2018/08/13 鈴木邦男

「生誕祭」ではありがとうございました

生誕祭は勉強になり、盛り上がりました

8/4(土)「生誕祭」で。阿佐ヶ谷ロフト 8/4(土)「生誕祭」で。阿佐ヶ谷ロフト

今、阿佐ヶ谷から帰ってきたところです。毎年恒例の「鈴木邦男生誕祭」です。全国から大勢の人が集まって、ワイワイ、ガヤガヤと賑やかにやりました。

誰も私の誕生日を祝うわけではない。それを口実にして、いろんなことを言い合う。そこが面白いのだ。

今年は阿佐ヶ谷ロフトで午後1時から始まり、午後5時まで。

第1部は、白井聡さんが登場。白井さんの「国体論」を中心にして話しました。

途中から飛松さんが参加してくれました。第2部は、蓮池透さんとカメラマンの初沢亜利さんが登場。初沢さんの「隣人、それから。」〈北朝鮮で撮った写真集〉を中心にして話しました。

なかなか刺激的でした。白井さんやPANTAさんも参加してくれました。

終わって、サイン会。そして近くの居酒屋で懇親会でした。大いに盛り上がりました。

そうだ。「生誕祭」というのは、私の誕生祝いですが、何も私がやりたくてやったんじゃない。かなり昔だが、塩見孝也さんに言われた。「おい、鈴木。君の誕生会をやろう。そして人を集めよう」と。「イヤだよ」と私は言いました。「じゃ、鈴木君。君の生前葬をやろう!」。

第1部。白井聡さんと 第1部。白井聡さんと

これはもっとイヤだ。ともかく、何かイベントをやって、人を集め、アジろうというつもりです。

私は迫られて、その一つを選ぶことを強いられ、生誕祭を選びました。ただ、「今年は60才だ、今年は70才だ」とリアルに言うのは嫌だ。「大体、100才に近いだろう。エーイ、面倒だ。四捨五入して約100才の生誕祭をやろう」ということにして、それで通しました。

今年、来てくれた飛松さんは、「今年は101才ですな」と言ってました。そうなるのかなー。

そして平成が終わると、どうなるのかな。いやいや、又、考えたらいいだろう。ともかく、今年も100才の生誕祭に多くの人が来て下さり、ありがとうございました。

第1部の白井さんと、第2部の蓮池さん、初沢さんとトークし、とても勉強になりました。又、飛松さんにも、今起きている犯罪や、我々を取り巻く犯罪など、その点を詳しく聞きました。

レーニンさん、飛松さん、白井さん、鈴木 レーニンさん、飛松さん、白井さん、鈴木

そうだ。私は自分の本当の誕生日なんか忘れた。祝ってもらったこともない。この「生誕祭」の近くだ。

本当の誕生日は8月2日らしいが、その近くの土曜か日曜に、「生誕祭」をやっている。今年は8月4日(土)にやった。だから毎年、阿佐ヶ谷ロフトの生誕祭が「誕生日」だ。自分の本当の誕生日は思い出すことはない。

ところが、8月2日(木)に田中さんから電話があった。行動的な人で、「安倍はやめろ」集会をやっている人だ。

「おめでとうございます。今日は本当の誕生日でしょう」と言う。そして誕生日のお祝いをしてくれました。「生誕祭」てはなく、本当のバースデイ・パーティだ。嬉しかった。こんなことは40年ぶりだ、と思った。全て忘れて、ひたすら飲み、食べました。ありがとうございました。

そして翌8月3日(金)は、かなりハードな集会が2つありました。

2人の対談集について話してます 2人の対談集について話してます

1つは専修大学で行われた。山本譲司さん(作家)を迎えての集会。

そして、そのあと夜7時からは、六本木で、劇団「再生」の芝居前のトークを高木尋士さんとやりました。再生でも、難しいテーマだ。私も必死でした。

でも、とても勉強になりましたし、教えてもらいました。

山本譲司さんは、国会議員でしたが、秘書給与の関係で逮捕され、刑務所に入りました。

ただ、その間に必死に勉強し、出所してからすぐに出したのが『獄窓記』です。とてもいい本でした。

刑務所は高齢者や知的障害のある人が多く、そんな人たちを刑務所に送っている。そんな人たちを山本さんは必死で助けたのです。

第2部。蓮池さん、初沢さんを迎えて 第2部。蓮池さん、初沢さんを迎えて

この本を読み、私は感動しました。そんな山本さんの出版講演会はあるらしいが、京都だ。山本さんにどうしても会いたくて、京都まで行きました。そして、遅くまで話し合いました。それから何回か対談をしました。

この日も、山本さんの講演のあと、私との対談。そして江川さんと山本さんの対談、さらに3人が並んで、会場の人からの質問を受ける。かなり豪華な企画でした。私も知らないことが多く、とても勉強になりました。

そのあと、六本木で劇団「再生」のトークがありました。それで、タクシーで六本木に向かいました。

「再生」のトークは今まで何回も出てます。今までに観たことのある芝居について語る。

ところが今回のは、全て見たことのない芝居だ。本を読んでない。でも、それについて語るのだ。大変だ。

カメラマンの初沢亜利さん カメラマンの初沢亜利さん

芝居は『猶予された者たち』。この作品はカネッティが作りだしたある特殊な状況下での物語だ。

登場人物の名前は全員、「数字」だ。「25」という名前の人は25才で死にます。「79」という名前の人は79才まで生きられる。それだけが絶対の世界だ。

そんな時代が昔はあった。いやあったかもしれない。生まれた時に自分の名前と運命が与えられ、それにそって計画的に生きるのが、この世界での正しい生き方のようだ。ブ

ルガリア出身のユダヤ人作家、思想家。ノーベル文学賞作家、エリアス・カネッティ。これはカネッティが生涯をかけて追究した「人間」「群衆」というものへの解だ。

昔はそんな時代があったかもしれない。10年後、頑張って生きて、思いのたけを果たし、死ぬ。皆、「猶予された者たち」になった。でもその猶予は変わった。生き方が、変わった。戦争の時ならば、その「運命」が厳格に実行されただろう。

初沢さんの写真集を紹介してます 初沢さんの写真集を紹介してます

又、ナチスの時代ならば、「命」や「運命」が軽んじられた時代だ。逆に、命が「重要視」されたのかもしれない。そして高木さんと話しながら、そのことについて考えた。

「天命を知るということ」というテーマだった。我々は運命で何才まで生きられるか。つまり死を受け入れる。だから我々は皆、死刑囚なのだ。

ただ、処刑の時期は分からない。オウムの死刑はまだ行われたばかりだし、この「執行猶予」という表現も、リアリティをもって我々に迫ってきます。

だから、最近ではとても珍しく、「哲学」対談になりました。哲学的に人生を考え、必死で高木さんについていって、話しました。

現場は六本木のストライプスペースでした。そこは私も「再生」に出て、アーチャリーも出て、私が「麻原」を演じた場所だ。又、千賀さんの「桜の花の満開の下で」をやったそうだ。

これは坂口安吾の原作。とてもいい作品です。新潟の安吾記念館になんども行ってます。本人は亡くなったが、息子さんがここの館長を務めていました。

「救援」の山中幸男さんも登場 「救援」の山中幸男さんも登場

私は行くたびに話し合ってます。その時、「坂口安吾にはどうして全集がないんですか?」と聞きました。安吾を読んでいても、どれだけ読んだか知らない。全集だったら、全何巻のどこまで読んだか分かる。

でも坂口安吾はいろんな出版社から出ている。どれだけ読んだか分からない。そうすると、息子さんが言ってました。坂口はあまりにジャンルが広い。だから全集もムリです、と言う。

でも、ほかの作家でも、ジャンルの広い人はいるが、「全集」を出している人はいる。そのことを私は、詳しく聞いた。詳しく教えてくれました。安吾は、小説、歴史物、エッセイだけでなく、〈日本地理〉をテーマにした本も随分と出している。

さらに、推理小説を出している。「安吾捕物帳」だ。だから、「全集」は出せないいのだと。

あっ、同じことを前にも聞いた、と思った。青森の寺山修司記念館だ。

だから、1冊ずつ読むしかないか。

「又、北朝鮮に行きましょう」と誘われました
「又、北朝鮮に行きましょう」と誘われました
北朝鮮の兵士を撮った初沢さんのスクープ写真
北朝鮮の兵士を撮った初沢さんのスクープ写真
バースデーケーキの火を消しています
バースデーケーキの火を消しています
終わって、サイン会です
終わって、サイン会です
美女にいきなり接吻されました
美女にいきなり接吻されました
終わって、居酒屋で懇親会です
終わって、居酒屋で懇親会です
瀧沢さんが書いた凄い本をもらいました
瀧沢さんが書いた凄い本をもらいました
飛松さん、瀧沢さんと
飛松さん、瀧沢さんと
「ありがとうございました」と感謝の挨拶です
「ありがとうございました」と感謝の挨拶です
店の前で記念撮影
店の前で記念撮影

【だいありー】

7/30(月)ポレポレ東中野で渡辺監督とトーク
7/30(月)ポレポレ東中野で渡辺監督とトーク
8/2(木)田中、武内、黒川さんと
8/2(木)田中、武内、黒川さんと
  1. 8月6日(月)午前中、原稿。
     午後2時、取材。
     夜、雑誌の対談。
  2. 8月7日(火)午前中、原稿。
     午後から図書館で勉強。
  3. 8月8日(水)午前11時、出版社の人と打ち合わせ。
     午後2時、雑誌の座談会に出る。
  4. 8月9日(木)学校は夏休みだが、学校の自習室で勉強する。
      夜は、出版社との打ち合わせでした。
  5. 8月10日(金)午前9時20分、池袋で寅次郎君と待ち合わせ。そこから文芸坐に行く。吉永小百合の映画を観て、本人のトークを聞く。よかった。
  6. 8月11日(土)午前10時、池袋文芸座。映画を観て、トークを聞く。
     終わって、山田洋次監督に紹介してもらった。感激だ 。
     午後から図書館。
     夜、映画を観る。「ミッション・インポシブル」。面白かった。
  7. 8月12日(日)午前中、原稿。
     夕方から、雑誌の対談。面白かった。
8/3(金)新宿西口で街宣。黒川さん
8/3(金)新宿西口で街宣。黒川さん
多くの人が集まりました
多くの人が集まりました
大活躍の右田隆さん
大活躍の右田隆さん
「みちばた興業」の歌と演説
「みちばた興業」の歌と演説
私も演説しました
私も演説しました
踊りや音楽もあって、喋りやすかったです
踊りや音楽もあって、喋りやすかったです
大変な人だかりでした
大変な人だかりでした
8/4(土)学習院大オープンキャンパス
8/4(土)学習院大オープンキャンパス
学習院大の食堂で
学習院大の食堂で

【写真説明】

7/30(月)ポレポレ東中野で渡辺監督とトーク

①フランス人が撮った映画「国家主義の誘惑」がポレポレ東中野で現在上映中です。日本ではとても撮れないような素晴らしい映画です。そして今の日本の状況もズバリと言い当ててます。監督は日本人の渡辺謙一さんです。7月30日(月)午後から映画を上映して、そのあと、監督とトークをしました。とても迫力のある説得力のある映画でした。いろいろと教えてもらいました。

8/2(木)田中、武内、黒川さんと

②8月2日(木)。いつもロフトで「生誕祭」をやってもらってるので、こっちの方が本当の誕生日かと思ってましたが、本当は今日ではないんですね。「安倍反対」の街宣や集会をやってる田中さんが、「じゃ、この日にお祝いをやりましょう」とお誕生会をしてくれました。本当の誕生日というよりも、プライベート・バースディのような感じでした。ありがとうございました。

8/3(金)新宿西口で街宣。黒川さん

③8月3日(金)。夜、新宿の西口で、田中さんたちが主催で街宣をやっているので行きました。黒川さんや右田さんは歌っているし、他に「みちばた興業」の人たちも歌や踊りをやってました。もの凄い人が出てました。凄いですね。 そこで私も喋りました。

多くの人が集まりました

④かわいい女の子たちが浴衣で踊ってるし、黒川さんや右田さんが大声で歌ってるし、「なんだ」「なんだ」と人が集まってきました。街宣に歌や音楽、踊りが必要ですね。

大活躍の右田隆さん

⑤右田さんの歌では人がグンと集まりました。体が大きいので格闘家かと思いましたが、違うといいます。ただ、合気道を習ってるそうです。着物も持ってるんですね。

「みちばた興業」の歌と演説

⑥「みちばた興業」の人たちの歌と踊り、そして演説がよかったですよ。

私も演説しました

⑦私も演説しました。本音を言うと、ずっと「みちばた」さんの歌と踊りだけの方がよかったんじゃないのかな、と思いましたが…。

踊りや音楽もあって、喋りやすかったです

⑧演説してる間も、踊りや歌、音楽があって、とても盛り上がりました。ありがとうございました。

大変な人だかりでした

⑨新宿西口は大変な人出になりました。

8/4(土)学習院大オープンキャンパス

⑩8月4日(土)。学習院大学のオープンキャンパスに行きました。朝9時に河合塾コスモに行って、生徒たちと一緒に行ったのです。こういうイベントに出るのは初めてで、勉強になりました。学習院大の内容、各学部の様子、入試の状況などを教えてもらいました。

学習院大の食堂で

⑪お昼は大学の食堂でスパゲティを食べました。

8/4(土)「生誕祭」で。阿佐ヶ谷ロフト

⑫この日は、ご飯を食べてからすぐに阿佐ヶ谷ロフトに行きました。1時から「生誕祭」があるからです。少し前に着いて、打ち合わせをしました。

第1部。白井聡さんと

⑬第1部は、白井聡さんとの対談でした。

レーニンさん、飛松さん、白井さん、鈴木

⑭左から司会の椎野礼仁さん。飛び入りの飛松五男さん。白井さん。鈴木です。飛松さんの話は相変わらず面白いし、ついつい聞き入ってしまいました。

2人の対談集について話してます

⑮白井さんが私との対談集を持ってきて、その話をしてました。とても勉強になりましたね。よくついていけたものだと思います。

第2部。蓮池さん、初沢さんを迎えて

⑯第2部は蓮池透さん、初沢亜利さん(カメラマン)です。初沢さんの北朝鮮の写真集が今、大評判になってます。

カメラマンの初沢亜利さん

⑰初沢さんは今、売れっ子ですね。最も話題のカメラマンです。

初沢さんの写真集を紹介してます

⑱後ろのスクリーンで初沢さんの写真を紹介してます。これは北朝鮮の若者です。普通ならば、こういう写真は絶対に撮れません。うまく撮影したのでしょう。又、北朝鮮も大きく変わったのでしょう。

「救援」の山中幸男さんも登場

⑲「救援連絡センター」の山中幸男さんも来てくれたので、話してもらいました。北朝鮮には一番多く行ってます。

「又、北朝鮮に行きましょう」と誘われました

⑳「鈴木さん、又、北朝鮮に一緒に行きましょうよ」と言われて、「嫌ですよ」と答えてます。だって、日本では「ビザが出てるから」とついて行ったんですよ。北京の北朝鮮大使館では「出てない」と言われ、皆が帰るまで、私は1人北京で待ってました。北京動物園でパンダを見たり、万里の長城に行ったりして…。そんなことがあったんですよ。

北朝鮮の兵士を撮った初沢さんのスクープ写真

㉑これは初沢さんの写真集でも大きな話題になりました。北朝鮮の兵士を撮っているが。それが、左の兵士は手をつないでますよね…。不思議です。

バースデーケーキの火を消しています

㉒ロフトから頂きました。バースディケーキです。肺活量がないので一息では吹き消せないから、手を使って消しました。おいしかったです。ありがとうございました。

終わって、サイン会です

㉓終わって、サイン会をしました。皆、必死でやってました。

美女にいきなり接吻されました

㉔サイン会が終わって、ボーッとしてたら、知らない美女が突進してきて、いきなり接吻をされました。驚きました。

終わって、居酒屋で懇親会です

㉕午後5時からは近くの居酒屋「目利きの銀次」を借り切って懇親会をやりました。沢山の人が参加してくれました。料理も豪華でした。

瀧沢さんが書いた凄い本をもらいました

㉖三島研究家の瀧沢さんが、本をくれました。「随分頑張って書いた本です」と言って。タイトルを見てビックリ。『私は鈴木邦男の味方です』。自分で書いて、タイプを打って、製本して、全部、自分でやったんですね。凄いです。内容も素晴らしいです。「鈴木は終わりだ」「もうダメだ」と言う人が多いが、いやいや、「まだ終わってない」という本ですね。ありがたいです。涙が出るほど感動しました。本を作るなんて大変なのに、よくやったものだと思います。ありがとうございます。

飛松さん、瀧沢さんと

㉗飛松さんも兵庫からわざわざ来てくれました。ありがとうございました。飛松さん、瀧沢さんと。ありがたいです。

「ありがとうございました」と感謝の挨拶です

㉘懇親会の終わりに、挨拶しました。本当にありがとうございました。それでは又、来年まで。

店の前で記念撮影

㉙お店の外に出て、記念撮影をしました。左に飛松さんがいますね。右は蓮池さんです。私はどこにいるのかな。皆さん、ありがとうございました。

【お知らせ】

  1. 8月17日(金)一水会フォーラム。北川正人氏(千代田化工建設株式会社元社長)。ホテルサンルート高田馬場。演題は 「世界地図を見よう」。
  2. 8月23日(木)劇団「再生」でトークをします。
  3. 9月11日(火)一水会フォーラム。講師:田母神俊雄氏。演題は「弱体化し続ける日本をどうするか」。
  4. 9月16日(日)「大杉栄メモリアル2018=言葉と歌で日本の近現代史を振り返る=」。新発田市生涯学習センター。午後1時より。第1部講演。栗原康氏。「米騒動から百年。大杉栄がみた大阪の米騒動」。
    第2部。大杉栄と絶叫詩人・福島泰樹
    第3部。対談。「大学紛争から50年」改めて問う右と左とは。福島泰樹:鈴木邦男。
    申し込み・お問い合わせ、「大杉栄の会」斎藤徹夫。
    FAX 025(422)3372へ。