12月14日(金)午後6時から、国会前で集会、デモをやる。私の「予定」にはそう書かれていて、5時には一水会の若者が迎えに来てくれた。
足がふらつくので、一人では行けないと思って、来てくれたのだ。
「国会前」というから、よく集まっている場所がある。そこで集合してデモをやり、抗議の集会をやるのだと思っていたら、一水会も中心になって別の場所で今日はやるという。頼もしい。
「じゃ、永田町で降りたら近いのかな」と思ったら、九段下で降りて、あとは車で行くという。国会前というが、実は参議院議員会館前だという。
着いたら、小林興起さんが外でもの凄く熱い演説をしていた。さらに田中正道さんも演説していた。今日行われた政府の「辺野古、土砂投入」を批判していた。アメリカのために、なぜ日本が日本の土地を汚すのか! 火を吐くような熱弁だ。まわりの人々たちも、「そうだ!そうだ!」と言っている。
他にも、一水会の木村代表や、佐高信さんなども演説する。
「日本の独立を守れ!」「アメリカに魂を奪われるな!」「それは右も左もない!」と、佐高さんの熱弁が続く。私もやらされた。
「鈴木、木村と右の人が続いたので、じゃ、左翼の私がやりましょう」と言いながら佐高信さんが演説する。うまい。30分ほど演説し、「あまりに寒いので、ここで終わります」と、止めた。その止め方もいい。
「弁士」を紹介する紙が貼られている。東京新聞の望月衣塑子さん、浅野健一さん…と有名人が並んでいる。でも、かなり早くから始まっていて、もう帰った人もいる。帰った人だけでも凄い人がいて、大演説会になる。沖縄問題が中心だ。
今日の朝刊には大きく出ていた。〈辺野古で土砂投入〉と。そして〈政府は選挙の前に既成事実を作ろうとしている〉。安倍政権は卑怯なことをやる。
〈来年の参院選の前に土砂の投入を開始する〉
ひどいなー。選挙対策かな。
〈沖縄県の玉城デニー知事は13日、首相官邸で安倍首相と面会。14日の土砂投入の中止を求めた。しかし政府は拒否。これこそが「唯一の解決策」と言った〉
「唯一の解決策」か国会前では、「右も左もない」と大きく書かれていた。「右も左もない」というのはいい。田中さんと一水会の木村氏が事前に会って、今回の「共闘」になったのだ。
どちらかというと左翼、リベラルの人が沖縄と「日本の危機」にあたり、右も左もない。右も左も共に闘う。これはとてもよかった。
これからはさらに大きな力となって、やれるだろう。