2017/06/12 鈴木邦男

三島由紀夫の「核と温暖化」への不安と提言

①1962年に書いた本が今を告発する

「JR総連」で鏡割り。6/6(火)
「JR総連」で鏡割り。6/6(火)
一斉に割りました
一斉に割りました
岸井成格さんと
岸井成格さんと
国際運輸労連の挨拶 国際運輸労連の挨拶

三島由紀夫原作の映画「美しい星」を見た。よかった。予想以上によかった。

それに、驚いた。三島の原作とは随分と違う。

三島がこの作品を書いたのは1962年。原作のままでも面白いが、「三島が今、生きていたら」という発想も加わり、三島の「憂い」を、より今日的に表現するために大きく原作を変えている。

「すごい映画だね。でも俺の原作ではないね」と三島は言うだろうか。

パンフレットの中で、吉田大八監督は、「三島さんが観たらどう思ったのでしょうか」と聞かれて、こう答えている。

太田昭宏さんの挨拶 太田昭宏さんの挨拶
 
〈わからないです。でも、不思議と怒られる気がしません(笑)。試写室に45歳のままの三島さんが来るのを想像することがあります。たぶん遠くから僕の顔を見て、ニヤリと笑って、何も言わないで帰るような気がするんです〉

多分、そうでしょうね。少なくとも、怒ったりはしない。

「俺の作品をこんなに変えやがって!」なんて怒ったりはしない。「うん、これはいい」「面白い!」と唸ってくれるでしょう。

そして、カラカラと笑ってくれるでしょう。

「でも、これは君の原作にしたらよかったんじゃないの。何も俺の名前を出すことはないよ」と言ったんじゃないのかな。

「昔、みやま荘にいたんです」と 「昔、みやま荘にいたんです」と

三島は「楯の会」を作り、その「歌」まで作っている。

ところが、それをコンドーム会社がパロディにして、自社の広告に使った。「立て、立て、立て、楯の会。使用感などさらになし!」と。

うまいけど、三島にしたら、激怒するところだ。

しかし、三島は全く怒らない。笑っていたそうだ。

三島が怒らないから「楯の会」」としても行動の起こしようがない。

もしかしたら、自衛隊以前に、このコンドーム会社が襲撃され、占拠されていたかもしれない。

岡本理研ゴムにしても「もしかしたら三島は激怒するんではないか。楯の会に襲われるんじゃないか」という不安もあったはずだ。

その時はその時だ。やってやろう。などという気があったとは思えない。

オープニングは華やかなダンスでした オープニングは華やかなダンスでした

きっと、事前に三島に相談したんだろう。そしてOKをもらったのだろう。

しかし、その「合意」は秘密にした。その方が「緊張感」」が湧くし、物語はスリリングに展開する。そんなしたたかさもあったと思う。

だから、あの世から、三島も、観てるはずだよ、この映画を。そして、気に入っているだろう。

最初見た瞬間、これは、リリーフランキーが出るので、その「役」を大量に作ったのかな、と思った。

原作では父は全く影が薄い。でも映画では、「主役」だ。彼が暴れ回り、主演している。

他の地味な俳優だったら、ここまで、父が暴走する映画にしなかっただろう。

しかし、そんな営業的理由ではないのだ。

三島由紀夫原作「美しい星」 三島由紀夫原作「美しい星」

だって、吉田監督は、この小説を大学時代に読み、何とか映画にしたいと思い、30年の悲願だったという。これでは三島だって、感動するさ。

この映画パンフのプロダクションノートでは、こう書かれていた。

 
〈監督は、「桐島、部活やめるってよ」(12)で第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞を受賞し、「紙の月」(14)で第38回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を宮沢りえにもたらした鬼才・吉田大八。「『美しい星』だけは、いつか自分が映画にしたいと思っていました」と熱を込めて語る。吉田にとって、初めて読んだ大学時代から実に30年越しの悲願を叶えての映画化となった。本作の完成後吉田は「いちばんヘビーな宿題をやっと終わらせたような気がします」と語っていた〉

②三島を大胆に「換骨奪胎」して…

これも「美しい星」 これも「美しい星」

そして、次の見出しにはギョッとした。

〈文豪の小説をみごとに換骨奪胎—日本映画界に一石を投じる“脚色”(アダプテイション)〉。

普通「換骨奪胎」とは、いい意味で使われない。

でも、ここでは、敢えて、ダークイメージの言葉を使うことによって、吉田監督の「身の程知らず」の挑戦を表現している。

あの事件より47年だ。三島が生きていたら、あの原作じゃ、満足してないだろう。

「俺が脚色」してやる。「俺が三島にやってやる!」と思って書いたのだ。それだけの覚悟を持って書き、監督したのだろう。私は、そう思いましたね。

原作を読んだ人なら分かるだろうが、埼玉県飯能に住む、一見普通の家族の話だ。

さえない父親・大杉重一郎(リリーフランキー)。フリーターの息子・一雄(亀梨和也)。美しい娘・暁子(橋本愛)。ネットワークビジネスにはまる母・伊余子(中嶋朋子)。

でもこの一見普通の家族は大きな秘密を抱えている。皆、出身の星が違うのだ。

父は火星人。息子は水星人。娘は金星人。母だけは地球人だ。

深い記憶の中で、それを感じ取っている。まるで、星々の「合衆国」のような家庭だ。

でも、この「美しい星」=地球を愛している。偶然だが、この星に生まれ、この星を愛している。

核実験や核戦争の恐怖からこの「美しい星」を守らなくてはならない。

このことについては一家団結し、闘う。

「こんな腐り切った星など一度、滅ぼしてしまった方がいい」という人間たちと闘うのだ。

原作では、父は講演会などを通して、その危機を訴える。

しかし、吉田の映画では、それでは、まだるっこい。テレビやネットで訴えることにする。

そして、父は、気象予報士という設定だ。これだと、毎日、ニュースのあと二「お天気」のコーナーで喋れる。

そこで、なぜこんなに異常気象が続くのか、それは地球温暖化のせいだ!と大声で訴える。それに賛同する人もいるし、反対する人もいる。

原作では仙台から出てくる教授の三人が反対する。こんな地球など、潰してしまえ、と言う。一人、父・重一郎だけは闘う。

この大闘論大会も見応えがある。ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」が目に浮かぶようだ。

映画も重厚で、考えさせるが、映画パンフもすごい。ついつい読み耽ってしまった。

ただのパンフではない。これ自体が一つの本だ。思想書だ。原作ともども、ぜひ読んでほしい。

そして、原作と映画、どこが違うのか。吉田監督の創意工夫はどこなのか。見てほしい。

と思っていたら、このパンフの最後はこんなページもあった。

〈映画と小説。どこが違うか? 観てから読むか。読んでから観るか〉。

これはいい。ボーッとして読み、ボーッとして観ただけでは、分からないことも、ここで整理されてるから、ありがたい。

まず、「一家の職業」だ。原作ではこうなっている。

「君のまなざし」 「君のまなざし」
 
〈重一郎:定職に就いたことのない芸術家肌の”高等遊民” 一雄:プレイボーイの大学生。暁子:孤高の美しさを持つ女子学生。伊余子:堅実な専業主婦〉

これに対して映画は、重一郎はマスコミで活躍するアクティブな男になっている。愛人だっている。

 
〈重一郎:テレビ気象予報士。一雄:フリーター(自転車便のメッセンジャー。暁子:美人だが友達がいない女子大生。伊余子:孤独を抱えた専業主婦〉
 

「ロケーション設定」は、原作では埼玉県飯能市。それに石川県金沢市、内灘町。仙台市(敵役の本拠地)。神奈川のあたり。

一方、映画では、「飯能」は全く出てこない。

 
〈東京郊外の国立市あたり。内灘町。都内のプラネタリウム。福島県いわき市周辺の山中〉。

③金星人同士は金沢で会って、「処女懐胎」

6/3(土)「ヘイトスピーチに反対する集会」 6/3(土)「ヘイトスピーチに反対する集会」

娘・暁子は、自分以外にも金星人がこの地球にいないかどうか探す。SNSを使って、探す。

そして、一人だけ反応があって、それで金沢に会いに行く。金星人だから、金沢で合うのだろう。

でもそこで暁子は、妊娠する。「相手はいない。処女懐胎だ」と強く主張する。

又、石川県に行った時、内灘闘争の話も出てくる。思想的だ。その時代の政治的動きも取り入れている。

三島が憂えた「60年代の危機」は核実験、核戦争だった。

「じゃ、今は」と考える。環境破壊か、人口爆発か。「人類が直面する危機」に就いて。

金明秀さんの報告 金明秀さんの報告

まず原作だ。

〈核兵器による最終戦争〉
 

映画では。

〈地球人口の爆発的増加、そこからはじまるエネルギー問題。その時に起こる地球温暖化、異常気象〉。
 

こういうふうに対比して書いてると、分かりやすい。

三島が小説で発表した1962年当時は、まだ、問題が限られていた。

「のりこえねっと」からの報告 「のりこえねっと」からの報告

でも、今なら、核だけでなく、「温暖化」はあるし、「人口爆発」もある。

では、この地球で「闘うべき敵」は誰か。この地球を救おうとしてるのに、それを邪魔だてする人もいる。

こんな地球なんかもうダメだ。一旦破壊するしかない。そう思ってる人々だ。

その人々は仲間を増やし、重一郎たちを襲ってくる。

その「敵」だが、原作はこうなる。

〈仙台在住の3人。万年助教授の羽黒。床屋の曽根。銀行員の栗田〉。
「女坂」に行きました 「女坂」に行きました

仙台を拠点にしてるのだ。この地球を滅ぼそうとしている人たちは。

そして、歴史的な「大論争」をやる。これが映画ではどうなってるのか。

映画では「仙台在住」の悪の3人は登場しない。3人は登場しないで、その役割をパワフルな保守系大物衆議院議員の黒木一人に集約させた。かつての石原のような存在だろう。

原作だったら、仙台の3人と延々と論争をする。この地球をどうするか。人間はどうなる…と。まるでドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』のようだ。

しかし、キャラクター的には地味な大学の先生や床屋、銀行員といったネトウヨ的な人間が、原作ではよくても、映画にしたらちょっと映えない。

それで、ここは「絵」になる人気保守政治家にしたのだろう。

そして、この人間がテレビで気象予報士の重一郎と論争するのだ。

パンフにも、原作部分は惜しいがカットしたと書かれていた。

曲がってるし、急で、大変です 曲がってるし、急で、大変です
 
〈(仙台の)3人が重一郎の自宅応接室に乗り込んで来て操り、“破滅に自ら向かう人類を救うべきなのか、早々に破滅させたほうがいいのか”という大討論はドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の「大審問官」と並び称される原作屈指の名場面。映画でそれは、テレビ局での謝罪番組収録の大討論シーンに置き換えられている〉

さて、皆さんはどう見るか。ぜひ観てほしい。勿論、「原作」は読んでほしい。

そして、今の大問題にどう取り組むのか、考えてほしい。

皆が〈三島〉になって考えるのだ。三島もそれを欲しているよ。

実は、この日は、もう1本観た。「君のまなざし」という映画だ。「幸福の科学」が作った映画のようだ。

私は、今までかなり観ている。昔は〈宗教色〉が強かったが、今は、内容で勝負している。

時空を軽々と飛び越えて、物語は展開する。

そして、なぜ〈憎しみ〉の政治は越えられないのかを考える。

これは大きなテーマだ。「愛国心」を強制しながらも「愛」がないし、外国への憎しみの心だけだ。

「男坂」はまっすぐです 「男坂」はまっすぐです

謙虚に自国を愛し、外国を尊重する。そんな当然のことがなぜ出来ないのか。

多分、政治運動や市民運動で人を多く集め、一つの方向に運動を持って行こうとすると、「愛」よりも「憎しみ」「怒り」の方が力があるのだろう。

「あいつをやっつけろ!」「こいつが敵だ!」という方が、人々がまとまりやすい。

左右の運動は、今ほとんどないので、その運動の中から、悪い遺伝子だけを引き継いでいるようだ。そんなことを考えた。

景山民夫さんが生きていたら、いい脚本をいっぱい書いてくれただろうに。

この世から、ヘイト、憎しみの心をどうやったらなくせるか。それを書いてもらいたかった。

急だけど登りやすいです 急だけど登りやすいです

ともかく、いろいろと考え抜いた一週間だった。

映画2本続けて観たのは、最近はない。とても考えさせる映画だった。

それに、今、上野でやってるブリューゲルの「バベルの塔」展もよかった。

人間が思い上がって天まで届くような塔を建てる。神は怒って人々の言葉を通じなくした。それで、仕事は進まないし、塔も建てられなくなった。

人間は「共通の言葉」を持ち、一つの方向に進んでいる。そして、天まで届く塔を建てようとしている。

そうか。「同じことを考えてる集団」だけだと危ないんだ。違う考えの人や、違う民族や、違う思想の人々…。そうした人々がいて、まとめて人間なんだ。

それをどこかでまとめて、そこだけ〈共通の言葉ができたら、あとは暴走するしかない。

それでは、まさに今のアメリカであり、今の日本じゃないか〉…と、そんなことを考えた。

【だいありー】

6/7(水)TBSで 6/7(水)TBSで
  1. 6月5日(月)午前中、原稿。
     午後、高田馬場。「アエラ」の編集者と打ち合わせ。
     その後、東銀座で取材。
     帰って、仕事をする。
  2. 6月6日(火)午前中、原稿。
     夕方4時出る。東陽町に行く。
     午後6時より、「ホテル・イースト21東京」で、「JR総連結成30周年記念レセプション」に出る。大勢の人だった。
  3. 6月7日(水)午前中、原稿。
     午後2時、打ち合わせ。
右は金平さん 右は金平さん

午後7時からTBSへ。テレビ出演ではない。局の人たちとの会合に呼ばれて話をする。

「出演」以外でテレビ局に来たのは初めてだ。出版、報道の「自由」などについて話をする。

  1. 6月8日(木)午前中、上野に行く。都美術館でブリューゲルの「バベルの塔」展を見る。とてもよかった。
     大勢の人が見ていた。いろんな「見方」も紹介されていた。とても勉強になったし、考えさせられた。
     午後から学校に行く。自習室で勉強。
「バベルの塔」展を見てきました 「バベルの塔」展を見てきました

そして3時、「現代文要約」。

5時「読書ゼミ」。今日はこの本を皆で読んだ。柳澤協二、伊勢崎賢治、加藤朗の『新・日本安保論』(集英社新書)。皆で考える。とても面白いし、スリリングな本だった。

  1. 6月9日(金)午前中、原稿。
     午後1時30分東京発の新幹線で京都へ。
     15時40分京都着。摂津市立コミュニティプラザに行く。
     打ち合わせのあと、18時30分から講演会。講師は上西小百合さん(衆議院議員)。そして私。テーマは「森友問題」。ものすごい人だった。
     終わって、質疑応答。京都に泊まる。
  1. 6月10日(土)京都発9時16分の新幹線に乗る。
     11時45分、東京駅着。
     それから中央線で高円寺へ。
東京タワーより大きかったんです 東京タワーより大きかったんです

午後1時から、「元楯の会・阿部勉氏を語る会」。日野繭子さん(女優)。小川晋さん(映画評論家)。鈴木邦男。日野さんとは久しぶりに会いました。

又、この日は阿部氏が出演した映画も紹介しました。懐かしかったです。因縁のあの映画でした。そんな裏話もしました。「この前、福田俊作氏のとこに行ってきたんですよ」という話もしました。楽しかったです。

  1. 6月11日(日)午前10時半。高田馬場「ミヤマ」会議室。『死刑囚・永山則夫の花嫁』(文芸春秋)の著者・嵯峨仁朗さん(北海道新聞社)と対談。
     正確で、綿密な取材だ。そして、「死刑」について又、獄中結婚について考えた。それにしても永山の勉強量はすごい。
     その後、レーニン事務所で、「連合赤軍問題を考える会」。7.15集会の打ち合わせ。
      4時半、渋谷オーチャードホールで加藤登紀子さんのライブを聴く。
「毎日新聞」6/8(木)の夕刊
「毎日新聞」6/8(木)の夕刊

【写真説明】

「JR総連」で鏡割り。6/6(火)

①6月6日(火)。東陽町の「ホテルイースト21」で「JR総連結成30周年記念レセプション」が行われました。国鉄が民営化になり、JR総連が出来ました。又、JR東やJR西なども作られました。民営化から30年です。大勢の人がお祝いに駆けつけました。
 はじめに、「鏡割り」です。私も呼ばれて、上にあがりました。全く初めてです。思い切って叩いたら、酒が全身にかかるんじゃないのかな、と心配してたら、「大丈夫です。中には余り入ってませんから」と教えられました。

一斉に割りました

②それで思い切って叩きました。

岸井成格さんと

③元ニュースキャスターの岸井成格さんと。

国際運輸労連の挨拶

④国際運輸労連の代表の人も挨拶しました。

太田昭宏さんの挨拶

⑤公明党の太田昭宏さんも挨拶してました。

「昔、みやま荘にいたんです」と

⑥JR総連の支持者の舩井さん。私の名刺を見て、「私も、このみやま荘に住んでたんだ」と言います。50年前、学生時代だそうです。私は、まだいません。ここに来て25年です。でも、みやま荘はあったんですね。今の大家さんのお父さんお母さんが大家さんだったんです。ウーン、すごいですね。

オープニングは華やかなダンスでした

⑦オープニングは何と、「寒水・能見ダンストゥループ」による華麗なダンスでした。「えっ、労働組合でそんなことやっていいのか」という人もいたのでしょうが、「これこそがJR総連です」と委員長は挨拶してました。

三島由紀夫原作「美しい星」

⑧三島由紀夫原作の「美しい星」が映画化され、今、上映中です。大きな評判になってます。

これも「美しい星」

⑨これも「美しい星」のパンフレットです。

「君のまなざし」

⑩映画「君のまなざし」も見ました。憎しみの心が人の世を悪い方向に押しやります。憎しみの心をどうやって、捨てるのか。現代的テーマでもあるし、考えさせられました。

6/3(土)「ヘイトスピーチに反対する集会」

⑪6月3日(土)YMCAで、ヘイトスピーチに反対する集会が行われました。大勢の人が集まり、立ってる人もいました。おや、携帯を見てる人は、寅さんに似てますね。

金明秀さんの報告

⑫金明秀さんの報告。

「のりこえねっと」からの報告

⑬「のりこえねっと」からの報告。

「女坂」に行きました

⑭この帰りに、有名な「女坂」と「男坂」を見てきました。

曲がってるし、急で、大変です

⑮「女坂」は、大きく曲がっていることもあり、登るのが大変です。

「男坂」はまっすぐです

⑯「男坂」はまっすぐです。

急だけど登りやすいです

⑰「男坂」は、まっすぐなので、登りやすいです。

6/7(水)TBSで

⑱今月は、TBSテレビに2回も出た。「報道特集」と「サンデーモーニング」だ。電話があった6月1日(木)、又、「出演」かと思ったら、若い人たちに講演してくれとのこと。三島のこと。今の安倍政権のこと。などについて話をし、記者さんたちと話し合いました。

右は金平さん

⑲右は金平さん。

「バベルの塔」展を見てきました

⑳「バベルの塔」展を見てきました。6月8日(木)。

東京タワーより大きかったんです

㉑500メートルもあったそうです。東京タワーよりも高いです。

「毎日新聞」6/8(木)の夕刊

㉒「毎日新聞」6月8日(木)付の夕刊に載りました。〈世直し「改憲論」の浅はかさ〉と書いてます。そこに私のコメントも出てます。

【お知らせ】

  1. 6月13日(火)午後6時30分。一水会フォーラム。ホテルサンルート高田馬場。
     講師・ワリフ・ハラビ先生(駐日シリア代理大使)。演題「真のシリア情勢を語る」。参加申し込みは一水会事務局へ。Tel 03(3364)2015。
6/20(火)時計台シンポ 6/20(火)時計台シンポ
  1. 6月20日(火)午後6時、札幌時計台ホール。〈第23回鈴木邦男シンポジウムin札幌時計台〉。ゲスト、小林節氏(憲法学者)。テーマ「憲法改正は必要か?」。参加費2000円。お問い合わせ・申し込みは、柏艪舎(はくろしゃ)可知(かち)へ。tel011(219)1211。
  2. 6月24日(土)劇団「再生」。『二十歳の原点』公演前に高木尋士氏と鈴木のトーク。
  3. 6月30日(金)午後7時。新宿二丁目の道楽亭で、快楽亭ブラックさんの独演会。落語の前に、ブラックさんと鈴木のトークがあります。
  4. 7月1日(土)。白井聡さんと鈴木邦男の対談本『憂国論=戦後日本の欺瞞を撃つ』(祥伝社新書)が発売です。800円です。
  5. 7月7日(金)7時、一水会フォーラム。講師・鈴木琢磨氏(毎日新聞社編集委員)。「最新の朝鮮半島情勢」。
  6. 7月15日(土)12時30分。渋谷ロフト9。
    〈連合赤軍事件45年。トークイベント〉
    第1部 戦後史の中で連合赤軍事件が与えた影響
        白井聡、青木理、鈴木邦男
    第2部 映像制作者がとらえた連赤
        足立正生、高橋伴明、原渕勝仁、馬込進吾。
    第3部 表現者はどう描いたか。
    桐野夏生、山本直樹、金井広秋。
  7. 7月21日(金)渋谷アップリンク。午後7時から始まる、映画「ベースメント」の終了後に、舞台挨拶があります。
  8. 7月22日(土)午後2時から、大阪市・龍谷大学梅田キャンパス(ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階)。「和歌山カレー事件から19年」。 講師:笹倉香奈「科学鑑定とえん罪」。弁護団報告。挨拶(鈴木邦男)。解説(河合潤)他。
  9. 7月29日(土)午後1時から阿佐ヶ谷ロフト。例年のように、「鈴木邦男生誕祭」です。ゲストは寺脇研さん。岡大介さん。
  10. 8月8日(火)一水会フォーラム。講師・新垣毅氏(琉球新報社報道部記者)。「沖縄の現状を考える」。
  11. 8月19日(土)「ベースメント」。シネマスコーレ(名古屋)で。6時からの回の終了後、舞台トーク。
     主演の増田俊樹さんと鈴木邦男、瀧沢さんのトークがあります。
  12. 8月27日(日)8月に狛江映画祭があり、その中で「天皇と軍隊」を上映し、この日はトークも行います。主催者と、ゲストの鈴木邦男です。
  13. 9月2日(土)午後3時より、盛岡で佐高塾。私も講演します。
  14. 9月7日(木)9月8日(金)劇団「再生」。見沢知廉十三周忌追悼公演でプレトーク。高木尋士氏と鈴木。
  15. 9月15日(金)青森県弘前市で講演です。