孔健さんと。凄い人がいるんですね。子供も来てました。中学生でラップを歌ってました。「76代目になると、こういう歌もうたうんです」と、孔健さん。

井脇さんの著書

⑯井脇さんは沢山の著書があります。右の本は、『おまえらがかわいいけん、なぐるんや!』。凄いです。

牧野剛先生を囲む会。2/14(土)

⑰2月14日(土)午後2時から、河合塾の牧野剛先生を囲む会。闘病中の先生を激励する会ではありません。牧野先生が熱く語り、我々が叱咤激励されました。

二次会

⑱二次会で。講師や生徒、OB、OGたちが沢山集まりました。

卒業生と

⑲この日はバレンタインデーらしいです。生徒たちにチョコをもらいました。

塩見孝也さん出版記念パーティ

⑳このあと、急いで清瀬に。遅れて塩見さんの激励会に行く。清瀬駅前で行われていた、「塩見孝也出版記念パーティ。シルバーの逆襲」です。熱く演説してました。塩見さんは。

私も挨拶

㉑私も挨拶しました。4月の清瀬市議選があり、そこへ塩見さんは立候補するのです。それを兼ねての激励会です。

カメラマンの福田文昭さんと

㉒カメラマンの福田文昭さんも来てました。

二次会で

㉓このあと、駅前の居酒屋で二次会。

再び、塩見同志激励会。2/19

㉔これは2月19日(木)です。再び、塩見さんの「出版記念・市議選出馬」のお祝いと激励の会です。ネイキッドロフトです。午後7時から。私は学校があったので、少し遅れて行きました。(左から)司会の椎野レーニンさん。鈴木。塩見孝也氏。平野悠さん。

第2部は森輝雄さん(右)も参加して

㉕西東京市の市議会議員の森てるおさんも来てくれました(右)。森さんも昔、学生運動をやっていて、大菩薩峠で逮捕されたんですね。出てきて、選挙に出て、最高得票で当選しました。

彼女は、両親が全共闘

㉖左右のおっさんに囲まれた女性は、大里さん。お父さんが東大全共闘。お母さんは日大全共闘。凄いですね。「全共闘の子供」ですね。『娘たちの全共闘』でも書けばいい。

ロボットと会話しました

㉗ソフトバンクに買いに行った時、ロボットがいました。Pepperくんです。何と、人間と喋るんです。これさえあれば、もう人間の友達はいりません。

「産経新聞」(1/5)

㉘「産経新聞」(1月5日付)に感動的なニュースが載ってました。小金井のたばこ屋の犬です。とても賢くて、店番をします。お客が来ると注文を聞いて、タバコを渡し、お釣りも渡します。そんな記事だったと思います。世界中から、この犬に会いに多くの人たちが来ます。

その犬を見に行きました

㉙これはぜひ行かなくっちゃと思ってました。忙しくてなかなか行けなかったのですが、2月15日(日)、やっと行けました。でも、毎日、ドッと人が押し寄せて、疲れ果てて、下で寝てました。ガラス越しに見ています。残念です。

昭和レトロの町・青梅で

㉚そうだ。この前、テレビで「昭和レトロの街、青梅」をやっていた。古い映画館や、古い記念館が沢山あるそうです。それで、行きました。こんな古い映画の看板が沢山ありました。

レトロな映画看板が

㉛これは子供時代に見ました。大河内伝次郎の「丹下左膳」です。あっ、この人の作った庭園を先週、京都で見たんだよな。嵐山の竹林で。

赤塚不二男会館で

㉜「赤塚不二夫会館」で。右は赤塚さんが着ていた服です。赤塚だから赤です。そうだ。塩見さんも赤軍だから、全身、赤の服にしたらいいのに。髪も赤髪に染める。これはいい。いつもレッドアロー号に乗ってるんだし。

「シェー!」もいます

㉝「シェー!!」のイヤミもいました。

電話ボックスも、古いです

㉞電話ボックスも、いやに古いです。鉄なんでしょうか。錆びている。やっとギギーッと開きます。でも、電話はちゃんと通じてました。

4月の時計台シンポです

㉟4月21日は、札幌で又、孫崎さんとトークです。孫崎さんは4月11日は西宮ゼミでも出るんですね。前田日明さんとの対談です。私も聞きに行きたいのですが、立教大学で講演会で、行けません。では、札幌でお会いしましょう。

【お知らせ】

  1. 3月9日(月)午後7時、一水会フォーラム。ホテルサンルート高田馬場。講師は山田正彦さん(元農水相)。「TPP交渉をとめる闘いを巻きおこそう」。
  2. 3月14日(土)「和歌山カレー事件・噂の真相。東京報告集会」。午後6時、文京区民センター。河合潤、佐藤優、神田香織、鈴木邦男…らが講演、報告。
  3. 3月20日(金)〜22日(日)まで、劇団「再生」。「羅生門」。20日(金)に、お芝居の前に、高木尋士氏(「再生」代表)と鈴木邦男のトークがあります。
「右派の異端者。左派の異端者」 「右派の異端者。左派の異端者」
  1. 4月11日(土)午後1時、日本生物地理学会主催の大シンポジウムが開かれます。立教大学のタッカーホール。「次世代にどのような社会を贈るのか」。今年のテーマは〈対談! 右派の異端者。左派の異端者〉です。
     左派の異端者=森中定治さん(日本生物地理学会会長)と私の対談です。他にゲストとして、田原総一朗さん、宇都宮健児さん、紺野大介さんなどが出ます。このシンポジウムは10年前からやってるそうです。立教大学の千人入るタッカーホールでやってます。
  2. 4月21日(火)札幌時計台シンポジウム。講師は孫崎享さんです。
4月の時計台シンポです 4月の時計台シンポです
  1. 6月9日(火)札幌時計台シンポジウム(予定)。
  2. 6月23日(火)、24日(水)。劇団「再生」公演。「二十歳の原点」。秋葉原。23日(火)には高木尋士氏と鈴木のプレトークがあります。
  3. ちょっと先ですが、毎年恒例の「生誕祭」を8月2日(日)に行います。阿佐ヶ谷ロフトで、午後1時から4時まで。今年はどんなゲストが出て、どんな集まりになるのでしょうか。私も楽しみです。