2016/09/19 鈴木邦男

落語界の革命家・円丈さんに再会した

①『落語家の通信簿』を読んだ

三遊亭円丈さんと。9/12(月)
三遊亭円丈さんと。9/12(月)
国立演芸場。9月中席のトリです 国立演芸場。9月中席のトリです

本屋でたまたま三遊亭円丈の『落語家の通信簿』(祥伝社新書)を見つけて買った。面白かった。

円丈さんはよく聴いていた。それに、祥伝社新書だ。私もここから本を出してるし、家族の一員のような感じになって買ってしまった。

11年前に佐藤由樹さんとの共著で『天皇家の掟』(祥伝社新書)を書いた。

それが今頃になって、急に話題になり、じゃ、もう一度出そうかとなって、『皇室典範を読む』(祥伝社文庫)になって、今週出た。

11年前と違い、表紙も中の写真も多いし、レイアウトもかなり大胆だ。祥伝社の「やる気」を感じさせる。発行部数もかなり多いようだ。

そうだ。円丈さんの本だ。落語家が自分の交友関係を語ったり、仲のいい人、尊敬する人を語る本は沢山ある。

『円丈落語全集1』 『円丈落語全集1』

でもこれは違う。彼ら落語家に「通信簿」をつけるのだ。多くの同業者を敵に回すことになる。普通なら、絶対にやらない。

本の帯にはこう書かれている。

〈芸歴49年の三遊亭円丈が「芸」の神髄から裏話まで語る、おすすめの演目つき!〉

そうか。もう49年も落語家をやってるのか。人生のほとんどじゃないか。

さらに、本の帯には、もっと大きな文字で、こう書かれている。

『落語家の通信簿』 『落語家の通信簿』
〈この落語家を聴け!
 この落語家は聴くな!〉

ウワー! ここまで言うか。友達をなくすどころではない。落語家としての「全て」を失うかもしれない。まるで「自爆テロ」だ。

かなり前からこの人の落語は聴いている。CDも持っている。

でも、ネットを見ていたら、気になることを書いてた人がいた。

円丈さんは、実にダイナミックな舞台だ。大声を出し、時には立ち上がり、アクションも派手だ。喋ることも勿論、過激だ。その芸風に魅せられたファンも多い。

でも最近、ちょっとした事件が起きた。

ネットに書き込んでた人は、東京に住んでるが、わざわざ地方の独演会まで聴きに行ったという。

②体調が悪いの? 円丈さん

井筒さん。木村三浩氏と
井筒さん。木村三浩氏と
井筒高雄さん。9/6(月) 井筒高雄さん。9/6(月)

円丈さんは最近、ちょっと調子が悪い。

調子がいい時は、「さすがは…」と思わせる舞台だが、調子が悪い時は、ちょっと聴くに堪えない。

声は弱々しいし、話の流れを完全に忘れてしまい、あるいは、こんがらがる。時にはカンニングペーパーを出してチラチラ見ながらやる。

地方でやった時は、話の流れを忘れてしまい、話がまとまらなくなった。そして途中でやめた。

「今日は、まとまりませんで、すみませんでした。だから皆さん、名前と住所を書いて下さい。お詫びの印に手拭いを送ります」と言う。後日、手拭いが本当に送られてきたそうだ。

柔道の五味田君と 柔道の五味田君と

体の調子が悪くて、落語をきちんとやれなかった。そのお詫びなのだ。

それで、ずっと心配していた。私が心配したからといって、どうなるものでもないが。

この人は天才だ。落語界の革命家だと思っている。

実は何度か一緒にお酒を飲んだこともある。昇太さんに紹介されたんだ。

あの時は、昇太さんのお師匠さんの柳昇さんも出てたと思う。

円丈さんはパワーがあった。よく喋る。ダイナミックだ。面白い。客をワーッと熱狂させるコツを心得ている。

昇太さんも、円丈さんを参考にしてるんだろう。そう思った。

円丈さんは大事な舞台を失敗して、それから、もう出てないのか。かなり落ち込んでいるだろうと思っていた。

松本均さん親子(両端)と 松本均さん親子(両端)と

ネットを見ていたら、あれっ、国立演芸場で出ている。それもトリだ。

ともかく見に行ってみよう。聴きに行ってみよう。

もしかしたら、これが最後かもしれない。「もう引退します」と舞台で言うのかもしれない。

元気な時に聴いておかなくちゃと思って、行った。

9月12日(月)だ。昼から、国立演芸場だ。

昔はよく来たなと思った。その表にある国立劇場は歌舞伎をやっている。国立小劇場はよく文楽をやっている。昔はよく見に来た。一日中、見ていた。

「これは勉強だ」と思いながらも、たっぷり時間があったので、楽しんでみていた。

懇親会で 懇親会で

さて、円丈さんの落語だ。

何と、出てくるなり、大きなカンニングペーパーを出して、台の上に置く。

そうか。講談師と違い、落語家は台を置くことはない。特別だ。

「年のせいか、物忘れがひどくて、話がまとまらなくて、途中でやめたこともあったんです」と過去の失敗の話をする。

だから今日は、「忘れた時のために、カンニングペーパーを用意しました」と言う。

だから、話をしていても、ペーパーに目を落とす。「えーと、これは喋った。これも喋った。じゃ、次はこれか」と目で追っている。さらに、ページをめくる。何か、大学の先生が講義をしているようだ。

レンジャーの過酷な訓練 レンジャーの過酷な訓練

それに、声も小さい。張りがない。

しかし、面白い。新作ネタで、「埼玉のひと」に関する話だった。

埼玉から東京に働きに来てる人もいる。でも、こんな人は皆、バカにされている。『埼玉人には草を食わせておけ』なんて本も出ている。

埼玉に引っ越した娘は、母親に言われる。「私は埼玉に住むような娘を生んだおぼえはありません!」。

埼玉に住むことは恥ずかしいだけでなく、何やら、「犯罪的」でもあるんだ。でも、面白かった。

埼玉の人には悪いが、面白かった。

③思い切って声をかけた

松元ヒロさんと。9/9(金) 松元ヒロさんと。9/9(金)

円丈さんはトリだ。だからそれで終わり。皆、ゾロゾロと出口に向かって歩く。

ロビーに出て驚いた。何と円丈さんがいる。出たばかりの本にサインをしている。

『円丈落語全集・1』だ。2000円で、発行は「円丈全集委員会」になっている。

あれれ、出してくれる出版社もないのか。私も買った。

そして、おずおずと声をかけた。名刺を出して、「多分、覚えてないでしょうが、昔、一緒にお酒を飲んだことがあるんですが。昇太さんに紹介されて」。と言った。

知らなくて当然だ。いや、落語のネタだって、よく忘れるし、一度か二度、昔、会った私のことなんて覚えているはずがない。確信をもってそう思った。

共産党の小池晃さんと 共産党の小池晃さんと

ところがだ、即座に答えが返ってきた。

「あっ、鈴木さん! よく覚えてますよ。30年前ですよね。上品な人だと思って、覚えてますよ」と言う。

エッ? 私が上品? そうか。右翼の人だと誰かが言ったんだろう。

右翼の人の割には、怒鳴らないし、暴れない。だから「上品」な右翼と、思ったのかもしれない。

「えっ! 覚えてるんですか」と驚いた。

「勿論、覚えてますよ。あの時は…」と30年前の話をする。

認知症じゃない。ボケてない。もの凄く記憶力がいい人じゃないか。

嬉しかった。涙が出るほど嬉しかった。

月蝕歌劇団「帝国月光写真館」 月蝕歌劇団「帝国月光写真館」

「おっ、大丈夫じゃないですか。いろいろ聞いていたので心配してたんです。でも、安心しました」と正直に言いました。

それで安心して、帰りました。

帰りの電車の中で、『円丈落語全集・1』をパラパラめくって読んでいた。

普通、落語全集といったらCDやDVDで出す。ところがこれは全部活字だ。「読め!」と言うのだ。

本の帯にはこう書かれている。

〈新作落語に革命を起こした男。三遊亭円丈自選作品全集。全5巻で遂に刊行開始!〉
9/14(土)。千本桜ホール 9/14(土)。千本桜ホール

どんな演目が載ってるのだろう。

新作だから、全部オリジナルだ。「グリコ少年」「前座生中継」「冷血」「遥かなるポルノ自販機」…と、面白そうな演目が並んでいる。

あれっ! と思ったのがあった。「悲しみは埼玉に向けて」。もしかして、今日やった落語じゃないか。

さっそく読んでみた。そうだ。「1980年初演」と書かれている。33年前に作られた落語なのか。

でも今日、聴いていて、全く分からなかった。新しい。「円丈最盛期の爆笑作品」と書かれている。

史上初、サイタマをネタにした落語だという。この落語の後、ダサイタマという言葉が流行したという。

「この落語が元になったかどうかは定かでない」というが、きっと、それが元になったんでしょう。

④革命家ですよ。元気ですよ

高取英さんと 高取英さんと

最後に円丈さんの略歴を紹介をしておこう。と思ったが、この本では書かれてない。『落語家の通信簿』の方には出てたので、それを紹介しよう。落語界の革命家ぶりが分かるだろう。

〈三遊亭円丈 さんゆうてい・えんじょう。落語家。一般社団法人・落語協会理事。1944年、愛知県名古屋市生まれ。明治大学文学部演劇学科中退〉。

私よりも1才若いんだ。それに明大か。インテリだ。続ける。

新大久保鷹さんと 新大久保鷹さんと
〈1964年、六代目三遊亭圓生に入門。ぬう生となる。1978年、6人抜きで真打昇進。円丈に改名。実験的・前衛的な作風で新作落語の旗手となる。その創作数は300本を超え、「円丈チルドレン」と呼ばれる春風亭昇太、柳家喬太郎、三遊亭白鳥らに大きな影響を与えた〉。

ほら、やっぱりそうだ。昇太さんは大きな影響を受けたんだ。

今は「笑点」の司会で、大御所のようになったが、「円丈チルドレン」だったんだ。さらに続ける。

長塚洋監督と対談。9/11(日) 長塚洋監督と対談。9/11(日)
〈また1996年に日本参道狛犬研究会を設立するなど、狛犬研究家としても知られる。著作に『ご乱心―落語協会分裂と、円生とその弟子たち』『ろんだいえん―21世紀落語論』などがある〉。

じゃ、これらの本も買ってみよう。それと、円丈全集全5巻は、買って読もう。と決意しました。

そうだ。今、思い出した。30年前といえば、月刊『ガロ』に私は連載をしていた。

「鈴木邦男の文化サーフィン」だ。映画、落語、芝居などを毎日のように見て歩き、それを書いたのだ。

左右の運動の話なんて全くない。実に文化的な生活だった。

「望むものは死刑ですか」の上映後、トーク 「望むものは死刑ですか」の上映後、トーク

時間があったからなのか、のんびりと、一日中、歌舞伎を見たり、落語家とお酒を飲んだりしていた。

その中で、生まれ、考えたことは多い。

でも、本は30冊は読んでいたようだ。

中野図書館では月に30冊、借りられる。大活字コーナーは500冊くらい読んだ。

又、作家だと、テーマごとにその棚を一つずつ制覇している。

新書の棚なんか、「歴史」「芸術」「生活」…と、まとめて15冊ずつ読んでいる。

椎野レーニンさん(左)と、PANTAさん(右) 椎野レーニンさん(左)と、PANTAさん(右)

「じゃ、ここから15冊だ」となると、思いもかけない本も入っている。でも仕方なく読む。

今週は港千尋『芸術回帰論』、大場秀章『バラの誕生』、安藤優一郎『大名庭園を楽しむ』なんて読んだな。

『結び方、しばり方の早引き便利帳』なんて本も読んだな。ひもの結び方の本だ。紙飛行機の本も読んだ。

「棚のはじから15冊」という感じで読んでるから、全く意外なものも入る。

いいだろう。河口鴻三『和製英語が役に立つ』は面白かった。どの本だったか忘れたが、「もの忘れ」の本にあった。

「固有名詞は忘れても、抽象名詞は忘れない」と書いていた。

打ち上げ会場で 打ち上げ会場で

人の名前、土地の名前などはどんどん忘れるが、〈愛〉、〈平和〉、〈戦争〉などの抽象名詞は忘れない。そっちの方が大切だからだ、という意味らしい。

だから円丈さんも、その辺の人の名前や、土地の名前なんか忘れていいんだ。

どうせ、自分より劣った人間どもだ。覚えてなくても…。

むしろ、〈戦争〉とか〈平和〉について、思いつくままに、筋書きもなく、喋ったらいい。

どこで終わってもいい。毎回、違ってもいい。円丈さんのその時の思い、怒り、憂い…だけを喋ったらいい。そしたら、カンペなんかいらないよ。

今度会ったら、そう言ってみよう。

【だいありー】

行く時に、ハチ公前で待ち合わせ
行く時に、ハチ公前で待ち合わせ
ハチ公の下に猫が
ハチ公の下に猫が
  1. 9月12日(月)午前中、原稿。
     午後1時、半蔵門の国立演芸場。落語を聴く。久しぶりだ。
     トリは三遊亭円丈さん。体調が悪いと心配してたが、元気だった。落語も面白かった。
     終わって、ロビーに出たら、本人がサインしている。本を買って、話しかけた。
     「あっ、鈴木さん。久しぶり。あれは30年前でしたね」と明晰に覚えていた。円丈さん、昇太さん、そして私で一緒にお酒を飲んだのだ。覚えていてくれた。嬉しかった。
  2. 9月13日(火)10時から打ち合わせ。取材も兼ねている。
     昼頃になって、手帳を見たら、11時にサンルートで高間さんに会うことになっていた。
     ヤバイ。メールが入っていて、「次の予定があるので出ます」。携帯に電話して、謝った。円丈さんの心配よりも自分のことを心配しなくっちゃ。物忘れがひどい。
     来年の春、ソウルで高間さんの芝居が上演される。「ツレがウヨになりまして」だ。日本のネトウヨを描いたものだ。ソウルの人に見てもらえる。
     私も見に行こう。ツアーを組んで。  夕方、家に帰って仕事。
  3. 9月14日(水)午前中、原稿。
     昼から、高田馬場。本屋、それから取材。
     6時半、新宿のロフトプラスワンに行く。超満員だ。テーマは〈徹底解剖! 日本会議の全て!〉。
     出演は3人。『日本会議の研究』(扶桑社新書)を書き、日本会議ブームに火をつけた菅野完さん。社会学者の宮台真司さん。そして私だ。
     ハラハラ、ドキドキだったが、楽しかった。私も学生時代に戻ったような気分で話しました。12時近くまで話し合いました。
  4. 9月15日(木)12時、青山葬儀場。元衆議院議員・加藤紘一さんの葬儀に参列した。自由民主党と加藤家の合同葬だった。加藤さんは日本のリベラルの希望の星だった。残念だ。葬儀委員長は安倍晋三さんだった。もの凄い人だった。
     1時半に終わり、急いで河合塾コスモへ。
     3時、「現代文要約」。
     5時、「読書ゼミ」。『内田樹の生存戦略』(自由国民社)を読む。面白い本だった。
     そのあと、7時半から映画会社の人と会う。
  5. 9月16日(金)12時から高田馬場。カフェ「ミヤマ」会議室。取材。
     6時40分、四谷の主婦会館。「小沢一郎を支援する会」に出る。
  6. 9月17日(土)朝、9時の東京発の新幹線で新潟へ。そこから乗り換えて、新発田へ。お昼に着く。
     午後1時より、新発田市生涯学習センターで「大杉栄メモリアル」に参加。福島泰樹さん(絶叫歌人・僧侶)が講演。そのあと私も対談で出る。
     終わって、駅の近くの居酒屋で懇親会。長野の平田君も来ていた。新発田に泊まる。
  7. 9月18日(日)、礼仁さん、平田君と新発田市内を見学。「よど号」ハイジャック事件の田宮高麿さんはここの出身。お墓参りをし、お寺の住職さんとお話をする。
     午後、長岡に行く。

【写真説明】

三遊亭円丈さんと。9/12(月)

①三遊亭円丈さんと会いました。随分と久しぶりです。9月12日(月)、国立演芸場に落語を聴きに行ったのです。

国立演芸場。9月中席のトリです

②国立演芸場も実に久しぶりでした。円丈さんはトリでした。

『円丈落語全集1』

③この日、買ってサインをしてもらいました。円丈さんの『三遊亭円丈落語全集・1』です。

『落語家の通信簿』

④これは前に買って読んでました。三遊亭円丈『落語家の通信簿』(祥伝社新書)です。

井筒高雄さん。9/6(月)

⑤井筒高雄さん(元自衛隊レンジャー隊員)が一水会フォーラムで講演してくれました。9月6日(月)。

井筒さん。木村三浩氏と

⑥講演が終わって。鈴木。井筒高雄さん。木村三浩氏。レンジャーの時に皆からもらった「激励文を書いた日の丸」です。

柔道の五味田君と

⑦前に講道館で一緒に柔道を習っていた五味田君もフォーラムに来てくれました。「今、これを読んでるんです」と1冊の本を取り出しました。谷口雅春先生の『人生を支配する先祖供養』です。生長の家や大本教に関心があるそうです。久しぶりに会ったら、私を見て、「大本教の出口王仁三郎に似てきましたね」と不思議なことを言ってました。

松本均さん親子(両端)と

⑧ベストセラー『交番の裏は闇』を書いた作家の松本均さんが息子さんを連れて聞きに来てくれました。わざわざ兵庫県から。ごくろうさんです。井筒さんも知り合いだそうです。中央の2人はあさ子さんと瀧沢さん。

懇親会で

⑨懇親会で。

レンジャーの過酷な訓練

⑩井筒さんがレンジャー時代の写真を見せてくれました。これは、ヘビを食べてる写真です。その他、カエル、鳥などを捕まえて食べてます。

松元ヒロさんと。9/9(金)

⑪9月9日(金)、松本ヒロさんのライブを聴きに行きました。紀伊国屋ホールです。面白かったです。

共産党の小池晃さんと

⑫共産党の小池晃さんも聴きに来てました。「よく、ここで会いますね」と言ってました。

月蝕歌劇団「帝国月光写真館」

⑬月蝕歌劇団。「帝国月光写真館」。大がかりな歴史的・思想的なお芝居です。これは凄い作品です。脚本とDVDを買ってしまいました。

9/14(土)。千本桜ホール

⑭東横線・学芸大学前からすぐです。千本桜ホールです。満員でした。圧倒されました。

高取英さんと

⑮月蝕歌劇団代表の高取英さんと。

新大久保鷹さんと

⑯この芝居に出演した新大久保鷹さんと。

長塚洋監督と対談。9/11(日)

⑰翌、9月11日(日)、夜6時、渋谷ユーロスペースで、映画「望むのは死刑ですか」を上映し、その後、長塚洋監督とトーク。

「望むものは死刑ですか」の上映後、トーク

⑱映画「望むのは死刑ですか」を見て、そのあと監督と私がトーク。そのあともう1回、上映があり、又、トークをしました。

椎野レーニンさん(左)と、PANTAさん(右)

⑲椎野レーニンさん(左)とPANTAさん(右)も映画を見に来てくれました。

打ち上げ会場で

⑳打ち上げ会場で。

行く時に、ハチ公前で待ち合わせ

㉑会場の映画館(アップリンク)に行く前に、ハチ公前に集合しました。もの凄い人で、ハチ公が探せませんでした。

ハチ公の下に猫が

㉒外国人客が皆、写真を撮ってます。ハチ公の銅像に猫がいる!。面白い。変わった場所にいるので、皆、パシャパシャ、撮ってました。

【お知らせ】

  1. 9月19日(月)「週刊アエラ」(9月26日号)発売です。私も原稿を書いてます。『沖方丁のこち留=こちら渋谷警察署留置場』(集英社インターナショナル)の書評です。これは実に衝撃的な本です。
  2. 9月30日(金)渋谷ロフト9で午後7時より、映画「ベースメント」の先行上映と出演者のトークがあります。史上最強の地下アイドルとして知られる仮面女子の窪田美沙、ミス東スポ2015に輝くグラビアアイドルの璃乃。そんな現役アイドルをディープな裏社会へと解き放つ危険な映画「ベースメント」。『実録暴走族抗争』(竹書房)などの著作を通じて危険ドラッグ、特殊詐欺など、リアルな裏社会をレポートする井川楊枝が知り得た内外不出の実話をベースに制作された問題作を先行上映。
    (出演)
    窪田美沙(仮面女子)
    璃乃(ミス東スポ2015)
    増田俊樹(俳優)
    井川楊枝(脚本家、ディレクター)
    昼間たかし(ルポライター)
    鈴木邦男(評論家)
  3. 10月1日(土)「鈴木邦男と読書会」14:30〜16:30。会場「AP大阪駅前梅田1丁目」。(大阪駅中央南口より徒歩2分。東京建物梅田ビル地下1F)。
    参加費:2500円。終了後懇談会を予定。
    テキスト本:鈴木邦男『〈愛国心〉に気をつけろ!』(岩波ブックレット)
    申し込み:jyunkandokusho@gmail.com
  1. 10月2日(日)14:00。〈寺脇研トーク&シンポジウム=日本のこれからを考える〉。
    場所:ウィルあいちセミナールーム(名古屋市東区 052(962)2511)。
    講師:寺脇研
       飛松五男
       鈴木邦男
    参加希望者は岩井の携帯へ:080(5702)8405
  2. 10月11日(火)午後7時、一水会フォーラム。ホテルサンルート高田馬場。講師・東郷和彦さん(元外交官)。「現下の東アジア情勢と安保外交」。
     参加希望者は一水会事務局へお申し込みを。TEL 03(3364)2015
  3. 10月15日(土)13:00〜。〈没後25年。竹中労追悼会。「戒厳令の夜」特別試写会と竹中労を偲ぶトークのつどい〉。
    会場・甲府市中央1-1-7 桜座。
    主催・竹中英太郎記念館。
    第1部は「戒厳令の夜」特別上映会。
    第2部は「労を偲ぶトークのつどい」
    ゲスト:樹木希林(女優)
    鈴木邦男
    小沢司(沖縄音楽プロデューサー)
    小泉信一(朝日新聞社 編集委員)
    竹中紫(竹中英太郎記念館館長)
    司会:金子望(竹中英太郎記念館主宰)