2015/06/08 鈴木邦男

福島みずほさんの応援に行き、「本の会」。そして板橋・新選組

福島みずほ全国応援団の集い(6/3)
福島みずほ全国応援団の集い(6/3)

はじめに

挨拶する福島みずほさん 挨拶する福島みずほさん

「次は一水会顧問の鈴木邦男さんにご挨拶をお願いいたします」というアナウンスが流れると、超満員の会場は、超ドヨめいた。「ウォー!」「ギャー!」「ゲーッ!」と。

「えっ、なんで?」「馬鹿な?」という声も聞こえる。

だって、「福島みずほ全国応援団の集い」(6月3日)だ。

社民党の地方議員、佐高信、雨宮処凛、宇都宮健児さんの中に1人、「異端」が混じっていたからだ。「なんで右翼なんかを…」「こんな奴、出すな!」という顔をしている人もいる。

応援団長の佐高信さん 応援団長の佐高信さん

でも、いいんだ。敵意や無視は慣れている。その中で、喋りましたよ。

なぜ福島みずほさんを支援するのか。今、他にいないじゃないか。これだけ信念をもって行動してる人が。

大声では言わないが、この人こそ本当に国のことを考えている、「愛国者」だ。

右だ左だと言ってる場合じゃない。この国を愛する人は共に団結しよう、と私は呼びかけました。

そして、やっと分かってくれたのか、拍手でした。

挨拶する保坂展人さん 挨拶する保坂展人さん

この後、居酒屋で飲み会。辛さん、保坂さん、中山千夏さんなどにも会いました。

以下の「主張」を書いたのが5月28日(木)。その次の日、福島さんの集会に行ったのですが、ここだけをまず報告しておきましょう。急に、付け加えました。

では、「本の会」講演。そして、板橋で近藤勇、土方歳三、永倉新八に会った話です。

①「本の会」で「特定秘密保護法」の話を

宇都宮健児さん 宇都宮健児さん

5月29日(金)、「本の会」で話をした。会場は文京区男女平等センターだ。

「本の会」というから、読書会かと思った。トルストイやドストエフスキーの本を皆で読みながら、思ったことや疑問点などを話し合うのかと思った。でも、違った。

2時間、講演してくれという。

それに、演題が決められていた。「特定秘密保護法とわたし」だ。防衛・憲法問題を含め、今の右傾化・戦前回帰する状況についてどう思うか。そんな話をしてくれ、と言う。

中山千夏さん 中山千夏さん

承知しましたと、メールしたら、数日後、印刷された案内状が送られてきた。

「第351回 本の会例会のおしらせ」と書かれている。もう351回目なのか。凄い。1976年2月から行われているという。もう40年近くになるのだ。

この案内には、こう書かれていた。

〈言論の自由—というコトバは空気のごとく、当たり前に言われてきました。が、少しずつ息詰まってきて、やがて霧に包まれてきます。あの時が分岐点だったと後世の史家にいわれないように。発信し続ける鈴木邦男さんにお話しいただきます〉
地方議員団の皆さん 地方議員団の皆さん

じゃ、責任重大だ。

この時、「本の会」例会一覧が参考資料として送られてきた。

本の好きな人、出版社に勤めている人、ライターの人…などが中心になって毎月、勉強会をやってきたようだ。

第1回は、1976年2月4日。テーマは「国立国会図書館の蔵書と機能」。朝倉治彦さんが講師だ。

テーマも本についてのことが多い。「書誌学研究の方法」とか、「日本古書の世界的地位」とか、「SF出版とその周辺」「中国の出版事情」などというものがある。

民主党顧問の藤井裕久さん 民主党顧問の藤井裕久さん

面白そうだ。私も聞いてみたかった。「本州製紙江戸川工場見学」などというのもある。これはいい。出版関係に就職する大学生用のゼミのようだ。

そうだ、ジャナ専(日本ジャーナリスト専門学校)で、これをやってくれたらよかったのに、と思った。

ジャナ専は高田馬場にあった。私も5年ほど講師をやった。

とても活気のある面白い学校だったのに、今はない。

丸山実、平岡正明、丸山邦男、茶本繁正、猪野健治…といった凄いライター、評論家が講師だった。

では、この「本の会」だ。

一水会顧問の鈴木 一水会顧問の鈴木

どんな人を講師に呼んでたのかと見たら、その丸山邦男さんもいた。丸山眞男の弟だ。眞男は大学者だが、弟はルポライターだ。「フリーライターの戦後秘史」を講演していた。

他には、筑紫哲也、粕谷一希、森まゆみ…。矢崎泰久さんは2005年5月に話している。〈『話の特集』と仲間たち〉だ。

さらに、2006年9月には、鹿砦社の松岡利康氏が「言論弾圧との闘い」を話している。

そうか。それで、今年7月には、「言論弾圧10周年」の集会が西宮である。青木理さんと私が話をする。

②代表は流山に住んでいる

福島みずほさんと 福島みずほさんと

「本の会」例会の会場の名前も変わってる。珍しい。文京区がやってるのだろうか。「男女平等センター」だ。

中に入ったら、男女平等を実現するための集会などのポスターが多い。

又、小さな図書コーナーがあるが、『青鞜』のバックナンバーや、平塚らいてう、高群逸枝などの著作集が多い。

貼り出されている新聞記事も、そんな関係のものが多い。「男女の学力、環境が左右」という記事があった。

「左右の学力、環境が左右」とも言えるね、と同行した人が言う。

辛淑玉さんと 辛淑玉さんと

左翼・右翼の学力は環境に左右(=支配)されるというのだ。「左右の学力、男女関係が左右」とも言える、と呟いてた人もいた。

さて、講演だ。2時間は喋れないので、1時間半ほど話し、あとは、質疑応答。

驚いたことに、ルポライターの猪野健治さんが聞きに来ていた。

久しぶりだ。ジャナ専で一緒だったけど、その後、余り会ってない。わざわざ埼玉から来てくれた。申し訳ないです。

今年81才だという。「あれっ、じゃ田原総一朗さんと同じですね」と言っちゃった。

二次会で 二次会で

80過ぎて元気に活躍してる人というと、どうしても田原さんのことを思い出す。さらに、最近は、『80才を過ぎて徹夜で討論できるワケ』という本も出してるし。

「いや、彼は私より一才下です。私が3年の時、彼は2年だったから」。

エッ?と思った。そしたら何と、同じ高校だったという。

滋賀県の彦根東高校で、猪野さんが3年の時、田原さんは2年生だったという。凄い話だ。

そして、その時、英語の先生だったのが上田哲さんだという。後、社会党の闘士になる人だ。凄い。

「本の会」で講演。5/29(金) 「本の会」で講演。5/29(金)

じゃ、『文芸春秋』の「同級生交歓」に出たらいいのに。と思ったが、上田さんはもういない。

「本の会」の例会には、猪野さんを初め、ライター、編集者、出版社勤務の人が多いようだ。私の方からも質問し、最近の出版事情、書店の情報なども聞いた。

この「本の会」の代表で、私に連絡を寄越した人は、大出俊幸さんだ。以前、新人物往来社にいたという。私も昔はよく読んでいた。

講演の後、9時過ぎから、近くの居酒屋に行って二次会。2時間ほど、楽しく飲みました。

初対面の礼仁さんと猪野さん 初対面の礼仁さんと猪野さん

途中で、代表の大出さんが帰る。「すみません。家が遠いもんで。失礼します」と言う。大出さんが帰った後、「遠いって言ってたけど、どこですか」と隣の人に聞いた。「千葉県流山市です」と言う。

ヘエー、新選組の近藤勇が捕まったとこですね、と言ったら、「そうです。それで、わざわざ流山に引っ越したんです」。

えっ、近藤勇ファンなのか。もらった名刺をポケットから出したら、確かに「流山市…」と書かれている。裏に所属している会も。勿論、「本の会」はある。

それに、こんなのがあった。

椎野礼仁さん。猪野健治さん。鈴木 椎野礼仁さん。猪野健治さん。鈴木

「新選組友の会」「流山歴史文化研究会」「戊辰役東軍殉難者慰霊祭」…。

そうか、単なる「新選組ファン」ではなく、歴史的に研究してるんだ。

「そうです。新選組の本を何冊も書いてますよ」と隣の人は言う。そうなのか。

そうだ。昔は新人物往来社にいたという。そこからも新選組の本が随分と出ている。

じゃ、新選組のことを聞きたかった。教えてもらいたかった。

③板橋に行ってきた。近藤勇が斬首された所だ

「男女の学力は」… 「男女の学力は」…

それにしても、このところ、新選組には随分と縁がある。

近藤勇は流山で捕まり、板橋に護送されてきて、そこで斬首される。

後に、永倉新八はここに近藤勇の墓を建てる。さらに土方歳三などの隊士の顕彰碑を建てる。

実は、「本の会」の2日後、板橋のその場所へ行ってきたのだ。そのことは、先週のHPにも書いた。

5月31日(日)に板橋に行って、近藤勇の墓にお参りしてきたのだ。

二次会で 二次会で

土方歳三も、永倉新八の墓もある。そうだよな、近藤は流山で捕まってここで斬首されたんだよな。と思った。

今度、「本の会」の大出さんに会ったら、その話をしてみよう。

5月31日(日)は、板橋で近藤、土方、永倉のお参りをして、喉が渇いたので、隣の喫茶店に入って、メニューを見たら、「いさみ あんみつ」というのがあるので、それを注文した。

近藤勇にかけたのだ。あるいは近藤は甘党だったんだろうか。

6月9日(火)に札幌時計台で、永倉新八のひ孫の杉村和紀さんと話をする。

板橋に行きました。5/31(日) 板橋に行きました。5/31(日)

だから、岡山にある永倉新八のお墓にも行ったし、板橋のお墓にも行った。

又、10年前に作られたTV「新選組・永倉新八の伝言」を再度、見直した。

ひ孫の杉村さんが作ったのだ。とてもいい番組だった。

黒鉄ヒロシ、立川談志、浅田次郎らも出て、永倉新八について語っている。出演者も豪華だ。

この板橋のお墓では近藤の命日には多くの人が来るという。杉村さんも来ている。

そして、この喫茶店に入って、そこから墓地を見ている。きっと、「いさみあんみつ」を食べたのだろう。

近藤勇の銅像 近藤勇の銅像

このTVは、10年前に作ったんで、談志もいる。元気な時だ。元気に喋っている。これは素晴らしい。

黒鉄、浅田も皆、同時代の友人のように永倉のことを話している。

「一緒に酒を飲みたかったな」と。

そうだよな、他の隊士なら怖くて飲めない。永倉だけは、飲めるような気がする。

永倉は、近藤、土方と別れ、流山にも、会津にも、函館にも行かなかった。

そして、77才まで生きた。大正まで生きたのだ。

「土方のように戦いの中で死んだら、もっともっと人気が出たのに」と杉村さんは言う。

でも、生き永らえて、新選組のことを詳細に書き残したおかげで、「新選組再評価」はあるし、新選組ブームもある。子母澤寛、司馬遼太郎が書き、NHK大河ドラマにもなった。

永倉新八。土方歳三。近藤勇 永倉新八。土方歳三。近藤勇

今の左右の運動だって、死んでいった人たちのことを書き残した人がいた。

それによって、残るのだ。三島事件も、よど号、連合赤軍、企業爆破事件…も。

だったら、人間には2つのタイプがいるのか。「決起する人」と「記録する人」が。

でも、こう書くと、ちょっと悲しい。

人は皆、若い時は、「決起する人」を目指す。

墓所を訪ねた人の手紙が 墓所を訪ねた人の手紙が

ところが、いろんな事情で、行き遅れ、同志たちに先を越される。

やらなくちゃ、やらなくちゃと思いながらも、出来ない。

そのうち、仕事も増え、家族も増え、責任も増えてくる。

1人だけの判断で、決起・暴走出来なくなる。

それで、昔の仲間たちの「記録」をまとめる。

そのことによって自分の〈青春〉を書きとめ、甦らせる。

書きとめる方は、何とも悲しいな。

永倉新八は、あえてその道を選んだ。

本当は、土方歳三のように、若いうちに、華々しく散りたかったのだろう。近藤、沖田のように死にたかった。

しかし、77才まで生きてしまった。明治まで生きただけでなく、大正まで生きたのだ。内心、忸怩たるものがあっただろう。

④「忠義」「誠」では皆、同じだ

TV「永倉新八の墓からの伝言」 TV「永倉新八の墓からの伝言」

昔、早稲田で右翼学生運動をしていた頃、私たちは小説を読まなかった。小説家なんて軽蔑していた。(三島は別だったが)。

「小説家は、昔の活躍した人々のことを調べて書くだけだろう。下らない」と。

「でも、何十年か経ったら、俺たちが小説になるかもしれないな」と言う学生もいた。

「そうだよな、俺たちは“書かれる人間”になるんだよ」と言った。若者らしい、傲慢な思いだ。

でも、「決起の人」になる。それをあとで「書く人」にはなりたくない。…と思っていたのだ。

永倉新八について語る立川談志さん 永倉新八について語る立川談志さん

でも、書く人がいて、初めて「決起の人」は歴史に残るんだろうか…。と、「書く人」は反論するだろうが、当時は、そんなことは考えてもみなかった。

では、最後に三島の言葉だ。

寺山修司と対談した時だ。『潮』(昭和45年7月号)に載っている。「エロスは抵抗の拠点たり得るか」というタイトルだ。

自決の半年前だ。自分のやるのは、〈政治〉ではない。忠義だ。と言っている。

〈ぼくは吉田松陰の「汝は功業をなせ。我は忠義をなす」という言葉が好きなんだ。ぼくはいつも石原慎太郎なんか、精神がわかるわけがないと思っているんだけど、やつは功業しようと思って政治家になったんだろ。ぼくは忠義をするつもりだから政治家にはならないよ〉
黒鉄ヒロシさん 黒鉄ヒロシさん

もう、吉田松陰になっている。

石原なんか相手にしていない。政治家になんか何も期待していない。

政治家になろうと思ったら、三島はすぐになれた。自民党から随分と誘われた。出たらトップ当選だ。そしていつか防衛大臣になるかしれない。

そこで、自衛隊に決起を促し、クーデターをやる。ということだって出来たはずだ。

「いさみ・あんみつ」を食べました 「いさみ・あんみつ」を食べました

でも三島は〈政治〉に期待しない。「功業」をやるつもりはないのだ。

非「功業」、非「政治」の誠を貫こうとした。

最後の〈行為〉は失敗と見えても、でも、忠義・誠を貫き通した。

だから、何十年、何百年経っても人々の心を打つのだ。

一見、正反対のように見えようとも、この忠義・誠は同じだ。吉田松陰も、近藤勇・土方歳三・永倉新八も。

6月9日(火)、札幌時計台ホールでは、永倉新八のひ孫と、そんな話をしてみたい。

【だいありー】

ここは、「新選組の街」です
ここは、「新選組の街」です
「テルマエ・ロマエ」のロケ地です 「テルマエ・ロマエ」のロケ地です
  1. 6月1日(月)午前中、原稿。
     午後、取材。
     夜、柔道。
  2. 6月2日(火)午前中、原稿。
     午後、打ち合わせ、図書館。
  3. 6月3日(水)午前中、原稿。
「稲荷湯」です 「稲荷湯」です

午後、雑誌の座談会。

6時半、連合会館。「福島みずほ全国応援団の集い」。

超満員でした。かろうじて座れました。後から来た人は皆、立って聞いてました。

圧倒的に元気で、そして楽しい集まりでした。

佐高さん、宇都宮さん、千夏さん、辛さん…と多くの人が激励してました。私も挨拶しました。

終わって、居酒屋で飲みました。

とても勉強になります とても勉強になります
  1. 6月4日(木)午前11時、高田馬場。新聞社の取材。
     12時、出版社との打ち合わせ。
     それから河合塾コスモへ。
     3時、「現代文要約」。
     5時、「読書ゼミ」。竹田青嗣の本を読む。『中学生からの哲学「超」入門』(ちくまプリマー新書)。かなりレベルの高い本だった。
  2. 6月5日(金)午前中、原稿。
     12時、出版社の打ち合わせ。
     1時、他の出版社と打ち合わせ。
     午後6時半、学士会館。国体学会の講演会を聞きに行く。植田幸生さんの『さらば戦後精神 藤田省三とその時代』の著者です。
     勉強になりました。学生時代、藤田の本は沢山読んでいたので。
『書評大全』(三省堂)は凄い!
  1. 6月6日(土)午前中、原稿。
     午後、雑誌の対談。
  2. 6月7日(日)朝の新幹線で新大阪へ。そこから西宮へ。「前田日明ゼミin西宮」に出る。
     ゲストは田原総一朗さん。一体どんな対談になるのか興味があったので、わざわざ聞きに行ったのだ。面白かったし、スリリングだった。
「ターミネーター」も帰ってきます
「ターミネーター」も帰ってきます

【写真説明】

福島みずほ全国応援団の集い(6/3)

①6月3日(水)、午後6時半より、お茶の水の連合会館。「福島みずほ全国応援団の集い」。来年の参議院選に向け、福島みずほさんを激励しようという集まりです。もの凄い人でした。広い会場なのに満員。座れなくて、立ってる人も大勢いました。

挨拶する福島みずほさん

②元気にあいさつする福島みずほさん。

応援団長の佐高信さん

③この人が、応援団長だったとは知りませんでした。「応援団長・佐高信さん」です。熱烈な応援演説をしてました。

挨拶する保坂展人さん

④世田谷区長の保坂展人さん。先ごろ2期目の当選しました。大差で勝ってます。

宇都宮健児さん

⑤やはり、「応援団」の宇都宮健児さん。

中山千夏さん

⑥珍しい。中山千夏さんです。昔、選挙に出た時のTシャツを着てました。憲法9条を書いてます。「国の交戦権はこれを認めない…」と。「千夏に投票を」とは書けないので、Tシャツの裏は、「もうすぐ夏!」です。

地方議員団の皆さん

⑦こんなにも多くの若い地方議員団がいるんですね。八王子では、トップ当選したんですね。「社民党ブーム」が再び起こりそうです。

民主党顧問の藤井裕久さん

⑧特別出演ですね。民主党顧問の藤井裕久さんです。安保法制の自民、民主を批判してました。民主党からのエールで、皆、どよめいてました。

一水会顧問の鈴木

⑨「民主の藤井さん」で会場がどよめき、「続いて、一水会顧問の鈴木邦男さん」と司会が言うと、これ又、ウォーと会場は湧きました。

福島みずほさんと

⑩終わって、福島みずほさんと。

辛淑玉さんと

⑪辛淑玉さんは火のような激しい講演をしてました。

二次会で

⑫二次会です。正面は宇都宮さん。そして海渡さん。娘さんですね。

「本の会」で講演。5/29(金)

⑬5月29日(金)は、「本の会」で講演しました。「特定秘密保護法と私」です。文京区男女平等センターで。

初対面の礼仁さんと猪野さん

⑭猪野健治さんも来てくれたのには驚きでした。さっそく、(一緒に行った)椎野礼仁さんを紹介しました。

椎野礼仁さん。猪野健治さん。鈴木

⑮椎野礼仁さん。猪野健治さん。

「男女の学力は」…

⑯「男女の学力」は環境で左右される。と出てました。

二次会で

⑰二次会で。

板橋に行きました。5/31(日)

⑱5月31日(日)。板橋に行きました。板橋駅東口を出て、すぐ向かいにありました。「近藤勇墓所」が。

近藤勇の銅像

⑲近藤勇の銅像です。

永倉新八。土方歳三。近藤勇

⑳(左から)永倉新八、土方歳三、近藤勇です。

墓所を訪ねた人の手紙が

㉑全国から訪れた人が、近藤、土方、永倉たちに手紙を書いてます。

TV「永倉新八の墓からの伝言」

㉒10年前に放送されたTV「新選組永倉新八からの伝言」です。永倉新八改め、杉村義衛です。

永倉新八について語る立川談志さん

㉓立川談志さんが永倉について語っています。

黒鉄ヒロシさん

㉔漫画家の黒鉄ヒロシさんも新選組の大ファンで、漫画でも描いてます。

「いさみ・あんみつ」を食べました

㉕墓所の隣には喫茶店があって、そこに入ったら、「いさみ あんみつ」があったので、食べました。「近藤勇」から取ったんですね。

ここは、「新選組の街」です

㉖板橋、滝野川は新選組の街なんです。

「テルマエ・ロマエ」のロケ地です

㉗映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地が近くにあると駅に出てたので、行ってみました。ローマ人が、突如、ワープして、日本のこの風呂屋に出てくるんです。

「稲荷湯」です

㉘ここは「稲荷湯」といいます。

とても勉強になります

㉙板橋に行く前、上野公園の「東京都美術館」で。「大英博物館展」をやってました。

「ターミネーター」も帰ってきます

㉚新宿駅前には、巨大なターミネーターが。シュワちゃんが帰ってくる。

『書評大全』(三省堂)は凄い!

㉛空前の『書評大全』です。よく、これだけ集め、まとめたものだと思います。

【お知らせ】

  1. とてつもない本が出たもんだ。今までこんな本を考えた人もいない。空前絶後の企画だ。共同通信文化部編の『書評大全』(三省堂)だ。“書評から見る文化史大事典”だ。1998年3月から2014年3月までの16年間に、共同通信が全国の新聞に配信した書評5000編をまとめたものだ。どんな本がヒットし、読まれたか。どう書評されてきたか。その文化史が分かる。私が書いた書評も入っている。それでこの画期的な『書評大全』を知ったのだ。「はじめに」では、こう書かれている。
〈2500ページを超える本書「書評大全」は、20世紀末から21世紀初めにかけての書評から見る文化史事典でもある。どんな本が私たちの前に現れ、どう読まれたのか。私たちはこの時代に何を思考し、何によって感情を揺さぶられたのか。知性、感情がほとばしるさまと、膨大な文字で編んだ約5000編の書評は、言葉の力を信じるすべての読者に向けた記念碑であり、本の著者、書評の筆者が思考した軌跡を描くフィールドでもある。読むことの冒険に挑む人たちに、「書評大全」という広大なフィールドを縦横に歩いてほしい〉

堂々たる闘争宣言だ。そうだ、「言葉の力」を信じ、読むことの冒険に挑む我々は、買うしかない。読むしかない。ここに書いてあるように、2500ページだ。勿論、値段も高い。16,500円だ。でも、それだけの価値はある。見やすいし、検索もしやすい。キーワード索引も出てる。

〈一編の書評は一冊の本から始まる。言葉のリレー!〉
〈空前の“書評から見る文化大事典”ついに刊行〉

掲載書名約5000点。評者は1600人。〈現在の本〉のすべてがここにある。さっそく私も買った。今、この知の広大な森を闊歩している。

  1. 月刊『創』(7月号)発売中です。私は「選挙と革命」を書いてます。月刊『紙の爆弾』(7月号)も発売中です。私は内田樹さんと対談をやっております。
  2. 6月8日(月)一水会フォーラム。7時からホテルサンルート高田馬場。植草一秀さん(経済評論家)が講師です。テーマは「対米隷属を排し、自主独立を確立する」。
  3. 6月9日(火)札幌時計台シンポジウム。新選組・永倉新八のひ孫・杉村和紀さんと対談します。テーマは、「新選組と現代」です。
  4. 6月11日(木)月刊「創」プロデュース。「ヘイトスピーチとナショナリズム」。6時半、文京シビックホール小ホール(2階)。香山リカ、佐高信、森達也、安田浩一、雨宮処凛…さんらが出演。私も出ます。
  5. 6月12日(金)「9条の会さいたま」で講演します。午後6時30分より。浦和駅東口パルコの9F、第15集会室です。
  6. 6月13日(土)渋谷イメージフォーラム。カミュ原作の大作「涙するまて、生きる」上映中です。この日、第1回終了後、14時25分からのトークに出ます。
  7. 6月20日(土)「快楽亭ブラック独演会」に私も出ます。7時から。「Ryu’s Bar 道楽亭」です。新宿区新宿2の14の5 坂上ビル1F(新宿3丁目駅06-08出口から徒歩2分)。料金 予約2500円、当日2800円。
    (問い合わせ)道楽亭 03(6457)8366
  8. 6月23日(火)、24(土)の劇団「再生」は日程が変更になりました。6月21日(日)、22日(月)になりました。「二十歳の原点」の公演は、6月21日(日)が19時半。22日(月)が13時、19時です。「再生」代表の高木尋士氏と私のプレトークは、6月21日(日)の19時の回の前に行います。
  9. 6月27日(土)、17時、神奈川の教育者の集会で、憲法についての講演をやります。
  10. 7月10日(金)午後6時半。一水会フォーラムホテルサンルート高田馬場。講師は柳沢協二さんです。
  1. 7月12日(日)「鹿砦社弾圧10年。復活の集い」。午後2時から、西宮であります。会場はcaféインティライミ(阪神電車西宮駅前)です。特別講演が青木理さん。コメント&トークが私です。
  2. 7月20日(月・祝)13時30分。エル大阪。「和歌山カレー事件を考える会」の大阪集会を行います。私も行きます。
  3. 毎年恒例の「生誕祭」を8月2日(日)に行います。阿佐ヶ谷ロフトで、午後1時から4時まで。今年はどんなゲストが出て、どんな集まりになるのでしょうか。私も楽しみです。
  4. 8月10日(月)一水会フォーラム。午後7時より。ホテルサンルート高田馬場。何と!講師は鈴木邦男です。戦後70年。そして一水会43年の歴史について語ります。さらに、現在の民族派運動の課題と展望について語るそうです。
  5. 9月29日(火)午後6時。「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。ゲストは内田樹さんです。テーマは、「強い国家か、強い個人か」です。
     又、11月10日(火)の札幌時計台シンポジウムのゲストも決まりました。蓮池透さんです。