2010/07/12 鈴木邦男

鈴木邦男は北朝鮮へ帰れ!
=「鈴木邦男をぶっ飛ばせ!」が本当になった=

①いい公安だな、と思ったら…

「あっ、血が出てますね」と言って、ポケットティッシュをくれた。「あっ、どうも」と言って、血を拭いた。親切な公安だなと思った。私服だが警察官と一緒にいて指示してるし、私が「公開討論をしよう!」と言うと、飛びついてきて、阻止していた。だから、公安だろう。でも、ティッシュをくれるなんて、いい奴だな、とホロリとした。

でも、後で考えたら、奇妙だ。彼ら公安、警察官は暴行現場を見てるのだ。だったら「止めろよ!」と思った。「相手は、ハンドマイクで殴りましたよ。告訴しますか?」と、その位、聞くべきだろう。次の日、阿佐ヶ谷ロフトで、その時の話しをしたら、元刑事の北芝健さんが、「現認してるんだから、逮捕すべきですね」と言う。「ティッシュをもらって、ありがたがってる場合じゃないですよ」と叱られた。

でもなー。あの時は、まさか、あんな事をされるなんて思わないから、こっちも頭が混乱してたんだよ。それに、「ゴキブリ!」「ゴミはゴミ箱へ!」と言われるし。横浜の時は、「鈴木邦男は北朝鮮へ帰れ!」だったが、今回(渋谷)は、ちょっとバージョンが変わって、「鈴木邦男は朝鮮半島へ帰れ!」だった。北朝鮮でも韓国でも、どっちでもいいのか。あるいは、勝手に「統一」しちゃったのか。

だから、今週は、私も「統一」して、「主張」と「写真説明」を一緒にやっちゃおう。

先日、「私が殴られる場面を撮ってる人がいたら送って下さい」と呼びかけたら、いたんですね。その直後の写真を撮ってくれた人が。近くの住民の人らしいです。余りに騒々しいので、カメラを片手に道に出てみてたそうです。

まず①の写真を見て下さい。

殴られた瞬間の写真です(7/3)
①殴られた瞬間の写真です(7/3)

7月3日(土)、渋谷のイメージフォーラムに行きました。この日から、映画「ザ・コーヴ」の上映です。1時から第1回目が始まります。12時には、この上映を阻止しようと、「主権回復を目指す会」の人達が押しかけ、マイクで抗議してました。

40人ほどが、横断幕を持ち、「虐日映画はやめろ!」と怒鳴っています。明らかに映画館の営業妨害です。でも、警察官は、何ら規制しない。やらせておく。それどころか、「主権」の西村氏は、「警察官、そこのマスコミをどかしなさい!」と指示している。その指示で動く警察官もおかしい。又、「そこの汚いババアをどかせろ!」などと暴言を吐く。どうしてこんなことをさせておくのか。

②なぜ私だけが阻止される

「これも街宣だと認めるのなら、じゃ、私と公開討論しよう!」と申し入れたが、「朝鮮半島へ帰れ!」の大合唱だ。それに、「邪魔をするな!」「彼らにやらせておけ。演説したら帰るんだから」と警察官は言う。なんなんだ、彼らは。一体になっている。

向こうでも、「討論に応じてやる」という男がいたようで、「よし、やろう」と出ていったら、又もや警察官に阻止された。その時、ハンドマイクで「ゴキブリ!」と私を怒鳴っていた男が、いきなり、そのハンドマイクで殴ってきた。殴られ、思わず頬をゆがめ、グラリと体が倒れかけている。左に見えるのは、殴り終わった瞬間のハンドマイクだ。そして「警視庁」と背中に書かれた人がいる。周りは、ほとんどが警察官だ。はっきりと〈暴力事件〉を見ている。それでも、何もしない。私を阻止しているだけだ。

でも、考えてみると、これこそ「鈴木邦男をぶっ飛ばせ!」だよね。ウーン、感心した。ツイッターで「鈴木が殴られた」と呟いた人がいて、「大丈夫ですか?」といろいろメールが来た。右翼の人には、「だらしねえ」「なめられてるからだよ」と馬鹿にされた。「プロ右翼がアマチュア右翼に殴られてどうするんだ。やり返せ!」とハッパをかけられてます。でも、じっと我慢の子ですよ。次は、右の頬を殴られたら、左の頬を出します。

②の写真だ。「痛い!」と思わず口を押さえている。この時は、ハンドマイクで殴られた。何で?と思っただけだ。

イタ!と思わず口を押さえる
②イタ!と思わず口を押さえる

しかし、よく我慢したものだ。昔の私なら、「正当防衛だ」と言って殴りかかってゆく。大乱闘になる。でも、そうなったら、きっと私1人だけが逮捕されただろう。その状況判断は正しかったと思う。だって、こんなに、はっきりした〈証拠〉があるのに、警察は犯人を捕まえようともしない。文句も言わない。被害者の私を阻止するだけだ。

だからといって、「逮捕しろ」と言ってるのではない。あとで弁護士や元刑事に「告訴しろ!」と言われたが、断った。この位のことで警察に訴える気はない。むしろ、彼らこそ、「ウジ虫を踏み潰した!」「ゴミはゴミ箱へ捨ててやった!」と動画をアップしたらいい。正義の闘いを全国民に見せたらいい。

何せ、映画館の支配人の家に押しかけ、留守番のお母さんを脅しつけている彼らだ。それをあたかも「正義の行動」であると錯覚して自分達のサイトでは動画を流している。あれを見て、ほとんどの人が、「ひどい!」と思っている。「よくやった。正義の行動だ」と思う人はいない。そんなことさえ分からない。人間としての「常識」もなくしたのだ。

だったら、私を殴ったのも、「正義の鉄槌」だろう。堂々と公開したらいい。

ただ、何度も言うとおり、そんなことで私は警察に泣きついたりはしない。「ゴキブリを潰した」だけで、逮捕されたらいやだろう。逮捕されるのなら、もっと大きなことをやり、国家権力に楯突いて、逮捕されたらいい。そう思うからだ。

③あの時だって、警察には訴えなかった

数年前、私のアパートに放火された。外に置いてあった洗濯機が燃え、さらにドアのガラスが溶け、そこから室内に火が入ってきた。消防車も、出動し、大変な騒ぎになった。

やったのは右翼の人間だった。私のことを「エセ右翼」と批判していた。赤報隊がらみで、私を攻撃したのだ。その時も、私は告発しなかった。警察は、「やった奴は分かっているんだ。告訴したら、すぐに逮捕してやる」と言ったが、断った。

右翼の若い青年だ。そんなことで捕まって何年か刑務所に行く。かわいそうだろう。「お前の方が、かわいそうじゃないか」と言われたが、その右翼青年だって、「エセ右翼に放火した」で何年も刑務所じゃ、箔も付かないだろう。やるんなら、もっと大きなことに命を賭けたらいい。そう思って、告発しなかった。今まで、そんなことは何回かあったが、一切、警察に頼んだことはない。

写真③は、この場には、海外のマスコミも多かった。あの瞬間を全て撮ったカメラマンもいたそうだ。

海外のマスコミも多く来て取材された
③海外のマスコミも多く来て取材された

写真④は、「俺と討論しよう」と呼びかけただけで警察官に阻止され、押し戻された。

警察官に阻止された
④警察官に阻止された

写真⑤は、この日の夜のロフトプラスワンです。〈「ザ・コーヴ」上映とシンポジウム〉です。6時からシンポジウムを少しやって、その後、映画。そして、又、シンポジウムだった。左から、綿井健陽さん、針谷大輔さん、そして私。安岡卓治さん、司会の「創」の篠田博之さんです。とても、盛り上がりましたね。よかったですよ。

ロフトプラスワンで(7/3)
⑤ロフトプラスワンで(7/3)

④ロフトではサソリを出されたよ

次の日、7月4日(日)は昼から、阿佐ヶ谷ロフトでしたね。北芝健さんのトークライブでした。写真⑥ですね。

阿佐ヶ谷ロフトで(7/4)
⑥阿佐ヶ谷ロフトで(7/4)
サソリを食べました
⑦サソリを食べました

右端が北芝さんですね。石原伸司さんもおりますね。

例の不思議な科学者がサソリを料理して持ってきてくれました。

写真⑦ですね。ゲストの皆にも、1匹ずつ皿に入れて配ってくれました。「鈴木さん、これを食べるとEDが治りますよ」と言われた。「そこまでしてEDを治したくねえやい!」と言いました。クジラも、イルカも、サソリも食いたくないよ。

そしたら、ゲストの「食虫研究家」の人が、「ゴキブリを料理してきました」。ギャー!と叫びましたね。「主権回復」の人よりも、こっちの方が怖いよ。

井上ひさしさんを送る会で(7/10)
⑧井上ひさしさんを送る会で(7/10)

では、次の話題です。写真⑧です。7月1日(木)の「井上ひさしさんを送る会」です。東京會舘で。2000人以上が集まりました。5時から7時まで。

そのあと、8時から一般の人の「お別れ」だそうです。役者、俳優、作家、政治家、出版社の人…と、実に多岐にわたっております。正面の遺影の前には井上さんの著作が並べてあります。300冊以上あります。文庫は並べきれなかったと言います。

写真⑨ 副知事の猪瀬直樹さんと。

猪瀬直樹さんと
⑨猪瀬直樹さんと

「この前はありがとう」とお礼を言われました。『アエラ』で猪瀬さんの本を紹介したのだ。あれはいい本だった。一生懸命書いたけど、力及ばずすみませんと謝りました。副知事として忙しいでしょうが、作家の仕事も頑張って下さい。と言いました。天皇問題や三島についてなど、実にいい本を沢山書いてるし、教えられる。

⑤「右翼撃退法」を教えてあげた

写真⑩ 共産党の穀田恵二さん(衆議院議員)と。前に、「朝生」で一緒に出た。久しぶりに会った。

穀田恵二さんと
⑩穀田恵二さんと

「鈴木さんはどうして井上さんと?」と聞かれた。「昔、井上さんに“不敬だ!”と言って脅迫電話をかけたんです」と言った。でも逆に論破された。

井上さんは、「私も愛国者のつもりですし、歴代の天皇の名前を全部言えます。これから言いますから間違ったら直して下さい」と言われた。「ウルセー!」と言って電話を切った。こっちは言えない。だから、歴代の天皇の名前を全部覚える。これこそ最強の「右翼撃退法」ですと教えてあげた。共産党でも実行したらいいのに。

写真⑪ 山本晋也監督は、昔、大学の時、応援団で、右翼の先生の家に手伝いに行った。そこで、山口二矢に会った、と言っていた。あの事件からもう50年だ。又、ゆっくり聞いてみたい。

山本晋也監督と
⑪山本晋也監督と

写真⑫ 川本三郎さんと。お久しぶりです。奥さんを亡くして、やつれていた。「トウフとナットウばかり食べてると言ったら医者に叱られた」と言ってた。誉められると思ったのに。「年取ると、かえって肉を食べるようにしなきゃダメと言われました」。ウーン、難しいよな。枝豆だけ食べてても元気な人がいるからいいんじゃないの。

川本三郎さんと
⑫川本三郎さんと
井上ひさしさんと(07/11/22)
⑬井上ひさしさんと(07/11/22)

先日、家の傍の「LIFE」に行ったら、音楽がかかっていた。「枝豆を食べましょう」というCMソングだ。「毎日、おかずは枝豆。3時のオヤツも枝豆!」と言ってた。しかしな。オヤツになるかな。オヤツに枝豆を食べてる子供なんて、見たことないぞ。

写真⑬ 井上ひさしさんと。これは07年11月22日に撮ったものです。日本プレスセンター。

写真⑭は、『実話マッドマックス』(8月号)です。北芝健さんと激突対談をやってます。 〈右翼vs公安。厳戒“激突”対談〉です。

『実話マッドマックス』8月号
⑭『実話マッドマックス』8月号

写真⑮ 最近、いじめられてばっかりなので、グレて、タバコを吸ってます。もう未成年じゃないし、何やってもいいんですよ。

タバコを吸ってます
⑮タバコを吸ってます
【だいありー】
  1. 7月5日(月)午後、雑誌の対談。夕方、渋谷の映画館で、「死にたい女」を見る。若松監督が、三島事件の直後に作った映画。脚本は足立正生。三島事件に参加できなかった「楯の会」の男が、女と心中しようとして…。うーん、こんな映画を作ってたのか。知らんかった。iPadで古い映画を検索してたら、あったので行ったのだ。  夜は市民運動の集会。日弁連の新会長・宇都宮健児さんにも会った。
  2. 7月6日(火)1時。『Kamipro』の取材。2時、「中日新聞」の取材。夜、座談会。
  3. 7月7日(水)急ぎの原稿があったので、1日、家で書いてた。
  4. 7月8日(木)午前11時。岡村青さん(フリーライター)の取材を受ける。わざわざ、茨城から取材のために上京したのだ。岡村さんは、森田必勝氏の伝記も書いている。『森田必勝。楯の会事件への軌跡』(現代書館)だ。それにしても珍しい名前だ。岡村青(せい)なんて。「本名なの?」と聞いたら、本名は岡村清(きよし)だそうだ。「わざとサンズイを取ってみました」と言う。「いつまでも青く、ゴツゴツとして、いろんなとこに、ぶち当たってゆく。その青さを失いたくないんです」と言う。面白いですね。
     午後3時、河合塾コスモ。現代文要約。5時から基礎教養ゼミ。今週は私の選んだ本を読む。三池純正の『モンゴル襲来と神国日本=「神風伝説」誕生の謎を解く=』(洋泉社新書)。本当は「神風」は吹かなかったらしい。それなのに、どうしてモンゴルは帰ったのか。その謎を解いてます。
     河合塾コスモは前期は今週で終わり。来週から夏休みだ。生徒とカレー屋に行く。途中で抜けて私は新宿思い出横町の「鳥園」へ。大好きな鳥料理ばかりだ。
     連れて行ったら、「あっ、鈴木さんが来たのでご挨拶をお願いします」と言われた。80人位、人がいる。「おめでとうございます」と言ってから、「あれっ、マズかったかな。今日は何の会だっけ」と聞きました。そうだ。「告訴粉砕・激励会」だった。頑張って下さい。我々も闘うぞ!だよね。「おめでとうございます」はないよな。エート、案内状を見た。
    〈鹿砦社第一次弾圧5周年。
    『紙の爆弾』中川編集長告訴攻撃粉砕、激励会〉だったんだ。
     松岡氏と中川氏を励ます会だ。何でも、昔は一緒にやった人が、裏切って、松岡・中川両氏を告訴してるんだそうな。ヤダな。「左翼は内ゲバばっかりしてるから嫌いだ」と言ったら、その時、新しく入ってきた人に、別の出版社社長が怒鳴った。「何だ、偉そうに。今頃!」と。2人は口喧嘩を始めた。そのうち社長は、ビール瓶を投げつけ、机に飛び乗り、料理を蹴飛ばしながら、走り、相手に殴りかかる。一瞬にして、会場は戦場だ。
     あまりの事に皆、唖然、茫然。何が起きたのか分からないで、ただ、見ていた。見てる人の中には元全共闘の猛者、戦旗派のゲリラ、爆弾で21年、刑務所に入ってた人などもいたが、皆、唖然として見ていた。私は挨拶に立ったまま、凍ってしまった。ビール瓶は飛んでくる、皿は飛んでくる。凄かったですね。
     暴れるだけ暴れると、その犯人(社長)は、「やあ、鈴木さん。しばらく」と握手して、風の如く、去っていった。しばらくして、お巡りさんが3人来て、事情を聞いている。犯人は逃亡したあとだ。しかし、うまいね。あんな事、私もやってみたいね。
     そのあと、私は挨拶を続け、さらに二次会に。(カラオケ店に)。
  5. 7月9日(金)一日中、原稿を書いてました。夜、柔道。
  6. 7月10日(土)昼、取材。午後から集会。
  7. 7月11日(日)、選挙。でも私は、在日だから、選挙権がない。だから行けない。
     と思ったら、「投票所入場整理券」が送られてきていた。試しに小学校に行ったら、投票できた。アレッ、日本国籍があったのか、私は。
     「鈴木邦男は北朝鮮へ帰れ!」と毎日言われてるから、てっきり、「在日」だと思っていた。「主権回復」の「洗脳」は恐ろしい。在日の人からもメールで「ルーツは北朝鮮ですか」とよく聞かれている。
【写真説明】

本文の中に「写真説明」を入れて統一したので、いいかなと思ったのですが。あとで検索する時に、あった方がいいと思ったので、重複しますが、整理して書いときましょう。

殴られた瞬間の写真です(7/3)

①7月3日(土)渋谷の映画館「イメージフォーラム」前。「ザ・コーヴ」上映阻止派に私が殴られた瞬間です。顔がゆがみ、グラリと体が倒れかけてます。

イタ!と思わず口を押さえる

②思わず、「痛い!」と手を口に当ててます。

海外のマスコミも多く来て取材された

③当日は、アメリカ、中国、フランスなど世界中の新聞記者、カメラマンが来てました。

警察官に阻止された

④私は「話し合い」を求めたのに、警察官に阻止されました。

ロフトプラスワンで(7/3)

⑤この日の夜のロフトプラスワンです。「ザ・コーヴ」上映とシンポジウムをやりました。とても熱気のこもったトークになりました。綿井健陽さん、針谷大輔さん、安岡卓治さん、私。司会は篠田博之さんです。

阿佐ヶ谷ロフトで(7/4)

⑥7月4日(日)昼から、北芝健さんのトークイベントに出ました。

サソリを食べました

⑦ゲストの皆に、ご馳走が出ました。「サソリ」です。本当は、「サソリ軍団」も来るはずでしたが…。

井上ひさしさんを送る会で(7/10)

⑧7月1日(木)5時半から東京會舘。「井上ひさしさんを送る会」に出ました。2000人以上の人が集まりました。

猪瀬直樹さんと

⑨猪瀬直樹さんと。「本業は作家だ。作家を続ける」と言ってました。

穀田恵二さんと

⑩共産党の穀田恵二さんさんと。

山本晋也監督と

⑪山本晋也監督と。

川本三郎さんと

⑫川本三郎さんと。

井上ひさしさんと(07/11/22)

⑬井上ひさしさんと。07年11月22日です。

『実話マッドマックス』8月号

⑭北芝健さんと激突対談。『実話マッドマックス』(8月号)です。

タバコを吸ってます

⑮グレて、タバコ吸ってます。

【お知らせ】
  1. 月刊『創』(8月号)発売中です。特集が「ザ・コーヴ」上映中止騒動です。私も出ています。グラビアでは、「鈴木邦男さん突入の騒然現場写真」もあります。私の連載は「皇居とイルカ」です。皇居のお濠でイルカを飼いましょう。という話です。(違ったかな)。
  2. 7月13日(火)午後7時。一水会フォーラム高田馬場サンルートホテル。講師は二木啓孝さん(政治ジャーナリスト)。演題は「参院選後の政治動向を占う」です。
  3. 7月15日(木)7時、阿佐ヶ谷ロフト。千坂恭二さんと早見慶子さんの過激トーク「革命論」です。これは面白そうです。私も聞きに行こうと思います。
  4. 7月18日(日)午後1時半。「和歌山カレー事件。ただいま再審請求中!」。大阪、御堂会館A展示室(南館地下)。難波別院(南御堂)です。
     獄中(大阪拘置所)から、林眞須美さんは、無実を訴え続けています。昨年の7月27日、再審請求を提出し、今春、鑑定書の杜撰さを暴くべく再鑑定の請求も 行っています。昨年提出された再審請求書の論点は何か? いま何をしているのか? 今後の予定を、弁護団から報告してもらいます。
    報告:和歌山カレー事件再審弁護団
    挨拶:鈴木邦男(林眞須美さんを支援する会代表)
    特別ゲスト(講演):森達也さん(映画監督)
  5. 7月21日(水)午後7時、ネイキッドロフトオウム問題の大討論会をやります。オウム真理教の元幹部達が来ます。上祐史浩さん(「ひかりの輪」代表) 、広末晃敏さん(「ひかりの輪」副代表)、野田成人さん(元オウム真理教幹部)、そして私です。凄いことになりそうです。
  6. 7月23日(金)『Kamipro(紙プロ)』発売。私のインタビューが載ってます。〈プロレスと市民運動〉について話しました。
  7. 7月31日(土)シンポジウムに出ます。
  8. 8月2日(月)午後7時。阿佐ヶ谷ロフト。「鈴木邦男生誕100年記念トークバトル」。私の知り合いの人、100人位を呼んで、全員に喋ってもらう。という案があります。いや、ビッグゲストを2、3人にして、ゆっくりトークしたら、という案もあります。鈴木邦男の元妻2人と、隠し子、3人も来てくれるそうです。「面倒だから、生前葬にしよう」と言う人もいます。それだけは、勘弁して下さい。あの人の真似をして、生前葬をする位なら、本当に死んだ方がマシです。私にもプライドがあります。
  9. 8月8日(日)12時、阿佐ヶ谷ロフト。戦争を考える大シンポジウムです。「聖戦!?大東亜戦争〈ビルマ篇〉」をやります。出演は、牛山才次郎(題18師団・作戦参謀)、山本哲朗(大河塾第2期塾生)、安岡卓治(映画プロデューサー)、松林要樹(映画監督)、そして私です。
  10. 8月23日(月)劇団再生主催「『見沢知廉・男・46歳・小説家』=獄中12年。駆け抜けた46年」をやります。場所はBroader House(京王井の頭線 東松原駅より徒歩1分。料金2500円)。  第1部 映画「見沢知廉 たった一人の革命」プレビュー上映。トークショー:大浦信行、高木尋士、あべあゆみ、鈴木邦男。さらに、新発見の資料展示。私が見沢氏にあてた手紙なども展示するそうです。恥ずかしいです。
  11. 9月1日(水)午後7時、阿佐ヶ谷ロフト北芝健さんのトークライブです。私も出ます。
  12. 11月6日(土)新潟県新発田市で、「三島由紀夫と蕗谷虹児=うたと講演のつどい」が行われます。斎藤徹夫さんが企画しました。蕗谷は新発田市出身の偉大な叙情画家で「花嫁人形」の作詞家でもあります。その2人について私が講演します。そして歌もあります。