2016/02/22 鈴木邦男

「宗教対談」は成功でした。次も考えてます

鈴木。上祐さん。椎野さん
鈴木。上祐さん。椎野さん

①宗教書を広い世界に持ってきて…

代官山のライブハウスで。2/17
代官山のライブハウスで。2/17
北芝健さん(左)も加わって
北芝健さん(左)も加わって
上祐史浩さんと 上祐史浩さんと

おかげさまで好評でした。先週と先々週の「宗教対談」です。

高木さん、阿部さん、管理人さん、その他、お世話になった方々。本当にありがとうございました。

それにしても、事前に60冊ほどの本を読み、それで対談するなんて。

高木さんにはもの凄い無理なことをお願いしました。でも立派にやり遂げてくれました。さすが、「平成の読書王」です。私なんぞ、いらない位でした。

高木さんは、「普段は読む機会がない本を読み、新鮮でしたし、考える事がありました」と言ってました。

そうですね。余程のことがないと「宗教書」なんて読まないですね。

ましてや、「読んだ」後で、皆で「話し合う」ということはありません。

原田正治さんと対談。2/12(金) 原田正治さんと対談。2/12(金)

私は、谷口先生の『生命の実相』(全40巻)を、もう5回ほど読み直しています。10年に1度は、読み直して自分に喝を入れようと思ってます。

ただ、その上で他の人と話し合うことはありません。

「生長の家」の学生運動をしてた時もそうです。

これは「聖典」ですから、感動し、そのまま自分のものにする。それが大事です。あれこれと分析したり、話し合ったりすることはありません。

「輪読会」といって、皆が輪になって読み合うことはあります。

でも、「これは真理である」「この通りだ」と決まっていますから、「批判」したり、「反論」することはありません。そういう人は、初めから、そんな読書会には来ません。

対談が終わって 対談が終わって

『生命の実相』40巻は〈聖典〉ですから、生長の家の信徒は全員、読むものです。

入信してなくても、関心を持って読んでる人もいます。政治家でも沢山います。

それに本屋にも置いてますから、たとえ「反対意見の持ち主」でも、冷やかし半分でも、読むことはできます。

読んだ人には、すぐに「勧誘」に来る…ということもありません。「幸福の科学」だって本屋にあります。私は、(だから)安心だと思います。

ところが、カルトと呼ばれる宗教は本屋にはありません。

本屋の方で、(危ないと思い)拒否する。ということもありますが、カルトの方も拒否するのです。

司会の椎野さんと。塩田さんも入って 司会の椎野さんと。塩田さんも入って

街頭で、相手と対面して売る。あげる。それが大事だと思っているんです。

又、一軒一軒、家を訪ねて行き、「救われる話」をするんです。

ともかく、個人的に会って、「勧誘」するのが主目的なのです。

本屋において、サッと読んだり、冷やかしで読まれたら、たまらない。と思っているんです。

『生命の実相』は、入信してない人でも本屋で買えます。だから、安心して買える。

そして、1千万部とか、2千万部とか、途方もない数の本が売れてます。

宗教のバイブルだからこそ、広く広まり、多くの人に読んでもらえた。

浦安映画祭で。臼杵さん(右) 浦安映画祭で。臼杵さん(右)

教団の人が多いから、その人たちが読んでも1千万、2千万になるのです。

もう一つ、こんなことも思います。『生命の実相』の中でも、「自伝篇」「霊界篇」「戯曲篇」などは、むしろ、(教団を離れて)一般の本として、新書などで出した方が、ずっとずっと売れると思います。これからの課題でしょう。

キリスト教の「聖書」や仏教の経典なども今やホテルにもあるし、歯医者などの待合室にも置いてます。

そういう形で、広まり、いろんな人が「安心して」読めるような環境を作る必要があるでしょう。

②「高橋和巳全集」に挑戦してる人もいる

浦安市民プラザです
浦安市民プラザです
満員の会場です 満員の会場です

その意味で、高木さんと対談した「宗教対談」は実に革命的なものだったと思います。

教団の人、入信してる人とは、こういう自由な討論はできません。

これからも「宗教」に限らず、多くの本に挑戦していきたいと思います。

高木さんは、野村秋介事務所の蜷川氏が出している本『燃えよ祖国』に読書論を書いてますが、一番最近の号では、『北一輝著作集』(全3巻)を読んだ、と書いてました。

いろんな人が北の解説書を書いてますが、やはり『北一輝著作集』を読んで下さい。素晴らしいです。

少し時間をおいて高木さんと対談しましょう。テーマはこの「北一輝」ですね。

臼杵陽さんと 臼杵陽さんと

それと、最近、やろうと思ってるのが、伊藤整の『日本文壇史』です。全40巻近くあります。

伊藤整は、亡くなってしまい、そのあとは別な人が引き継いで、『日本文壇史』を続けています。

私が読み終わった『日本文壇史』は全部、高木さんに送りました。40巻近くあります。頑張って読んで下さい。読んだ頃に対談をしましょう。

大阪の読書会も初の試みでしたが、大成功でした。

政治の話はなくて、本の話ばかりでした。私が読んだ本について話すだけでなく、出席者一人一人は、「最近読んでよかった本」を発表してもらいました。

重そうです 重そうです

他の場でも、こういう雰囲気が出てきました。

高橋和巳の『邪宗門』を読んだと言う人が、もう、7人ほどいました。

決して読みやすい本ではないのに、ありがたいと思いました。高橋和巳に成り代わって、私が礼を言いました。

そして、表彰し、何か他の本をあげたりしました。さらに、驚いたことに、大阪では、「高橋和巳全集」を買って、今、読んでる。という人もいました。

これは凄いです。偉いです。

私も昔、読みましたが、今、読めと言われたら、できるかどうか分かりません。

今度、全集を読み終わったら、私と対談しましょう。高木さんにも加わってもらって。(そうすると高木さんも「高橋和巳全集」を読まなくてはなりませんね)。

これからは皆、何でもいいから、「全集に挑戦する!」ということをやったらいいでしょう。

高木さんと今度、対談します 高木さんと今度、対談します

前に、「週刊読書人」で私は上野先生と、「全集を読む」という対談をしました。

高木さんとも何回かやって、本にしたいですね。宗教、文学、変革運動を中心にして、「全集を読む」ですね。

全集に挑戦すると、人間が変わります。生きていく上で、大きなことに挑戦しているという意欲が湧きます。又、「全集」を読むと、山脈を征服した気分になります。

それに単発で本を読んだ時よりも、その物事、事象についての理解がグンと進みます。又、いろんなことを考えます。

上野先生とは、「全集を読むこと」の効用を随分と話しました。今度、少しずつ、エッセンスを紹介していきましょう。

③「全集読み」に挑戦した本があった

30巻以上あります 30巻以上あります

それと、5年前に出した、『鈴木邦男の読書術』(彩流社)ですね

。ここでは、初めに、「全集読み」について、具体的に書いてます。

ちょっと目次を見てみよう。こうだ。

第1章 出会いと別れの読書術
第2章 大作を読み通す読書術
第3章 読書戦争・ちくま編。対談。高木尋士×鈴木邦男
第4章 行動派のための読書術
第5章 何を読んだか。1900年・2000年・2009年
講演する天木直人さん 講演する天木直人さん

目次を見ただけで、かなり力が入っていると分かる。

「読書論」の本は今まで5冊位出してるが、これは文句なしに「決定版」だ。高木さんとの対談も入ってるし。

又、昔出した『行動派のための読書術』も1冊入っている。読書論の「全集」みたいだ。

第2、3、4が、「全集」読みについて書いている。

この第2章「大作を読み通す読書術」では、さらに小見出しが面白い。多分、私ではなく編集者が考えてくれたんだろう。私じゃ、こんな、気の利いた、面白い小見出しはつけられない。

では、紹介しよう。

木村代表。天木さん。鈴木 木村代表。天木さん。鈴木
〈第2章 大作を読み通す読書術〉
①「決定版 三島由紀夫全集」全44冊を読破した。
②探し続けて40年。読破した大河小説『人生劇場』全11巻。
③私の原点は司馬遼太郎の『燃えよ剣』だ!
④「新潮現代文学」(全80巻)を読破した!
⑤中里介山の『大菩薩峠』(全41巻)を読まにゃ、日本人じゃない!
⑥今年は、司馬遼太郎の『坂の上の雲』(全8巻)だ!

うーん、よく読んでますね。

じゃ、次の章も紹介しようか。高木さんとの対談だ。

天木さん(右)と 天木さん(右)と
〈第3章 読書戦争・ちくま編〉
①まずは、初めに『戦後日本思想大系』(全16巻)を読んでみよう。
②次は頑張って『現代日本思想大系』(全35巻)を読んでみよう!
③これからの課題だね。『近代日本思想大系』(全36巻)は。
④芹沢光治良の『人間の運命』(全14巻)で、「刷り込み」と「脱却」を知る。
⑤活動家の必読書だよ。立花隆の『天皇と東大』は。
2/15(月)。一水会フォーラム
2/15(月)。一水会フォーラム

④「新書を全部読むか…」と考えた。

活発な質問も出ました
活発な質問も出ました
二次会で 二次会で

今、思い出したけど、私らが学生の時は、新書は3つしかなかった。

岩波新書と中公新書と講談社現代新書だ。それが月に1冊位出ていた。

だから、この3つの新書は「全部読もう!」と思って挑戦したことがある。

他にも何人かが挑戦した。でも、負けだ。すぐに、月に1冊以上出る。

さらに、他の出版社からもどんどん新書が出る。「新書は全部読む」なんてできなくなった。

しかし、今、考えてみる。どれか一つ位、突破して、征服してみたいものだと。

「日本一の愛書家」の寅ちゃんは、岩波新書を随分と読んでいる。だから、「岩波新書を全部読んでみれば」と勧めている。

あの寅ちゃんも挨拶 あの寅ちゃんも挨拶

何冊あるんだろう。3千冊位あるかな?  私は、どこか、少ないとこに、狙いを定めてやってみよう。

その前に、データを出さないと。今、どれだけの新書があるのか。月に20冊位出てるだろう。一つの出版社で3冊も4冊も出してるとこがあるし。

それで、今まで、どれだけ出てるのか。データをそろえてみる。

そして、数が少なくて、読みやすく、かつ、有意義な新書から狙いをつけて、突破してゆく。

そして、いつかはすべての新書を読破する。

ウーン、そこまではやる必要がないか。

花ちゃん 花ちゃん

まずは寅ちゃんの「岩波新書」読破に期待したい。

しかし、岩波新書でも無理な企画をやるよな。

「岩波新書の3冊」(1冊だったかな)というアンケートがあった。今まで出たうちで、どれが良かったかを書けという。

無理だよ。皆、1割だって読んでない。それで、「これが良かった」と書く。

でも私は結果はわかってた。これしかないと。(前にもここで書いたが)、丸山眞男の『日本の思想』だ。あれが最高だ。

じゃ「1冊」か「3冊」に縛られないで、「これは読みたい、岩波新書の50冊」とかをやってほしい。

札幌時計台で対談します

他の新書でも、そうしたら、いいところを皆、読めるじゃないか。

ということで、今週は本の話だけで終わりだな。まあ、それもいいだろう。

大阪の「読書ゼミ」のようなものを又、どこかでやりたいね。高木さん、寅ちゃんを入れて。

又、伊藤整の『日本文壇史』。それに哲学の本では、『ソフィーの世界』もいいね。筒井康隆の『大いなる助走』もいい。『日本文壇史』にも通じる。

今まで私らが知ってる作家は、ドロドロとした戦いを勝ち抜いてきた人ばかりだ。そして初めて作家になる。

でも、そのドロドロの中で潰れた人も多いのだ。前段階で潰れ、消えた人々だ。

その人たちのことも書いている。伊藤整の本にも、それはある。

そんな人々の戦いを思いやりながら、皆と話してみたい。

【だいありー】

2/18(木)。下北沢シンポジウム
2/18(木)。下北沢シンポジウム
小林正美さん。保坂のぶとさん 小林正美さん。保坂のぶとさん
  1. 2月15日(月)午前中、原稿。
     午後3時、取材。
     6時半、ホテルサンルート高田馬場。一水会フォーラムに行く。講師は天木直人さん(元駐レバノン大使)。
     演題は、「ここまで堕落した外務省を立て直せ」。熱い講演でした。
     そのあと、天木さんを囲んで、これからの日本の政治をどうしたらいいのか、語り合いました。
     「賛成だ!」「失礼ながら、見通しが甘い」…という厳しい声も出ました。
     天木さんが外務省を辞めてすぐ、選挙に出ました。新社会党や塩見孝也さんなどがやっていた「9条ネット」から推されたんです。私も応援に行きましたが、残念ながら落ちました。今度は自分で新党を作って、夏の参院選に挑戦したいと言ってました。
宮台真司さん。松尾貴史さん。藤村龍至さん 宮台真司さん。松尾貴史さん。藤村龍至さん
  1. 2月16日(火)午前中、原稿。
     午後2時、打ち合わせ。
     4時、対談。
     夜は家で仕事。
  2. 2月17日(水)午前中、原稿。
     午後2時、雑誌社の人と打ち合わせ。
     5時半。代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」。上祐史浩さんと私のトーク。
     テーマがすごい。〈テロ・暴力…混迷の時代を生き抜くには? 未来を切り拓く思想〉。かなり怖いテーマなので、危ない人たちが集まってきました。過激なライター、有名な超能力者、元刑事…と。
保坂のぶとさんと

その中で、元刑事の北芝健さんに登壇してもらい、覚醒剤の清原問題。右翼・左翼・宗教に対する警察の取り締まり方法…などを聞いた。この人が一番、危ない話だったかもしれない。

椎野礼仁さんが司会で、上祐さん、私、北芝さんで。では、この危険な日本をどう生きるか。どうやって身を守るのか。といった話をした。

質問時間には会場からも活発な質問が出た。中には、喧嘩になるのでは…と思うような激しい批判や質問もあった。熱くなって夜の12時近くまで話し合った。

主催した桃江メロンさん。お世話になりました。ありがとうございます。代官山だけあって、新宿とは違い、ハイソな人や、きれいな人が多かった。

松尾貴史さんと

きれい好きで、掃除好きの寅ちゃんも来ていた。真剣に聞いていた。「新宿と違って、きれいな人が多いですね」と寅ちゃん。そういえば、そんな気もする。私はすぐに洗脳される。

あれっ、桃江メロンさんに似てる人がいる。それも3人もいる。これは凄い。突撃取材をした。「きれいですね。桃江メロンさんに似てますね」と3人に質問した。マイクを持って。さて、3人の回答だ。

Aさん「そうかしら。似てないでしょう」

Bさん「嬉しい。そんなにきれいじゃないけど」

Cさん「何言ってんの。頭、変になったんじゃないの」

(あっ、ヤベー! 本人でした)

宮台真司さんと
  1. 2月18日(木)午前11時、打ち合わせ。
     午後から学校。
     3時、「現代文要約」。5時、「読書ゼミ」。ミッション・バラバの『刺青クリスチャン。親分はイエス様』(講談社+α文庫)を読む。面白いし、感動的な本だ。札幌の時計台で、この人たちと会って対談する。楽しみだ。
     学校が終わって急いで下北沢に。北沢タウンホール。世田谷区長の保坂のぶとさんを中心にして、報告、シンポジウムをやっている。私は途中から入って、聞いてました。超満員でした。
    〈「暮らしやすさ」の都市戦略=ポートランドに学ぶまちづくり〉。
     第1部は、小林正美さん(明治大学教授)の訪問報告「ポートランドに学ぶ都市戦略」。そして、保坂のぶとさんの基調報告「世田谷でめざす住民自治のまちづくり」。
塩村文夏さんと

世田谷区の人口が88万人。人口は増えてるし子供も増えている。人口が世田谷区より少ない県が7つもあるという。凄い。

じゃ、東京から独立してもいい。「世田谷」を「区」から「県」にする。いや、「世田谷都構想」でもいいな。

でも保坂さんは、そんな冗談は言わないし、夢のような話はしない。真面目だ。ここで休憩。

第2部は、パネルディスカッション。テーマは、「①ポートランドから学べることは」「②世田谷でめざす住民自治とは?」。パネリストは4人。宮台真司さん(社会学者)。松尾貴史さん(俳優)。藤村龍至さん(建築家)。とても勉強になりました。

終わって、打ち上げに行きました。

打ち上げ会で
  1. 2月19日(金)午前中、原稿。
     午後2時、雑誌の対談。
     6時、図書館に行く。
  2. 2月20日(土)午前中、原稿。
     12時半、日比谷公会堂「第20回 菜の花忌」に出席する。司馬遼太郎を追悼し、考え、語る会だ。
     かなり前に申し込んでいた。司馬遼太郎記念財団が主催だ。私は、東大阪にある司馬遼太郎記念館に行ったことがある。又、司馬の本は随分と読んである。
     でも、「全集」は無理だな。何百冊あるか分からない。でも主要なものは全部読破しようと思っている。今、NHKでも時々やってるし。
     会の始まる前に、パネリストの片山杜秀さんに会いに行きました。2月29日(月)にも対談します。「菜の花忌」は1時から4時半まで。内容が濃く、とても勉強になりました。
  3. 2月21日(日)午前中、原稿。
      午後から上野。美術館をハシゴする。

【写真説明】

鈴木。上祐さん。椎野さん

①2月17日(水)午後7時から。代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」で、上祐史浩さんと鈴木邦男のトークが行われました。「テロ・暴力…混迷の時代を生き抜くには?=未来を切り拓く思想」です。トークする2人と、司会の椎野礼仁さんです。

代官山のライブハウスで。2/17

②オシャレなライブハウスは満員でした。

北芝健さん(左)も加わって

③元刑事の北芝健さんも来てくれました。途中からトークに加わり、あの事件、この事件の背景・真相を話してくれました。

上祐史浩さんと

④トークが終わって。上祐さんと。

原田正治さんと対談。2/12(金)

⑤2月12日(金)。午前11時より。喫茶店「ミヤマ」の会議室で。原田正治さんと対談しました。原田さんは弟さんを殺され、でも犯人に会いに行き面会を重ね、今は死刑反対運動をやってます。「奇跡の人」です。最近公開された映画にも出ています。「望むのは死刑ですか。=考え悩む“世論”」です。3月19日(土)には午後3時から、大阪のセブン劇場で、この映画が上映され、その後、原田さんと鈴木のトークがあります。

対談が終わって

⑥対談が終わって。わざわざ九州から来てくれました。

司会の椎野さんと。塩田さんも入って

⑦司会の椎野礼仁さん。そして塩田さんも加わって。

浦安映画祭で。臼杵さん(右)

⑧2月13日(土)。浦安市民プラザで。「浦安ドキュメンタリーオフィス」設立10周年記念上映会。11時から。「壊された5つのカメラ=パレスチナ・ビリンの叫び」。13時30分から。「それでも僕は帰る=シリアの若者たちが求め続けたふるさと」。上映後にトークがありました。主催者の中山さん(左)と、ゲストの臼杵陽さん(日本女子大学教授)です。

満員の会場です

⑨会場は満員でした。

臼杵陽さんと

⑩臼杵(うすき)さんとは二度目です。前に、高木尋士さんが主催する講演会でお話を聞きました。イスラエルについての話でした。中東問題にはとても詳しいです。

浦安市民プラザです

⑪会場になった浦安市民プラザは大きいし、きれいで、おしゃれなビルです。ホール、映画館、飲食店街があり、見晴らしもいいです。ジャッキー・チェンの映画だと、こういう所で、エスカレーターから飛び降り、アクションが展開されるんですよね。私は無理です。デブだから。

重そうです

⑫「あれっ? 遺骨ですか」と聞かれてました。よく聞かれるので、「遺骨ではありません」と書いておこうかと言ってました。終戦直後はこういう光景が沢山あったんですね。でも、駅の網棚には、よく忘れていったそうです。

高木さんと今度、対談します

⑬伊藤整の『日本文壇史』(講談社文芸文庫)です。文句なしの名著です。

30巻以上あります

⑭30巻以上あります。相当前に読みました。二回続けました。高木尋士さんにあげて、今、読んでもらってます。読んだら、対談をやります。「宗教対談」の次ですね。伊藤整は亡くなって、今、別の人がこのシリーズを引き継いでいます。発行された全てを読んで、対談します。

講演する天木直人さん

⑮天木直人さん(元駐レバノン大使)が講演しました。一水会フォーラムで。2月15日(月)です。テーマは、「ここまで堕落した外務省を立て直せ」。

2/15(月)。一水会フォーラム

⑯熱い講演でした。質問も活発に出ました。白熱の討論が交わされました。

活発な質問も出ました

⑰いつもと違って、皆が参加する型になってます。

木村代表。天木さん。鈴木

⑱講演後に。一水会の木村三浩代表。天木直人さん。鈴木。

二次会で

⑲直会(なおらい)で。近くの居酒屋です。

天木さん(右)と

⑳天木さんと話しました。この席でも厳しい質問が出て、天木さんは時々、考え込んでいました。

あの寅ちゃんも挨拶

㉑あの、「掃除好きの寅ちゃん」も来て、挨拶してました。

花ちゃん

㉒花ちゃんも。二次会に花を添えてくれました。

2/18(木)。下北沢シンポジウム

㉓2月18日(木)。学校が終わってから、駆けつけました。北沢タウンホールで、午後6時半から9時まで。〈「暮らしやすさ」の都市戦略=ポートランドに学ぶまちづくり〉。第2部のシンポジウムです。

小林正美さん。保坂のぶとさん

㉔コーディネーターの小林正美さん(明治大学教授)。パネリストの保坂のぶとさん(世田谷区長)。

宮台真司さん。松尾貴史さん。藤村龍至さん

㉕パネリストの宮台真司さん(社会学者)。松尾貴史さん(俳優)。藤村龍至さん(建築家)。

保坂のぶとさんと

㉖保坂のぶとさんと。

松尾貴史さんと

㉗松尾貴史さんと。「前に、たかじんさんの追悼会で会いましたね」と言ったら、「その後も、何回も会ってます」。

宮台真司さんと

㉘宮台真司さんと。

塩村文夏さんと

㉙都議会議員の塩村文夏さんと。「あれ? 今日は」と聞いたら、「世田谷区民だから、関心があって」と言ってました。

打ち上げ会で

㉚打ち上げ会で。居酒屋「はちく」です。きっと、「破竹の勢い」から取ったんですよ。店長に確認したら、そうでした。それに「竹鶴」のマッサンのボスターもありましたし、「竹」ですよ、キーワードは。打ち上げ会の〆は松尾さんが挨拶してました。

札幌時計台で対談します

㉛学校の読書会で読みました。又、7月15日(火)、札幌時計台のトークで、この人と対談をします。この中の鈴木啓之さんと。とても面白いし、感動的な本です。

【お知らせ】

  1. 2月22日(月)「週刊アエラ」発売です。野坂昭如さんの『絶筆』(新潮社)の書評を書いてます。病床にあって死の数時間前まで書いてました。凄い闘病記です。
  2. 2月26日(金)劇団再生が2.26事件に関する芝居をやります。「英霊の声=正気=」(80年目の2.26事件)です。2月26日(金)〜28日(日)まで。初日の26日(金)の芝居の前に高木尋士氏と鈴木がトークをします。「今、2.26について語る」。
  3. 2月28日(日)「前田日明ゼミin西宮」。14時、ノボテル甲子園。ゲストは木村草太さん(憲法学者・首都大学東京准教授)。テーマは、「日米安全保障の重大問題〜メディアが伝えない憲法の話〜」。私も聞きに行くつもりです。
  1. 2月29日(月)午後6時半。神田の「学び舎・遊人」で。「対論!!考・安保法制」。片山杜秀さんと鈴木邦男の対論です。
    〈安保法制、そしてこれからのニッポン〉詳細
    お問い合わせ・申し込みは、ユージンプランニングへ。
    (満員御礼となりました)
    tel 03(3239)1906 fax 03(3239)1907
  2. 3月1日(火)午後6時、「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。ゲストは鳩山由紀夫さん。テーマは、「友愛と東アジア共同体構想」。
  3. 3月2日(水)午後7時半より。足立正生監督の話題作「断食芸人」の上映。渋谷・ユーロスペース。その後、監督と私のトークです。
  4. 3月15日(火)一水会フォーラム。午後6時半。ホテルサンルート高田馬場。講師・小林興起さん。
  5. 3月19日(土)大阪のセブン劇場で、原田正治さんの映画「望むのは死刑ですか」の上映。午後3時から。上映後、原田さんと私のトークがあります。
  6. 4月12日(火)7時から、ユージンプランニング主催で、栗原康さんと対談します。栗原さんの新刊『村に火をつけ、白痴になれ=伊藤野枝伝』(岩波書店)について話します。神田の「学び舎・遊人」です。
  7. 4月21日(木)6時30分。福島みずほ決起大会。
  8. 4月22日(金)。代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」。甲野善紀さん(武術家)と佐野史郎さん(俳優)のトークがあります。前売り、3500円。当日4300円。03(5456)8880。
7/5(火)札幌で「イレズミ牧師」と対談 7/5(火)札幌で「イレズミ牧師」と対談
  1. 5月17日(火)6時、「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。ゲストはアーチャリーです。
  2. 6月25日(土)15時15分。剛堂会館。円より子さんの「女性のための政治スクール」で、講演します。
  3. 7月5日(火)6時。「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。ゲスト、鈴木啓之さん。ヤクザを辞めて牧師さんになった人です。映画「親分はイエス様」のモデルになってます。『イレズミ牧師のどん底からの出発法』、『刺青のクリスチャン・親分はイエス様』(共に講談社)など著書も沢山あります。面白い話が聞けると思います。楽しみです。