2016/06/06 鈴木邦男

オバマ大統領の広島訪問とサミット

①なぜ、失言が多いのか…

「帝銀事件」第20次再審請求報告集会
「帝銀事件」第20次再審請求報告集会
講演する浜田寿美男さん。5/28
講演する浜田寿美男さん。5/28
平沢貞通さんの絵
平沢貞通さんの絵
福岡事件について語る古川さん 福岡事件について語る古川さん

「何か、変わったことを言わなくちゃならない」「面白いことを言おう」と思って焦るからだ。

それに諺やたとえ話を出す。これもいけない。と二つの理由を言っていた。

東国原英夫さんが言っていたのだ。「なぜ政治家は失言するのか?」と聞いた時だ。

前に、文化放送に私が出てた時、東国原さんに来てもらい、「なぜ、失言をするのか」と聞いた時だ。

今でもそうだが、当時は、政治家の失言が続いていた。それで聞いたのだ。

中学1年で平沢さんに面会した人 中学1年で平沢さんに面会した人

その理由として言ってたのが、今挙げた二つだ。

「面白いことを言おうとする」「諺を引用しようとする」。普通の言葉ではなく、気の利いたことを言わなくちゃ。印象に残ることを言わなくちゃと思う。

たっぷり時間があって、原稿を書いて演説する時は、失言はあまりない。自分でもよく見るし、他の人にも見てもらうからだ。

問題は、記者に質問されて、とっさに答えたり。テレビ討論の時に、即、答えなくちゃならない時。…などだ。

普段、お笑い芸人の受け答えなどを見て、「よし俺も、面白いことを言おう」と思うのだろう。

メモを取ってます メモを取ってます

しかし、お笑い芸人にライバル意識を燃やすのは間違っている。

落語、漫才などのお笑い芸人は、厳しい修業をして、お笑い芸人になっている。

特に、現在のいろんな制約、タブー、空気などを見て、その上で、〈面白いこと〉を言う訓練を積んでいる。

それなのに、議員になったばかりの人間までが、「他人と違ったこと」「面白いこと」を言おうとする。そして失敗する。

原発の被災地から帰って、「人があまりいませんでした」と言えばいいのに、気の利いた表現をしようと思い、「ゴーストタウンでした」と言う。

ビールを飲みながら聞いてる人が ビールを飲みながら聞いてる人が

死の町か。そこに住んでる人にとっては許せないと思う。

政治家なんだから、思ったことを冷静、客観的に言えばいい。あえて「面白く」言う必要はない。と東国原さんは言う。

たとえ平凡な表現でも、それを言えばいい。通じないと思ったら、繰り返して言えばいい。「面白い表現」にこだわる必要はない、と。

そして、「諺」だ。諺は、最近できたものはない。皆、古い時代にできたものだ。

たとえば、「泣く子と地頭には勝てぬ」という諺がある。

アレフ広報部長の荒木浩さんと アレフ広報部長の荒木浩さんと

地頭なんて、守護・地頭といって、鎌倉時代の役職じゃないか。そんな昔の事を持ち出す。おかしいだろう。

そんな古い時代に作られたから、「体制的」なものばかりだ。反体制的、革新的な諺なんかない。

「犬も歩けば棒に当たる」は、犬だってウロウロ歩き回ると棒で打たれる。だから、子供や女性も、歩き回らないで、じっとして家にいろ、ということだ。

それを、「昔の時代に作られた」ことを忘れて、今の感覚で考えてしまう。

浜田寿美男さんと 浜田寿美男さんと

そして、会社の朝礼で社長から営業マンにハッパをかける。「1日、100軒は回って営業をしろ! 犬も歩けば棒に当たる」と。

自分勝手に誤解しているだけだ。

「流れにサオさす」もそうだ。流れに反逆して進むように思ってる人が多い。

しかし、そんな「反抗的」「革新的」な諺なんかない。これは、流れにサオをさして、さらにその流れに乗って進むことだ。

今の自分のアタマで考えるから間違う。

②「古い諺」は使わなくていい

「リッダ闘争」44周年フォーラム。5/30
「リッダ闘争」44周年フォーラム。5/30
挨拶する足立正生さん 挨拶する足立正生さん

諺は誰でもが知っているし、それは印象に残ると思う。

しかし、保守的、体制的なものばかりだし、使えないものも多い。「群盲、象をなでる」「片手落ち」なんて、今は使えない。朝生などで、使う人がいると、すぐに司会者が謝る。

昔は、「この人間は私の片腕だ」「足蹴にする」「足切りをする」…など、体にたとえるものが多かった。

今は、使えないものが多い。東国原さんの言ったことは、今でも頭の中に残っている。

講演する廣瀬純さん 講演する廣瀬純さん

でも、今でも、失言する人は多い。

又、「面白いことを言おう」とする人が多い。

そうでないと自分の印象が残らないと思うからだ。

政治家だけでなく、評論家やライターなどもそうだ。

田原さんや池上さんなどは、長い間のキャリアがあるし。だから、そんな失言はしない。田原さんは、時々危ない発言をするが。北朝鮮問題でもあったな。

サミットの安倍さんとオバマの広島訪問の話だ。皆で伊勢神宮に行ったし、サミットは成功した。

私も挨拶しました 私も挨拶しました

終わってから、オバマ大統領は広島を訪ねた。アメリカ国内では反対する人も多いのに、よくぞ行ってくれたと思う。評価する人が多い。

しかし、ヘソ曲がりの人はいるもんで、そんな人たちに同調したくないと思う。

何か独自の、印象に残ることを言わなくちゃならん。そう思って、焦る。

そして、こんなことを言う。

「オバマは、もうすぐ大統領の任期も終わる。次の大統領選には出ない。だから、何でもやれる。それで広島に来ただけだ」

鈴木。廣瀬さん。植垣康博さん 鈴木。廣瀬さん。植垣康博さん

「ただ来ただけじゃないか。謝罪しなければ意味はない。何のために来たのだ」

「アメリカでは、原爆投下を認め、正当化している。小学生から、教えられている。原爆投下によって戦争は早く終わったのだ、と。その世論を破らなくてはダメだ」…と。

皆が、オバマは偉い。よくやった。と言うから、自分は、「何、たいしたことはない」「意味がない」…と文句を言ってみる。

素直じゃない。いいことはいい、と認めたらいい。

小林三四郎さん 小林三四郎さん

日本全体が同じことを認め、評価する。それを評価するなら、「皆と一緒」だって、恥ずかしがることはない。私はそう思いますね。

それに、アメリカ国民が、一人一人が皆、本心から「原爆投下はよかった」と思っているのかは疑問だと思う。

このまま続いていたら、さらに何十万、何百万の兵隊の命が失われる。原爆投下はそれを救った。広島、長崎で投下したために、戦争は終わった。だから「戦争を早く終わらせた、と言う。

でも、これは、街頭でマイクを突きつけられたら、そう言う。「公式見解」のようだ。

宇賀神、塩田さんと 宇賀神、塩田さんと

あるいは、名前を書いて、コメントする。アンケートに答える。その時は、このアメリカの「公式見解」を言うだろう。

しかし、個人として考えたらどうか。「そうは言っても、広島・長崎の人々はかわいそうだ」「投下した国として、申し訳ない」。そう言う人は多い。

でも、オープンな調査でも出てこない。だからメディアが、アメリカに言って、「個人的にはどう思うのか」を聞いたらいい。そ

うしたら、又、全く別な答えになる。ネットで集計してもいい。

前に、ロシアのジャーナリストに聞いた。個人的に聞くと、「北方領土は日本に返してやれよ」と思う人が半分近くいると。

ウソだろう、と思った。そんな声は全然届かない。いや、プライベートになると言うようだ。だから、でも新聞やテレビではそんな声は出ない。

ゲバラと若松孝二さん
ゲバラと若松孝二さん

③核なき世界へ。歴史を直視して

「万博」太陽の塔の前で。5/31 「万博」太陽の塔の前で。5/31

だから、政府や、公式見解だけでなく、そこの国民が内心はどう思っているのか。匿名ならば、どう答えるのか。

それらのことを取材するのがマスコミの使命だろう。

それをやらないで、「アメリカはオバマ訪日に怒っている」「広島に行って黙祷したのは許せない」というアメリカの〈公式〉なコメントだけを紹介してはダメだ。

「戦争が早く終わってよかった」「謝罪するな」という声が圧倒的に多いのなら、一人一人は本心ではどう思っているのか。

それらのことも紹介してほしかったと思う。それをやるのがマスコミだろうが。

オバマは広島を訪問し、できる限りのことをやった。

アメリカでの批判もある。日本での批判もある。

太陽の塔の裏側 太陽の塔の裏側

その中で、「やれるだけのことを全てやった」と思う。

「安倍憎し」のあまり、安倍のやることは全て反対する、というのでは大人げない。

オバマの広島訪問は素晴らしいし、それが世界平和に大きな一歩になった。

あとは日本が何をやるかだ。それを抜きにして、安倍、オバマを批判して、それで自分がユニークなことを言ってるような錯覚を持つ。それはいけないだろう。

〈核なき世界へ。歴史を直視する責任〉と産経新聞(5月28日号)には出ていた。

日本こそその先陣を切れる。核でも、憲法でも、平和でも。そんな気がした。

【だいありー】

入場者数は6421万人!
入場者数は6421万人!
「70年万博」を再現しています
「70年万博」を再現しています
ジュンク堂で栗原康さんが…
ジュンク堂で栗原康さんが…
福嶋店長(左)と栗原康さん
福嶋店長(左)と栗原康さん
鈴木。栗原さん。福嶋店長
鈴木。栗原さん。福嶋店長
私も話してます
私も話してます
『週刊金曜日』(5/27号) 『週刊金曜日』(5/27号)
  1. 5月30日(月)午前中、原稿。
     昼、阿佐ヶ谷の文房具店に行く。campus note専門店だ。そこにしかない。私が使ってるノートは。でも、店がなくなっていた。困るな。しかし、どっかで作ってもらおうか。
     午後2時、高田馬場「ミヤマ」会議室。出版社の取材。6時半、早稲田。「日本キリスト教会館」4F。「5.30リッダ闘争44周年フォーラム」。元気のいい集まりだった。廣瀬さんの講演。足立さんの挨拶などがあった。
  2. 5月31日(火)仕事で大阪に行く。ついでに万博会場を見る。又、栗原康さんが書店トークをやってたので聞きに行く。
     1970年は万博の年。よど号ハイジャックの年。そして三島事件の年だ。私が産経新聞に入社した年だ。
     大阪万博は、国民的行事だったので、二度も行った。もの凄い人だった。アメリカ館で月の石を見た。4時間以上並んだんじゃないのかな。
     その頃を思い出して、万博広場に行った。太陽の塔だけが残っていた。懐かしい。
    それから、仕事。
     6時半、ジュンク堂難波店に行く。
    栗原康さんと難波店店長・福嶋さんのトークをやっていたので。栗原さんの『村に火をつけ、白痴になれ。伊藤野枝伝』(岩波書店)の刊行記念トークだ。とてもよかった。
     「あれ? どうして鈴木さんが」と二人に聞かれました。「二人のトークを聞くために、わざわざ大阪に来たんです」と言いました。
     終わって、近くのお店で飲みました。
「闇に葬られた『怪死』の真相」(宝島社) 「闇に葬られた『怪死』の真相」(宝島社)
  1. 6月1日(水)朝、梅田の古書店街を歩きました。観覧車があったので乗りました。
    昼、東京に戻る。
    夜、雑誌の座談会。
  2. 6月2日(木)午前11時、打ち合わせ。 午後、学校に行く。 3時、「現代文要約」。 5時、「読書ゼミ」。印南敦史さんの『遅読家のための読書術』(ダイアモンド社)を読みました。 終わってすぐ、勝どき橋に。おしどりマコ&ケンさんの「自由なラジオ」に出ました。日本の政治、愛国心について話しました。とても楽しかったです。 終わって、月島で「もんじゃ焼き」をご馳走になりました。ありがとうございました。
ただいま、発売中です ただいま、発売中です
  1. 6月3日(金)『〈愛国心〉に気をつけろ』(岩波書店)が発売。書店に平積みにされている。嬉しいですね。感激です。随分と、ご迷惑をかけました。ありがとうございました。
      夜6時、全水道会館。社民党の決起大会に行く。福島みずほさん、増山れなさんなどが演説してました。
  2. 6月4日(土)午前中、原稿。
     2時、早大。小野梓についての講演を聞く。…予定でしたが、お台場へ。もうすぐ終わるというので「トーテム」を見る。世界最高峰の肉体パフォーマンスです。ただのサーカスではない。それから、今、話題のディズニーの思想的問題提起のアニメ「ズートピア」を見る。考えさせられた。
    それから、今、話題の「セグウェイ」に乗りました。
  3. 6月5日(日)午前中、原稿。
     昼、中野図書館。
     4時、週刊誌の取材。
見沢知廉の死について書いてます
見沢知廉の死について書いてます

【写真説明】

「帝銀事件」第20次再審請求報告集会

①5月28日(土)午後1時半。東京芸術劇場5階大会議室。〈帝銀事件、第20次再審請求報告集会〉。平沢さんが亡くなった後も、冤罪を晴らそうと、再審請求は続いている。挨拶する山際永三さん(帝銀事件再審をめざす会世話人代表)。

講演する浜田寿美男さん。5/28

②講演する浜田寿美男さん(奈良女子大学名誉教授)。この事件の「鑑定人」です。帝銀事件における「目撃」と「自白」の心理学について詳しく語ってくれました。

平沢貞通さんの絵

③会場の後ろには平沢貞通さんの絵が。

福岡事件について語る古川さん

④福岡事件について報告する古川龍樹さん。無実の死刑囚が刑死し、あとで無実と分かった事件です。これは「国家の犯罪」です。古川さんは熊本にある「シュヴァイツァー寺」のお坊さんです。佐木隆三の『復讐するは我にあり』の舞台になった所です。熊本に行って詳しく話を聞いて来たいです。

中学1年で平沢さんに面会した人

⑤中学1年生の時、松本清張の『小説・帝銀事件』を読み、関心を持ち、宮城刑務所に行って平沢さんに面会したという元中学生です。凄いですね。

メモを取ってます

⑥メモをとってる人がいます。電子手帳でしょうか。ペンで書いた方が早いと思いますが。「ポメラと」とかいうのです。

ビールを飲みながら聞いてる人が

⑦本も一杯買って、なかなか勉強家だと思っていたら、机の上に缶ビールが。ゲッ! ビールを飲みながら聞いていたのかよ。いかんじゃないか。寅ちゃん。

アレフ広報部長の荒木浩さんと

⑧アレフ広報部長の荒木浩さんも来てました。

浜田寿美男さんと

⑨講演した浜田寿美男さんと。これは二次会ですね。

「リッダ闘争」44周年フォーラム。5/30

⑩5月30日(月)「リッダ闘争」44周年フォーラムに行きました。主催・オリオンの会。早稲田奉仕園の中にある日本キリスト教会館4階会議室で行われました。

挨拶する足立正生さん

⑪挨拶する足立正生さん。

講演する廣瀬純さん

⑫講演する廣瀬純さん(龍谷大学教授)。若いです。大学では、よく学生に間違われるそうです。熱のこもった講演でした。「今問われる国際主義とは」。

私も挨拶しました

⑬私も挨拶しました。

鈴木。廣瀬さん。植垣康博さん

⑭鈴木。廣瀬さん。植垣康博さん。

小林三四郎さん

⑮映画プロデューサーの小林三四郎さんと。

宇賀神、塩田さんと

⑯宇賀神さん。昔、爆弾事件で捕まりました。アパートに地下室を掘って、爆弾工場にしてたそうです。最近も、その事件をテレビでやってました。右は「監獄人権センター」の塩田さん。

ゲバラと若松孝二さん

⑰ゲバラのフィギュアがありました。隣りには若松孝二監督の写真が。

「万博」太陽の塔の前で。5/31

⑱5月31日(火)仕事で大阪に行ったついでに、万博公園に行きました。1970年の大阪万博の跡地が公園、広場になってます。あの「太陽の塔」だけは残ってます。大阪万博には私も来ました。2回も。46年ぶりの対面です。

太陽の塔の裏側

⑲後ろに回ると、ちょっと不気味です。46年前は気が付きませんでした。

入場者数は6421万人!

⑳大阪万博の入場者数は6421万人だそうです。当時、人口は1億と少し。半分以上の人が見たんです。国民的行事です。迷子も何万人とでました。「90%は無事に見つかりました」と書いてあった。あとの10%はどうしたんだろう。今でも探しているのかな。

「70年万博」を再現しています

㉑万博会場の模型ですね。とてつもなく広い会場でした。

ジュンク堂で栗原康さんが…

㉒その後、6時半から、ジュンク堂難波店に行きました。栗原康さんと難波店店長の福嶋聡さんのトークがあったからです。栗原さんの『村に火をつけ、白痴になれ。伊藤野枝伝』(岩波書店)の刊行記念トークです。

福嶋店長(左)と栗原康さん

㉓トークは盛り上がってました。福嶋店長(左)と栗原さん。

鈴木。栗原さん。福嶋店長

㉔そのあと、3人で記念撮影。もの凄く広い書店です。それに、思想的、社会的な本も多く、私も、ついつい買っちゃいました。

『週刊金曜日』(5/27号)

㉕『週刊金曜日』(5月27日号)は「日本会議」の特集です。私も喋ってます。

私も話してます

㉖「左翼との闘いが日本会議の核をつくった」。私が話してます。

「闇に葬られた『怪死』の真相」(宝島社)

㉗宝島社から今出てます。『闇に葬られた「怪死」の真相』。

見沢知廉の死について書いてます

㉘私も書いてます。〈2005年、作家見沢知廉が飛び降り自殺。「不世出の天才」を一番知る男の懺悔録〉。

ただいま、発売中です

㉙『〈愛国心〉に気をつけろ!』(岩波書店)が発売中です。

【お知らせ】

『〈愛国心〉に気をつけろ』(岩波新書) 『〈愛国心〉に気をつけろ』(岩波新書)
  1. ①6月3日(金)。私の新しい本が発売されました。『〈愛国心〉に気をつけろ』(岩波新書)です。
  2. 『闇に葬られた「怪死」の真相』(宝島社)は売れてます。以前出したものに、大幅に追加し、新装改訂版です。私も、〈天才作家の死〉について書いてます。
  3. 『宗教問題』14号。発売中です。特集は、「追跡、“僧侶派遣ビジネス”」。ロシア・オウム残党。日本会議。顕正会などについても。私の原稿も。
  4. 6月6日(月)午後7時、ホテルサンルート高田馬場一水会フォーラム。講師は守屋武昌さん(元防衛事務次官)。テーマは、「日米安全保障の真実=最も防衛行政に精通した男の憂国論=」。参加申し込みは、一水会事務局へ。TEL03(3364)2015。
  1. 6月11日(土)名古屋で、飛松五男さん(元兵庫県警刑事)と講演します。午後2時、開演。
     場所は、名古屋市金山、都市センター第三会議室です。主催は「NPOまなびや@KYUBAN」。日本を取り巻く「安全」と「平和」について語ります。なぜ人々は、不安から外国に対する排外主義になるのか。又、子供や弱者が狙われる最近の犯罪について飛松さんから解説してもらいます。  お問い合わせ、申し込みの窓口は、岩井までメールで。
    Mail:masa_kazui@yahoo.co.jp
    詳細
  2. 6月16日(木)午後7時、ネイキッドロフト。『東アジアに平和の海を』(彩流社)の出版イベント。〈ザ・ヘイトスピーチ論争。健全なナショナリズムはいかにして可能か〉。前田朗さん、木村三浩氏、岡田充氏、野間易通氏、山口祐二郎氏、鈴木邦男がでます。
  3. 6月17日(金)18時30分。佐高信さんと講演。テーマ「日本会議の正体」。九段下の寺島文庫で。参加費は1000円。問い合わせ、参加校仕込みは、「金曜日」事務部へ。03(3221)8521
  4. 6月18日(土)午後6時から、新宿2丁目の「道楽亭」で快楽亭ブラックさんの独演会があります。落語のあと、私とのトークがあります。
  5. 6月22日(水)現代書館から『テロリスト・ワールド』を出した真鍋厚さんと、書店トークをします。神保町の東京堂書店。午後7時からです。
  6. 6月24日(金)劇団「再生」が「二十歳の原点」を上演します。6月24日・25日です。24日には開始前に、高木尋士さんとトークします。午後6時15分です。新宿三丁目の「梟門」という劇場です。
  7. 6月25日(土)18時〜21時。新潟県新発田市生涯学習センター。大杉栄メモリアル・プレイベント。映画上映「ルイズ その旅立ち」。第2部は栗原康氏の講演。
7/5(火)札幌で「イレズミ牧師」と対談 7/5(火)札幌で「イレズミ牧師」と対談
  1. 7月5日(火)6時。「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。ゲスト、鈴木啓之さん。ヤクザを辞めて牧師さんになった人です。映画「親分はイエス様」のモデルになってます。『イレズミ牧師のどん底からの出発法』、『刺青のクリスチャン・親分はイエス様』(共に講談社)など著書も沢山あります。面白い話が聞けると思います。楽しみです。
  2. 7月16日(土)午後6時。「せたがやボロじゆうくⅡ」で、講演とシンポジウムに出ます。テーマは、「鈴木邦男さん、あなたは右ですか、左ですか」。面白いテーマですね。気に入ってます。
    私の講演のあと、シンポジウムがあります。場所は世田谷ボランティアセンター。
  3. 7月23日(土)午後2時、エル大阪。「和歌山カレー事件を考える集会」。
  4. 7月30日(土)午後1時より、阿佐ヶ谷ロフト。「鈴木邦男生誕祭」です。
  5. 8月27日(土)円より子さんの「女性のための政治スクール」で講演します。
  6. 9月17日(土)午後1時より、新発田市生涯学習センター。「大杉栄メモリアル」。ゲスト・福島泰樹(絶叫歌人。僧侶)。
  7. 10月15日(土)13:00〜。〈没後25年。竹中労追悼会。「戒厳令の夜」特別試写会と竹中労を偲ぶトークのつどい〉。
    会場・甲府市中央1-1-7 桜座。
    主催・竹中英太郎記念館。
    (第2部のトークには私も出る予定です)