「安倍やめろ! 8.29緊急市民集会」は、大盛況でした。500人ほどが集まりました。全国から結集しました。それも衆議院議員会館の大会議室で行われたのです。
翌日の保坂展人・世田谷区長の「はげます会」も大盛況でした。「世田谷は頑張っている。国はこのままでいいのか!」と問われた集まりでした。
8月27日(日)の狛江映画祭では、「日本心中」「天皇と軍隊」の2本を観て、各々、トークしました。
ここも満員で、映画を通して、日本の歴史について熱く語りました。
元議員の大河原さんや、西東京市議の森てるおさんも特別出演してくれました。
これらの熱い集会の報告をしようと思いましたが、その前に、嬉しいお知らせです。
急遽、創出版から本が出ることになりました。『言論の覚悟 脱右翼篇』です。
月刊『創』に連載している「言論の覚悟」はかなり以前からやってます。すでに2冊が単行本になって出ています。『言論の覚悟』と、『新・言論の覚悟』です。
そして、9月7日、『言論の覚悟 脱右翼篇』が出ます。前の2冊よりもグンとよくなっています。
ゲラを読んだのですが、迫力があります。熱いです。扱った時代、事件、その対応が熱いのです。
アッ、こんなことがあったのか。こんな闘いをやっていたのか…と、自分でも読んでいて興奮しました。発売が待ち遠しいです。
又、この出版を記念して、9月20日に東京堂書店でトークをやります。お相手は、武田砂鉄さんです。次々と話題作を発売し続けるんです。
今年は随分と本を出したような気がします。
『憲法が危ない』は、『赤旗』をはじめ、いろんな新聞に取り上げられました。
内田樹さんとの対談。白井聡さんとの対談本も出しました。とてもいい本になったと思います。
そして、『天皇陛下の味方です 国体としての天皇リベラリズム』(バジリコ株式会社)。『言論の覚悟 脱右翼篇』(創出版)と続きます。
今は9月冊ですね。前半にこれだけ多くの本を出したのです。後半戦は、果たしてどうなるでしょうか。
では、8月29日に戻りましょう。
「安倍やめろ!8.26緊急市民集会」です。議員会館の中で、よくこんな集会が開けましたね。「安倍やめろ!」なんて。
国会議員しか借りられないのですが、それにしてもすごいです。
仕掛けたのは、「森友告発プロジェクト」。集会も何回か開いてますし、国会前では街頭演説会もやってます。「森友・10万人集会」をやったのもそうです。
しかし、よく集まったものだ。と感心しました。
議員会館の中で集会するのは、結構厳しい。「旗やノボリを持ち込んではダメだ」とうるさい。さらに、「9条反対」だと書いたカバンでは入れない。思想・表現の自由だと思うが。
しかし、「安倍やめろ!」と、関西や東北から来た人々もいる。自民党だって、この集会の名前を聞いたら、皆、ムッとするだろう。著名な作家、言論人なども多く来てくれた。こうした人々を中心に会議は進む。
午後2時に始まる。司会は増山れなさん(映画監督)と。
深月ユリアさん(女優、ジャーナリスト)だ。ユリアさんは最近大活躍だ。ラジオで面白い人、ラジオでしか聴けない人を呼び、話をする。
右翼・左翼・市民運動に限らず、犯罪の話や、UFOの話も。「宇宙人に誘拐されたことがある」と証言する人。多くの人に発言の場を与えている。。
さて、「安倍やめろ!」集会だ。二人の美女が司会をやる。
まず、主催者挨拶。「森友プロジェクト・共同代表)の藤田高景さんが元気一杯に挨拶する。
続いて、オープニングアクト。栗原丈さんが歌をうたう。
そして、落合恵子さん(作家・クレヨンハウス主宰)が講演の予定だった。
でも落合さんは他のお仕事があって、来られなかった。他の人が代読した。
それからは、4人の大物が喋る。「今、私は訴える!」と題して。以下の4人だ。香山リカ、鳥越俊太郎、伊藤真(伊藤塾塾長、弁護士)。古今亭菊千代(落語家)。
それから、「特別講演」が始まる。〈加計問題の本質は何か〉と題し、作家の森功さんが話をする。
森さんはノンフィクション作家で、月刊『文藝春秋』に加計学園疑惑を書いている。「加計問題の第一人者」だ。
さすがに詳しいし、とても勉強になった。私は久しぶりに会った。
この日は、足をくじいているとのことで、座って講演。懇親会には出ないで、「病院に行きますから」と急いで行った。
森さんの講演のあとは、「今治の地から。現地報告」と題し、黒川敦彦さんが話をした。「今治加計獣医学部問題を考える会・共同代表」だ。
私は初めて会った。よく調べているし、地元・今治のことについては詳しい。資料を並べながら、話をする。今月、ロフトでもやるそうだ。
このあと、プログラムによると「みんなで記念写真撮影」。ゲストの人たちも、手にスローガン、フリップを持って、「安倍はやめろ!」と大声で叫ぶ。
ここで10分の休憩。再開して、まずは小野真起子さん(森友告発プロジェクト・共同代表)からの「カンパのお願い」。
これだけ大規模にやったのだ。お金もかかっただろう。司会も言う。「今回は豪華なジャーナリストを沢山お呼びし、赤字になってしまったので、カンパをお願いします」と。
私の隣にいた著名なジャーナリストたちが「それはないだろう。我々は一円ももらってないし」と言っていた。そうだよね。
それでカンパの袋が来たので千円札を何枚か、あるいは1万円札を入れていた。皆、タダで来てるし、カンパまでしている。ジャーナリストを呼ぶための金はかかってない。
そして、「今、私は訴える!」の第2部で、次の4人が話す。
林郁(作家)。植草一秀(オールジャパン平和と共生運営委員)。鈴木邦男。浅野健一(同志社大学教授・地位係争中)。この4人が元気で挨拶しました。
浅野さんは、同志社大学をクビになり、これはおかしいと裁判中だ。それで地位「係争中」なのだ。
でも、こういう裁判はあまりないし、聞き慣れないからか、紹介する時に、「ちいがかり」と読んでしまった。「ちいがかり」の次は「アレッ?」「あらそい」かな、と。
この4人が終わって、「これから、今でも、この行動で!」と題し、コーディネーターの武内暁さん(森友告発プロジェクト・共同代表)が発言。
そして同じく「共同代表」の田中正道さんが「行動提起」。
珍しいことに、時間は押してるのに、この行動提起に対し、意見する人が会場から次々と発言。やたらと活発な討論の場になった。
かつての全共闘の討論のようだ。「質疑、意見交換」があるなんて、こういう集会では、珍しいし、貴重だ。
「やはり野党の結集だ!」
「いや、野党は頼りにならない」
「市民が主で、野党がついてくるようにしたらいい!」。
「安倍はやめろ!と言うが、そのあとも同じような人間が出たらどうする」
「いつまでも倒せばいい!」…と、議論百出だった。
そして、共同代表の小野真起子さんによる「集会宣言」。
そして「閉会」。
5時半頃になっていた。私は、インターネットテレビの取材を受けた。
それから懇親会に行く。会場はちょっと遠い。電車で行く人、タクシーで行く人、テクテク歩く人。私らは10分以上歩いて着く。
そこでも又、大変な人だった。熱気が続いている。地方から来た人や、いろんな活動をしている人たちと大いに話し合いました。夜遅くまで話し合いました。
いやー、いい集会だったな。よく集まったな。スタッフの人たちも大変だっただろうなーと思いました。
その興奮が続いたまま、次の日の「保坂世田谷区長」の集まりに行ったんですよ。
国会議員よりも人が集まっている。期待度が違うのだ。
世田谷は大きいし、人口から言っても地方の県より大きいことがある。
それに、国会議員は「ワン・ノブ・ゼム」だ。だが区長は世田谷のことについては全ての責任を負う。だから大変だ。
でも一人の力で大きく変われる。それが保坂さんにとっては、やりがいのあることだろう。
「もう一度、国会へ」という声もあるが、国会議員よりも大きな仕事をしている。国会に帰るのなら、今度は首相だよ、という声もある。それだけの人だ。
昔から知っているが、寛容の器が違う。右だ、左だなどという区分はとっくに超えている。どんどん大きくなっている。
又、ちょっと書けなかったが、8月27日(日)の「狛江映画祭」もよかった。
フランス人が作った「天皇と軍隊」はよかったし、いい問題提起になっていた。
又、大浦監督の「日本心中」も衝撃的だった。針生さんも出ていて、懐かしかった。
この2本の映画を中心にして、現代の日本を語った。
足立監督、それに元過激派で今の西東京市の議員の森さんとも話した。
映画をテーマにしながら、日本の過去、現在、未来について語り合った。いい機会を与えられたと思う。
その時のマネージャーがいたら、会わせてもらいたいと思ったが、いなかった。
コンサートは実に感動的だった。小林旭、三田明さん。2人とも80歳近いのに、声は出るし、すごい。堪能しました。
①9月27日(火)、午後2時より。〈安倍やめろ!!緊急市民集会」がありました。それも衆議院議員会館の大会議室です。よく借りられたと思います。そこに何と500人以上が集まり、超満員でした。スタッフの中には、「ずっと外で聞いてた」という人もいました。
⑮8月27日(日)。狛江市のM.A.P。「狛江映画祭」で。6時から映画「天皇と軍隊」を観て、そのあとトークに出てくれと言われてました。
その2日前、「出来たら、その前の映画のトークにも出てほしい」と言われ、午後一番で着きました。映画「日本心中」を観て、足立正生監督とトークをしました。この映画に出た針生一郎さんや重信メイさんの話もしました。
大浦監督の映画は皆、観てます。見沢知廉の映画には私も出ています。みやま荘で撮影をしました。何と、部屋にレールを敷き、その上に重いカメラを置いて走らせてました。
⑰これは、夜6時からの映画「天皇と軍隊」を観て、高山さんとトークしました。西東京市の議員さんの森てるおさんが来てたので、トークに参加してもらいました。森さんは、元学生運動の激しい派にいました。でも、選挙では、いつもトップ当選です。
⑳9月7日に、緊急出版が決定しました。『言論の覚悟 脱右翼篇』(創出版)です。月刊『創』で連載しているのが単行本になるのは、これで3冊目です。そして、一番迫力があり、内容があります。取り扱っている時代、事件がすごいからでしょう。私も読んでいて、震えました。
又、この本の出版を記念して、トークをやります。9月20日に、東京堂書店で、作家の武田砂鉄さんとです。
㉑8月30日(水)、午後6時半より、京王プラザホテルで。〈保坂のぶとと世田谷区政をともにつくる会〉。ものすごい人でした。国会議員のパーティより多いです。「再び国会へ送ろう」という声もありますが、一議員では勿体ないです。次は総理でしょう。それほどの器です。区政について、これからの展望を語ります。