2016/06/20 鈴木邦男

「鈴木邦男はどこへ行くのか」を書いてます

①正文館。ボストン美術館で…

ゴーギャンの絵の前で。飛松さんと
ゴーギャンの絵の前で。飛松さんと
講演する飛松五男さん(右)
講演する飛松五男さん(右)
皆、熱心に聞いてます
皆、熱心に聞いてます
主催したNPO「まなびや」の川口さん
主催したNPO「まなびや」の川口さん
休憩の時、皆、下界を見てます
休憩の時、皆、下界を見てます
名古屋市内が一望できます
名古屋市内が一望できます
地上に降りて、記念撮影
地上に降りて、記念撮影
唐牛健太郎さんのいとこの村瀬さん 唐牛健太郎さんのいとこの村瀬さん

久しぶりの名古屋でした。6月11日(土)、飛松五男さんと講演会をしました。午後2時からです。

その前に、名物書店に行きました。午前10時に名古屋駅に着いて、皆で地下鉄に乗って、千種に降りて正文館に行きました。

大阪のジュンク堂難波店の福嶋店長に紹介されたのです。「あそこは素晴らしい。ぜひ行ってみて下さい」と勧められました。

確かに素晴らしい書店でした。

普通なら、「売れ筋」のハウツー本や、ベストセラー、人気の推理作家の本などを中心に店頭に並べるのに、ここは違います。

私の本などもありました。ありがたいです。そして、思想的な本も。そこかしこにあって、「ほら」「これは何だ」と若者も手に取ります。そんな感じのお店です。

近藤、岩井、飛松さん(二次会で) 近藤、岩井、飛松さん(二次会で)

2階では時々、トークをやってるそうです。「明日は呉智英さんです」と店長が言う。

いいですね、こういうコアな講師を呼んで話してもらうなんて。

本屋でかなり時間を過ごし、店長さんともゆっくり話し、それから、又、地下鉄に乗って金山へ。

確かここは金山体育館があったところだな。昔、UWFのプロレスをよく見に来たな。と呟いていたら、岩井さんが、「エッ? わざわざプロレスを見に来たんですか」と聞く。

そりゃ、来るよ。前田日明が出てたし、高田もいたし、佐山、船木もいたし…。

でも体育館は見当たらない。もうないのかな。

6/10(金)「東アジア総合研究所」のシンポジウム 6/10(金)「東アジア総合研究所」のシンポジウム

でも、会場は、駅前の都市センターだ。市でやってるビルなのか。

不思議なことに、ここには美術館も入っている。

「名古屋ボストン美術館」だ。名前が変わっている。アメリカにあるボストン美術館と連携したものだ。早い話、〈支店〉だ。

だから、アメリカの本店から借りてきたものが多い。

「あれっ? ここ来たような気がするな」と言ったら、岩井さんが、「前に、大学に来た時、帰りに寄りましたよ」と言う。

あっ、そうだったのか。この都市センタービルの上の方は会議室だが、下は美術館だ。1階のフロアーにも、巨大な絵が展示してある。ゴーギャンだ。

すぐ横の同時通訳の人が すぐ横の同時通訳の人が

だから言ってやった。「私も今、これと同じものを描いてるんですよ」と。

飛松さんと岩井さんが、驚いて聞く。「えっ、絵を描いてるんですか?」と。2人とも、怪訝な顔をしていた。

ここで写真を撮った。飛松さんも私も。このゴーギャンの絵を見て、皆、分かるでしょう。「あっ、見たことがある」と。

でも、この絵のタイトルを即座に答えられる人はなかなかいない。だって長いのだ。やたら長い。

タイトルはこれだ。

〈我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか〉。
山梨県立大学の徐先生と 山梨県立大学の徐先生と

どうです。長いよね。「それとお前の本と、どう関係あるんだ!」と言われるだろう。「われわれ」を「鈴木」に変えて、本のタイトルにしようとしてるのだ。札幌の柏艪舎は。私がどんどん、左傾化し、初心を忘れ、変節しているのでは…と言われる。鈴木はどうしたのか。もうダメか。…という疑問や批判に応えようという本だ。

ゴーギャンにならって、私の本のタイトルも長い。

〈鈴木邦男はどこから来たのか? 鈴木邦男はなにものなのか? 鈴木邦男はどこに行くのか〉
徐先生。息子さん(左)と 徐先生。息子さん(左)と

これがタイトルだ。今、この本を作っている。柏艪舎からもうすぐ出るだろう。

鈴木邦男の⑴過去、⑵現在、⑶未来だ。果たして「未来」はあるのだろうか。

タイトルが長過ぎるから、⑵だけにして、「鈴木邦男の本音」にしよう。という案もある。

あるいは、⑶だけにして、「鈴木邦男はどこに行くのか」にしようか。…と、いろいろ、案があり、まだまとまっていない。

この本の出版そのものが、どこから来てどこに行こうとしているのか。うん、それにしよう。

②ゴーギャンにならって、この本を

ソウル大学の朴先生と ソウル大学の朴先生と

飛松さんとの話は、とてもよかったですね。

NPO「まなびや@KYUBAN」の川口裕有子さんが主催してくれて、主としてヘイトスピーチにどう対応するか。について話し合いました。

この都市センターの会議室は使いやすいし、今まで名古屋で何回もやったけど、ここが一番いいですね。

じゃ、川口さんにお願いして、2ヶ月に1度、ここでやりましょうと、私は主張しました。だから多分、そうなるでしょう。

名古屋近辺にも、知っている先生たちもいるし、声をかけて来てもらいましょう。

そうだ。この日、岩波ブックレットの『〈愛国心〉に気をつけろ!』を20冊持って行きました。

ソプラノ歌手・田月仙さん ソプラノ歌手・田月仙さん

そしたら、全部売れてしまいました。こんなことは今までないです。

1冊が580円と安いからでしょう。2500円の本なら、5冊も売れないでしょう。

「ダメじゃないですか。もっと持ってこなくては」と岩井さんたちに叱られたほどです。

大きな本屋では、どこでも岩波ブックレットのコーナーがあります。そこで平積みにされてます。

表紙の上には、〈岩波ブックレットNo.951〉と書かれてます。

もう、そんなに出てるんですか。全部読むのは大変ですね。でも、全巻読破に挑戦して成功した人もいるんでしょう。

ソプラノ歌手の田月仙さんと ソプラノ歌手の田月仙さんと

本の最後のページには、〈「岩波ブックレット」刊行のことば〉が載っている。

経済、政治、教育、核…と、人類の危機にあって、出版人として、「正確な情報とその分析、明確な主張を端的に伝え、解決のための見通しを読者と共に持ち、歴史の正しい方向づけをはかることを、このシリーズの基本の目的とします」と書かれている。

最後には「1982年4月 創刊にあたって」と書かれている。

そうすると、創刊して34年か。その間に951冊だ。1年に28冊。月に2冊以上出してるんだ。

隣の部屋には原書がズラリと 隣の部屋には原書がズラリと

「刊行のことば」の下に、〈岩波ブックレットから〉という案内が出ている。

この本を読んだ人は、さらにこんな本も読んだら、どうでしょうね。という案内だ。

No.889「ベアテ・シロタと日本国憲法」。これは是非読まなくちゃ。

No.885「日本人は民主主義を捨てたがっているのか?」。想田和弘さんだ。これは読んだ。この人とは対談もしている。

No.923「安倍政権とジャーナリズムの覚悟」(原寿雄)。

No.933「「テロに屈するな!」に屈するな」。これは読んだ。

ドイツ語の「グリム童話集」 ドイツ語の「グリム童話集」

そして、最後の2冊も読んだ。

No.721「使える9条」。

No.826「未来に語り継ぐ戦争」。

そして、アッと思った。この2冊は読んだだけじゃない。私も書いてたんじゃないのかな。そう思って手に取ったら、確かに書いていた。

そうか。「岩波ブックレット」は、初めての体験かと思ったら、もう前に、書いてたんだ。1人で全部、書くのは初めてなんだ。

じゃ、「岩波ブックレット」のその3冊を紹介しよう。

③「岩波ブックレット」の3冊

6/9(木)「読書会」 6/9(木)「読書会」

⑴No.721。マガジン9編『「使える9条」=12人が語る憲法の活かしかた=』。

2008年4月9日発売。800円。143ページで、半藤一利さん、永井愛さん、鎌仲ひとみさんなど12人が書いている。私もその中に入っている。ありがたいです。

4番目に私が書いている。

〈愛国とは、強要されるものじゃない〉。これがタイトル。そして、こう書いている。「本当は外に対してはへりくだって、弊国、 愚国と呼ぶくらいでちょうどいいのに」。
6/16(木)は『日本会議の研究』 6/16(木)は『日本会議の研究』

そうか。8年前に書いたこの本を進展させて、今年出した、『〈愛国心〉に気をつけろ!』になったんですね。

⑵No.826『未来に語り継ぐ戦争』。2012年8月15日発売。560円。71ページ。〈老若世代14人が語り合う7本のシリーズ対談〉。

これは東京新聞が毎年8月15日にやっている戦争についいての対談を7本、まとめたものだ。なかなか刺激的で面白い。

7本を紹介しよう。

○むのたけじ×雨宮処凛

田原総一郎さんと。6/16 田原総一郎さんと。6/16

○半藤一利×田口ランディ

○品川正治×鈴木邦男

○野上照代×城戸久枝

○飯田進×安田菜津紀

○村井志摩子×稲泉連

○大城立裕×開沼博

私が対談した品川正治さんは、この時、83才。経済同友会終身幹事。経済界の重鎮だ。

中島岳志さんと 中島岳志さんと

戦争体験の話をし、いかに平和が大切で、9条が大切かを力説していた。無知な私の質問にも、丁寧に答えてくれた。とても勉強になった。

対談のタイトルは、「9条の旗はボロボロだけど手放さないでほしい」。

東京新聞本社で対談をやったが、編集長やら局長やら、更に上の人たちも、続々と詰めかけて、聞いている。

「この2人の話は一体、どこへ行くのだろう」と皆、興味津々で聞いている。

やけにギャラリーの多い対談だった。他の対談も、そんな雰囲気の中で行われたのだろう。

この本の帯には、こう書かれている。

6/16(木)ネイキッドロフトで 6/16(木)ネイキッドロフトで
〈あの戦争の過ちを繰り返さぬためには、どうしたら良いのか。戦争体験者と戦争を知らない世代、年齢差最大64が語り合う、7本の対談集。東京新聞が2006年から毎年8月15日に掲載したこれらの対談は、過去を直視し、未来に引き継ぐ教訓を得ようとする人びとに、大きな勇気と励ましを与えてくれるのに違いない〉

そうか。4年ごとに出てるんだ、私は。

2008年に『使える9条』。2012年に『未来に語り継ぐ戦争』。そしてその4年後の2016年に『〈愛国心〉に気をつけろ!』だ。

⑶No.951『〈愛国心〉に気をつけろ!』。2016年6月3日発売。580円。71ぺージ。

活発な質問も出ました 活発な質問も出ました

そうか。「岩波ブックレット」には、随分とお世話になってるんだ。ありがとうございます。

「刊行のことば」にはこう書かれている。

〈読者の皆様が、市民として、学生として、またグループで、この小冊子を活用されるように、願ってやみません〉。

そうだよね。580円と安いんだし、いろんな集まりで使ってもらおう。高木さんの「読書会」とか、大阪の読書会とか。金曜日の読者会とか。

更に、寅ちゃん、貫井さんと3人で、「上高田読書会」を作って、これを読むのもいいな。

【だいありー】

週刊「アエラ」(6/20号) 週刊「アエラ」(6/20号)
  1. 6月13日(月)「アエラ」(6月20日号)発売。岡田尊司さんの『マインド・コントロール』(文春新書)の書評を書いている。
     これは、ショッキングな本だった。驚いた。
     どこかで対談、座談会をやってみたい。大阪読書会でもいいかな。あっ、私の本をテキストにしてやるんだった。じゃ、高木読書会かな。
     午前中、原稿。
     午後2時、取材。
     夜は家で仕事。
  2. 6月14日(火)午前中、原稿。
     2時、打ち合わせ。夕方の仕事が急に延期になったので、映画を見る。午後4時20分から6時50分まで、「64(ロクヨン・前編)」。7時から9時まで「64。後編」。
     力の入った映画で、堪能できました。今度、原作本も読んでみよう。寅ちゃんも見たというから、対談してもいいな。
『使える9条』 『使える9条』
  1. 6月15日(水)午前中、原稿。  使ってたカバンを酷使してるからだろう、ボロボロになった。でも、これ以上、機能的なカバンはない。でも、このカバンを作ってる会社が倒産して、今ない。
     仕方ないので、江戸川区のカバンを作る工場で、同じものを作ってもらう。設計図を書いて、改良プランを入れて、送る。
     金がかかるが、仕方ない。仕事のためだ。作ってる間、使うカバンを新宿で探して買う。だから、かなり高いものにつくよな。これは。
  2. 6月16日(木)11時、高田馬場のホテルサンルートで取材。
     12時15分、テレ朝から迎えの車が来たので、乗っていく。1時15分からBS朝日の「激論!クロスファイア」に出る。田原総一朗さん、中島岳志さんと一緒。2時15分まで。
『未来に語り継ぐ戦争』 『未来に語り継ぐ戦争』

そのあと、又、局の車で、新宿の河合塾コスモに送ってもらう。3時からの授業(現代文要約)にちょっと遅れるが、前に言ってたので大丈夫だった。

5時から、「読書ゼミ」。今日読んだ本は。菅野完さんの『日本会議の研究』(扶桑社新書)。今、売れに売れている。それを読んで、生徒と考える。

6時半に終わって、すぐにネイキッドロフトに駆けつける。『東アジアに平和の海を』(彩流社)の出版イベント。〈ザ・ヘイトスピーチ論争。健全なナショナリズムはいかにして可能か〉。

前田朗さん、木村三浩氏、岡田充氏、野間易通氏、山口祐二郎氏、そして私だ。満員だった。熱い論争が展開された。

『〈愛国心〉に気をつけろ!』 『〈愛国心〉に気をつけろ!』
  1. 6月17日(金)午前中、原稿。
     夕方5時半、「金曜日」の赤岩さんと待ち合わせて会場へ。九段下の寺島文庫で。佐高信さんと対談。テーマは「日本会議の正体」。かなり詳しい話になりました。
  2. 6月18日(土)午前中、原稿。
     午後3時、取材。新宿2丁目の「道楽亭」に行く。快楽亭ブラックさんの落語会。
     落語のあと、私とトーク。満員でした。又もや、凄い対談になりました。
  3. 6月19日(日)朝10時、羽田発の飛行機で札幌へ。モノレール、飛行機の中で、必死に本を読む。
     書評を頼まれてる本、ノルマを達成するための本など沢山だ。

【写真説明】

ゴーギャンの絵の前で。飛松さんと

①6月11日(土)。名古屋市金山の都市センター会議室で飛松五男さんと講演しました。午後2時から。このビルは上が会議室。下が美術館です。1階に入り、エレベーターで会議室に行こうとしたら、この絵が目に付いたのです。ゴーギャンです。絵のタイトルはこんな長いものです。「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」。
 「私も今、このテーマで原稿を書いてるんですよ」と飛松さんに言いました。柏艪舎から出ます。『鈴木邦男はどこから来たのか? 鈴木邦男は何者か? 鈴木邦男はどこへ行くのか?』です。

講演する飛松五男さん(右)

②午後2時から始まりました。主催のNPO「まなびや@KYUBAN」の川口祐有子さんが挨拶し、それから私。そして飛松さんが話し。そのあとは、会場の皆と、「どうしたら差別、ヘイトスピーチをなくせるか」について語り合いました。

皆、熱心に聞いてます

③皆、熱心に聞き、熱心に質問してました。会場のこのような座り方はいいですね。全員参加という感じがして。

主催したNPO「まなびや」の川口さん

④主催してくれたNPO「まなびや」の川口さんが、開催の主旨について話します。「ヘイトスピーチとどう向き合うか」について話し合いたいです、と。

休憩の時、皆、下界を見てます

⑤3人の話が終わって、休憩。その後、会場の皆を含めて、話し合いをしました。休憩の時は、皆、窓から名古屋市内を見てます。かなり高い階だったので、眺めはとてもいいです。

名古屋市内が一望できます

⑥名古屋は大きいですね。「名古屋城は見えないね」「それは逆の方向ですよ」と話し合ってます。

唐牛健太郎さんのいとこの村瀬さん

⑦知多半島から村瀬さんが来てくれました。60年安保の時の英雄・唐牛健太郎さん(全学連委員長)のいとこです。佐野眞一さんの書く『唐牛健太郎』が、もうすぐ発売されます。そこにも村瀬さんの証言が載ってます。私が2人を紹介しました。

地上に降りて、記念撮影

⑧終わって、エレベーターで下に降りて、そこで撮影。下中さんもいます。この前、札幌で会ったんですね。隣に民進党の近藤さんですね。忙しいのに駆けつけてくれました。そして私。飛松さんです。

近藤、岩井、飛松さん(二次会で)

⑨近藤さん。岩井さん。飛松さんがいますね。二次会です。海鮮居酒屋「だんまや水産」です。名前が珍しい。名前の謂れを聞こうと思って忘れてしまいました。ここに来る途中、「宮本むなし」という店もありました。食堂でしょう。それから、「目利きの銀次」という居酒屋もありました。「ホテル・チュチュ」という店も。飛松さん曰く、「ホテルに入ったら、すぐ抱き合ってチュチュするからですよ」「きっとそうでっせ」と皆が。元刑事さんが言うてたから本当でしょう。
 そうだ。この「だんまや水産」のトイレに入ったら、目の前に動画が。「的を狙っておしっこしてね! おしっこの量がはかれるよ!」。何だこれは。と思いながら、終わって出ようとすると、「おしっこの量」が表示されました。654mlでした。多いのか少ないのか、分かりません。

6/10(金)「東アジア総合研究所」のシンポジウム

⑩6月10日(金)。学士会館で。東アジア総合研究所の主催のシンポジウムです。「日韓新時代と東アジアの未来」が開かれました。そのあと、パーティ。

すぐ横の同時通訳の人が

⑪後ろに座ってたら、すぐ横に同時通訳の人がいました。大変な仕事です。感心します。

山梨県立大学の徐先生と

⑫山梨県立大学の徐先生も来てました。私を山梨県立大学に呼んでくれた先生です。

徐先生。息子さん(左)と

⑬徐先生(右)。左端は息子さん。

ソウル大学の朴先生と

⑭ソウル大学の教授・朴喆煕先生も来てました。

ソプラノ歌手・田月仙さん

⑮パーティで、ソプラノ歌手・田月仙さん。素晴らしい歌でした。「素晴らしかったです」と田さんに挨拶したら、「あら、久しぶり」と言われました。前に会ってたようです。

ソプラノ歌手の田月仙さんと

⑯パーティ会場の隣の控え室です。休憩、打ち合わせに使うのでしょう。本箱を見たら、キルケゴール、ヴィトゲンシュタインなどがありました。

隣の部屋には原書がズラリと

⑰1冊を手に取ったら、ドイツ語で書かれてるカール・シュミットの政治学の本でした。早大大学院に入った時、この本を原書で読まされました。

ドイツ語の「グリム童話集」

⑱岩井さんが手に取ったのは、ドイツ語の「グリム童話」でした。

6/9(木)「読書会」

⑲6月9日(木)の「読書ゼミ」では、この本を読みました。森達也さんの本です。〈「自分の子どもが殺されても同じことが言えるのか」と叫ぶ人に訊きたい〉。長いタイトルだ。

6/16(木)は『日本会議の研究』

⑳6月16日(木)は、この本でした。菅野完さんの『日本会議の研究』。もの凄く売れて、増刷が間に合わないようです。

田原総一郎さんと。6/16

㉑6月16日(木)12時20分から、テレビ朝日に。BS朝日の「激論!クロスファイア」に出ました。田原総一朗さん、中島岳志さん、本間智恵さん(女子アナ)です。本番が終わって、田原さんと。

中島岳志さんと

㉒中島岳志さんと。「北大准教授」でしたが、今は東工大教授です。「千葉に住んでます」と。じゃ又、対談をしましよう。と言いました。

6/16(木)ネイキッドロフトで

㉓6月16日(木)は、テレビ局の車が迎えに来てくれた。本番は1時15分〜2時20分。ハイヤーが待ってました。河合塾コスモへ。「現代文要約」。「読書ゼミ」の授業。
 これで終わったと思ったら、ネイキッドロフトがありました。ちょっと遅れて着き、パネラー席に。『東アジアに平和の海を』(彩流社)の出版記念イベントです。
 テーマは〈ザ・ヘイトスピーチ論争=健全なナショナリズムはいかにして可能か〉。パネラーの皆さんです。(左から)岡田充さん(共同通信客員論説委員)。木村三浩氏。前田朗氏。鈴木。山口祐二郎氏。野間易通氏。

活発な質問も出ました

㉔皆熱心に聞いてます。熱い討論となり、活発な質問も出ました。

週刊「アエラ」(6/20号)

㉕週刊「アエラ」(6月20日号)。岡田尊司さんの『マインド・コントロール』(文春新書)の書評を書きました。これは凄い本です。怖い本です。

『使える9条』

㉖岩波ブックレットは、これまでにもお世話になってます。初めは『使える9条』でした。「マガジン9」編で、私も書いてます。

『未来に語り継ぐ戦争』

㉗次は『未来に語り継ぐ戦争」です。私は品川正治さんと対談しました。

『〈愛国心〉に気をつけろ!』

㉘そして、『〈愛国心〉に気をつけろ!』です。

【お知らせ】

  1. 6月22日(水)現代書館から『テロリスト・ワールド』を出した真鍋厚さんと、書店トークをします。神保町の東京堂書店。午後7時からです。とてもしょうげきてきなほんです。「テロ」について分析・論評した第一級の本です。
  2. 6月24日(金)劇団「再生」が「二十歳の原点」を上演します。6月24日・25日です。24日には開始前に、高木尋士さんとトークします。午後6時15分です。新宿三丁目の「梟門」という劇場です。
  3. 6月25日(土)18時〜21時。新潟県新発田市生涯学習センター。大杉栄メモリアル・プレイベント。映画上映「ルイズ その旅立ち」。第2部は栗原康氏の講演。
7/5(火)札幌で「イレズミ牧師」と対談 7/5(火)札幌で「イレズミ牧師」と対談
  1. 7月5日(火)6時。「鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台」。ゲスト、鈴木啓之さん。ヤクザを辞めて牧師さんになった人です。映画「親分はイエス様」のモデルになってます。『イレズミ牧師のどん底からの出発法』、『刺青のクリスチャン・親分はイエス様』(共に講談社)など著書も沢山あります。面白い話が聞けると思います。楽しみです。
  2. 7月11日(月)一水会フォーラム。7時。ホテルサンルート高田馬場。講師・渡部恒雄さん(東京財団政策研究ディレクター)。演題・「トランプ現象のアメリカの深層を考える」。
  3. 7月16日(土)午後6時。「せたがやボロじゆうくⅡ」で、講演とシンポジウムに出ます。テーマは、「鈴木邦男さん、あなたは右ですか、左ですか」。面白いテーマですね。気に入ってます。
    私の講演のあと、シンポジウムがあります。場所は世田谷ボランティアセンター(世田谷区下馬2-20-14)。参加費1000円。
  4. 7月23日(土)午後2時、エル大阪。「和歌山カレー事件を考える集会」。
  5. 7月30日(土)午後1時より、阿佐ヶ谷ロフト。「鈴木邦男生誕祭」です。
  6. 8月27日(土)円より子さんの「女性のための政治スクール」で講演します。星陵会館1FのE会議室です。
  7. 9月11日(日)渋谷のアップリンクで、映画「望むのは死刑ですか」の特別上映が決まりました。2回です。そのあと、長塚洋監督と私のトークがあります。
  8. 9月17日(土)午後1時より、新発田市生涯学習センター。「大杉栄メモリアル」。ゲスト・福島泰樹(絶叫歌人。僧侶)。
  9. 10月15日(土)13:00〜。〈没後25年。竹中労上映会。「戒厳令の夜」特別試写会と竹中労を偲ぶトークのつどい〉。
    会場・甲府市中央1-1-7 桜座。
    主催・竹中英太郎記念館。
    (第2部のトークには私も出る予定です。他に豪華ゲストも内定しています)