2018/04/02 鈴木邦男

人口減、老人増。それが暗い日本か

①誰のせいなのか

ダメだな。体力、気力がなくて、仕事が出来ない。

仕事は全てキャンセルだ。連載の仕事だけは寝床で必死で書いて送っている。でも他の仕事はムリだ。特に外に出ることは出来ない。

官邸前のデモで喋ってくれと言われ、行くつもりだったが、足が進まない。

又、衆議院議員会館で、「安倍政権を終わらせる!」集会でも喋ってくれと頼まれ、行く気にしてたが、やはり立ち上がれない。

外に出れない。気だけが焦るが、歩けないのだ。そんなわけで、皆の期待、約束を破りまくっている。申し訳ない。体を根本的に治し、一からやり直そうと思っております。

桜も咲いたのに花見はしていません。東中野の駅の桜だけを見てきました。やっと歩いた。

いつもは線路沿いに桜の花がずらっと並び、その下は黄色い菜の花が咲き乱れ、そのコントラストが美しかったのに、今年はすでにありません。

桜の老木を切り倒し、それを若木に変えようとしている。でも、すぐには出来ないのでしょう。寅次郎君も何とかしてやれよと言ってるんですが。でも、それに反対する住民運動が起きているそうです。

今日(3月31日・土)の新聞を見ていたら、かなり暗いニュースが載ってました。

米朝は戦争にならずに、話し合いで行きそうだというのに、日本の国の将来は暗いんですね。

産経新聞では、「2045年、自治体9割、人口減」なんです。人口が少なくなると共に、「老人が増える」、「65歳以上、秋田50%、青森46%」と出てました。厚労省分析と出ています。

「少子高齢化」なんでしょう。若者は子供を生まないし、老人は、死なないから、生き残る。

このままでは、全ての自治体で人口は危うい。反面、老人は生き残る。「少子高齢化」は、このまま進むのだろう。

「少子」は国家が「是正」することは出来ない。戦争中であれば、又、日本が「独裁国家」ならば、「若者に大いに結婚を勧めることも出来る。子供が出来た夫婦には大いに奨励金を出すことも出来る。

最近だって、ともかく金で釣って、増やすことが出来るだろう。

しかし、力づくで老人を減らすことは出来ない。

②国会もひどいよね

それに「老害」と言われるが、「65歳以上」の人々は犯罪をおかしたのではない。

むしろ、この日本を守り、支えてきたのではないか。国家としても利用してきたのだ。

それなのに、「もういらない」「邪魔だ」はないだろう。「老人党」を作って反逆しろよ!と思った。昔、そんなことを言ってた人がいたよな。

そうだ。国会の中継を見てたら、全然ダメだったな。

大体、「与党質問」はいらない。なぜあんなのをやるんだ。

質問が終わって、自民の大臣が、「与党が関与してないことが証明された。よかった」と言っていた。ひどい話だ。

それに何かあると「訴追の恐れがあるので答えられません」と言う。何も答えてない。共産党の小池さんが、「これじゃ何も聞けないじゃないか!」と怒っていた。その通りだ。国会もバカにされてるんだよ。

 …と気は焦っているが、体力がついていかない。

何とか体力、気力、を回復するように頑張っている。もう少し時間が必要だ。

講演する外川志津子さん。3/18(火)
講演する外川志津子さん。3/18(火)
石飛さんと外側さん
石飛さんと外側さん
大勢の人が詰めかけました
大勢の人が詰めかけました
講演後、外側さんを囲んで
講演後、外側さんを囲んで
会場には北原さんの写真も…
会場には北原さんの写真も…
一水会で講演する田村重信さん。3/14(水)
一水会で講演する田村重信さん。3/14(水)
木村代表と田村さん
木村代表と田村さん
二次会で
二次会で
テンプル大学で講演。3/15(木)
テンプル大学で講演。3/15(木)

【だいありー】

新宿梁山泊の芝居を観ました。3/28(水) 新宿梁山泊の芝居を観ました。3/28(水)
  1. 3月26日(月)午前11時、高田馬場で編集者と打ち合わせ。
     家に帰って寝る。
  2. 3月27日(火)一日中、寝てた。
  3. 3月28日(水)夜6時半。椎野礼仁さんが、芝居を見に行こうと誘いに来た。
     唐十郎作、金守珍監督の「少女都市からの呼び声」を観る。迫力があるし面白かった。
     昔は唐十郎や「新宿梁山泊」の芝居はよく観てたが、最近は観てなかった。
     ところが、うちの傍に「新宿梁山泊」の稽古場があることを発見した。それで何度か観ている。
挨拶する藤本社長。3/29(木) 挨拶する藤本社長。3/29(木)

私の家は上高田1丁目だ。稽古場は、上高田4丁目だ。大きなマンションの地下2階にある。よくそんなとこでやれたものだ。

いつもはバーのようなカウンターがある待合室で芝居をするのだが、今日は隣の大劇場だった。面白かったし、怖い芝居でもあった。

「新宿梁山泊創立30周年記念」だった。それだけ力を入れていたのだし、その思いが、ビンビンと伝わってくる。

PANTAさんや瀧沢さんも来ていた。寅次郎君もすぐ近くのはずだし。退院したが、用があって来れなかった。

終わって、PANTAさんが、「じゃ、みやま荘に見舞いに行こう!」と言う。うるさいし、大変だった。お見舞いになんかならなかった。

祝辞を述べる西村眞悟さん 祝辞を述べる西村眞悟さん
  1. 3月29日(木)学校は授業は休みだが、自習室に行って勉強する。
     夕方、出る。6時から展転社35周年記念大会。市ヶ谷のグランドヒル市ヶ谷東館3階。すごい人だった。
     35周年か。よくやったもんだと思う。苦しい時も多かったと思う。でも優秀なスタッフに支えられて、頑張ってきた。どんどん大きくなっていって、話題の本を出し続けている。
     帰りには、高池勝彦さんの『反日勢力との法廷闘争=愛国弁護士の闘ひ=』(展転社創立35周年記念出版)をもらった。なかなか、すごいことをやる。本の発行日も、この日になってた。
  1. 3月30日(金)夕方まで寝てた。なかなか本調子にならない。
     夕方、7時に国会前に行く。「安倍はやめろ!」デモだ。この前の国会喚問を見ても、政治家に夢や理想がない。「昔に戻ればいい」と言う。
挨拶する田母神俊雄さん 挨拶する田母神俊雄さん

あの頃、「保守派」など自分で言う人はいなかった。と思って、家を出ようとしたが、ダメだった。歩けない。進めない。これで、全てを断念し、寝ていた。

  1. 3月31日(土)やはり一日中、寝ていた。用事があったが、全てキャンセルしてもらった。申し訳ない。
  2. 4月1日(日)「世田谷事件」の杏さんの講演を聴く。昼に四谷の教会で。
     そのあと、木村代表に会い、食事をおごってもらう。体のことを随分と心配していた。

【写真説明】

講演する外川志津子さん。3/18(火)

①3月18日(日)上野。外側志津子さんの講演。「アリの街に6年間暮らして」。北原怜子さんと6年間暮らして、献身的な運動をしたのです。

石飛さんと外側さん

②作家の石飛仁さんと。特別出演してくれました。

大勢の人が詰めかけました

③全国から大勢の人が集まりました。

講演後、外側さんを囲んで

④講演後、外川さんを囲んで。

会場には北原さんの写真も…

⑤会場には、ゼノ神父さん、北原玲子さんの写真などもありました。

一水会で講演する田村重信さん。3/14(水)

⑥3月14日(水)。一水会フォーラム。田村重信さんと。

木村代表と田村さん

⑦木村代表と田村さん。

二次会で

⑧二次会で。

テンプル大学で講演。3/15(木)

⑨3月15日(木)。テンプル大学で講演。

新宿梁山泊の芝居を観ました。3/28(水)

⑩3月26日(月)。新宿梁山泊の芝居を観ました。

挨拶する藤本社長。3/29(木)

⑪「展転社35周年記念大会」で挨拶する藤本代表。3月29日(木)。

祝辞を述べる西村眞悟さん

⑫祝辞を述べる西村眞悟さん。

挨拶する田母神俊雄さん

⑬挨拶する田母神俊雄さん。

【お知らせ】

  1. 4月5日(木)。「4.5 主権者が政治を変える!桜まつり」。16:30〜20:00。上野公園野外ステージ。
    第1部〈沖縄と共に原発を考える〉。
    第2部〈安保法制違憲〉〈森友・加計問題〉。スピーチ、伊藤真、上原公子、山城博治、井筒高雄、植草一秀、鈴木邦男、他。
  2. 4月8日(日)午後1時より、山梨県立文学館で。「竹中英太郎と竹中労。父子を偲ぶトークのつどい」。
    入場料3,500円。ゲスト・樹木希林、水道橋博士、喜国雅彦、大工哲弘、竹中紫ほか。
  3. 4月9日(月)6時半、ホテルサンルート高田馬場一水会フォーラム。佐々木良昭さん(経団連アナリスト)。演題「最新の中東情勢を考える」
  4. 5月9日(水)6時半、ホテルサンルート高田馬場一水会フォーラム。孫崎享さん「日米安保の意義を問う」。
    出席申し込みはtelかfaxで。
    tel:03-3364-2015
    fax:03-3365-7130
    mail:info@issuikai.jp