2015/06/29 鈴木邦男

快楽亭ブラックさんと「時事放談」!

快楽亭ブラックさんと。6/20(土)
快楽亭ブラックさんと。6/20(土)

①船戸与一さん。憲法9条。そしてイルカを守る会

時事放談。でも、リラックスして…
時事放談。でも、リラックスして…
その前に、師匠の落語 その前に、師匠の落語

週末は、いろんなイベントや集会、勉強会などが集中している。地方に出かけることも多い。

そこで考え、勉強する。新幹線や電車の中で本を読む。「本を読み、人と会う」。

これが未知との出会いであり、自分をつくることだ。吉田松陰はそう言っていた。

この2つが「新しい発見」になり、「古い自分」を破壊してくれるのだ。

6月27日(土)は、横浜の石川町に行った。かながわ労働プラザだ。「九条を守る神奈川県高校教職員の会」で講演した。

憲法と集団的自衛権について話し、高校の先生たちと考えた。

前座は、ブラ坊さん 前座は、ブラ坊さん

この2週間前の6月12日(金)は浦和だったな。「九条の会さいたま」で憲法の話をした。

「九条の会」「九条連」…など、憲法擁護の団体ばかりだ。私が行くのは。改憲派の人からは全く呼ばれない。

6月28日(日)は、午後7時から、ネイキッドロフトに行った。武田砂鉄さんのトークだ。私もゲストとして出た。

武田さんは大手出版社の編集者だった。私もお世話になった。

何冊か本を出してもらった。とても優秀な編集者だった。

ところが、思うところがあって、会社を辞め、フリーに。

この日のポスターです この日のポスターです

フリーの編集者になるのかと思ったら、いきなり作家になった。いきなり本を出した。

その出版記念のトークライブだった。『紋切型社会=言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社)がその本だ。

面白かったし、実に衝撃的な本だ。新聞や週刊誌でも随分と取り上げられている。

今の出版界だけでなく、政治や我々の日常の生活、表現についても鋭く言及している。

作家はすぐに編集者にはなれない。しかし、優秀な編集者はすぐに作家になれるんだ。そう思った。妬ましいと思った。

ともかく、「古い自分」を打ち破り、勉強しなくちゃーと思った週末だった。

終わって、乾杯 終わって、乾杯

では、その前の週末だ。6月19日(金)。夜6時半。作家の船戸与一さんを偲ぶ会。

船戸さんは冒険小説を書き、「ゴルゴ13」の脚本も書いている。

長大・壮大な『満州国演義』を書き上げ、次は〈天皇論〉を書こうとした。

「そのために、初めに鈴木さんと対談しよう」と言われていた。私なんかでいいんですかね、と思いながら、承知した。

「退院したらすぐにやろう」と言ってたが、出来なかった。

この偲ぶ会では、映画監督の崔洋一さん、作家の森詠さんなどに会った。

お客さんたちと お客さんたちと

次の日、6月20日(土)は忙しかった。

午後2時から早稲田大学で、イルカ問題についてのシンポジウムに出た。私もパネラーとして発言した。

「マスコミが報道しなかったイルカ問題の真実」。和歌山県太地町のイルカの「追い込み漁」は「残酷だ」と世界中から批判されていた。

最近、世界の動物園・水族館が加盟するWAZAが、声明を発表した。

「これは残酷である。世界の水族館はここで捕れたイルカを買わないように」と。

日本の動物園・水族館が加盟するJAZAは、これに反撥。「WAZAを脱退しよう!」という声もあったが、結局は、残った。

一緒に行った人たちと 一緒に行った人たちと

そして、太地町のイルカは買わないと決定した。そ

の大騒動を受けて、これからのイルカ問題。イルカと人間はどうあるべきかを考えるシンポジウムだ。

私は、心ならずもイルカ問題に巻き込まれた。

映画「ザ・コーヴ」をめぐって「これは反日映画だ! 上映するな!」と叫ぶ人々と闘い、殴られた。

又、イルカ・ウォッチに行き、さらに、ダイビングの特訓を受けて、海でイルカと共に泳ぐミッションにも参加した。

ロクに泳げないのに、命がけで飛び込み、イルカと泳いだ。あの時の体験は強烈だった。

2丁目だから、こんな看板も
2丁目だから、こんな看板も

②ブラックさんの落語をたっぷり聞いて。その後。

「再生」で高木氏とトーク。6/21(日)
「再生」で高木氏とトーク。6/21(日)
満員のお客さんの前で 満員のお客さんの前で

このシンポジウムを途中で退席し、新宿2丁目に行った。

男と男が抱き合う大きな看板があった。「エイズの定期検診を受けましょう」と書かれている。

そういえば、男と男が手をつないで歩いている。抱き合っている。そんな街の一角にある店だった。

「Ryu’s Bar道楽亭」という店だ。Barなのに、寄席っぽい名前だ。

実は、そうなのだ。落語を主にして、いろんなトークをやるBarなのだ。そこで定期的に、快楽亭ブラックさんの毒演会をやっている。「快楽亭ブラックin道楽亭」だ。

アベさん、高木さん、大浦監督と アベさん、高木さん、大浦監督と

この日は、私が呼ばれたのだ。午後5時半開場。6時、開演。

その日のポスターには、こう書かれている。

〈快楽亭ブラック毒演会in道楽亭。
特別企画。鈴木邦男氏と時事放談〉。

さらに、こう説明されている。

〈6月の道楽亭でのブラック師の会は毒演会。前座はブラ坊さん。師匠は落語二席。合間に一水会顧問の鈴木邦男氏とこってり大人向けのトークライブ。内容については口外無用。書き込み禁止。それをお約束いただける方のみご来場ください〉
設楽秀行さんと 設楽秀行さんと

なんか秘密の会合のようだ。「地下落語」かな。

でも、新宿2丁目の真ん中。Barだが、超満員。凄い。

そこで、ブラ坊さんの前座。

次にブラックさんのこってりと濃い、妖艶な落語が二席。

それから2人のトーク。

寄席の舞台をどかして、イスで向かい合う。

助かった。柔道で傷めた膝が痛くて正座出来ない。どうしようと思ってたので…。

ブラックさんとは随分昔からの知り合いだ。竹中労さんの紹介じゃないのかな。

「再生」の鶴見直斗さんと 「再生」の鶴見直斗さんと

「いや、その時は、私を見かけただけでしょう。ちゃんと話したのは、ゴールデン街です」と詳しく話す。全く、覚えてない。あの時は名前が違っていた。立川平成さんかな。立川レフチェンコだったかな。名前がよく変わっていく。

スマホで検索しよう。こう出ていた。

〈立川談志の命により、2代目快楽亭ブラックを襲名するまで、16回の改名をしたことでも知られている。しかし、借金が元で落語立川流Aコースを自主退会(破門はまぬがれている)。離婚(3回)を経験しており、娘と息子がいる〉
三島の檄を…
三島の檄を…

③あの子供は今や大学生だった

早稲田大学で。第2部で発言
早稲田大学で。第2部で発言
イルカの集会で。6/20(土) イルカの集会で。6/20(土)

そうか。息子さんは昔よく会っていた。打ち上げの時も連れてきていた。

まだ小学校に入る前だった。大人とばかり遊んでるから、子供の友達がいない。

時々、外で子供を見ると、「あれっ、おかしいね。子供がいるよ」。

「お前だって子供のくせに」と談之助さんに言われてた。

その子はどうしてんだろう。

そしたら、お客さんが教えてくれた。早大の政経に入ったという。じゃ、もの凄く頭がいいんだ。凄いね。

スライド、ビデオも使って スライド、ビデオも使って

でも離婚した元妻のとこにいるようだ。娘さんもそうなのか。

テレビに出て、タレント活動をしてると言ってたが、落語仲間がテレビを見てる時、娘さんが出た。

「おっ、かわいいじゃねえか」「でも、もう少し胸があったらいいのに」と無責任なことを言う。

「仕方ねーだろう。ずっとチチなし子だったんだから…」。

そうだ。三島由紀夫の映画が大森であって、見に行った時だ。

バッタリ、ブラックさんと会った。

何人かいて、足のきれいな女性がいた。

当日のポスターです 当日のポスターです

「うわー、きれいな足ですね」

「じゃ、1本あげましょうか」(自分のものでもないのに無責任に言うんですな、こいつは)。

ブラックさん、「そんな、スルメじゃないんだから」。と、落語みたいな話をしてましたっけ。落語家と。

でもこの日は、「こってり大人の時事放談」だ。

だから憲法改正と集団的自衛権の話をしました。

そうだ。トークの前の寄席で、「差別」の話をしてたな。

これは本に出るからいいだろう。小林健治さんの『部落解放同盟「糾弾」史=メディアと差別表現=』(ちくま新書)だ。

「ここに私が出てるんです。糾弾されました」と言って。「あっ、あの本だ!」と思いましたね。

つい最近、著者の小林さんにもらったばかりだ。

崔洋一監督と。6/19(金) 崔洋一監督と。6/19(金)

そうだ。「創」主催のシンポジウム「ヘイトスピーチとナショナリズム」の打ち上げの時だ。

途中までしか読んでないが、ブラックさんのことも出てたのか。

これはこの世界では有名な話だ。差別落語をやったんですね。濃い、仲間内の集まりで。

ところが、それをテープに録ってた人がいた。

そして、解放同盟に流したらしい。凄いことをする人だ。

この本の12ページに出ています、と言って朗読する。

〈被差別者を笑うのは芸ではない—1989年「“超”放送禁止落語会」〉
作家の森詠さんと 作家の森詠さんと

という見出しだ。これに出たのは、立川平成、立川談之助、立川志らく…の計6名。このトップに出ている「立川平成」が今のブラックさんだ。

小林さんは、こう書いている。

〈落語家の名前を見てもわかるように、落語協会を脱退(1983年)した。立川談志一門に属している噺家が多い。立川談志師匠の型破りの行動を芸の観点から継承するのではなく、社会的弱者・マイノリティなど、被差別者を笑いのネタにし、差別意識を扇動することによって、醜悪な笑いを誘い出すという、芸とはおよそ程遠い内容で、言語道断の許し難い差別発言のオンパレードであり、入場者70名とはいえ、超満員の観客の差別意識をくすぐり大爆笑を生み出すなど、ファッショ的な暴挙といっても過言ではない〉

④反差別と落語

足立正生監督と 足立正生監督と

そして責任者の談之助氏と会い、抗議を行った。

翌日、談之助氏より、9月21日の「会」の中止、今回出演した演者全員に、同盟の抗議の内容を伝え、全員が同盟の要請に応えるとの連絡があったという。

話し合いの中で、談之助氏たちは、少々抵抗したらしいが、それは空しかったようだ。

〈演者らが、「主旨は反権力であり、権力に屈服したマスコミ媒体を批判することを意図している」といくら詭弁(きべん)を弄しようとも、絶対に許されるものではない。こうした事件に対応する場合、内容が部落差別にとどまらず、韓国・朝鮮人差別、障害者差別、女性差別、人種差別など、ありとあらゆる差別を含んでおり、関係者各団体に連絡を取り、共同して、糾弾闘争を取り組む必要がある〉
私も挨拶しました 私も挨拶しました

これは小林さんの方が正論だ。両者とも知ってるだけに、平和的に解決してよかったと思う。

もっともっと殺気立った大人数での「糾弾」があったのかと勝手に思っていたからだ。そういう我々の無知を正してくれる本だ。

その点で、今までで一番、分かりやすいし、読みやすい本だと思う。

「大衆団体の意義と社会運動」「糾弾とは何か」「無知によって再生産される差別、「『つい、うっかり』に潜む差別」「想像力の貧困」「新時代の差別事件」…などの章があり、とても勉強になった。

又、大学の偉い先生方でも、「つい、うっかり」や「見逃す」ことがあるんだと思った。「想像力の貧困」なのかもしれない。

目黒。三味線をきく会。6/22(月) 目黒。三味線をきく会。6/22(月)

1982年、「世界の名著59。マリノフスキー」『西太平洋の遠洋航海者』(中央公論社)の中にもあったという。訳語に関わる差別問題で。私も「世界の名著」は全巻読破したが、あったような気がした。

又、司馬遼太郎『竜馬がゆく』の中でもあったという。

又、『人類の知的遺産・トインビー編』(講談社)にもあった。

さらに、筒井康隆氏の断筆宣言への経過など、一連の事件を思い出した。

「言論の自由と差別」をめぐる問題として、これは皆が読み、考えるべきことだと思った。

〈反差別運動の再生へ。怒りの抗議、「糾弾」の意義を問いなおす〉
講師の塚原勝利さん 講師の塚原勝利さん

と、本の帯には書かれている。ヘイトスピーチ、レイシズムが大手を振って歩いている現在、噛みしめるべき言葉だと思った。

小林健治さん、それに快楽亭ブラックさんとは、又、会った時、いろいろと聞いてみたい。

又、道楽亭では毎日のように寄席をやっている。又、聞きに行ってみたい。

【だいありー】

塚原さん、関野さんと 塚原さん、関野さんと
  1. 6月22日(月)午前中、原稿。
     週刊「アエラ」発売。甲野善紀さんの『今までにない職業をつくる』(ミシマ社)の書評をしています。
     午後6時、目黒。三味線を聞く会。家高さんが主催して、実に多彩な人々が集まった。「グレートジャーニー」の関野吉晴さん、ミュージシャン、パキスタン料理店店長、フィリピンの人、ライトの人…など。家高さんのふたごの妹。兄も来てた。
     元々は、この家高さん、「国際的おっかけ」だったという。関野さんの。グァテマラまで追っかけて行き、その後、ばったり、チベットで会い、日本に帰って、ご自宅を急襲。それなのに奥さんが快く家に入れてくれた。
関野さん、家高さん、兄妹と 関野さん、家高さん、兄妹と

この日も、ご夫婦で来ていた。凄い寛容なご夫婦だ。普通ならストーカーが来たら、追い返す。あるいは警察を呼ぶ。「どうして家に入れたの?」「可愛かったから」「なおさら追い返しますよ。奥さんなら」。

まあ、そんな出会いから始まって今では、家族同士のお付き合い。凄いですね。三味線の講座も勉強になりました。素晴らしかったです。「グレートジャーニー」と「グレートストーカー」でした。

  1. 6月23日(火)午前中、原稿。
     昼、図書館。
     午後、取材、打ち合わせ。
     そして飲む。
ミュージシャン、フィリピンの人も ミュージシャン、フィリピンの人も
  1. 6月24日(水)午前中、原稿。午後、週刊誌の取材。本の打ち合わせ。夜遅く家に帰ったら、道路に人が倒れていた。死んでるのかと思ったが、ほっぺたを叩いたら、うめき声を上げた。おばあさんだ。立てないというので抱きかかえて、「家はどこ」。分からないらしい。おぶって、探してやっとのことで、家に届けた。
  2. 6月25日(木)11時、取材。
     午後から河合塾コスモ。
     3時、現代文要約。
     5時、「読書ゼミ」。永江朗の『誰がタブーをつくるのか?』(河出ブックス)を読む。まだまだ、いろんなタブーがあるんですね。
    〈ぼくたちはもっと、「自由」を疑わなくてはならない〉。
     そして、こう言います。
     〈タブーという暴力。そして、タブーを暴くという暴力〉。
「アエラ」(6/29号) 「アエラ」(6/29号)
  1. 6月26日(金)午前中、原稿。
     午後、デニーズで4時間、本を読む。書評を頼まれた本が読みきれなくて。
     夜、仕事の打ち合わせで新宿に。飲む。
     こんなことしてちゃいけない。原稿を書かなくちゃ。仕事が遅くて、ダメだな。又、道に人が倒れていたら困るな。と、ビクビクしながら歩く。
  2. 6月27日(土)午前中、原稿。
     午後、取材。
     午後4時半、石川町で待ち合わせて、「かながわ労働プラザ」に行く。「九条を守る神奈川高校教職員の会」で講演。大きなホールに大勢の人が集まっていた。
     その後、質疑応答。本のサイン会。
     終わって、打ち上げ。
これは感動的な本です! これは感動的な本です!
  1. 6月28日(日)午前中、原稿。
     昼、松屋で牛丼。すぐ帰ってきて夕方まで仕事。遅れている。
     7時、ネイキッドロフト。武田砂鉄さん(作家)のトーク。湯山玲子さんと。
     武田さんは、元は大手出版社の有能な編集者だったが、突然、辞めて、フリーの作家になる。その第1弾が、『紋切型社会』(朝日出版社)。随分と売れてるし、評判になってる。ライター、校正者、イラストレーターは編集者にはなれない。でも、編集者は、すぐに作家になれる。ズルイ。中川右介さん、椎野礼仁さん…などもそうだ。後半、私もゲストだったので、そのへんの秘密を聞いた。

【写真説明】

快楽亭ブラックさんと。6/20(土)

①6月20日(土)午後6時より。「Ryu’s Bar道楽亭」で。〈快楽亭ブラック毒演会in道楽亭〉。そこで、ブラックさんと「時事放談」をやりました。

時事放談。でも、リラックスして…

②久しぶりでした。話がどんどん過激になり、いろんな話をしました。

その前に、師匠の落語

③ブラックさんの落語が二席。たっぶり楽しみました。そのあとで2人の時事放談だったのです。

前座は、ブラ坊さん

④前座で、ブラ坊さんの落語が。

この日のポスターです

⑤これが、この日のポスターです。とても立派です。

終わって、乾杯

⑥終わって、乾杯。ブラックさんは着替えてました。

お客さんたちと

⑦お客さんたちと。いったん、外に出てもらって、椅子を並べ替えて、宴会用にしてました。大変です。

一緒に行った人たちと

⑧ブラックさんの落語を初めて聞いた人も。あまりの凄さに、ビックリしてました。

2丁目だから、こんな看板も

⑨この寄席Barは新宿2丁目にあるんです。だから、こんな看板も。男同士が抱き合ってますね。そして、「定期的にHIV検査を受けましょう」。

「再生」で高木氏とトーク。6/21(日)

⑩6月21日(日)劇団「再生」のお芝居。高野悦子の「二十歳の原点」。上演前に6時半から、「再生」の高木尋士氏とトーク。高野悦子さんの時代と思想・行動について話し合いました。

満員のお客さんの前で

⑪お客さんは満員でした。その前で、話をしました。

アベさん、高木さん、大浦監督と

⑫「再生」のアベ・アユミさん。高木尋士さん。映画監督の大浦信行さんと。

設楽秀行さんと

⑬設楽(しだら)秀行さんも見に来てました。昔、見沢知廉氏と同じ戦旗派にいて、その後、見沢氏の事件にも(友情で)参加。長い獄中生活を体験しました。

「再生」の鶴見直斗さんと

⑭劇団「再生」の鶴見直斗さんです。いい 役者です。

三島の檄を…

⑮三島由紀夫の長い「檄」を…。完全に覚えてます。凄いです。

イルカの集会で。6/20(土)

⑯6月20日(土)午後2時から、早稲田大学で、〈緊急報告「マスコミが報道しなかったイルカ問題の真実=追い込み漁と日本動物園水族館協会の決断」〉。第2部のシンポジウムに私も出ました。右は「海・イルカ・人」の板野正人さん。これが終わってから、新宿に行き、快楽亭ブラックさんと対談したのです。

早稲田大学で。第2部で発言

⑰(左から)小宮山聡さん。東さちこさん。辺見栄さん。鈴木。板野正人さん。

スライド、ビデオも使って

⑱スライドなどを使い、水族館内でのイルカについても説明していました。

当日のポスターです

⑲当日のポスターです。

崔洋一監督と。6/19(金)

⑳6月19日(金)船戸与一さん(作家)を偲ぶ会で。映画監督の崔洋一さんと。久しぶりでした。「僕のこと忘れてたでしょう。さっき手振ったけど、気が付かなかったよ」。「すみません。目が悪くて見えなかったんですよ」と謝りました。

作家の森詠さんと

㉑作家の森詠さんと。「初めまして」と言ったら、「前に会ってるよ」と言われました。

足立正生監督と

㉒足立正生監督と。今、新しい映画を作ってるそうです。撮影は終わっています。楽しみです。

私も挨拶しました

㉓私も挨拶しました。司会が言ってました。「今日は左の人ばかりなので、〆の挨拶は右の鈴木さんに」だって。

目黒。三味線をきく会。6/22(月)

㉔6月22日(月)夜6時から、目黒で三味線を聞く会。おいしい料理を食べながら、三味線の講義を聞き、実演を聞きました。

講師の塚原勝利さん

㉕三味線の塚原勝利さん。三味線のいろんなことが分かりました。

塚原さん、関野さんと

㉖右が塚原さん。その隣りが、「グレートジャーニー」の関野さん。左は、パキスタン料理店のオーナーです。家高さんは関野さんの熱烈なファン。早い話がストーカー。グァテマラまで追って行ったそうです。そのあと、チベットで偶然、再会。日本に帰ってきて家まで押しかけたそうです。でも、そんなストーカーの家高さんの主催する会に関野さん夫妻が来るんです。偉いです。

関野さん、家高さん、兄妹と

㉗関野さん。それに、関野さんのファンの家高さんと妹(ふたご)。そのお兄さん。左は無関係な人。

ミュージシャン、フィリピンの人も

㉘後ろの人はミュージシャン。前の右はフィリピンの女性。左は家高さん。

「アエラ」(6/29号)

㉙週刊「アエラ」(6月29日号)。甲野善紀さんの『今までにない職業をつくる』(ミシマ社)の書評をしました。とてもいい本です。

これは感動的な本です!

㉚これもいい本ですね。実に感動的な本でした。田原総一朗さん。『おじいちゃんが孫に語る戦争』(講談社)です。「日本一わかりやすい。戦争の歴史を書いた本」と帯に書かれています。

【お知らせ】

  1. 7月10日(金)午後6時半。一水会フォーラムホテルサンルート高田馬場。講師は柳澤協二さん(元内閣官房副長官補)。テーマは、「亡国の集団的自衛権」です。
  1. 7月12日(日)「鹿砦社弾圧10年。復活の集い」。午後2時から、西宮であります。会場はcaféインティライミ(阪神電車西宮駅前)です。特別講演が青木理さん。コメント&トークが私です。
  2. 7月20日(月・祝)13時30分。エル大阪。「和歌山カレー事件を考える会」の大阪集会を行います。私も行きます。
  3. 8月2日(日)私の100才の「生誕祭」です。阿佐ヶ谷ロフトで午後1時から4時まで。ゲストは、アーチャリーさん。ねづっちさん。蓮池透さん。武田砂鉄さん…などが決まっております。お早めにお申し込み下さい。
  4. 8月10日(月)一水会フォーラム。午後7時より。ホテルサンルート高田馬場。何と!講師は鈴木邦男です。戦後70年。そして一水会43年の歴史について語ります。さらに、現在の民族派運動の課題と展望について語るそうです。
  5. 8月18日(火)7時。代官山「晴れた日は空に豆まいて」。GHQの映画を見て、トークをします。桃井メロンさん、そして私も出ます。
  6. 8月28日(金)〜30日(土)。小田急線千歳船橋APOCシアター。劇団再生による〈見沢知廉没後10年。高橋京子三回忌記念公演〉。『天皇ごっこ〜母と息子の囚人狂時代〜』を上演します。初日・8月28日(金)に、「再生」代表の高木尋士さんと私のプレトークの予定です。
  7. 9月29日(火)午後6時。「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。ゲストは内田樹さんです。テーマは、「強い国家か、強い個人か」です。申し込みが随分と来てるそうです。お早くお申し込みを。
     又、11月10日(火)の札幌時計台シンポジウムのゲストも決まりました。蓮池透さんです。