2009/12/14 鈴木邦男

札幌で、『日本の品格』を熱く語った!

①「今度は、血盟団について書く」と中島岳志さん

鈴木宗男さんと(12/5)
鈴木宗男さんと(12/5)

2週連続で北海道に行きました。講演を3回やりました。大勢の人が聴きに来てくれました。感激しました。こんな体験は初めてです。それに、3回とも『日本の品格』(柏艪舎)の出版記念講演です。1冊の本のために、これだけの講演会を開いてもらえ、ありがたいです。柏艪舎の山本さん、熊木さん、そして美人社員の皆様、ありがとうございました。又、「北海道青年フォーラム」の田中清元さん、前田伏樹さん、お世話になりました。

第1弾は、11月28日(土)午後6時半から、札幌市中央区の「かでる27」で行われました。先週のHPでも紹介しましたが、一水会代表・木村三浩氏と私の講演で、「愛しきわが祖国・日本の品格」をテーマに話しました。元「楯の会」の伊藤邦典氏も秋田から駆け付けてくれ、挨拶してくれました。

『火群のゆくへ』を手に話をした
『火群のゆくへ』を手に話をした

第2弾は、12月4日(金)の午後7時。紀伊國屋書店札幌店1階特設ステージで行われました。中島岳志さん(北海道大学准教授)とのトークです。会場に着いて驚きました。超満員です。次から次に椅子を出すが、それでも足りない。立って聞いてる人が随分とおりました。申し訳ありませんでした。

中島さんはこの日、ラジオ出演のために少し遅れるとのことで、初めの20分間は私一人で話そうと、始めました。『日本の品格』を書いた動機、熱い想いなどを話しました。柏艪舎からは鈴木亜繪美著『火群のゆくへ』という素晴らしい本が出ている。その後の「楯の会」会員たちを取材し、彼らの行動と思いをまとめた本だ。全国を回り、30人以上の会員たちに取材した。

この本は監修が田村司氏(もと「楯の会」)になっている。田村氏が会員たちに声を掛けた。だから、それまで沈黙を守っていた「楯の会」会員たちも「田村に言われたのなら」と重い口を開いて語り始めたのだ。これは歴史に残る力作だし、名著だ。

会場のホテルオークラ札幌
会場のホテルオークラ札幌

その柏艪舎から、「本を出しませんか」と話があったので、私は二つ返事で引き受けた。という話をした。

その時、気がついたが、著者の鈴木亜繪美さんが会場に来ていた。驚いた。せっかくだからと話をしてもらった。それと、柏艪舎社長の山本光伸さんにも登壇してもらい、3人で話をした。そこへ、中島さんが駆け付けた。そして、中島さんと私のトークになった。中島さんはナショナリズムや〈右翼〉については私以上に詳しい。パール判事、ビハリー・ボース(インド独立運動の闘士)、朝日平吾(安田善次郎を刺殺した右翼テロリスト)などについて力作を発表している。「今度は血盟団のことを書きたい」と言う。凄い。

中島岳志さんと(12/4)
中島岳志さんと(12/4)

「鈴木さんは血盟団の重信末夫さん(重信房子さんのお父さん)に会ってるんですね」と聞かれた。そうなんだ。さらに、井上準之助を刺殺した小沼正にも会っている。戦前の右翼運動をやった人たちにかなり会っている。それだけが強味かもしれない。他の点では中島さんにとても敵わない。だって、取材の量が半端じゃない。よくここまで調べ、人に会い、書いたと驚いてしまう。又、時代の流れの中で、事件や人物を巨視的に見ている。その視点も凄いと思う。大学のゼミでは右翼思想家を取り上げて、熱く語っているそうだ。北一輝、大川周明や頭山満などを読ませて発表させている。我々だって出来ない。今度は、ゼミに行って勉強させてもらおう。

それにしても、書店でのトークというのはいいね。特にこの店はいい。1階だし、外から見える。「おっ、何をやってるんだ」「聞いてみようか」と入ってくる人もいる。だから超満員になったのだ。

②鈴木宗男さんと愛郷心、愛国心について語った

熱く語り合いました
熱く語り合いました

翌12月5日(土)は、第3弾だ。午後2時からホテルオークラ札幌の2階フォンテーヌだ。衆議院議員の鈴木宗男さんとトークだ。打ち解けて、感動的な話が聞けたと思う。宗男さんとは、いろんな集会やパーティで会ってるが、いつも挨拶だけで、こうして2人きりで、じっくり話したことはなかった。貴重な機会を与えてもらった。

そうだ、一度、長時間、インタビューした。『抵抗勢力に会いに行く』という本を出すことになり、政・財・教育界の「抵抗勢力」の方々に会って話を聞いた。宗男さんにも2時間位、北方領土返還交渉や、逮捕された時の話を含め、じっくりと聞いた。ところが出版社が潰れ、企画も潰れた。

「あの時は本当に申し訳ありませんでした」と謝った。「出版社が潰れたんだってね。残念だったね」と言ってくれた。でも、あの時、聞いた話で強烈に印象に残っているが、宗男さんは実は宮城県出身なのだ。宮城県栗駒郡で、今でも年に1回は帰るという。お父さんが次男だ。長男が家を継ぐので、お父さんは北海道に渡った。そして成功したが、人に騙されて財産を失った。苦労した。そして、宗男さんは頑張って、父の失ったものを取り戻した。「少しは親孝行出来たかもしれない」と言う。

超満員でした
超満員でした

それに、宗男の「宗」は、仙台の「伊達政宗」から取って、お父さんがつけたという。伊達政宗のような男になれ、ということだ。伊達政宗は風雲児だ。力を持ちながらも天下取りは出来なかった。宗男さんにはやってもらいたい。逮捕されてから、人間がグンと大きくなった。それまでは警察や検察が無実の者を捕まえるはずがないと思っていた。捕まってからも、こんなことはありえないと思っていた。そんな逆境を体験したからこそ、「冤罪で苦しんでいる人がいる」ということが分かった。だから、JR東労組の浦和電車区事件でも、「これは冤罪だ!」と、10月31日の集会に出てきて挨拶していた。

「あれは勇気がいりますね。感動しました」と私は言った。事件は完全な冤罪だ。組合の中の口論を理由に、公安(警察)は7人の組合員を「強要罪」では逮捕し、1年間もぶち込んだ。会社もクビだ。こんな馬鹿なことはない。一般の人も、右翼の人もそれは認めている。「でも、JR東労組は革マルだから」と冷ややかに見る人が多い。でも、違う。そういう「決めつけ」で警察は労働運動をたたき潰そうとしている。又、警察のリークで、「革マル説」を垂れ流すマスコミもある。嘆かわしい。「革マルに味方したと思われたくない」とJR問題には口を閉ざす人も多い。その中で、宗男さんや、佐藤優さん、それに民主党の議員たちはJR東労組の集会に出て、支援を表明した。実に勇気ある行為だ。

終わってサイン会する2人
終わってサイン会する2人

「いや、当然のことですよ」と宗男さんは言う。一般の人は、「何もしてない人を警察は捕まえないだろう。何かやましい点、疑わしい点があるから捕まるのだろう」と漠然と思っている。でも、足利事件では、何もしてない人が捕まった。少女を殺したと言われ、捕まり、その日のうちに「自白」している。しかし、全くの冤罪だった。そして、佐藤博史弁護士の活躍で菅谷さんは救出された。

「警察・検察は取り調べのプロです。一般の人はとても太刀打ち出来ません。何だって“自白”させられます」と宗男さん。足利事件の菅谷さんだって、もし佐藤弁護士が現れなかったら、今でも獄中だ。いや、殺されていたかもしれない。「その佐藤弁護士は、実は途中から僕の弁護もやってくれているのです」と言う。じゃ、心強い。

③「政治家の品格」についても大いに語った

(左より)鈴木邦男、鈴木亜繪美さん、山本光伸さん
(左より)鈴木邦男、鈴木亜繪美さん、山本光伸さん

それと、今の政局の話もした。今の政治家は皆、小粒だ。マスコミも小さな事で攻撃しすぎる。そして政治家は、テレビに出ることだけを考える。1回出ると何千票かが増えると言った人もいた。「喋りがうまい。クリーンだ。でも政治力がない」そんな人間ばかりが残る。それではダメだろう。

明治の元勲たちは、政治力があった。対外的な交渉力もあった。そして、〈寛容さ〉もあった。伊藤博文は女関係はメチャクチャだったが、政治家としては偉大だった。黒田清隆は酒乱で、女房を斬り殺したという噂もある。でも、政治家として能力があったから使った。

もっと凄いのは、五稜郭に立て籠もり、最後まで抵抗した榎本武揚、大鳥圭介たちだ。「エゾ共和国」まで宣言した。敗れて、逮捕された。反逆罪だ。当然、死刑だ。しかし、釈放し、その2人を明治政府の高官にして使った。凄い国家だと思う。

打ち上げで。中島さんを囲んで
打ち上げで。中島さんを囲んで

「あれは凄いですね。明治政府は偉かった。これこそ日本の誇りですよ」と宗男さんは言う。

短い時間だったが、手応えのある話が聞けた。これは嬉しかった。トークというと、お互いの「違い」だけを誇大に強調し、批判し、罵倒し合うのが多い。でも、こういう形で、接点や一致点を探し合って、じっくり話し合うのもいいと思った。「次は佐藤優さんなども入れて、又、札幌でやりましょうよ」と宗男さんは言っていた。いいですね。ぜひお願いしたい。

宗男さんからは、北海道に対する愛。日本に対する愛を聞いた。愛がひしひしと伝わってきた。榎本武揚らは「エゾ共和国」を宣言し、その国家を承認した国もいくつかあった。短いながら「独立国」だった。選挙をやり、初代大統領に榎本武揚が就任している。維新政府を飛び越えた共和国の夢を、旧幕臣が打ち出したというのも驚く。共和国の夢は叩き潰されたが、その後、多くの人々が北海道に移り住んだ。

巨大なチーズが滴り堕ちる
巨大なチーズが滴り堕ちる

宗男さんの一家は宮城県から来た。小林多喜二の一家は秋田県から来た。「東北が多い。そして北陸、四国、九州とあらゆるところから来た」と宗男さんは言う。そして故郷の文化を伝えている。たとえば、札幌には北広島という地名がある。広島から来た人が多く、そう付けた。又、白石、伊達町という町名もある。宮城県出身の人が付けた。「リトル宮城」だ。

「伊達町を歩いてみると分かりますが、街の風景に仙台の面影があるんです。いい町です」と宗男さん。昔、個人で風力発電をやってる人がいて、伊達町に取材に行った。仕事が終わってすぐに帰ったので、よく見なかった。今度、ゆっくり見てみよう。

全国から人々が集まり、故郷の町の名を付け、故郷の文化を伝えた。だから、北海道は日本の「縮図」だ。「合衆国」かもしれない。

そうだ。札幌で、イタリア・レストランで「クッチーナ」という店があった。イタリア語で、「キッチン」を表す言葉だ。しかし、東北では、お腹が一杯になることを「(お腹が)くっちい」と言う。「クッチーナ」とも言う。だから、このレストランの看板を見て、「おらが国の言葉じゃねえだか」と懐かしく思い、入るのだ。

赤木智弘さんと(12/3)
赤木智弘さんと(12/3)

蛇足ついでに、高田馬場には、イタリア・レストランで「タベルナ」という店がある。イタリア語で「居酒屋」を意味する。面白い。原語では、taverunaと書く。「クッチーナ」はcucinaだ。読みやすい。なんか、ローマ字みたいだな、と思ったら、「ローマはイタリアです」と言う。イタリア語を基にして、「ローマ字」が作られ、私らが小学校で習ったのだ。知らなかった。

この「衝撃の事実」を教えてくれたのは河合塾コスモのフェローの福田典子さんだ。イタリア人と結婚している。だから、イタリアのことは全て、彼女に聞いている。最近、本を読んでると、イタリアのことが、やたらと目に付く。「イタリア人は陽気だから、鬱の人が一人もいない」「陽気だから、肩こりの人もいない」…と。

そうそう。3回とも、札幌では、サイン会をやりました。随分とサインしました。『日本の品格』だけでなく、『失敗の愛国心』などを持って来た人もいました。嬉しいですね。いろんな人に会いました。「邦男さん、分かる?40年ぶりよね」と言われ、「あっ、宮城県の生高連の仲間だ」と思い出した人もいました。生長の家高校生部で、活動してた頃の同志です。ひたすらに頑張っていた頃を思い出しました。

【だいありー】
「週刊金曜日」(12/4号)より
「週刊金曜日」(12/4号)より
  1. 12月7日(月)一日中、必死で原稿を書いていた。午後、仕事の打ち合わせ。
  2. 12月8日(火)図書館で原稿を書く。夕方、高田馬場の芳林堂に寄ったら、『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)が並んでいた。嬉しかった。
  3. 12月9日(水)午前中、ちくま新書が届く。6時から、武蔵野美術大学に行く。「グレート・ジャーニー」で有名な関野吉晴さんがここで教えている。そこに呼ばれて講演をする。私なんて全く冒険なんかしてないのに、恥ずかしい。今日発売の『右翼は言論の敵か』と『日本の品格』を基に、私の「右翼運動40年」の話をする1時間話し、その後、関野吉晴さん、私、そして立花義遼さん(武蔵美大教授)と3人で話す。なかなか面白かった。学生からも活発な質問が出た。終わって、学生たちと二次会に行く。
  4. 12月10日(木)11時、「ラジオライフ」の取材。ハイテク、コンピューター、情報の話しをする。12時半、週刊誌の人と会って、打ち合わせ。2時半、河合塾コスモ。授業は先週で終わりだが、教室で自習する。先生や生徒に本をあげた。
     この日、『最強の格闘技』(竹書房)発売。「プロレスは死んだのか」の座談会に私も出ています。
  5. 12月11日(金)午前中、週刊誌の人と会う。午後2時、神田。打ち合わせ。帰って原稿。
『拉致2』(かもがわ出版)
『拉致2』(かもがわ出版)
  1. 12月12日(土)午前中、取材。昼から「第9回河合臨床哲学シンポジウム」に行く。6時まで。中央大学駿河台記念館281号で。本村敏、野家啓一氏らが講演する。3時まで聞く。
     1時から、明大リバティタワーで「砂川事件・伊達判決破棄に抗議し日米密約の全面公開を要求する12.12集会」をやってるので、3時半からそちらに行く。
     夜、北芝健さん、それに島袋修さん(元公安)と会う。2人とも、公安の話しで対談している。『公安化するニッポン』(WAVE出版)だ。なかなか面白いし、スリリングな本だ。六本木で、3人で密談、謀議した。
     交番の前を通ったら、「北芝だ!」とお巡りさんが驚いていた。香妃園で北芝さんにご馳走になる。
  2. 12月13日(日)午前中、雑誌の記者と会う。取材。午後3時、世田谷区民会館大ホールに行く。「南京・史実を守る映画祭」。映画「南京」「南京・引き裂かれた記憶」などを見て、その後、トーク。私も出た。映画「南京・引き裂かれた記憶」の武田倫和監督、荒川美智子さんとトーク。司会は熊谷伸一郎さん。
     どんな妨害、抗議があるかもしれないと思ったが、「やるしかない」と覚悟を決めて出席した。「おっ、鈴木も出るのか」とネットでも随分と取り上げられていた。なかなか刺激的なシンポジウムだった。
     家に帰ったらDVDが届いていた。フランスのテレビ局で「天皇と軍隊」が放映され好評だったという。そのDVDだ。私も取材されたからだ。フランス在住の渡辺謙一監督が撮った。
【写真説明】

①衆議院議員・鈴木宗男さんとトークしました。『日本の品格』(柏艪舎)出版記念対談です。12月5日(火)午後2時より。ホテルオークラ札幌2階、「フォンテーヌ」です。「日本のあるべき姿」について、大いに語り合いました。

②「楯の会」全員の「その後」を追った大作『火群(ほむら)のゆくへ』(鈴木亜繪美著・柏艪舎)がそもそもの始まりです、と本を手にして説明した。この本があったので、私の『日本の品格』も出すことが出来ました。

③会場のホテルオークラです。政治のことだけでなく、冤罪や死刑制度についても語り合いました。

④終わって、がっちりと握手しました。

⑤12月4日(金)夜7時より、中島岳志さんとトークしました。『日本の品格』出版記念対談で。紀伊國屋書店札幌本店1Fインナーガーデンです。「マガジン9条」に続き、2度目の対談でした。日本について、ナショナリズムについて熱く語り合いました。

⑥会場の人からも活発な質問が出ました。

⑦超満員で、後ろの人は皆、立って聞いてました。申し訳ありませんでした。

⑧終わってサイン会です。2人とも、ひたすら、サインしてます。

⑨(左より)鈴木、鈴木亜繪美さん、山本光伸氏(柏艪舎社長)。両鈴木は自分の本を持っています。

⑩打ち上げで。話しが弾み、ついお酒も飲み過ぎました。

⑪巨大なチーズが上の光で少しずつ溶けて、料理の上に滴り落ちます。初めて見ました。豪快な「チーズ滴り器」です。『日本の品格』を出してくれた柏艪舎のビルの地下1階のスナックです。ママさんは、以前、チーズ工場で仕事をしていただけあって、見事です。「チーズ屋チズちゃん」と呼ばれています。おいしかったです。

⑫赤木智弘さんと。傘をさして…。12月3日(木)の早朝です。ということは、杉並の撮影現場でしょうか。もしかしたら、赤木さんと一緒に映画で共演したのでしょうか。2月の夕張映画祭に出すそうですから、その時、詳しいことは分かるでしょう。
 私が持ってるのが「世界一使いやすい紙バック」です。「The beautiful back」です。コンビニで380円で売ってました。でも、今は売ってない。こんなに使いやすいのに。それで製造元から直接、ネットで取り寄せて10ヶ買いました。ちょっと贅沢な気分です。

⑬『週刊金曜日』(12月4日号)に書きました。「三島由紀夫と高橋和巳—すべて二人に学んだ」。
 頑張って書きました。これを読んで、「古本屋で高橋和巳の全集20巻を買った」という人がいました。嬉しいですね。これだけでも、書いた甲斐はありました。皆さんも、1冊でも、まず読んでみて下さい。

⑭12月15日(火)発売です。蓮池透さんの『拉致2』(かもがわ出版)です。森達也さん、池田香代子さん、そして私が対談しています。
(今回の写真のうち、①〜⑥、⑧〜⑩は月刊「北方ジャーナル」記者の小笠原淳さんが撮ってくれたものです。さすがに、うまいですね。本当にありがとうございました)

【お知らせ】
  1. 12月14日(月)一水会フォーラム。7時、高田馬場サンルートホテル。「一水会フォーラム100回記念」で私が話します。1972年に一水会を結成した頃の話を中心に、民族派運動の歴史について大局的に話したいと思います。公開講座ですから、一般の人も、誰でも参加できますので、おいで下さい。
  2. 12月14日(月)発売の週刊『AERA』に原稿を書きました。
  3. 12月20日(日)午後1時、神戸市勤労会館で私の講演会があります。主催は、「鈴木邦男ホームページの会」です。誰でも入れますが、部屋が狭いので、担当の岩井さんまで連絡を下さい。080(5702)8405です。
  4. 12月28日(月)午後7時。新宿ロフトプラスワン。「創」主催トークです。ホリエモンと宮台真司さん、そして私が出ます。
  5. 12月31日(木)新宿ロフトプラスワン「大晦日年越しスペシャル」に出ます。夜7時から出ます。東京裁判や日本の歴史について語ります。
  6. 1月23日(土)午後1時より、「岡山レコンキスタ読者の集い」。岡山市民会館305号室です。木村代表と私が行きます。誰でも参加できますので、お近くの方はどうぞ。
  7. 2月13日(土)午後6時から8時半。渋谷の東京ウイメンズプラザホールで、「もう、ごめん! 石原コンクリート都政」と題する集会があります。宇都宮健児さんが実行委員長。斎藤貴男さんたちが講演します。上原公子さん(前国立市長)と私です。面白い集会になりそうです。